2023年2月15日 (水)

山形は米沢で米沢ラーメンを喰らう「お食事 松月」さんの中華そば700円

 先週の木曜から金曜に山形まで行って来た。
 新幹線で行ったので、新大阪からだと5時間くらい掛かった。
 福島から山形に入った辺りが物凄い豪雪地帯で驚いた。

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 前泊で暗くなる前に米沢に着いた、明るい内に町を見ておかないと。
 駅前にはぽちょぽちょ店があって、行きたい店もメッコ付けた。
 本当は駅前のホテルを取りたかったんだが、際に取ってしまったので、駅前は既に空きはなく、駅から2kmくらいの一応町の中心の方になってしまった。

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 これはその途中の最上川、雪で真っ白。
 チェックインしてからまた駅に戻って肉食べて酒呑んでと寒かったけどなかなか楽しい夜であった。

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 仕事は翌朝から、3駅北の赤湯という駅に移動。

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 この赤湯駅は「らーめんのなんようし」と駅に掲げてて驚いた、そうなんや。
 米沢ラーメンを食べるつもりで居たが、南陽市でも良いかという気になった。
 何でここが有名なのか調べてみたら、ずっとラー博に出店してる赤湯からみそラーメンの「龍上海本店」という店がここらしい、赤湯。
 ラー博で2回食べたことあるがまさかここやったとは。
  
 午前中に仕事を終えて戻ってきた頃から結構な雪、新幹線停まると不味いので、赤湯を断念して米沢に早めに移動。
 山形新幹線は赤湯にも停まるが、ラーメン屋さんは駅から結構遠い。
 米沢は駅前にあったのでそれもあって米沢にした。
 んだけど、本当にヤバいくらいの雪が降って来た。
 米沢駅に着いて新幹線が運休することを知った、うおー、もう一泊するのか!!!
 しゃーねーなーと思って、お腹が空いてたから駅前のラーメン屋さんに向かおうとしたが、そこではたと気が付いた、14時以降の新幹線は動かないみたいやったけど、直前にもう一本新幹線あったかと思い出した。
 駅に引き返して駅員さんに確認したら13時40分は運行してるという、これで帰るしかない、と急ぎ券売機でチケット購入、ギリギリ間に合った。

 この段階で13時20分、あと20分しかないが米沢ラーメンを食べないという選択肢はない、駅から200mくらいの所に老舗の店があったので急ぎ食べに行った。

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 ・お食事 松月:中華そば700円

 「伝統米沢ラーメン指定店」という間違いなさそうな店。

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 店内は13時過ぎても結構賑わってて、パッと見中華そばが一番人気みたい。

Menu

 メニューこんなん、店の壁面にも入口に「米沢牛肉ラーメン」と大きく貼られてたが、1500円もするし、やはり最初はスタンダードな中華そばを食べんといかん。
 とっとと注文し、早く出て来いと祈るように待つ。

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 10分くらい経って13時半に出てきた中華そばがこれ。
 5分で食べて新幹線乗らんといかーん。

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 では麺から食べよう、悠長に写真撮ってる場合じゃないんだけどなー。
 その麺は佐野ラーメンみたいな青竹で踏んだかのようなくちゅくちゅ麺で、これが口の中に当たるその触感が気持ち良い、加水率高めのやわ麺。
 うわー、これはナイスな麺よ。
 スープは見た目通りのあっさり淡麗鶏ガラ煮干し醤油で、油は何の油やろ、チー油なんかな???
 ガツンとしたパンチはないが、そんなもんなくて結構、こういう味が食べたかった、毎日食べれる飽きないスープ。
 チャーシューはほんのり醤油感があり、ほんのり獣肉っぽい。
 メンマはコリっとしてて、弱発酵臭で少し甘め。
 ニューウェーブ系ラーメンも嫌いじゃないけど、ワタシ的にはやっぱりこういうラーメンの方が好きやな。
 これぞ地ラーメン、期待通りの一杯やった。

 欲を言えばもう少し味わって食べたかった、とにかく急いでたので一心不乱に食べたもんな。
 時間はなかったけど、スープまで全部完食させていただきましたー。

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 残り5分で駅まで信号無視して3分で着いて、残り2分で有名な駅弁「牛肉どまん中」を買って新幹線に飛び乗った。
 そこから家まで6時間、長い列車の旅やったが、無事に帰れて良かった良かった。
 食べ物美味しい町やと思ったので、暖かくなったらまた行ってみたい、そんな山形県であった。

 

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2021年2月26日 (金)

最後の青森めし「大谷製麺工場」さんの山菜雲谷そば480円・かきあげ天60円・たまご30円

 前回の続き、3泊4日の青森旅行、これが正真正銘最後のご飯。
 一応、ほぼ予定通りで食べたい物は全て食べられたかな。

 初日は14時くらいに青森に着いて、しつこいが味噌カレー牛乳ラーメンというあり得ねーラーメンを食べて、夜は黒石つゆやきそばも食べられた。
 二日目はせんべい汁や平目漬丼、3日目は朝から煮干し中華そばとのっけ丼に焼きおにぎりに、夜は貝みそ焼き。
 そんで最終日は立ち喰いそばハシゴ、これも行きたかった店なので、目的は叶ったと言って良い。

 前回は朝イチで駅そば「津軽」さんであったが、こちらの店は9時からの開店だそうだ、商店街やからな。
 10時前に行って食べ終わってホテルに荷物取りに帰って、その足で青森空港行きのバスに乗るというスケジュール。

 

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 ・大谷製麺工場:山菜雲谷そば480円・かきあげ天60円・たまご30円

 場所は面倒臭いからのっけ丼の表通り(ニコニコ通りというらしい)沿いのお店、駅から歩いて5分。
 幟に暖簾がでかでか出てるから行けばすぐ分かる。

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 製麺工場直売所ということで、麺の直営販売を行っているが、店内でも食べれるというありがたいお店。
 がらっと入るが、平日の月曜の朝でもなく昼でもない中途半端な時間帯であったので、お客さんは居らず。

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 立ち喰いとはいえ、実は店内にはテーブルが置かれてリお、立ち喰いする必要はない。
 感染者の少ない青森であるが、結構気を使っておられたのには安心した。

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 さぁ、何食べよっか、メインは山菜雲谷そばらしい。
 しかし山菜だけではパンチ不足やな、かきあげ天も載せよう60円やし、たまご30円ってエラく安いからこれも追加、結局全部載せという形になってしまった、最後やしええっか。
 しかし細うどんはともかくきしめんがメニューにあるというのが興味深いな。

