2025年1月 7日 (火)

台湾に行ったらまずこれ食べて「福州世祖胡椒餅」さんの胡椒餅60元

 12月31日から1月4日まで台湾に行ってた。
 9月に行った時はメチャクチャ暑くて、しかし食べる物は何でも美味くて、ラストは新幹線で高雄まで行って台北より安価なかき氷を食べまくりで満喫した。
 今回は観光なんぞ何もせずに、ひたすら食べるだけ。
 夜は夜市巡りで、前回はメジャーな所ばっかだったが、今回はマイナーな夜市を探して行った。
 それぞれに個性があって面白かったのよこれが。

 9月に行った際に宿泊したのは、どこが良いのかよく分からず、当てずっぽで選んだ台北から北西へ歩いて15分くらい(最寄り駅はMTR中山)の重慶北路と南京西路の交差点辺りのホテルに泊まったんだが、これが大当たりで、食で有名な寧夏夜市があることは知ってたし、近くにレトロな問屋街の迪化街もあり、ホントここだけで十分台北を楽しめるナイスな場所であった。
 なので今回もその近くに4泊した。
 元日だけ少し休んでる店があったが、夜市は年中無休なので無問題。
 天気はずっと良くなかったが、それでも18度くらいで日本の11月下旬くらいでなかなか快適。

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 さて、その寧夏夜市で昨年9月に最初に食べたのが台湾グルメでもワタシはかなり好きな方の胡椒餅で、屋台ながらちゃんとタンドリーで焼いてて、値段も50元(250円)とリーズナブルであったので、台湾ビールとの相性はサイコーかと思った。

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 胡椒餅は昔から知ってたが、食べたのはコロナが流行る直前の2020年の正月の上海。
 この後3週間後くらいにコロナだと大騒ぎすることとなり、上海帰りのワタシはヤバくないのかと少し焦ってみたり。
 とにかく外灘に向かう途中にこんな屋台を見付けたので飛び付いて食べてみた。
 この時初めて釜で焼くということを知った。
 タンドリーでナンを焼くみたいに餅を釜の内側に貼り付けて焼くので、焼きたてはそりゃ熱々で冬にはナイスな食べ物。

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 話は9月に戻って、やはり屋台だけでは胡椒餅の神髄が分からんと思い、店を探すと、台北での人気スポット龍山寺の近所の路地裏みたいな所に店を見付けた。
 これがまた分かりにくい場所で探すのに手間取った。
 こんなふうにタンドリーで焼かれる。
 中の餡は豚肉だと思うが、肉まんの中身みたいなのではなく、ワタシはミニハンバーグが入ってるのかと思った。
 醤油っぽいベースの味に五香粉が利いて、噛みしめると後から胡椒の辛さが一気に来る。
 こりゃハマるよ。

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  ・福州世祖胡椒餅:胡椒餅60元

 ということで先日の大晦日に台北に着いたのが丁度お昼頃。
 かなりお腹が空いてたが、まずは台北駅近くに胡椒餅で有名な店があるので、そこに直行。
 場所は台北駅出て南に下ること5分、重慶南路と開封街一段の交差点、行列の出来てる店なのですぐ分かる。
 この道の東には一回がマ〇クで二階にはス〇ローがあるのでそんなに難しい場所じゃない。

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 ワタシが着いた時は10人ちょい並んでたくらいだったので、まだマシだった。
 待ち時間は作るのを見てるのが楽しいので、あっと言う間。
 生地を伸ばしてあんを一個分取って大量のネギに片面押し付けて生地を丸めて焼く。
 ホント、すぐに自分の番が来るので、60元払って熱々を一個もらう。
 龍山寺の店は釜が3個くらいあったのだが、ここは店頭の一つだけ。
 だけど回転は結構早いので待たされた感はない。
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 ではゴマがたっぷりの胡椒餅を割ってみる。
 うんうん、しっかりしたあんにネギが下に付いてる。
 では食べちゃう、もぎゅもぎゅ。
 この生地は餅というよりパリッとしたパンみたいな感じ。
 このカリカリ生地もナイスで、ジューシーなあんは八角ではなくもちょっと複雑で優しい五香粉が利いてると思われる。
 ネギは食べてるとあんまり感じないんよね。
 とにかく熱々でパリパリの生地と旨味の塊のあんと胡椒がピリッと利いてこれは美味しい。
 ここが特別美味いとは思わないけど、どこで食べても美味しいと思うのが胡椒餅。
 ただし焼きたてじゃないと美味しさ半減でしょ。
 高雄の夜市で胡椒餅を売ってる店があったが、作り置きを並べて売ってたので買う気もせんかった。
 なので熱々を食べるならハズレはない台湾グルメだと言える。

