2025年5月 2日 (金)

これが台湾のビブグルマン??? 嘘でしょ「劉山東牛肉麺」の清燉牛肉麺220元

 あまり台湾ってワタシ的にハズレメニューってないんだけど、ここの牛肉麺には参ったという店があった。
 しかもいつか知らんがビブグルマン掲載の店だと後で知って驚いた。
 ワタシが味音痴なのか…、いやそんなことがある訳ない。
 興味のある方は行ってみるがヨロシ。

 場所は台北駅南すぐだけど路地裏にあるので分かりにくい。
 ワタシはこの斜め前の有名な胡椒餅の店「福州世祖胡椒餅」に行ってたし、この開封街一段という通りは東の角にマ〇クがあるので休憩しにしょっちゅう行く所。

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 早朝に泊ってるホテルから歩いてすぐの迪化街の外れの食堂で朝からサバヒーという台中の名物の魚を食べた(メチャメチャ脂乗ってる、なだけに足が速くて輸出に向かないらしい)。
 ルーロー飯に野菜も摂って本来ならこれで夕方まで持つんだが、ワタシは食べ歩きに来ているのでここで終わる訳はもちろんなく、どこで何食べるかと思案する為に台北駅近所の朝マ〇クでコーヒーブレイクして調べてた訳だ。
 とりあえず市場みたいなのがありそうだったので、そこに向かおうと西に歩いて1分で路地に人がたかってるのを見つけた。
 何じゃこりゃとずんずん入って行ったらどうやら牛肉麺の店らしい。

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 牛肉麺は昨秋メチャクチャ久しぶりに台北を訪れた時に最初に寧夏夜市の入り口で腹ごしらえで食べたのが牛肉麺。
 その時はうどんのような麺にまるですき焼きのような甘辛いスープでピリ辛、牛肉も食べ応えあって160元(800円くらい)くらいだったので悪くないと思った。
 その後もっと軽めの麺やB級な食べ物にハマってしまい、追っかけることがなかった。
 しかしここで偶然ながら混雑店を発見したのは入れということだと勝手に決めて、それ程並んでない列に加わった。
 それでもこの時9時半で7人くらい並んでたか。

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 ・劉山東牛肉麺:清燉牛肉麺220元

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 入ろうか入らないか実は迷ったのがこの値段。
 220元というと1100円くらいだと思ってクレイ。
 だいたい100元くらいで一食済ますので、倍は二の足踏む、いくら牛肉だとはいえ。
 ま、でもせっかく来たんだし、人気店っぽいんで後学の為にも良かろうと奮発することにした。

 メニューは牛肉麺でも「清」と「赤」がありサッパリしてる方と味の濃い方という比較で良いと思う。
 ちなみに上で言ってる昨秋食べたのは「赤」だったのでこの時は「清」を注文。

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 狭い店内はぎっしり人が詰まっており、それ程回転が速いとは思わんかった。
 それにしても店外にメチャメチャにんにくの臭いが漂ってるんですけど。

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 15分程待ってようやく入店。
 すると後は早くて牛肉麺登場、肉多いな、しかしこれはどう見ても肉うどんやないか。

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 ではまずは麺からいただきます、ずるずる、はぁぁぁぁぁ!?
 これはうどんではないが、こんなうどんを出す店があったらワタシは怒るな。
 麺が太いのは別に良いけど、これはつるつる感もないし、もっちり感もないしコシもない、ただの麺の形をした小麦粉の棒でしょ。
 これが九州の「牧の」さんみたいな伸びるようなもちもち麺やったら絶賛する所やけど、しなやかさも何にもない、まず麺がイケてません。
 続いてスープ、じゅるり、何だこの薄っぺらい肉汁を醤油で割ってうっすら甘味を付けた程度のスープは。
 関西人の麺文化に九州のうどん・ラーメン文化も入ってるワタシは厳しくなるよ。
 スープに旨味もコクもないしボディ感もない、うーむ。

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 そして牛肉、肉うどんみたいな小間じゃなくて厚さがあるのは良いんだけど、これが「清」だからなんか、スープに馴染んでないので格別美味いもんでもないんだよ。
 店内ではにんにくを生噛りしてる人が多かったが(だからにんにく臭い)、そういう食べ方したら美味しくなるんかな。
 テーブルには高菜が置かれてあって、それをちょいちょいつまみながら食べたけど、別に味が変わるわけでもないし。
 これって並ぶ程まで食べる味か、やっぱり220元は流石に高過ぎるでしょ。
 ビブグルマン、どこが???って感じ。

 という訳で、今考えても全然納得いってないこの店。
 誰か行って食べてみてよ。
 ワタシが行った時はひょっとしたらメインのシェフが風邪引いて、隣のおっさんが作ってたりしたのかもしれんし。
 しかしここに並ぶ人ってのは(ワタシも並んでしまったが)、たぶん並ぶのが好きな人なんやろうね。
 ワタシ的には並んでこれ食べさせられたら関西人として怒ります。
 普通はこの肉うどん1100円払って食べんで。