 幟には「大谷そば」と書いてあったが、店内には「雲谷そば」とあり、実際メニューは「雲谷そば」だったが、これは「雲谷」と書いて「もや」そばと言う、地元のそばらしい。

 注文してから座って店内拝見、画像は撮り忘れたが、ホント麺の種類の多さに驚く、流石製麺所やわ。
 うどんにそばに中華そばに焼きそば、太さもいろんな種類があってかなりのバリエーション。
 ワタシがそそられたのは極細うどんかな。
 値段も高くないし、近所に住んでたらしょっちゅう買いに来ちゃうね、麺太郎やから。

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 そうして10分まではいかんかったが、そこそこ待って出てきた雲谷そば全部載せがこちら。
 ほうほうかきあげ天の存在感でかいな、これ60円って素晴らしい。
 山菜はどっちかと言うと脇役になっちゃってる。
 卵好きには卵は絶対、ちなみにワタシは黄身を途中で割るのは好かん、最後に黄身とおつゆをちゅるんと一呑み、つゆが濁るのが耐えられんのでな。

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 では熱々のそばをいただきましょかー、ずるずる…とはいかず、もごもご。
 えーっと、そばがかなり柔らかいというか、コシと言って良いのか分からんが、そういうもんは全くない。
 箸ですくえばぼろぼろになりそうなデリケートな麺。
 これは多分にそば粉100パーセントだからでもあるであろう。
 またここで後出しジャンケンで調べてみたら、「雲谷そば」はそば粉の中心を使うので色が白いのが特徴で、水ではなく大豆を絞った水=呉汁をつなぎに使ってるんだとか。
 なるほど、それなら納得のぶつ切れさや。
 だからこのそばはデリケートに扱いましょう。
 そしておつゆはと、ふむふむ、ここ何軒かで食べた青森のおそばに共通する、関西でも関東でもないおつゆ、昆布と煮干しの出汁なんかな。
 ガッツリ派はかきあげ天で油を摂り、野菜派は山菜を摂り、そして卵で栄養を摂ると。

 これはこれで面白いそばやとワタシは思った。
 越前そばみたいな平たくて圧があるようなそばもありゃ、ここみたいに白くて細くて触ったらぶつ切れするような、そんなそばがあっても宜しかろう。
 ここも普通にエッジがピシッと効いた駅そばのような麺も出せるだろうけど、この「雲谷そば」で勝負してるって所が実に天晴な感じがした。

 

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 あー、名残惜しいが青森満足した。
 果たして次にどこか遠い所に行けるのはいつの日か。
 3月入ったら受け入れてくれたら九州でも営業に行きたいが果たして。

 

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2021年2月23日 (火)

青森駅そばを食べる「立ち喰いそば処 津軽」さんのきつねそば380円・ミニカレー250円

 まだ青森ネタ、これが最終日の朝ご飯一食目。
 11月24日(火)、この日の12時半に青森APから神戸APまで飛ぶので、10時半のバスに乗らねばならない。
 
 前日はほたて貝焼きみそ他魚介類でしこたま呑んだので、腹ごなしで早朝散歩。

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 青森駅の北側すぐにはこの青森ベイブリッジというのが東西に架かっており、天気が良いと見てのようになかなかの絶景である。
 手前のおしゃれな建物は「A-FACTORY」といって地場の名産品が売られてて、奥は小さいながらもフードコートとなっている。
 ちなみにこのベイブリッジは下から階段で橋まで昇れるようになっているが、風がきついのと、冬だと相当寒いのでそれなりの覚悟が要る。

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 更に北に行くと「青森桟橋記念碑」というのがあって、奥には青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸が鎮座している。

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 そこには「津軽海峡冬景色 歌謡碑」があって、阿久悠大センセの「上野発の 夜行列車 おりた時から~」で始まる誰もが知ってる歌詞が刻まれている。

 適当に歩いたので、さぁ、朝ご飯食べに行こう。
 最終日はそば二軒ハシゴするって最初から決めてたので。

 青森駅には改札出て北側と南側に二つ駅そばがある。
 北側の「八甲田」さんという店と南側の「津軽」さん。

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 どっちにしようかと考えたが、北側のこの「八甲田」さんは何か店に閉塞感があるような感じがしたのと、「八甲田山」というと「天は我々を見放した」ってな北大路欣也のセリフが思い出されて暗くなりそうだったので、南側に行くことにした(ヲイヲイ)。
 それにカレーも食べたかったしね。


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 ・立ち喰いそば処 津軽:きつねそば380円・ミニカレー250円

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 店の前のA型看板でメニュー確認、ガラスに貼られてるけど「昔なつかし幸せの黄色いカレー」ってのが食べたいカレー。
 この少し前に行った新潟の「バスセンターのカレー」を想像させて懐かしい。

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 津軽そばってのがフラッグシップなメニューやけど、これはその後の製麺所で食べるので、ここはそばの実力じゃなくてきつねの実力を知りたい。
 ちなみに津軽そばとはそば粉100%でつなぎを使っていないので、そば本来香りが楽しめる、とある。
 右上の中華そばちりちり麺も気になったが、流石に余力がなくなるので止め、前日ここの並びの「長尾中華そば」さんで煮干しラーメン食べてたし。

 この店こう見えて奥行きが全くないので、入って目の前に小さい券売機が置かれている。
 そして横にカウンターが広がり、角が折れて1人くらいは入れるようやけど、全員で7人も入ったら満員になっちゃうんじゃない???

