最後の熊本ラーメンはとても変な店「カレーとラーメンの店 TEN SUN」さんのしょう油ラーメンチャーシュー入り600円・プレーンカレー小350円
今年から九州の担当が変わることとなり、今は九州エリアを二人で回ってるんだが、お互いをチェンジすることとなった。
なので今年からは熊本や佐賀市内(北はワタシのエリア)や長崎は諫早に行くことはない。
代わって福岡がメインとなり、大分が付いてきた。
もっと熊本ラーメン開拓したかったのに無念。
ということで、11月末と12月のアタマで互いの客を交換すべく2週連続で九州行脚してた訳だが、これが最後の熊本ラーメン開拓となってしまった。
ちなみに今週は九州に挨拶回りで博多と久留米で泊まってきた。
そこから広島に移動して三原泊まりというメチャクチャな3泊4日でさっき帰ってきた。
・カレーとラーメンの店 TEN SUN:しょう油ラーメンチャーシュー入り600円・プレーンカレー小350円
この日は午前に熊本入りし、一件回って次の得意先に行く途中で12時過ぎ、お昼どこで食べようか、なるべく次の客の近くで食べたいとR57を南下して西へ走らせた。
この道は熊本から島原へ渡るフェリー乗り場へと通じる道なのでよく走った。
同僚が助手席で検索してて、とても変な店を発見した。
走ってるR57の一本南の筋で、これはスマホン社会になったからこそ発見される店で、普通に走ってたら絶対分からん店だと興奮してた。
どんなんだと画像見たら確かにワタシも笑った。
場所はR57でJR西熊本駅の手前でauショップと7・11の間を南に折れて西にすぐ。
西熊本からだと1kmもないので歩いて10分くらいで着くんちゃうか。
でも歩いては行かんだろこの店。
上の画像の通り「カレーとラーメンの店」でもあるが、ビールとやきとりの店でもあるようだが、営業時間は9時から14時半まで。
これでビールとやきとりは難しいと思うぞ。
「TEN SUN」は「天さん」で店の大将が天さんなのかは知らん。
これ一見では絶対入らん店よ。
ネット社会だからこそ大丈夫だと安心して入れるけどさぁ。
13時前にガラッと入店、先客1人に後客1人であった。
どこか薄暗い店内にいい歳なのに金髪な店主。
店は広いんだが席間がかなり空けられており、コロナの影響をまだ引きずってんのかと思ってみたり。
カウンターに座って後ろに貼られたメニューで何食べよっか、左に書かれてある通り、「メニューが多くて自分でもわからなくなる時が有りますよ(笑)」だと。
ややこしいのでここはシンプルに1番人気のしょう油ラーメンに、「カレー屋さんの美味しいラーメンですよ!!」とあるんだからカレーも食べないと。
セットがあるのかと思ったが、あるんだが良いセットがなくて、なら600円という今時珍しい価格のラーメンにプレーンカレーの小を付けよう。
他に絶品カレーメニュー紹介、ではNo.1は清正カレーといい、熊本らしくはあるが、「清図風肉肉辛辛モツちゃん」だそうだ、ちょっと疲れてくるな。
店主一人でやっておられるのだが、とにかく何か言いたくて仕方ないみたいな、ギャグ製造マシーンみたいな愛嬌のある方。
一人でやってるにしても行動は遅い、なので出てくるまで15分は待ったか。
でも店内見てるだけで面白いので飽きない。
何でもこの少し前は麺食べ放題をやってたとか、とにかく変な店なのよ。
ずっと店主の動きを見てたが、10分くらい経ってようやく麺を茹でるみたい、遅っっっ。
その茹でられた麺をスープを張った丼に入れるんだが、そのスープは醤油ダレとスープを併せた訳じゃなく、最初からスープなのである、へぇへぇへぇ。
そんで厚切りのチャーシューをフライパンで焼いて供される。
カレーは普通に出されて出揃った。
どれどれまずは麺から、細麺で少し黄色っぽい麺は熊本では珍しいな、けどこの麺、ぶりんぶりんで結構好き。
最初あんまり熱そうではないなと思ったが、全く違う。
表面に脂が張ってるので湯気が出てないだけ、実はメチャクチャ熱い。
ではスープいただくぞ、じゅるり、これ豚清湯に甘醤油って感じか、スープも美味いやん、変な店。
チャーシューは1cmくらいの厚さがあってこれがまた絶妙の味付けで美味い、変な店。
メンマはこれがまたワタシの好みのメンマの酸味がありしっかり味が染みててこれまた美味い、変な店。
いや、変な店なんだけどしつこいって。
カレー行ってみよう、プレーンどんなんだろ、ぱくり。
ふむ、少し甘めではあるが、後からスパイス感が来るな。
カレーの店だけどラーメンの方が美味いかな、変な店。
という訳で、とてもとても変な店に最後出会えてワタシは嬉しい。
とにかく普通に走ってれば絶対見付けることが出来ん場所にある店なので、これは探してでも行ってもらいたい!!!
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