 なーんて、怒りをぶつけてしまったが、これはあくまでほんの一部の話で、つか、私の口に合わなかったというだけなので、有名牛肉麺を食べてみたい方は行ってみると良いのではないか。
 ワタシは今回はワタシ好みの牛肉麺を探すのをテーマの一つとしてるので、二軒は行ってみたいな。
 ということで今から台湾行ってきまーす。

 

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2025年4月 8日 (火)

本当にこれが最後の千葉「麺屋ことぶき」さんの房総醤油らーめん750円・麺大盛100円

 昨年末くらいに千葉に行ったが、これが最後と思いきや、引継ぎでもう一回行くことになって先週行ってきた。
 遠いんだよ、千葉。
 千葉からだとウチまで5時間掛かるんだよ、そりゃ行くのも辛い。

 前日は東京のお客さん回って夕方に移動。
 千葉駅近くに一人で呑むのに良い店見付けたんだけど、もう二度と行くことないんだよなー。

 さておき、午前に引き継ぎ終えて昼にJR千葉駅に戻ってきた。
 さぁ、最後の千葉のお昼ご飯、どこで食べましょ???
 駅出てビッ〇カメラの方に出て、高架沿いに地下ラーメン発見。
 前回は2階のラーメン屋さんに行ったが、今度は地下か、面白い。

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 ・麺屋ことぶき:房総醤油らーめん750円・麺大盛100円

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 どうもこの店は鶏白湯がウリらしいが、何と一杯1230円と軽く1000円の壁を突破しちゃってる。
 昼から1230円のラーメン食べる程豪華な生活はしてない庶民なので、安価なメニューはと探してみたら、一転房総醤油らーめんというのが750円とあった、良い店じゃん。
 しかも麺大盛100円、懐に優しいなぁ(ドナイヤネン)。

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 という訳で、店の前の券売機でポチって店内へ。
 お昼ちょい過ぎだったが、まだそれ程お客さんは居らず、カウンター席の一番端に座る。
 ワタシが食べ始めた頃には満員になったのでなかなかの人気店なのかも。

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 前にこだわりが貼られてたのでパシャリ。
 うーん、いろいろ凝ってますね。
 興味のある方はお読み下さい。

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 5分も経たない内に来ましたよ、房総醤油らーめん大盛。
 おおっとぅ、結構醤油濃いし地味な色やな、ネギじゃなくて玉ねぎなのか、へぇへぇへぇ。

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 んじゃ野菜ファーストで玉ねぎもぎゅもぎゅしてから麺をいただくぞ、ぞぞぞ。
 この細くはない細麺は何と言うか、こだわりに書かれてるようにモチモチしてる、これはナイスな麺や。
 スープどれどれ、鶏白湯がメインなくらいなので鶏ベースの醤油か、濃い口は分かるが、醤油ダレとしては甘辛しょっぱい感じで、見た目程濃くなく旨味があるな、これが房総醤油か。
 この麺との組み合わせはナイスやん。
 チャーシューがじる、おおー、何と言うのか、煮てぱさっとしたチャーシューを濃い醤油ダレに軽く漬け込んで味を吸わせたみたいな感じ。
 これがまたトロトロで肉の味と醤油ダレの味で二段階楽しめる。
 メンマは自家製だそうで、適度な酸味があって箸休めにピッタリ。

 いやー、この麺はイケます、スープも美味しいし、チャーシューにメンマに玉ねぎもグッドな構成。
 もう一回行きたい店やけど、もう行かないのよ、残念。


 千葉へは4年くらいぽちぽちと行ったが、泊ったのは昨年末と今回の2回。
 もちょっと仲良くなりたかったがしゃーない。
 今後は九州に専念します(振れ幅でかすぎやろ)。

 

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2025年4月 1日 (火)

博多で昭和な家中華「勝楽」さんのダブルラーメン600円

 繰り返すが今年から九州の担当が変わった。
 ワタシは福岡周辺が増え、大分にも行くことになった。
 熊本に行くことはもうない。

 ちゅうことで、博多周辺の客は小さい所が多いので、レンタカー借りて移動する程ではない。
 先月行った際には博多駅の東側をぼらぼらと歩いて回った。
 丁度昼時に博多駅とその隣の竹下駅の間という微妙な所に居たので、街の食堂みたいな所を探したら、客の所から少し離れた所に家中華があったので行ってみた。

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 ・勝楽:ダブルラーメン600円

 場所はだから博多から次の南の駅の竹下との間で、竹下通りという道路を東に入ってすぐで、店の前は小学校。
 上の画像でも分かるように(分かりにくいが)九州新幹線が見える、一応狙って撮ったんだが肉眼では見えるが画像では小さい。

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 店はこれぞ昭和レトロといった佇まい、渋い。
 薄暗い店内、ガラッと開けてこんちゃー、カウンター席が空いてたので奥の方に座る。


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 そこから撮った御献立こんなん。
 ラーメン今時500円って安すぎやろ。
 昼時ちょい遅やったが、先客4名程居たが、ちゃんぽんだったり焼きめしだったり食べてた。
 ワタシはまずはラーメンだけど、大盛にしたいのでダブルラーメンがそれに当たるので麺ダブル600円を注文。