 この時はその角に先客が1名、ワタシは券売機横に陣取って食券渡して出てくるのを待つ。
 カレーが先に出てきて後からきつねそばが出てきたが、1分も間があった訳じゃない。

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 まずはカレー、確かに黄色くてもったりしてて懐かしそうな。
 もぎゅっと、ふむ、「バスセンター」のカレーとは似て異なる物で、あそこまで甘くてスパイシーでもったりとはしてない、もちょっとマイルドにした感じ。

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 続いてきつねそば、油揚げでかいじゃーん、丼一面を覆ってる。

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 そばから食べるぞ、つるつる、おろ??? 意外とピンとした麺で、津軽そばのぐったりした感じではなかった(津軽そばはぐったりしてるんです)。
 そしてつゆだけど、ここも舘鼻岸壁の「漁港ストア」で食べたみたいにおつゆの味が関西でも関東でもない出汁感(節系は使わない煮干しと昆布が津軽そばの特徴なんだって)。
 油揚げはやはり関西程甘くはないが、じわっと甘みがあってこれもこれでOK。

 このきつねそばとミニカレーのセットって丁度良い、実にベストなコンビネーションやと思った。
 しかしこれから仕事に行くんやとしたら、カレーは食わんか。


 100m程南の「長尾中華そば」さんもここ「津軽」さんもどちらも7時から営業されている。
 朝からラーメンかそば・うどんかの選択肢があるなんて羨ましい話やと思う。
 今みたいな寒い時期に温かい麺なんてええやろうなー、と関西に住んでるワタシは甘く考えてみたり、すんまへん。
 次回、長かった青森編最終回。

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2021年2月17日 (水)

青森名物ほたて貝焼きみそを食べる「居酒屋 おさない」さんでほたて貝焼きみそ900円・けの汁300円・天然ひらめ刺身450円・ほたてひも刺身300円・するめいか刺身270円・マグロ刺身780円・津軽じょんがら本醸造1合370円×4本

 しつこく青森の話になるが、行く前に食べたかった物は、八戸は陸奥湊の「みなと食堂」さんの平目漬丼と「青森魚菜センター」さんののっけ丼、それに味噌カレー牛乳ラーメンに煮干し中華そば。
 それとほたて貝焼きみそ、これは行く直前の「ケン〇ンショー」で青森人は泣く程好きだと言われてたので是非とも食べてみたいと思ってた。

 初日にしつこいが、味噌カレー牛乳ラーメンというとんでも名物を食べて、その後、駅前で食べに行かねばならん店をぼらぼら探してた。
 その中で青森駅前2分のこの店は視界に入れてた、夕方は食堂部分がかなり混雑してるようであった。
 ただ初日は社内の青森県人会が紹介してくれた居酒屋に行くことになってたので、後日とした。

 翌日は八戸の館鼻岸壁朝市に行って、夕方まで八色センターに滞在し、そこから青森に戻ってきたのは20時前、ここで駅前のほたて貝焼きみそを食べるかと前を通ったら、既に店仕舞い。
 お店の人が出てきたので訊いてみたら、今日はお客さんが少なかったので早仕舞いしたとのこと、がびぃぃぃん。
 なので小雨降る中、ラーメン屋さんに行って「新福菜館」と書かれた暖簾を見てびっくりしたという話になる。

 そして三日目、この日は朝から煮干し中華そば食べて、のっけ丼食べて、青森で一番美味しかった「横山商店」さんの焼きおにぎり食べて、弘前に日帰りの強行軍。

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 この弘前城がまった良かったんだよなー。
 岩木山をバックに観る弘前城は圧巻であった。
 花見の季節も良いんだろうけど、11月くらいならまだそれ程寒くなくて良い、けど岩木山は冠雪してるし、意外とベストな季節かも。

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 滞在時間は3時間あったかなかったか、帰りにJR弘前駅の巨大なりんごをパシャリ。

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 青森に戻ってねぶたを見にねぶたの家「ワ・ラッセ」に行って初めてねぶたを見たが、凄い迫力であった。
 これ動いてるとこ見てみたいわ。

 17時には既に真っ暗になってたので、部屋で青森で一番美味しかった「横山商店」さんの冷えた焼きおにぎりを食べて(冷めてもメチャ美味い)ハイボール濃いめ1本呑んで、さぁ、ほたて貝焼きみそを食べるかと駅前まで出掛けた。

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 ・居酒屋 おさない:ほたて貝焼きみそ900円・けの汁300円・天然ひらめ刺身450円・ほたてひも刺身300円・するめいか刺身270円・マグロ刺身780円・津軽じょんがら本醸造1合370円×4本

 ワタシは「おさない」さんから歩いて2分くらいのホテルに泊まってたので、駅前商店街を西に向かって上の画像みたいな感じで向かう。
 下の画像は正面からだが、見ての通り1Fがお食事処で2Fが「食堂がやってる居酒屋」。

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 食堂の方のメニューこんなん、おすすめのさしみ定食が780円で、それ以外の定食に丼物にラーメンにそば・うどんは500円という何という価格破壊。
 初日の夕方混んでたのも納得やわ。

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 一方、居酒屋メニューはこんなん。
 おすすめ品270円(税込)のメニューはこっちも価格が壊れてる、安いのー。
 下のひらめやうにも凄いリーズナブル、ここを選んで正解やったな。

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 階段上がって右側の扉を開けたらそこが居酒屋。
 テーブルの方にお客さんが2組居たので、入って右側の窓側の誰も居ない座敷に陣取った。

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 さぁ、改めてメニュー確認。
 今日のおすすめでは天然ひらめ刺身が520円から更に安くなって450円になってる、どゆこと???
 ほたてひも刺身も行っとけ、300円なんてあり得ねー。
 けの汁という謎のメニューは調べてみたら野菜がたっぷり入った味噌汁という物だったので、野菜が不足してたのでここで摂る。
 270円やからするめいか刺身も頼んでみよう。

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 他には他には???
 ほたて貝焼きみそあったあった、900円とこのお店にしては結構高め。
 ストロボが反射して見えんが(いつまでも素人な)まぐろの刺身780円も食べよう。
 そんでお酒は本醸造の津軽じょんがらをぬる燗でつけてもらう。

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 付きだしで昆布と貝を和えたのが出てきた、そして酒と左から天然ひらめにするめいかにほたてひも刺身登場、なんかメチャメチャ豪勢なんですけど。

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 ではかんぺーい♪ まずは天然ひらめから食べてみる、もぎゅもぎゅ、天然かどうかはよう分からんが、むっちりしたひらめや。
 するめいかは時間が経ってるのでコリコリには程遠いが、これは海鮮丼でご飯に載せて醤油とわさびたっぷりで食べたいような感じ。
 ほたてひも刺身、これイケます、お酒ススムくん、2人前頼んでも良かったくらい。

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 ほたて貝焼きみそとけの汁が一緒に来た。
 貝焼きみその器は貝じゃなくて貝を模した金属の器であったが、それはワタシにはそれ程大きな問題じゃない。
 初日の居酒屋で食べたのはそれ程胸に来る物はなかったが、ここは果たして。