 こないだまでミ〇ドで台湾フェアやってたので行ってみたが、当然タンドリーで焼く訳なく、生地はパイ生地みたいな重層的な生地で、ドーナッツと一緒に並べられてて、注文後にレンチンして食べるという、似て異なるものであったが、あんは胡椒が利いててそこは似てるかなと思った。


 これ発祥は中国の福建省の福州市らしいんだが(だからどこの店にも福州と書いてる)、今は中国ではあまり食べられてなくて、台湾の方がメジャーなんだって。
 ここ台湾も沖縄同様、夏は暑すぎて行けないので、ワタシの中ではベストシーズンは11月~4月と見たので、近々どこか行きたいと思ってらっしゃる方は是非行って食べてみて。

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 あ、ちなみにこの台北駅の「福州世祖胡椒餅」さんは25年1月より5元上がって65元になってたので、値段も含めて他店と比較して店選びするのも宜しかろう。
 って値段上がっても大行列やったけどね。 
 

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2021年4月25日 (日)

京都で何とラオス料理「YuLaLa」さんでラープガイ990円・カオニャオ(黒米入り)440円・サイウア(自家製ラオスソーセージ)990円・ダートムーソム(発酵豚肉のグリル)990円・ビアラオ660円・ラオラオ(ロック)550円×2杯

 先々週の土曜日、この日が青春18きっぷの最終使用期限だったので、日帰りで帰って来れる所で、なおかつ京都に17時に戻って来たいということで、大垣に行くことにした。
 別に理由はない。
 新幹線で名古屋まで簡単に行っちゃうから大垣のありがたみってあまり感じてないし、とにかく時間的に丁度良かったから。

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 朝、6時半に出て大垣に9時半くらいに着いた。
 そんでモーニング二軒はしご、二軒目は歩いて30分近く掛かったのでえらく遠かったが、そのモーニングにはトーストと茹で卵とサラダにコーヒー、そこにプチおにぎりが付いて400円。
 なんだけど、もう一品スープが付いている、茶色でスプーンと一緒に。
 これ何だと、一口いただいたらびっくりの赤出汁であった。
 流石東海文化圏、モーニング文化やねぇ、関ケ原越えたらやっぱ違うわ。

 なかなか楽しい思いをさせてもらってお昼前に離脱、京都までの道中で、降りたことのない草津で下車してみたが、観る物が何もなかったので、駅隣のスーパーでヨーグルト買って食べて滞在30分で京都に向かった。

 さて京都、何しに行ったかと言うと、ラオス料理を食べに行った。
 ちょっと前の朝日の新聞記事の「わがまちこの味」というコラムで「ラオスのおふくろの味」としてラオス料理の店が取り上げられていた。
 これはラオス愛の強い私は是非とも行かねばならない。
 何でも店主夫婦は2005年から10年間ラオスの首都ビエンチャンで創作料理の店を出して、そして15年に地元京都に戻ってこのお店をオープンされたそうだ。
 ワタシがラオスに行ったのが2012年、被ってる被ってる。
 料理も食べてみたいし、ラオスの話をしてみたい!!!
 ということで18きっぷの帰りに京都に立ち寄って食べに行くことにした、もちろん予約してね。

 場所はJRで行ったから京都駅から京都タワーの横の烏丸通を北上、東本願寺を左に観て更に北へ、五条越えて四条の手前の烏丸高辻という交差点を東に折れて、高辻通を3分程歩いて3つ目の信号を北に上がってすぐにあるマンションの1Fが目的のお店。

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 なお、この烏丸高辻という交差点にはビルの中に日本初最初の電車というのが何故か博物館ではなく普通のビルの中に展示されているので、鉄ちゃんなら見ておいて損はないであろう、余談。


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 ・YuLaLa:ラープガイ990円・カオニャオ(黒米入り)440円・サイウア(自家製ラオスソーセージ)990円・ダートムーソム(発酵豚肉のグリル)990円・ビアラオ660円・ラオラオ(ロック)550円×2杯

 マンションの1階ではあるがいかんせんこの柳馬場通は地味な通りなので分かりにくいかもしれんが、近くまで行けばメニューが出されているので見付けられる。
 つか、今ではスマホン検索してるから昔みたいな幻の店なんて今はもうないんだよなー。