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 とにかく古い店内なんだが、この丼が置かれてるスペースも味わい深いがそれより金庫が凄すぎる。
 おとうさんとおかあさんでやられており、これは「絶メシ」案件でしょ。

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 カウンターには梅酢でつけられたんか??? 赤いらっきょうがあり、紅生姜は九州っぽい。
 らっきょう食べたが、酸っぱいの好きよ。

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 10分経たずに出て来たダブルラーメン、ダブルっていう響きがええやん。
 ぱっと見きくらげにネギ多めにチャーシューにごま、不足はない。

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 では麺から、極細ではない細麺といった感じ、ずるずる。
 おっとぅ、この麺美味しいやん、思ったより麺が生きてた(失礼なことを!!!)。
 ではスープをじゅるり、ふむふむ豚骨ではあるが、そこまでの獣臭はなくライトな感じ。
こういう豚骨もありやね。
 チャーシューはしみじみと優しい美味さ。
 ダブルとは思えないくらいにぺろりと完食してしまった。

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 代金払って店出る瞬間、おかあさんが出て来られて、今日は天気良いねと、何故かチョコレートもらっちゃった、嬉し~~~!!!


 駐車スペースがないので車だと行きにくいかもしれんが、また歩いていく機会があれば今度は焼きめし食べたいな。
 とにかくこの店内を見るだけでも行く値打ちあり、なくらい昭和な店であった。

 

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2025年3月26日 (水)

神戸は住吉でラーメン「九州ラー麺 加虎 住吉本店」さんの虎のドラ1ラーメン950円・替え麺段階制1杯目60円・2杯目40円・3杯目10円

 今年から九州のみならず関西でも少し客の入れ替えがあった。
 新しく六甲アイランドのお客さんがワタシになった。
 挨拶がてら顔を出すことにしたんだが、六甲アイランドは何度か行ってるが食べるには全く役不足。
 なので六甲ライナーへの乗換駅であるJR住吉駅で昼ご飯を食べて行くことにした。

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 JR住吉へは11時半くらいに着いて、駅から南側の商業施設にファストフードとかいろいろ入ってそう。
 ふと見たらラーメン屋があるではないか、一応他の店も見ながらここを第一候補としてみるか。
 結局、目ぼしい物がなかったのでここに決定、九州ラーメンは散々に食べてるけど、豚骨好きなので無問題よ。
 

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 ・九州ラー麺 加虎 住吉本店:虎のドラ1ラーメン950円・替え麺段階制1杯目60円・2杯目40円・3杯目10円

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 店の前の看板で何食べようか、博多風と久留米風があるのか、久留米にハマってるこのワタシに、ふふふ。

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 ではガラっと入って左手に券売機があるので久留米風の虎のドラ1ラーメンをポチっと、しかし950円とは久留米より高いな。
 店名の「加虎」といい、タイガース系の写真とかサインが入口に貼られてある。
 どうやら元阪神の選手かなんかがやってんのかな、シランケド(シランケド中山牝馬S優勝おめでとう)。

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 店内はこんな感じでカウンター席とテーブル席が結構ある。
 ワタシは2人席の一番端に案内された。

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 そこで壁に貼られてるこれを見て驚いた、何と替え麺の値段が段階制で食べれば食べる程安くなる。
 1杯目が60円で2杯目40円、3杯目だと10円だって。
 4杯目以降はいくらか知らん。

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 出てくるのは早くて、座って5分も経たん内に出てきたドラ1ラーメンがこやつ。
 おおっとぅ、思ったより小ぶりやな。
 海苔にネギに糸唐辛子にでろんとしたチャーシュー3枚に、それに分かりにくいがチャーシューの右隣に荒く刻んだ玉ねぎが珍しいな。

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 最初は野菜から、ネギと玉ねぎをわしわし食べて、そんでから麺、細めの弱縮れ麺か、ほへー。
 うーむ、加水率低めの麺は九州っぽいがつるっと感がないような。
 バリカタで頼んだからかな、ぞぞぞ、ぞぞぞ、あっちゅう間に1玉食べ終わってしまったので替え麺注文。

 今度はカタさ普通で3分掛からずに出てくる麺、の間にスープをじゅるり。
 豚骨はしっかり煮出されてクリーミーで少し塩味強めなのは替え麺でジャストになるようにか。

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 1杯目の替え麺到着、この丼にはスープがもう少ししか残ってないので、こうなりゃ麺食べまくってやろうとロックオンしたので、麺はスープに入れずにつけ麺式で食べた。
 2杯目もソッコー食べ終わったので、2・3杯目は同時に注文、今度はヤワで。
 ちなみに替え麺は券売機で買わない、キャッシュオンデリバリー式。
 最初は60円で替え麺したが、2・3杯目は50円テーブルに置いた。

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 一杯950円で高いと思ったが、ここは替え麺食べさせて1000円の壁を突破させてるって事かと得心した、だから食べなくちゃいかんのです。
 具材のことにあまり触れてなかったが、チャーシューはこれと言うことなく普通。
 玉ねぎもそんなもんかという感じ。
 最後ヤワで頼んだ麺もつるつるっと食べられんかった。
 結論としては替え麺なしだと全く食べた気せんボリュームやったかな(この食いしん坊め!!!)。