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 お出汁が利いた優しいみそ味の卵とじ、そこにほたてがごろっごろ入ってる、そしてその上にうに。
 うわー、これはリッチな、本当にほたてがこれでもかと入ってるのよ、うにも思った以上にあるし、これまたお酒呑めるわー。

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 けの汁いただく、ざっとふきに大根ににんじんにわらび??? これも染みるなー。
 魚と麺ばっかり食べてたからこういうのが食べたかった。
 翌日が帰る日だったが、市場に寄ってみたら、けの汁用野菜セットが売ってたので、それなりに需要があるのであろう。

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 そして最後にまぐろ刺身が遅れて来たが、お腹一杯ということと、これは死んだまぐろであったので、この店の値段にしたら残念やったと言える。

 「青森・貝焼きみそ」で検索したらこの店がヒットしたので、行ってみたが、貝焼きみそはなかなかに満足な一品やった。
 それよりとにかくやたらめったら安いので、空いてるなら青森の夜はこの店で決まりって感じ。

 
 また一つ青森名物を食べられて満足。
 翌日の最終日は朝からそばをハシゴします(我ながらよく食べるよな、ホント)。

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2021年2月 3日 (水)

ようやく青森煮干しラーメン「長尾中華そば 青森駅前店」さんの津軽煮干ラーメン・あっさり・細麺650円・ライス無料

 繰り返すが青森に着いて最初に食べた物が、味噌カレー牛乳ラーメンであったことは既に何度も述べた。
 これは全くとんでもないラーメンで、結論として何で並んでまで食べるのか不思議ですらあった。
 この時は煮干ラーメンか味噌カレー牛乳かの二択だったんだが、興味本位とホテルからだと味噌カレー牛乳の方が近かったので勇んで食べてエライ目に遭った訳だ。

 二日目の晩にもラーメン食べたが、それは青森ラーメンではない、これ前回の話ね。
 やはり煮干ラーメンを食べないといかんだろ。
 初日に食べなかったもう一つの理由はここのお店が朝7時から営業してて、いつでも行けるってこともあるな。

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 ・長尾中華そば 青森駅前店:津軽煮干ラーメン・あっさり・細麺650円・ライス無料

 ㏋で調べてみたら青森に5店、仙台に1店、東京は神田に1店舗とある。
 場所はJR青森駅の駅ビルとくっついてるのか知らんが、並びの南の角にある、あすなろ橋の袂ね、だから駅からだと徒歩1分。
 行ったのは3日目の朝、つまりは11月23日(月)で、本来は定休日であるが、祝日なので開いてたみたい。

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 開店少ししてから行って、店の前のA型看板とにらめっこ。
 メニューは長中(長尾中華そばを縮めて長中と言うらしい)定番の味のあっさりと、店主おすすめのこく煮干、丁度良い中間の味あっこく麺というのがある。
 麺も組み合わせがあって、あっさりとあっこくは手打ち麺・中太麺・細麺・ちぢれ麺から選び、こく煮干しは手打ち麺・中太麺・細麺でちぢれはない。
 ちなみにあっさりは名物津軽煮干ラーメン、こく煮干しは新・津軽煮干ラーメンとカテゴライズされている。
 トッピングも数々あるみたいやが、それは行って確認してクレイ。

 まぁ、初心者はド定番を食べときゃ間違いない、ここはあっさりで、麺は細麺、手打ち麺は平打ちみたいやったので止めて、ちぢれは何か違うような気がしたので、細麺。
 これがスタンダードやろう。

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 食券を買って店内に入る、先客が一人居たみたい。
 何かジグザグしたカウンターで、テーブル席はなかったと思う。

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 入ってすぐの席に座って、後ろを振り返ったらラーメン頼むとライスが無料でうひょー、自分でジャーから盛るスタイルになっている。
 朝イチとはいえこの先もりもり食べるのに、ライス食べちゃうのか、無料やししゃーねーかー。

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 そんでA型看板の下にもあったが、カウンターにもラーメンの食べ方が書かれてる。
 先に香りをかいでとか、最後ライスをスープに入れるとか。
 ほとんど気にしてなかったので、ライスも普通に食べちゃったし、ラーメンは麺から食べるもんやからな、これはスルー。

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 注文して5分も経たずに出てきたあっさりがこやつ、だからライスもいただくでー。
 見た目には中央のネギが色鮮やか、確かな醤油の色とチャーシューの立派さ、そして黒々としたメンマか。

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 でも麺から食べるで、麺太郎やから、ぞぞぞ~~~。
 ふむ、この細麺はツルシコで実に食感がええな、茹で加減も丁度良い。
 スープはと、ほう、これはあっさりと言うだけあって淡麗煮干醤油やね。
 これは細麺でこそ味が乗ると思うな。
 チャーシューは側に醤油の旨味があり、ライス食べれる。
 メンマは色目の割りにあっさりしてるけど、これでライス食べれる(しつこいってか)。

 朝ラーという特性上、胃もたれするのは辛いので、これが良いとは思うが、強いて言うなら食べた感はあっさりだと若干物足らんかな。
 つか、脂ギッシュなラーメンに慣れすぎちゃってんのかね。
 しかし650円でライスも付いてるって最近では見ない価格破壊やな。
 これ関西で食べたら850円でも安いかも。

 ああ、やっと青森のラーメンを満喫できた。
 これが青森の味か、やっぱ味噌カレー牛乳じゃないよな(これってかなりの青森県民を敵に回してる???)。
 今度は別の店で違う煮干ラーメンを食べてみたいな(もうめっこは付けてる、ねぶたの「ワ・ラッセ」内ににあるラーメン屋さん)。


 新潟も青森も食べ物美味しいのが多くてまた行きたくなっちゃう。
 海外も良いけど日本も楽しいな、だけどまた真夏の東南アジアとか行きたくなってきたけど、果たしていつになるやら。

 

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2021年1月31日 (日)

青森で何故か新福菜館「末廣ラーメン本舗」さんの中華そば(並)800円・ワンタン(五個入り)330円・ヤキメシ(1/2)黄身のせ410円

 青森で食べたびっくりラーメンの話。
 つっても味噌カレー牛乳ラーメンの味にびっくりしたって話じゃないよ。

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 初日の夜に会社の青森県人会の一人に紹介された、津軽三味線を生で聴ける居酒屋「津軽じょっぱり漁屋本町店」さんに行った。
 ここは店構えに似合わず安くて美味くて良い店だったので、次行く時も必ず行きたい、ねぶたもあるし。
 そこからホテルへの帰り、青森駅からの来た道沿いにあるラーメン屋を視認してた。
 二日目は始発で八戸まで行って、舘鼻岸壁朝市に行って、「みなと食堂」さんで平目漬丼食べてその後八色センターに行ってととにかく強行軍な一日やった。
 21時頃に青森に戻ってきたので、さんざ食べてきたけど、夜呑みには行かねば。
 店を探すのが面倒なのと、その前日見付けたラーメン屋さんが美味そうに見えたので、〆も兼ねて行ってみることにした。