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 ワタシはとにかくラープ(現地で食べたのは鳥のミンチの香菜激辛炒め)とカオニャオ(おこわのような物)でビアラオが呑みたいだけなのよ、基本は。
 奥さんのお手製の料理の絵が描かれたメニュー、可愛らしく出来てて、説明も丁寧で分かりやすい。

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 さ、17時になったから入店と、一階の奥の方がメインの入口。
 玄関にラオスの国旗がありますよ、何か穴場感覚で楽しいな、ふふふ。

 

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 がらっと開けて予約していた旨を告げると、手前の部屋を用意してるからと、小さな個室に案内された。
 厨房を挟んで一般席と4人席の個室がある、面白いな。

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 改めてメニュー確認。
 気になるメニューはたくさんあるが、上でも述べてるがラープ(ここではラープガイ)とカオニャオはマスト、そんなに食べられるもんじゃないので、後は何にするか。
 サイウアという自家製ラオスソーセージが美味そう、腸詰好きやし。
 後はなれずしってのがあってとても気になるが、ダートムーソムという発酵豚のグリルにしてみた。
 結構発酵なのね(シャレじゃなく)、それともこの辺が店主のオリジナルなんかな。

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 60度くらいの蒸留酒ラオラオのチェイサーにラオスのビールのビアラオ、軽く呑みながら料理が出てくるまで奥さんとラオス話。
 一昨年まではラオスに行って旧交を温めたり新しい味を仕入れたりしてたそうだが、コロナ禍において行けなくなったと残念がっておられた。
 ワタシが行ったのは繰り返すが9年前で、ビエンチャンで2泊してルアンパバーンで1泊しただけの3泊5日の弾丸ツアーであったが、それでもこの今においても喋りたいことが山程あるので、相当楽しかったってこと。

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 そんななんやかんやを話してる内にラープガイが出てきた。
 ワタシが着いたその日に夜、屋台に毛が生えたような店で食べたのがラープとカオニャオ。
 鶏のミンチをと香菜を炒めた肉料理だという認識だったが、こちらではサラダとカテゴライズされている。
 メニューより、「京赤地どりもも肉、ミント、パクチー、ライム入り定番サラダ。地どり肉をこんがり焼き、こま切れにして和えます。」とある。
 ミンチではなく、地どりのこま切れとは、凄いパワーアップしてる。
 あの時初めてのラオスでの食事であったが、えらく辛かったイメージがあるので、激辛仕様でお願いした。
 それとカオニャオ、このもち米を手で取って丸く整形しておかずと一緒に食べるんだよ。
 野菜たっぷりのサラダ仕立てだけどもち米と一緒に食べる。
 おお、これは結構辛い、鶏肉もミンチじゃないので食感があって食べた感じする。
 ナムプラーにライムが味を締めてる、けど東南アジアと言えばカラマンシーだよなー。
 ずいぶん行けてないからカラマンシーですら懐かしい。
 とにかくこれは味のオーケストラと言おうか、いろんな味や香りが複雑で面白い。
 カオニャオと食べるとラオスを思い出す。

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 そうしてラオスの話はビエンチャンに行ったりブッダパークに行ったりルアンパバーンやったりしてる時に出てきた次の料理がラオスソーセージのサイウア。
 メニュー紹介には「数種のハーブと唐辛子がたっぷり入ったソーセージ。トマトのピリ辛ソース(トマトのチェオ)とパクチー添え。」とある。
 これは鮮烈なレモングラスの香りがするし、ココナッツミルクのマイルドな感じもある。
 このトマトのピリ辛ソースがまった複雑な味で、これでカオニャオが食べられるな。
 何とエキゾチックな味か、辛味も後から来るし、これはラオラオがススム君や。
 ここでラオラオのロックをもう一杯、くぅぅぅー。

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 話は食べ物にも振られて、焼きガエルや甘いたこ焼きやロティという卵を使った練乳たっぷりのクレープとか、話が終わらん。
 そうして出てきた最後の料理がダートムーソム、発酵豚肉のグリル。
 「もち米、ニンニク、塩で漬け込み乳酸発酵させた豚バラ肉のグリル。発酵により肉も脂身もうま味倍増。一緒に漬けたもち米と唐辛子をソースにしています。」だそうだ。
 まずは口直しに添えられてるブロッコリー、これも普通じゃないな。
 発酵豚肉とはどんなもんじゃい、おおおおお、確かに酸味があるが、旨味の奥が深い。
 上に載ってるもち米と唐辛子のソースは食べたことのないような味。
 これが発酵の力か、美味いじゃないか、これもラオラオともカオニャオとも相性抜群や。