 でもお昼頃からお客さんどんどん入ってきたので、なかなかの人気店みたいやった。
 学生さんは替え麺かダイブ飯が1人前無料やし。
 やっぱワタシは久留米ラーメンが好きなので、4月に「大栄ラーメン」さんにまた食べに行こうっと。

 

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2025年3月 9日 (日)

長崎は佐世保で長浜ラーメン「〇葉ラーメン」さんのラーメンバリかた700円・替玉やわ150円

 もう長崎にも行くことないので佐世保に泊まることもない。
 佐世保バーガーも開拓したいと思ってたが、3軒くらいで終わっちゃった、残念。

 これは去年暮れに引継で行って最後に泊まった佐世保のラーメン。
 場所は佐世保の長い長いアーケード、さるくシティ4 〇3アーケード、このかなり奥で、最初は北に北に行けば最後どうなってんのかなと興味で歩いていったらその先にラーメン屋さんがあったって感じ。
 佐世保玉屋越えてまだ北に上がると松浦公園というのがあるので、その前の松浦公園通りの角にある。
 

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 ・〇葉ラーメン:ラーメンバリかた700円・替玉やわ150円

 「マルハ」と読む。
 とにかく偶然見付けた店なので何ラーメンかも分からん。
 しかし臭いからして豚骨だわな、この獣臭好きやわー。

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 入口の隣に券売機があるので買ってから入店。
 最初はフラッグシップのラーメンを食べるのは鉄則。

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 では20時半と〆には早いがこんばんはー。
 何かスペース広いよな、カウンターのみでテーブルがないのね。
 見ての通りの先客二人、この時間が佐世保にとって早いのか遅いのか。
 「麺喰らう」ってよう分からんがインパクトあるな。
 壁にメニュー貼られてるが、ラーメン替玉は良いとして、左に何故か牛乳がある、謎や。
 一番左にルートビア、沖縄だけじゃなく九州にもあるのか。
 たぶん米軍向けなんやろうな。

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 これがルートビア、沖縄のバーガーチェーンと言えば「A&W」で、「A&W」と言えばルートビアなんである。
 国際通りの入口に「A&W」あるから行った人は知ってるでしょ。
 ちなみにこのルートビアは何と飲み放題となっている。
 味はドクターペッパー程ではないが、多少の薬っぽさがあるコーラだと思ってクレイ。
 缶でも売ってるがやっぱジョッキで飲みたい。
 ちなみにジョッキで飲める店も少なくて、ワタシはゆいレール小禄駅3分の那覇金城店によく行く、余談。

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 待ってる間にカウンターどれどれ。
 紅生姜にこしょうにゴマに、一番左のやかんは替玉用の出汁醤油か。

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 注文してあっちゅう間に出てくるラーメン。
 この表面に浮いた脂に淡泊、いやシンプルな具材、そしてこの豚の香りに替玉醤油、これは長浜ラーメンやね。

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 では麺からいただく、細麺つるつる、このバリかた麺は長崎やけど博多や。
 スープどれどれ、豚骨ながらあっさり緩いスープはまさしく長浜でしょう、ワタシ好きー。
 替肉じゃなくて肉増しというのがそれっぽい。
 こっちは一枚肉やけど、博多ラーメンに肉っけは求めてないのでこれでイイノダ。

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 当然替玉、今度はやわで、替玉は絶対やわ派。
 これで麺の美味さが分かるってもんよ、しなやかなやわで満足した。
麺の量は少なめなので替玉3玉くらいは軽いが、〆だけでもアウトな所に替玉か、やっちゃったわ。
 でも美味しいから許す。

 よう考えんでも赤いカウンターで長浜やん。
 長崎は佐世保じゃなくて長崎市内でも博多っぽいラーメンが多いなと思ったが、ここ佐世保もそうやった。
 佐賀は佐賀ラーメン、熊本は熊本ラーメンなのに、何でか長崎は博多ラーメンなんよな。
 実に興味深い。


 しかし諫早も佐世保も行くことないのは悲しいことや。
 よそ者やのに仲良くしてくれた喫茶店の「くにまつ」さんのマスター、必ずまた行くからねー。

 

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2025年3月 6日 (木)

広島は古江でようやく行けたこの中華「東海楼」さんの中華そば(醤油味)600円(1玉)・ぎょうざ320円(8個)

 今週は変則日程で火・水と広島に行ってた。
 福山朝に行って昼に広島、夜は八丁堀で飲んで、翌朝一番で笠岡行って「坂本」さんで朝ラー、なかなかにハードな1泊2日やった。

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 ちなみに「坂本」さんやが、大盛は10時までしかやってないんだけど、700円から800円になってた、ついに値上がったか。
 でも並は変わらず600円なのは素晴らしい。

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 そんで9時半に食べたこの日の「坂本」さんはケチの付けようがないくらいの一杯で、やっぱここが一番美味いなと改めて思った次第、余談。