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 ・末廣ラーメン本舗:中華そば(並)800円・ワンタン(五個入り)330円・ヤキメシ(1/2)黄身のせ410円

 場所は青森駅前のメイン通りを東に真っすぐ10分程歩けば本町1丁目というかなり大きな交差点に行き当たるので、その東側の角店。

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 前日は雰囲気が美味そうだと思ったんだが、この時は近付いて暖簾見てびっくり。
 「贈 新福菜館 本店より」と書かれてるではないか、まさか青森で「新福菜館」を目にするとは驚いた。
 今調べてみたら秋田が本店で、青森は分店、他に盛岡や仙台や高田馬場にもあるらしい。
 「新福」から醤油ダレを今でも提供されてるとかいないとか、ここら辺はネット情報なので不確か。

 驚いたがとにかく入ってみる。
 時間が遅かったので、お客さんはまばら。
 券売機で酒の肴のワンタンとビールを注文(餃子じゃないのか???)。

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 出てきたワンタンは側がちゅるんとして、ショウガが利いてた。
 餃子より軽く食べられる、これで正解やったな。

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 続いてチャーハン、1/2でもよく食うねぇ、我ながら。
 見た目は「新福」と同様に色は濃いが、味は意外とサッパリ、黄身を潰したら、尚マイルド。
 似てるようだが、これはここの味やね。
 350円に卵60円なら悪くない。

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 いよいよ出てきたラーメン。

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 まずは麺から食べる、ずるずる、麺は平打ちっぽいストレート。
 スープはどんなんや、「新福」程カラメルで真っ黒って感じじゃなく、チャーシューの見た目から、どっちかと言うと徳島ラーメンっぽい。
 豚骨と鶏ガラっぽいが、醤油ダレのインパクトもあまりなく、マイルドな印象。
 チャーシューはバラでホント徳島みたい。

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 ここは独自のサービスでネギの食べ放題、パーテーションと並んでこれはポイント高い。
 だけど、ラーメン自体の美味さはここで食べんといかんという感じじゃなかった。
 つか、青森まで来て食べなくても良いような、また煮干しラーメン食べ損ねたという思いの方が強かった。

 要は美味いとか不味いとかいう前に、ワタシ自身の食べ手の問題やね、青森を求めすぎてたってこと。
 それより店員の不自然な過剰サービスが気になったかな。


 初日味噌カレー牛乳ラーメン、二日目、「新福」からの派生ラーメン、翌日の朝三日目にしてようやく青森の味(とワタシが定義してる)煮干しラーメンを食べることになる。
 待て、次回。

 

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2021年1月18日 (月)

青森で三番目に美味かったもの「青森魚菜センター 本店」のっけ丼(チケット15枚)1500円

 しつこいようだが昨年の11月21日から24日まで3泊4日で青森に行ってた。
 とにかく美味い物ばっかだったので、こうして何度もアゲてる訳だ。
 初日に味噌カレー牛乳ラーメンというとんでもラーメン食べて、2日目は八戸まで始発で移動して、館鼻岸壁朝市行って、「みなと食堂」さんで平目漬丼食べて、そんで3日目。
 この日は弘前に行く予定だったので行動は早め、翌日はもう帰らんといかんからな。

 ということで、青森に来たら絶対食べようと思ってたのが、一にこの海鮮丼(二は平目漬丼)。
 行く前から知ってたんだが、それは毎週BSで放送してるヒロシの「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」で観たから。
 この番組はヒロシが世界中を旅して、ぶらりと降りた駅でその土地の食べ物を食べるという、何てことない番組なんだが、これが普通の観光番組ではなく、実にローカルで、まるでワタシが行くような店で食べるので、そこが実に共感できるのである。
 1時間番組で、最初の30分が新作で、後半30分が再放送なんだが、何回観ても面白い。
 しかし昨年からのコロナ禍で流石に番組のストックがなくなり、国内にシフトした。
 その第一回が青森のここだったということ。
 ちなみにその後、秋田や沖縄に行って、ついにこないだワタシのテリトリーの香川にまで出張ってた。

 一番食べたいと言いながら何やかんやで3日目と遅くなっちゃったが、ようやく行くことになった。
 まぁ、この「青森魚菜センター」は初日から観光はしてたんでだいたいの様子は分かってたけど。

 

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 ・青森魚菜センター 本店:のっけ丼(15枚)1500円

 場所は青森駅の駅前メイン通りの一本南の通りで、駅前から行くならAUGAという市役所のオフィスが入ったビルを南に折れて次の角。
 まぁ、駅から歩いて5分やから間違えようもない。

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 左側の入口入った所で食券を買って(ってワタシはGo Toの電子クーポンを使用したのでお金は払ってないけど)、並びにご飯を売ってる所があるのでそこで大盛にしたのでチケット2枚使用。

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 そしてこのセンター全体が市場になってて、どの店でものっけ丼用の小さい魚を売ってるので、好きな魚をご飯にのっけてもらうというシステム。

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 ワタシは尿酸値が高いので、いくらとか魚卵系がダメなので地味な色目になってるけど、味噌汁付けてこんな感じ。
 ぼたん海老にタイにホタテにマグロに貝ひもにイカに。ちょっと華やかさに欠けてるがコレデイイノダ。
 そして最後に味噌汁1枚でコンプリート。

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 では実食、タイから食べる、白身魚大好き、もぎゅもぎゅ。
 うーん、当たり前なので言うのも憚られるが、タイだけに限らず魚がどれも新鮮、海老もぶりぶり。
 店はたくさんあるけど、おそらくどこで選んでもクォリティは同じじゃないかと思う。
 一軒でもショボい店があったら、魚菜センターの評判自体が落ちるからな。
 なのでどの魚もメチャ美味しかった。
 ちなみに大間のマグロもあって、それはチケット2枚やったか3枚やったかの設定になってた。
 美味しいんやけど、最低1500円の価格設定ってのがちと高いか。
 1000円くらいから刻めたらもっと良かったかもしれんな。