 あー、どれも美味しかった。
 店主の旦那さんも優しい方で話が弾んだ、いやー、ラオスの話ができるとは。
 近くにあったらしょっちゅう行く店や。
 京都にラオスがあったとは驚いたー。


 基本、ラオスはメチャクチャ暑い国なので、辛い物はよく食べる。
 もちろん東南アジアなのでパクチーも必須、これがイケる人ならかなり楽しい店やと思う。
 まだ見ぬ国ラオス、気になる人は是非どうぞ。
 行きたくても行けない今だからこそ、ラオス如何でしょうか???
 って、緊急事態宣言出ちゃったからドモナランけど。

 

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2020年4月28日 (火)

2019.4/13-2020.1/5 砂の美術館 第12期展示「砂で世界旅行・南アジア編~信仰が息づく多様な文化と平和への道を訪ねて~」

 という訳で前回の続編、今年の1月5日まで展示されてた第12期展示。
 繰り返すが第11期は北欧編、本来なら今やってるはずの第13期はチェコ&スロバキア編である。

 ではその第12期展示はと。

 

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 ・2019.4/13-2020.1/5 砂の美術館 第12期展示「砂で世界旅行・南アジア編~信仰が息づく多様な文化と平和への道を訪ねて~」

 今回もメインはスマホンのカメラ、10年以上前のコンデジのレンズでは、今のスマホンのカメラのレンズに比ぶべくもないのでな。


 1:聖なる河ガンジス 沐浴と祈り

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 2:スターモスクと都市のにぎわい

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 3:インダス文明 モヘンジョダロ

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 4:ブルーモスク ハズラト・アリー廟

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 5:カジュラホ ヴィシュワナータ寺院

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 6:ヒンドゥー教神話

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 7:霊廟タージマハル

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 8:ムガル帝国 皇帝シャー・ジャハーンと王妃の愛の物語

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 9:ムガル帝国の行進Ⅰ,Ⅱ

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 10:仏陀の出現と悟り

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 11:仏陀の入滅

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 12:バーミヤンの大仏

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 13:タクツァン僧院とチベット仏教

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 14:シギリヤロックとフレスコ壁画

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 15:小説「ジャングルブック」

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 16:ヒンドゥー彫刻 コナーラクの車輪

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 17:古都パタン ダルバール広場

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 19:独立の父 マハトマ・ガンジー

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 20:幸運の神 ガネーシャ

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 21:インド洋の宝石モルディブ

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 と、これが前回の展示。
 早く第13期展示見に行きたいのー。
 年に一度の鳥取詣やねんから。
 

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2020年1月26日 (日)

上海あるある後編

 1月3日に帰国して、これといって身体に異常は何もないので、新型肺炎については大丈夫だと言える(危ない危ない)。
 ということで上海あるある後編。


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 16:ビールの度数が3%前後の物がほとんどで、いくら呑んでも酔わない。

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 17:紹興酒は置いてなく、度数が高いものとなると一気に50%くらいの白酒(パイチュウ)になっちゃう。

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 18:だけどコンビニには丁度良い度数の韓国の眞露が置いてあるので、最後は部屋呑み。

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 19:そのコンビニは街のそこいらにあってFM一強で7・11は一軒もない。

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 20:ファストフードはマック(画像は中国のマック限定メニュー)にケンタにスタバはどこにでもある。ハーゲンダッツカフェは南京東路にあるし、世界最大級のスタバは南京西路にある、豆の焙煎から最終商品のパックまでを行う、確かにでかい。

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 21:新幹線はのぞみのようなデザイン、車体は新しく、シートも広くて快適で全席指定。乗るのにはパスポートが必要、新幹線というより飛行機に乗るくらいの手続きが必要。だけど値段はかなり安い(上海~杭州の1時間で73元=1200円)。

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 22:新幹線の駅はとにかくバカでかい、それに比べたら関空なんて田舎のローカル駅程度の大きさ。杭州もでかかったし、蘇州ですら超巨大。

 23:上海は都会なので皆都会人だから他人に興味はないが、都会に出てきた田舎者はうるさい。

 24:日本に来る中国人は原色の服を着てる印象だが、実際は上海に居る人だと日本人と何ら変わることがない。

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 25:杭州の西湖は今回も天気が良くなかったが、遊覧船はそれなりに楽しい(50元=800円)

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 26:杭州の延安路は地上は超ブランドショップばっかで、地下2Fのフードコートはメチャメチャ店が多い(画像は珍しいバクテー専門店)。