 広島担当初期の頃よくお昼食べに行ってた古江の「一力庵」さん、あの店がいつの間にかなくなってた時の衝撃ったらない。
 「一力庵」さんロスは大変なもんやった。
 その他は「まきつぼ」さんでモンサンミッシェルみたいな巨大お好み焼きを食べに行ってのも懐かしい。
 その後は広島中央卸売市場に凝ってこれまた今はなき「平和食堂」さんにしょっちゅう通った。
 その初期の古江時代に見付けたラーメン屋さんがまだやってたのを見付けたので、これは「絶メシ」になる前に行っとかんとと思い、予定をねじ込んで行ってみた。

 場所はだから広電古江駅を東南に下ったどん突き、向かいは高級スーパー「アバンセ」、ここええもん置いてますな。
 古江の人は誇ってええんちゃう。

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 ・東海楼:中華そば(醤油味)600円(1玉)・ぎょうざ320円(8個)

 どうよ、この昭和の中華の佇まい。

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 何より暖簾が素晴らしい。
 裏通りやと怖くてよう入らんが、一応駅前通りやし、前が「アバンセ」やし安心して入れるってもんよ。

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 がらっと入ってこんちゃー。
 カウンターだけの店で、前と後ろに先客が居たので、後ろの方に座らせてもらった。

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 前と後ろを区切るのはカウンターに置かれてるこの小鉢であろう。
 一品150円、いろんなおかずがあって、ワタシが土曜の昼に食べに来るのに丁度良いお店や。

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 そうして席に座ってメニュー確認。
 基本、醤油と味噌とぎょうざの店、あとライス。
 バリエーションで麺が1玉だと600円で1.5玉だと650円、2玉だと700円。
 ぎょうざも8個320円で4個160円と使い勝手が良く便利。
 お酒も置いてるみたいだけど、いかんせん開店時間が11時半から15時までなのでここで一杯飲むというのはかなり難しい。
 本来ならラーメン2玉にしてライスにおかず焼鯖と言いたい所やが、ここで終わる訳にはいかんのでラーメンとぎょうざにしてみた、しかしぎょうざは8個で意地は見せた(なんの)。

 ここは老夫婦でやっておられるんだが、おとうさんはもはや接客は無理そうなので、基本おかあさんのワンオペでやっておられるみたい。
 しかしその老夫婦二人が居るからこそのここ「東海楼」さんなんだろうね。

 厨房見てたら麺をしつように湯切りするおかあさんの姿に心打たれた。
 テボじゃなく麺揚げのざるやからね。
 そりゃ楽しみじゃん。

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 同時に出てくるかと思ったラーメンとぎょうざだったが、ラーメンの方が少し先に来てしまった。
 しゃーない、先にラーメン食べるかと思った瞬間にぎょうざ登場、待ってたよ。
 ちゃちゃっと写真撮っていざ実食。

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 まずは麺から、ラーメンは麺から食べるもんなんだよ、ぞぞぞ~~~。
 うむ、ちょっと待った分だけ柔らかくなってるけど、細麺で角があってこれええやん。
 スープはと、これが曲者で、単純な鶏ガラ豚骨の醤油なのかと思いきや、そこにもう一つ別の味がある。
 鰹出汁っぽい風味がするし、実際最後スープ飲み干した丼には魚粉が少し見えた。
 おおー、動物と魚介のWスープですか、昭和の中華侮れん。
 メンマは普通やがチャーシューは意外と肉厚で噛み締めると肉の旨味に醤油ダレの弱甘めな味が染み出てきてこれ絶品、日本酒ちょーだい。

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 一方のぎょうざ、これはにんにくしょうゆで後で好みで酢とラー油を入れてと言われた。
 まずはにんにくしょうゆペロリ、これそのままご飯にかけたら2杯は食べられるヤツよ。
 だけどぎょうざは味が濃いので、酢を多めに入れて割って食べます、もぎゅもぎゅ。
 皮はパリッと焼かれてるが、中のあんはミキシングしたかのように歯がなくても食べられるくらいにほろほろ、これもまた良し。
 ラーメンもぎょうざもどっちも美味いじゃーん。

 この店今まで来なかったのが悔やまれる、14年何しとったんや。
 けど今ならまだ間に合うので、「一力庵」さんみたいに突然なくならない内にまた行きます。


 ちなみにお腹残してたのは「まきつぼ」さんに行く為だったんだが、コロナ以降か? 店内では食べれず持ち帰り専門のお好み焼き屋さんになってたとさ、残念。

 

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2025年2月27日 (木)

福岡ラーメン開拓「一九ラーメン 粕屋店」さんの大盛ラーメン850円

 今年から九州の担当が変わった。
 これまでの熊本と佐賀メインたまに諫早から、福岡と佐賀の北と大分がメインとなる。
 これは引継で行った去年の12月の話。
 これからは博多泊が多くなり、クッキングパパライフが始まるかと思いきや、博多はホテルが高い。
 なので先週九州行ったが久留米に2泊した。
 残念だが熊本に仕事で行くことはもうないし、佐賀市内に行くこともない。
 さんざん佐賀市内をディスってたが、それも愛あってのことと思っていただきたい。

 ということで引継ぎで行った先の福岡は粕屋郡に、前担当者がどうしても行ってみたかったラーメン屋があるというので、それなら最後に行ってみっかと。
 どうも混雑店みたいだったので、11時開店の10分前に着いたら既に待ちの客が、危ない危ない。
 下の画像は食べ終わってから撮ったもの、行列増えとるねー。