 とにかくここの為に行くのは遠すぎるけど、青森に行くならば寄って欲しいのっけ丼である。

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 ちなみに前に述べたがこの市場の裏側にある昭和の闇市みたいな「横山商店」さんの1個180円の焼きおにぎりが青森で食べたものの中で一番美味かったんやけど。


 ここも美味い物がやたら多いので、落ち着いたら行ってみるがヨロシ。
 ワタシもまた行きたい、新潟に次いで(まだ行く気か新潟)。

 

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2021年1月14日 (木)

八戸は館鼻岸壁朝市でそばも食べる「漁港ストア」さんのげそ天そば490円

 また話は青森に戻る。
 館鼻岸壁朝市であるが、とにかくここは面白い。
 あんまり寒いようだと辛いけど、ワタシが行った11月下旬はまだ快適に過ごせた。

 食べた順番は既に述べたがサンドイッチと黒石つゆやきそば、続いて焼きうにに八戸サバコロ、そしてげそ天そば食べてからせんべい汁を食べて「みなと食堂」さんへ平目漬丼食べに行ったんだが、そのげそ天そばが今回の話。

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 ・漁港ストア:げそ天そば490円

 場所は館鼻岸壁朝市の北東に突端が向かってるんだが、そこの奥の方、朝市で言えば終わりの方にある黄色い建物。
 まぁ、目立つのですぐに分かる。
 ここは朝市関係なく毎日営業されてるみたい。

 「ストア」と名乗ってはいるが、メインはうどん・そば・ラーメンで「ストア」的には土産物とかお菓子とかドリンクとかそんなもん。
 漁港で働く人向けの食堂って感じか。
 ワタシは立ち喰いとかだとそばを食べてしまうんだよな、うどん人なのに(ここは座り喰いやけど)。

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 ということでどんなメニューがあるか確認。
 人気は1位は野菜天そば・うどん470円で野菜のかき揚げみたい、2位は海鮮支那そば560円、3位がいか天そば・うどんらしいが、ワタシはげそ天が大好きなので、ここでも人気に関係なくげそ天そば。
 やはり海の側なのでわかめとかとろろ昆布とかが目に付く。
 今気付いたが、変わり種では長いもそば・うどん410円、後は館鼻じゃじゃ麺520円か。
 「じゃじゃ麺! じゃじゃ麺!」とやけに自己主張が激しい。
 盛岡やったら食べるけど、ここでは普通にそばよなぁ。

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 そのメニューの下に別に人気ランキングがあるが、ここだと1位と2位は上と同じやが、3位が海鮮浜辛支那そばになっている不思議。

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 まぁ、館鼻だけにハナからげそ天そばに決まってるんだが、一応チェックしたら横の券売機で食券ポチっと。
 ここで見とかなければいかんのはコロナの影響で営業時間が変更になったってことか。
 たぶん本当はもっと朝が早いんじゃないかと思われるが、今は土日祝は10時かららしい。
 けどこの時ワタシが訪れた時間は8時半やってんけど、ううむ。

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 食券を渡してそばを待つ間にトッピングをパシャリ。
 そばと書いてるのは大盛りのことね、揚げたらって何やろ???
 浜辛タレってのは支那そば用か??? 謎や。

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 下には平成30年10月から麺類・そばたれ・スープ全てが漁港ストア自家製になったとある、やるやん「漁港ストア」さん。

 上述の通り8時半くらいと、朝市も終わりに差し掛かってる所だったので、待ち時間もなくすんなり出てきた。
 つっても1分くらいは待ったけどね。
 トレーをもらって飲食スペースに向かう、結構店内は広く、テーブル席は結構多い。

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 空いてるテーブルに陣取ってやっとゲソ天そば、隣のコップは日本酒ちゃうで、水やでー。

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 では麺から食べるぞ、ずるずる、ほほう、平打ちでエッジがピシッと効いた感じで茹で麺の温め直しではなく、生麺のような食感やないか、ようなじゃなく生麺か。
 おつゆは透き通った関西系ではなく、関東程の黒いつゆではない、この味って関東でも関西でもない、何のお出汁なんかな。
 ワタシは鰹と昆布で出来てる人間なので、何かが違う。
 帰って来てから調べたら、津軽そばと言われるそばはつゆが煮干しと昆布なんだそうだ、節系は使ってないのか。
 だから味わったことのないような旨味になっとるんやね。
 げそ天は普通のげそ天で、青森やからイカ!!! って訳ではなかった(笑)。
 けど立ち喰いのレベルを超えてる(座り喰いやけど)、レベルの高いお味でしたー、流石自家製。

 青森行く前にこの館鼻岸壁朝市をネットで調べてたらこの店がよく出てた。
 だから是非とも食べに行きたかったんだよ、行けて良かったし、何より美味しかったのが良かった。


 帰ってから会社の八戸人に言わせると、よくこんなマイナーな店に行ったと驚かれた。
 昔、豊悦が撮影に来たことあるそう、そんで学生時代にここでおでんを食べたり、日々遊んでいたらしい。
 うーん、漁港で遊ぶJC&JKって…、恐るべし八戸。

 

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2021年1月 2日 (土)

館花岸壁朝市を喰らう:サンドイッチ120円・黒石つゆやきそば600円・焼きうに500円・八戸サバコロ100円・せんべい汁200円

 昨日は大晦日の酒が抜けてないのに朝から一升瓶を呑み始めたので、時間の感覚がなくってレロレロ。
 朝3時くらいに目が覚めちゃったので、そのまま起きてる。
 「ワールドプロレスリング 俺の激闘!ベスト5」って大晦日深夜から元日にかけてCSで放送してた番組を一気観してる。
 蝶野正洋が司会でゲストを呼んで当時の裏話をする、みたいな内容。
 まずは越中詩郎を観て、前田日明、そんで初回の当人の蝶野、そんで今大仁田厚を観てる。
 大仁田と蝶野ってどんな繋がりあったっけ??? と思ったけど、電流爆破最初にやってたんやな。

 次は小林邦昭観ようっと。 

 

 さて、いつまでも続く青森編。
 今回行くに当たって会社の八戸出身の女性に見所を訊いた。

 ワタシは「みなと食堂」さんの平目漬丼が食べたいと言ったんだが、それも良いけど、同じ陸奥湊駅にある館鼻岸壁の朝市に是非行くべきだと言われた、しかもなるべく早い時間にと。

