博多は天神の隠し球「新天町倶楽部」さんのオムライス680円
仕事で九州行く時は熊本と佐賀がメインで、熊本には必ず泊るが、久留米に泊まれりゃラッキー。
佐賀は仕事ではメインだが絶対泊らん、長崎はこないだ初めて諫早で泊まったがここも二度と泊ることはない。
長崎市内に泊まりたいが遊んでると思われると困るので泊まらん。
ちなみに明日から木・金で佐賀~長崎~佐賀だが、長崎も広いので、三度目の佐世保に泊ることになった。
佐世保好きよ、商店街に人は居ないけど、メチャメチャでかいし、馴染みの喫茶店も出来たし、次はどこでハンバーガー食べようかって感じ。
なのでプライベートで九州行くと博多か小倉になる、小倉のぬか炊きサイコー。
2月の最初の3連休でもあちこち立ち寄りながら博多にも行った(ホントどんだけ来るんだよ)。
この時も食べて飲んでだったんだが、2泊3日の帰る日の昼ごはん、さぁ、何食べようかと考える間もなく、天神と赤坂の間の昭和通りにある「博多 ごまさば屋」さんに行こうかと思ってた。
あ、ここ最近の博多ネタはワタシが偶然発見した「山田全自動の福岡暮らし」というエッセイ漫画から面白そうな店をピックアップして行ってる。
ありがとう、山田全自動センセ、ちゃんと使わせてもらってます。
ワタシには博多がごまさばというイメージは全くないし、作中でアジの南蛮漬けが食べ放題とか、〆にさばのだし茶漬けが美味そう、くらいの前情報で行こうとしてた。
完全に甘く見てたのだが、11時開店で10分くらい前に着いたんだが、長蛇の列で既に30mくらいの行列が出来てた。
店内を覗き込んでみるが、それ程広い店ではなさそうで、この行列が1ターンして入れるかどうか。
そんで開店までは並んでみたが、食券買うのにこれまた遅々として進まずだったので、こりゃダメだと断念して列から外れてもう一軒、行きたかった山田全自動センセ推しの店に行くことにした。
・新天町倶楽部:オムライス680円
新天町の商店街で働く人の為の社員食堂らしい、けど一般人も入れるそうだ。
「早い! 美味い!! リーズナブル!!!」だから行ってみる価値あるあるある。
いろいろ突っ込みどころが多そうなのがまた楽しい。
場所は天神を西に出たら新天町という商店街があり、なかなか味わい深い店が並んでるんだが、その突き当たり。
緑のコンビニを目指して行けばすぐ分かる、つか真っすぐ行ってドン突きで階段上がった3階。
看板も出てるから迷いようもない。
結構、人が多いのかと思いきや、11時ちょい過ぎならまだ混んでなく並ばずに注文してすぐに料理も来て座れた、画像は食べ終わってから撮ったから少し混んでる。
ただ狙った席ではなかったが。
もしも「ごまさば」さん並みの行列やったら昼食難民になるところやった。
さて、何食べようか、メニューどれどれ。
エッセイ漫画ではオムライスとビーフシチューが人気とあったが、ビーフシチューはやってないようで、メニューから消えてた。
日替わり定食がA・Bあって、この日はチキン南蛮と塩サバ。
いろいろ食べてみたいが、一応この次もあるのでお腹は残しておきたい。
次はカレーの予定なのでカレーはパス、カレーが閉まってたらうどんを食べるつもりだったのでうどんもナシ。
とするとやっぱオムライスでしょ。
そうしてトレーを持って学食みたいにスライドしてレジにてオムライス680円を払って料理を待つ。
この時、調理してるのを眺めてたんだが、ナニコレ珍百景的な驚きをもって見たのが卵よ。
最初にケチャップライスを炒めて皿に盛る。
そんで卵をフライパンに流し込んで整形しながらポンポンっと、完成したらケチャップライスの皿を片手に持って、フライパンから卵をスポンと飛ばすと何とケチャップライスにピッタリ乗っちゃうんだよ、信じられん。
どんなテクニックやねん、これ忙しい時でもやってんかな。
とにかくこの店利用する人でも混んでたり忙しかったら見もせんだろうけど、実は厨房で凄いことやってはります。
食べる前から度肝を抜かれてしまったが、上でも言ってるが狙った席は既に先客が居た、惜しい(ちなみにこの席は健常者の人は座っちゃダメな席、後で気付いて座り直した)。
その狙ってた理由はこれ、食べ終わってから空いた。
何とこの絵というか字というか、岡本太郎の作品なんだって。
こんなシチュエーション、この食堂を利用する以外そうはないぞ。
しかし隣に陣取ったのでチラ見しながら食べさせてもらった、シュールや。
つか、場所取りとかデジカメやスマホンで写真撮ってたらすっかり時間が経って料理が冷えてしまったのは残念なことよ。
では食べてみる、ぱくり、うむ、ケチャップライスのケチャップ加減が丁度良い。
そんで卵はふわっとしながらとろっとしてて、デミソースも旨味とコクがあり、これ680円の味じゃないよ、社員食堂で食べられる代物ではない。
普通はコショウ振ったりソースかけたり、いろいろ茶々入れながら食べるんだが、ここでは一切なし。
そのまんま最後まで食べ切ったのはここの実力でしょう。
やっぱオムライスはいくつになっても良い、次がなかったらここで+50円の大盛にしてうどんも付けるんだけどなー(ヲイ)。
ということでここは値段と味もさることながら、オムライスの調理を見るのも楽しいし、岡本太郎の作品を愛でつつ食事を楽しめる場所となっている。
ちなみに福神漬けも高菜もその他調味料も置かれてるので、いろいろ楽しむが宜しかろう。
次は何食べようかな、やっぱオムライス(大)かな。
ここら辺で働いてたら全部試すのに残念無念。
惜しむらくはちゃんぽんはあるけどラーメンはないことか、ま、些事やけど。
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