 なんせ初めて行った場所なので土地勘なぞ全くないので地図上の情報からだと、福岡ICから南に1km程下った所で、駅は長者原というのが最寄りだが、やはりこれも1km程歩かねばならぬ。
 店の前の道は福岡篠栗線というらしく、この東西を走る道は車通りが非常に多い。
 なのでここは歩きより車で行く店であろう、駐車場は店の横にあるが、すぐ満車になるので、行くなら早めに行くか時間をずらすかやね。

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 ・一九ラーメン 粕屋店:大盛ラーメン850円

 なかなかのシチュエーションでしょ。
 今時昭和な店で、カウンターのみ。
 10分くらい並んだが、おかげでカウンター10席くらいの店で5番目くらいに座れた。

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 店内撮影禁止とのことだったが、それより前にメニューをパシャリと撮ってしまった、すんません。
 ラーメンのバリエーションは大盛・シナチク・キクラゲ・ワンタンで、替玉はなく大盛対応。
 後はめしかおにぎりかゆでたまご、隣のおっちゃんいきなりたまご剥いてわしゃわしゃ食べてた、慣れとるな。

 ワタシは当然大盛で注文したが、前客は持ち帰り3人前、5人前と凄い注文してた。
 その対応は裏方のおかあさん達がやってた。
 スープは若き店主がペットボトルか一升瓶かに注入するんだが、脂も入れるが、これがかなりの量入れる、ラーメンのカロリー恐るべしと思った瞬間やった。
 席数が少ないから混んでるというだけでなく、メチャクチャ繁盛店みたいや。

 若い店主は向かって右側でラーメンを作るんだが、その前に座ったワタシはとにかく麺の湯切りに目が釘付け。
 鍋には3人前の麺しか入れず、それをざるで湯切りして丼に分けていくんだが、その作業は若いながら見事の一言、魅せるわー。
 執拗に湯切りするのでこれは是非とも見ていただきたい。

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 そうして順番で出て来た大盛ラーメンがこちら。
 白濁系ではなく醤油豚骨みたいな色やな。
 チャーシュー二枚にメンマにネギか。

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 では麺から食べるぞ、ずるずる、おおっとぅ、湯切り効果ではないと思うが、この麺美味しいな。
 茹ででカタとかヤワとか指定不可みたいやったが、この麺の茹で加減はドンピシャで、博多より少し太めな麺は食感がナイスよ。
 続いてスープ、ぞぞぞ~~~、ほう、濃厚ではなくマイルド系ながら醤油ダレは濃いが、その醤油が甘いのかな、全体的に醤油辛いが甘めな味に仕上がってる。
 そんでこのチャーシューがまた美味い、側に味が染みてこれはチャーシュー麺で食べたら最強かもしれん。
 ただしメンマは味がなく、食感のみの箸休め。

 なるほど、混雑店なのも分かる味や。
 福岡のラーメンも博多と粕屋では違ってくるもんなんかな。
 混んでなかったらまた行きたい店や。


 また一から開拓せねばならんが、福岡は多分その辺の店どこで食べても美味しいと思う。
 この店の斜め前にもラーメン屋さんがあったので、今度はそこに行ってみるか。

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2025年2月15日 (土)

千葉ラーメン後編「長州ラーメン万龍軒 富士見店」さんの長州らー麺780円・中盛(+0.5玉)100円

 だいぶ遅れてしまったが千葉駅前ラーメン巡り後編にして最後。
 去年の暮れに千葉で泊まってラーメン食べた次の日の話。
 ついこないだのような気もするが、もう2月中旬やもんね、早いわ。

 とにかく千葉駅に夕方に着いて駅前をぼらぼら散策してた。
 実は最初に発見したのがこの店、変な名前と思った。
 そんでホテルにチェックインして焼鳥食べに行って〆たのが前編の「ラーメンショップ」さん。
 これ最近調べたら姫路やったか赤穂やったかに兵庫県唯一の店があって、滋賀にもあって驚いた、余談。
 当日、千葉で午前仕事を片付けて、最初に見付けたこの店で千葉の最後を飾ることにした。

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 場所は千葉駅東口出てロータリーを線路沿いに行ってMドナルドを曲がったビルの2階。

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 表の立て看板には濃厚豚骨×自家製麺とある。
 長州って山口県の長州とは全く関係ないのか、なら力の方??? んな訳ないか。


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 ・長州ラーメン万龍軒 富士見店:長州らー麺780円・中盛(+0.5玉)100円

 しかし今時2階ラーメンとは、そんなに新しいビルじゃないので、おそるおそる上がってみたが、まぁ、大丈夫かと(ヲイ)。

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 玄関の横にメニューが立てかけられてるんだが、品数メチャクチャ多い。
 ラーメン、つけ麺、ちゃんぽんに餃子にチャーハンに一品料理もあって、飲みにも使えそう。