 青森では青森駅徒歩5分のホテルを3連泊取ってたので、八戸が青森から2時間掛かると知って多少ひるんだ。
 9時に行くともう遅いというので、では青森駅始発5時36分に乗って行こうではないかと11月下旬の早朝の電車に乗った。

 7時35分に陸奥湊駅に着いて「みなと食堂」さんで一番客で入るべく名前書いてその流れで館鼻岸壁朝市に突入。

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 駅から歩いて行ったら三角突堤の根元くらいの所に着いた。
 既に人で溢れかえってる、始発で来てもこれか、出遅れたかな。
 日本最大級の朝市という謳い文句はダテじゃない。
 三角の先の方はもちろん、東の防波堤の辺りもメチャクチャ出店が出てて、人も多すぎて訳分からん、これコロナ禍の今じゃなかったらもっと人多いんじゃないの???
 とりあえず「漁港ストア」さんのある三角の先端部をまずは制覇しようと進んだ。

 

 ・館鼻岸壁朝市:サンドイッチ120円・黒石つゆやきそば600円・焼きうに500円・八戸サバコロ100円・せんべい汁200円

 とにかく魚からりんごはもちろん花やうどんやコーヒーも飲めたり、ありとあらゆる物が売られてて食べられる。
 ホント目移りしちゃう。
 昼イチで「みなと食堂」さんで平目漬丼を食べるから胃は残しておかないといかんのだが、とにかくあれもこれも食べたくなってくるのがこの朝市。

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 最初に買ったのがサンドイッチ120円。
 ここまで来て何でサンドイッチなんだよー、と思うが、これはこの朝市を調べてた時に、動画サイトで外国人の女性がこのサンドイッチを食べて美味しいと言ってたから。

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 隣が黒石つゆやきそばの店だったので、買って一緒に食べることにした。
 黒石つゆやきそばは初日の夜の生三味線の演奏が聴ける居酒屋さんで、スマホンのクーポン見せたらサービスで出てきたんだが、これがえらく美味かったので、再チャレンジの一品。

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 では実食、サンドイッチからもぎゅもぎゅ。
 いやー、何の変哲もないサンドイッチだけど、逆に言うと素朴で美味い。
 これ120円なら安いよ。
 いくらでも食べられちゃう、きっと身体に悪いもんは使ってないんやろうな。

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 続いて黒石つゆやきそばはと、麺からちゅるり。
 平打ち麺は前日と一緒、ソースはこっちの方が濃く味付いてるが、麺が死んでるのは仕方ないか。
 おつゆはと、じゅるり、これも比べると出汁感が弱い。
 前日の居酒屋さんで食べたのは「料理」で、こっちのは「屋台」。
 だから悪いという訳ではないけど、前日ちゃんとした本物を食べててよかったって意味。
 じゃなかったら黒石つゆやきそばってたいしたことないなと思っちゃうからな。

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 ここでうんちく、読みたい人は読んでクレイ。
 ホント、焼きそばなのでキャベツとか豚こまとか天かすが具材としてあって、ここまではソース焼きそばなんだけど、ここにそばつゆを合わせることでB級グルメになる訳だねー。
 けどこれウスターソースとそばつゆの相性って良いんでびっくりな珍品、是非とも食べる機会があれば味わって欲しい。

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 この並びの更に奥に行くんだが、途中ホルモンとかコロッケとか唐揚げとか、とにかく誘惑に負けちゃいそうなもんが多いんだが、焼きうに発見。
 1個500円だけどこれは食べておこう。
 焼きと書いてるけど実際は蒸しちゃうんかな。

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 プラのトレーに載っけてくれるんだが、辛味噌を付けて食べたら美味しいよ、とぺたっと付けてくれた。
 でもまずはそのままの味をいただく、ぱくり、おおおおお、味濃い!!!
 磯の香りがするぞ、甘くてクリーミーですらある。
 柔らかくなく身が詰まった感じ、これは値打ちある。
 なので辛味噌はちょん漬け一回程度でやっぱこれはこのままが美味いと結論。

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 その斜め後ろ、朝市の最後の方にあったのがこの八戸サバコロ。
 八戸と言うとイカとサバが美味いらしい(何でも美味いと思うけど)。
 サバラーなるサバラー油も売ってたが、これは買って帰るには重い。
 それよりサバコロよ、100円というのが素晴らしい。
 1個買ってぱくり、サバの出汁で炊いたご飯のライスコロッケみたい。
 青シソが刻んであって、コロッケの側の油を相殺するくらいさっぱり、これ何個でも食べられちゃうんじゃない???
 かなり美味い、青森美味い物ランキング上位に入ったよ。

 ここまで来たら「漁港ストア」さんが目の前だったので、ここでそば食べるんだが、それは後日。

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 「漁港ストア」さんの後で三角突堤から防波堤の方に移動、ここでもう9時くらいなんだが、だんだん撤収していく出店が多い。
 なるほど、八戸出身者が早く行ってくれと言うはずや。

 情報によると車で来てここ館鼻岸壁で徹夜する人達が多いらしいが、それも納得。
 とにかく早く行きましょう。

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 で、この防波堤の一番奥の方にせんべい汁発見。
 200円という値段も手ごろなのでこれが最後の朝メシ。
 言わずと知れた八戸名物、鳥ベースの醤油味か???
 あっさり醤油のラーメンスープとして使えそうな汁やな。
 せんべいはもっと固い物を想像してたが、煮込まれてたからふにゃふにゃになってる。
 ネギが多く入ってるが、ニンジンも見られる、白菜に大根は入ってたかどうかわからん。
 もう終わりやったからな。
 テーブルで食べてたら、おとうさんが出てきて、麹を入れて食べたらもっと美味しい、と仰るので試してみたら確かに美味しくなった。

 

 うわー、11時から「みなと食堂」さんで平目漬丼食べるのに、サンドイッチに黒石つゆやきそばに焼きうににサバコロに「漁港ストア」さんのそばにせんべい汁食べちゃった。
 それでも食べれてしまうのが旅の恐ろしさよ。

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 結局、「みなと食堂」さんで平目漬丼食べ終わって電車が1時間待ちやったので、館鼻岸壁朝市に戻ってみたが、これが見事になーんにもなくてだーれも居なくてびっくりした。

 ここに行かれる方は早く行って早く撤収ですよ。

 

