星トンボ食産工業所の「星トンボソース」
大阪は20度超えてきましたよ。
花粉も多く飛んでるようです、電車では大きなマスクをして明らかに不審な人物が乗ってたりしますが、この季節だと怪しくないですね、むしろ同情しちゃいます。
さて久しぶりにあのコーナーを更新します。去年の夏に行ったネタがほとんどなので記憶も曖昧ですが。
ええ、「地ソース巡り」です。まだ5回しかやってないのか(これで6回目)、ソースは山ほどあるってのによぉ。
こんだけのソースの山(口開けてないのもまだまだある)、向こう3年は買わずにすむな。
だいたい、週末しか料理しなくて、毎回焼きそばやお好み焼きや串カツなんて食べないもん、そりゃなかなか減らんぞ。
しかし好きなんです、調味料。秋田の「しょっつる」とか新潟の「かんずり」とか名古屋の「かけてみそ」とか九州の甘めの醤油とか「柚子こしょう」とかこれは食べ物やけど高知の「酒盗」とか、徳島は池田の「もろみ」とか、我ながらようも集めたこっちゃ。
アジア系の食材も多くて、中には日本語表記がないのでどうやって使うか分からんもんまであるのはご愛敬。
昔に比べて輸入食材とか簡単に手に入るようになったもんなー。
話は戻って地ソースですが、今回は東大阪市の工業地帯にひっそりと佇む、どう見てもソースを造ってるようには見えない家工場を紹介します。
星トンボ食産工業所さんの「星トンボソース」です。
東大阪市と言っても生野区寄りで町工場がひしめき合ってる土地柄です。他は大概金属系なのにこちらだけが食品、このギャップがまた凄い。
幹線道から探しに入ったがナビ付きでも発見出来なかった。これがまった細かい路地なので対向車が来たらどうすんねん、みたいな道をこちょこちょ探し回り、2周目でようやくそれらしいのを発見。
どうです、普通の家です、わはは。
どっから見てもソース工場には見えんわな。ワタシも車を何とか停めてずずずいーっと奥まで入って営業車と醸造タンクを発見、ソースの瓶とその香りでようやくここがソース工場だと確信しました。ほんと分かりにくいんですよ。
見た通りの「家」なので、玄関からお頼み申す、1本分けてくださいと。中からおばちゃん出てきて1本300円(500ml)やったか、で購入。
これも何処で売ってんのか分からんもんなぁ。ネット販売されてんの?
はい、これが「星トンボソース」のウスターです。
巷では生野区辺りの串カツ屋さん御用達やとか、分かるなぁ。だってかーなーりーシャバい。粘性がないので水みたいにシャバい。
味は香辛料は控えめで玉ねぎ・トマトと甘味料の甘さって感じ。良く言えば素材の美味さを引き立てるが悪く言えば個性がない。
しかしそのシャバさが最大のウリでやっぱりこれに合う用途と言えば串カツしかないでしょう。実際ワタシも家で串カツした際にこのソースを使ってみたが衣に味がよく馴染んで、じゃぶじゃぶ漬けてはぐはぐ食べました。
どこまでマイナーでメジャーか分からんこのソース、串カツに特化するなら買いの一本だと思います。あ、油モンが合うならコロッケやトンカツにもマッチングするんかな。
ワタシも久しぶりに舐めてみて、他に何に使えるのか試してみたくなりました。
さーて次のソースはと…。
| 固定リンク
| コメント (3)
| トラックバック (0)
最近のコメント