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 13時前に入店して入って右手の券売機で、初めての店はフラッグシップメニューを食べるのが鉄則なので、長州らー麺780円に半玉の中盛100円を注文。
 お昼終わりそうなのに、結構お客さん一杯で、結構な人気店と見た。
 ここは富士見店で線路を挟んだ西側に新町店というのがあるみたい。

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 カウンターの一番左の席が空いてたのでそこに座って食券渡して待つ。
 店主とそのおかあさんとバイト?くんの3人でやってるみたいで、なかなかの連携であった、ひょっとして息子か(知らんがな)。

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 10分程で出て来た長州らー麺中盛、何とシンプルに麺とチャーシューにメンマぽちょにネギ。

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 自家製中太麺どんなんかなー、ずるずる、うぉっとぉ、なかなかの食べ応えのある麺で、中盛で良かった。
 しかしこの麺に絡むスープよ、これ凄いな、じゅるり。
 どひゃー、なんじゃこりゃ、確かに濃厚豚骨とあったが、濃厚にも程がある。
 メチャメチャ濃いやんこのスープ、濃いだけじゃなくて粘度も凄い、ねちょねちょよ。
 味も濃い目でとにかくパンチあり過ぎ。

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 ちょっと頭が痛くなりそうな味やったが、このチャーシューを一口値食べたら吹っ飛んだ。
 それくらいにこのチャーシューは美味い、これ抜きんでて美味い、絶品。
 チャーシューで酒飲める、お世辞抜きでここのチャーシューは食べんといかん。
 だけどラーメンはメチャクチャ濃い…。

 と言いながらもスープまで完食しちゃうんだけど、このラーメンはよほどのベトコン=ベストコンディションじゃないと食えんわ。
 かなりの強者であった。


 千葉行かんと言ったが、おそらくあと一回行くことになりそう、そんで終わり。
 ちなみにこの千葉駅からでもウチ帰るまで5時間掛かるんだよね、そりゃ無理だろ。
 東京までが限度やね、ここまで来たら心の距離まで遠くなっちゃうよ。

 

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2025年1月29日 (水)

千葉で初めてのラーメンショップ「ラーメンショップ〇化 千葉富士見店」さんの辛ネギラーメン900円

 去年の暮れに千葉に行ってきた。
 いつもは東京で泊まるんだが、今では東京にワタシの予算内に泊れるホテルはそうはない。
 だったらいっそのこと千葉で泊まれば良いじゃん、ということで人生初めての千葉泊となった。
 年に数回は千葉に行ってたので、駅と駅前はでかいけど、これといって何がある訳でもないなと思ってた。
 だけど、泊るとなれば夜の顔も見えてくる。

 ワタシが泊まったのは千葉駅東すぐのモノレールでは一駅目の栄町の辺、もちろん歩いて行ったけど(5分)。
 安価な焼鳥屋を見付けたので軽く飲んで、じゃあ早めの〆ということでラーメン食うて、部屋で続き飲むかと、最初からめっこ付けてたこの店に入った。

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 ・ラーメンショップ〇化 千葉富士見店:辛ネギラーメン900円

 ラーメンショップって一回行ってみたかったんだよねー、駅前にあって良かった。
 この店かなり新しそうに見えたんだが、最近出来たんかな。
 看板に「うまいネギラーメンうまい」だから、ネギラーメン食べないといかんのだろ。

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 20時前に入ったが、結構店内は混んでて、まずは入って右手の券売機でメニュー確認。
 普通のラーメン750円、味噌にすると+150円、しかしここはネギなんだから普通にネギにしようかと思ったが、辛ネギも同じ値段であるではないか。
 んじゃ、辛いもん好きとしては辛ネギでしょ。

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 カウンターの右端が空いてたので座る。
 なかなかの繁盛店ではないか、一定のファンが付いてると見た。

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 気になったのはカウンターに置かれた調味料や漬物の豊富さ。
 にんにくは揚げにおろしに酢醤油漬けとなかなかに充実してた、使わんかったけど。
 週末の昼やったらライスと一緒やとにんにくもたっぷりで漬物も食べて結構楽しそう。

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 そうして10分待たずに出て来た辛ネギラーメンこちら。
 ネギラーというだけあってネギ多いなー、そこにチャーシューが一枚に海苔にわかめか。
 辛ネギから食べる、もぎゅもぎゅ、これは唐辛子が辛いというよりネギが辛い。
 目に来る辛さや、おろろーん。

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 続いて麺、これが少し縮れた細麺、ぞぞぞ、うむ、全然悪くない。
 スープどんなんかな??? じゅるり、これはなんつーか、豚骨ライトな感じで、家系っぽいような、脂も結構多かった。
 チャーシューは一枚ながら厚さもあり、普通に美味い。
 ネギはスープに浸して辛さを抜いて食べようと、温めたらいくぶん辛さは和らいだ。

 相対的に見て普通に美味しいかなと思った。
 店は明るいので一見でも安心して食べることが出来た。
 このネギどっさりは癖になる人居るんかな、よう分からんが初めてのラーメンショップ楽しませてもらいましたー。

 しかし「〇化」ってどういう意味か知ってる人教えて欲しいわ。
 もう千葉に行くこともないのでここには行かんだろうけど。
 次回、もう一回千葉ラーメン続く。

 

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2025年1月24日 (金)