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2020年12月22日 (火)

青森で二番目に美味かったもの八戸市陸奥湊駅の「みなと食堂」さんの平目漬丼1050円

 だから11月の後半の3連休に有給を一日付けて4連休にして青森に行ってきた。
 関西人にとって東北は心の距離がかなり遠い。
 しかし9月に新潟に行って、安くて速い飛行機を上手く使えば北も近いと思った次第。

 なので青森を選んで超久しぶりに行ってきたが、昔と今では情報量が全く違っていて、ガイド本なんかなくても美味しい物がどこにあるかはすぐに分かる。
 後は行くか行かないかの選択肢だけ。

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 ということで青森2日目、前日は14時に青森に到着して、味噌カレー牛乳ラーメンというとんでもなラーメンを食べて、夜は会社の八戸出身者に教えてもらった津軽三味線の生演奏が聴ける居酒屋「津軽じょっぱり漁屋 青森本町店」さんに行った。

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 ここでえらく美味いと思ったのは刺盛りも良かったが、ネットのクーポンで無料サービスだった黒石つゆ焼きそば。
 平打ち麺のソース焼きそばにおそばのつゆをかけていただく、和風出汁にウスターソースとのハイブリッドという一見恐ろしい組み合わせなんだが、実はこれが美味い。
 味噌カレー牛乳ラーメンが子供の遊びみたいに思える完成度の高さ。

 とにかく8分で止めておいて、部屋呑みして2日目の八戸行きに備えた。
 いかんせん始発に乗って行かないと、陸奥湊の館鼻岸壁朝市に間に合わないから。
 9時過ぎると朝市が撤収されるらしいので、早めに行かねばならん。

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 青い森鉄道で青森から八戸まで行き(これは片道2000円もするので、土・日乗り放題のワンデーパス2100円を買いましょう)、JRに乗り換えて陸奥湊まで行く。
 だいたい5時半に出て7時半に着くくらい。

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 陸奥湊駅では「イサバのカッチャ」というイカを持った謎のおばちゃんが迎えてくれる。
 何か親しみ湧くなこのおばちゃん。

 今回の青森行きの目的の一つは陸奥湊の館鼻岸壁朝市もそうだけど、それより駅すぐの 「みなと食堂」さんの平目の漬け丼、これは見た目からして美味そうなのよ。
 会社の八戸出身者にここの食堂のことを訊いたが、とにかく行列店なので、行くなら早めにと言う話であったが、7時半に駅に着いて食堂は100m先なので見てみたら人が全く居ない。
 6時から営業してるという話であったがどういうこったと店まで行って驚く、何と日曜は11時からの限定50食らしい。
 情報なんて簡単に取れるという割には詰めがまだまだ甘い。

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 よく見ると、玄関の横に名前を書くボードが置かれてたので、ここに一番客で名前を書いておいた。
 この画像は開店前に店に戻った時に撮ったもの、19番から24番目の人は13時~13時半くらいというから恐ろしい繁盛っぷりや。
 しかし11時開店で7時半に名前書くって、ははは。

 そうして舘鼻岸壁朝市でこれでもかと美味いもんを食べてきて(これは後日)、紆余曲折あって11時15分前にお店に到着。
 開店を待つお客さんがたくさん並んでいたが、一番に名前書いたのはワタシなので、悠然と待つ。
 待っている間によーく見てみると、その後更に増えてて、結局最後は14時くらいまで待たなければいけなかったみたい。
 凄い人気店や。

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 ・みなと食堂:平目漬丼1050円

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 暖簾が出たと同時になだれ込むように入店してカウンターの一番奥に座る。
 急いでいたのには訳がある。
 それは滅多に来ない電車。
 この時は11時26分の電車に乗りたかった、だってこれ逃すと次は12時37分なので(酷いダイヤや)。

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 祝日の限定なので一応店内のメニュー確認、まさか平目漬丼がないとは思わんが、仕入れ状況次第ではメニューも変わるかもしれん。
 なのでソッコーで店内をガン見、おお、平目漬丼あるやん、良かった良かった。
 一番奥のカウンター席に陣取り平目漬丼注文。
 しかしながら当たり前のことですぐに作ってくれる訳じゃなく、店内に入れた人の分の注文を聞いてから作り始めるみたい。
 後にTVで観たが、注文を受けてから更に敷いた平目を軽く漬けにしてそのままご飯にスライドして載っけるんだと。

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 5分経って10分経って、来た瞬間に食べて5分、まだ間に合うか、と思ってたんだがようやっと出てきたのは11時15分、もう駄目だぁ。
 なのでもう諦めて、平目漬丼をゆっくり噛みしめて味わうことにした。

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 どうよこの美しいルックス、平目の漬け自体食べたことないけど、それが結構びっちり盛ってくれたご飯の上にこれでもかと敷き詰められてる。
 そこに卵の黄身、そしてわさびというアクセント、どんな味すんねん、楽しみしかない。
 まずはキャベツの浅漬けにアオサが振られたものから食べる、香りがヨロシイ。

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 そして平目の漬けに取り掛かる、お店のおかあさんはこのまま食べて下さいと言ってたのでそのまま食べてみる。
 うむ、優しい出汁醤油みたいな漬けで下のご飯にもかけられている。
 ほー、上品な味やなー。
 わさびちょんと、脂の乗った平目には必要でしょう、これはイケる。
 しかしやっぱりワタシには薄味なので、出汁醤油がテーブルに置いてあったので、追い醤油でいただく。
 まだ黄身は潰さんでー、平目の漬けで半分食べちゃった。
 おすましが付いてて、これはせんべいも入ってあっさりせんべい汁になってる、箸休め箸休め。

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 では残り半分は黄身を潰す、じゅわっと。
 これは卵かけ漬丼やね、黄身潰すと卵の味の方が勝っちゃって白身魚の味が分かりにくいような気がするが、とにかく美味いので何でもええ。

 いやー、こんな食べ方あるんやね、これは青森で3本の指に入る美味さやった。
 最後かきこんでわしわし食べたもんな、いやー贅沢やわー。
 ここまで行った値打ちあったと思うな、絶品平目漬丼どや!!!


 陸奥湊の舘鼻岸壁朝市もメチャクチャ面白かったので、それはまた後日。
 実は平目漬丼食べる前に朝市でさんざ食い散らかしたのであった。
 デブになるデブに、冬が来たので動かんとデブになる!!!

 

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