最後の熊本ラーメンはとても変な店「カレーとラーメンの店 TEN SUN」さんのしょう油ラーメンチャーシュー入り600円・プレーンカレー小350円

 今年から九州の担当が変わることとなり、今は九州エリアを二人で回ってるんだが、お互いをチェンジすることとなった。
 なので今年からは熊本や佐賀市内(北はワタシのエリア)や長崎は諫早に行くことはない。
 代わって福岡がメインとなり、大分が付いてきた。
 もっと熊本ラーメン開拓したかったのに無念。

 ということで、11月末と12月のアタマで互いの客を交換すべく2週連続で九州行脚してた訳だが、これが最後の熊本ラーメン開拓となってしまった。
 ちなみに今週は九州に挨拶回りで博多と久留米で泊まってきた。
 そこから広島に移動して三原泊まりというメチャクチャな3泊4日でさっき帰ってきた。

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 ・カレーとラーメンの店 TEN SUN:しょう油ラーメンチャーシュー入り600円・プレーンカレー小350円

 この日は午前に熊本入りし、一件回って次の得意先に行く途中で12時過ぎ、お昼どこで食べようか、なるべく次の客の近くで食べたいとR57を南下して西へ走らせた。
 この道は熊本から島原へ渡るフェリー乗り場へと通じる道なのでよく走った。
 同僚が助手席で検索してて、とても変な店を発見した。
 走ってるR57の一本南の筋で、これはスマホン社会になったからこそ発見される店で、普通に走ってたら絶対分からん店だと興奮してた。
 どんなんだと画像見たら確かにワタシも笑った。
 場所はR57でJR西熊本駅の手前でauショップと7・11の間を南に折れて西にすぐ。
 西熊本からだと1kmもないので歩いて10分くらいで着くんちゃうか。
 でも歩いては行かんだろこの店。

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 上の画像の通り「カレーとラーメンの店」でもあるが、ビールとやきとりの店でもあるようだが、営業時間は9時から14時半まで。
 これでビールとやきとりは難しいと思うぞ。
 「TEN SUN」は「天さん」で店の大将が天さんなのかは知らん。
 これ一見では絶対入らん店よ。
 ネット社会だからこそ大丈夫だと安心して入れるけどさぁ。

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 13時前にガラッと入店、先客1人に後客1人であった。
 どこか薄暗い店内にいい歳なのに金髪な店主。
 店は広いんだが席間がかなり空けられており、コロナの影響をまだ引きずってんのかと思ってみたり。

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 カウンターに座って後ろに貼られたメニューで何食べよっか、左に書かれてある通り、「メニューが多くて自分でもわからなくなる時が有りますよ(笑)」だと。
 ややこしいのでここはシンプルに1番人気のしょう油ラーメンに、「カレー屋さんの美味しいラーメンですよ!!」とあるんだからカレーも食べないと。
 セットがあるのかと思ったが、あるんだが良いセットがなくて、なら600円という今時珍しい価格のラーメンにプレーンカレーの小を付けよう。

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 他に絶品カレーメニュー紹介、ではNo.1は清正カレーといい、熊本らしくはあるが、「清図風肉肉辛辛モツちゃん」だそうだ、ちょっと疲れてくるな。

 店主一人でやっておられるのだが、とにかく何か言いたくて仕方ないみたいな、ギャグ製造マシーンみたいな愛嬌のある方。
 一人でやってるにしても行動は遅い、なので出てくるまで15分は待ったか。
 でも店内見てるだけで面白いので飽きない。
 何でもこの少し前は麺食べ放題をやってたとか、とにかく変な店なのよ。

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 ずっと店主の動きを見てたが、10分くらい経ってようやく麺を茹でるみたい、遅っっっ。
 その茹でられた麺をスープを張った丼に入れるんだが、そのスープは醤油ダレとスープを併せた訳じゃなく、最初からスープなのである、へぇへぇへぇ。
 そんで厚切りのチャーシューをフライパンで焼いて供される。
 カレーは普通に出されて出揃った。

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 どれどれまずは麺から、細麺で少し黄色っぽい麺は熊本では珍しいな、けどこの麺、ぶりんぶりんで結構好き。
 最初あんまり熱そうではないなと思ったが、全く違う。
 表面に脂が張ってるので湯気が出てないだけ、実はメチャクチャ熱い。
 ではスープいただくぞ、じゅるり、これ豚清湯に甘醤油って感じか、スープも美味いやん、変な店。
 チャーシューは1cmくらいの厚さがあってこれがまた絶妙の味付けで美味い、変な店。
メンマはこれがまたワタシの好みのメンマの酸味がありしっかり味が染みててこれまた美味い、変な店。
 いや、変な店なんだけどしつこいって。

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 カレー行ってみよう、プレーンどんなんだろ、ぱくり。
 ふむ、少し甘めではあるが、後からスパイス感が来るな。
 カレーの店だけどラーメンの方が美味いかな、変な店。


 という訳で、とてもとても変な店に最後出会えてワタシは嬉しい。
 とにかく普通に走ってれば絶対見付けることが出来ん場所にある店なので、これは探してでも行ってもらいたい!!!

 

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