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 27:蘇州観光のハイライトの山塘街はただいま修繕中でがっくりコースである(オフシーズンだからか)。

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 28:蘇州の世界遺産の庭園の拙政園は11月~3月は70元=1100円(要はオフシーズン)、4月~10月は90元=1400円と新幹線と比べても結構良い値段。

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 29:道行くスクーターのエンジン音や排気音が聞こえないのが不思議だったが、よくよく見たら電動で、古いスクーターですら電動であった。

 30:ネットはどこでも繋がるが、Googleが使えないので検索が一切出来ず、スマホンはニュースを見るのみ。

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 31:火鍋は山椒をかじったら死ぬ辛さ、表面はラー油なのでどこからでも辛い、けど黒酢を付けたらまだマイルドになって食べられる。

 32:とにかく上海に限らずどこでも人が多く並ぶのが普通なので、30分早く行く感覚で行動しましょう。


 繰り返すがメチャメチャ楽しかった上海だったんだが、ワタシは行かなかったが、上海ディズニーランドはしばらく休園するらしいし、今行く人が居ないのは実に残念。
 落ち着いたら旅行先の一つとして是非加えて欲しい、ホント楽しい街よ。

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2020年1月12日 (日)

上海あるある前編

 繰り返すが12月31日~1月3日までウン十年ぶりに中国は上海に行ってた。
 ワタシが行った頃は自転車に太極拳だったが、今回は豫園に行かなかったので結局の所、ワタシの知ってる上海はどこにもなく、まるっきり新しい国に行ったも同然であった。

 そんな上海、ネットが繋がらないのが不便であるが、それ以外はメチャメチャ楽しかったのでまた行きたいと思う。


 ということで、いつものあるある、上海編。

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 1:空港から市内に向かうリニアモーターカー(MAGLEVという)は430km/hで走るというがワタシの乗った往復は301km/hまでしか出ず、おそらく昼間は430km/hは出ないと思われる。
 2:そのMAGLEVは全席自由席であるが、シートはLCC並にショボい。

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 3:上海は地下鉄であらゆる所が網羅されており安くて便利。駅のホームは新しくて明るくて安全安心時間も正確、車内も広くて快適。地下鉄同士の乗り換えも難しくない。ただし2号戦から12号線の乗り換えは駅を出ないと行けない。
 4:電車に乗る際には改札前に手持ちの荷物は全てX線検査が必要。
 5:地下鉄のシートに座って隣と10cmの隙間があれば必ずお尻を突っ込んでくる。
 6:銀行で円から元に換金するのにかなり時間が掛かる。

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 7:浦東の高層ビルは入場料がとても高く、上海タワーで220元=3500円、テレビ塔で199元=3200円もする。特に世界第二位の632mの上海タワーはチケットを買うのに並ぶしパスポートが必要。

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 8:上海タワーは546mからの夜景が圧巻、468mのテレビ塔は観光層が263mながら外灘が近くに見えて手が届きそう。

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 9:上海タワーは悪い言い方をすれば高さのみ、テレビ塔はテーマパーク的な面白さで飽きない。特に263mから1フロアー降りた所のガラス張りの床から見る下界はチビる。更に下の90mの観光廊にあるVRコースターは600m級のビル群の中を走るジェットコースターで、仮想の高さから来る怖さと、VR空間の出来の良さに大爆笑。

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 10:外灘から見る浦東は22世紀、夜の外灘はゴールドエクスペリエンス並に真っ金々。
 11:上海のメインストリートの南京東路は大阪で言うと御堂筋を歩行者天国にして心斎橋筋商店街の人の多さの倍くらいにしたものだと想像してクレイ。
 12:上海で買えないブランドは何もない。

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 13:上海で食べられる蘭州ラーメンも美味しい、ワタシが食べた人民広場駅近くの店は18元=290円と安かった。

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 14:トイレは全く困らない、そこいらにあるし、商業施設内のトイレもどこでもある。和式の便器はTOTOでも中国式な古臭いタイプ、たぶんドアを開けてくるりと回れ右してドアを見ながら踏ん張る形と思われる。紙がなくトイレの使い方は汚い(画像のトイレは新幹線、洋式のタイプもあった)。

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 15:個人的にどこの食堂でもある牛肉麺(ワタシが食べた最安は蘇州の10元=160円)を食べてればハズレはない。


 今回9連休であったので国外脱出したが、やはりそれなりの値段はする。
 年末年始やGW、夏休みを外したらだいぶ安いと思われるのでまた行きたい、それくらいに楽しかった。
 ちなみに旅費はホテル込みで65000円、リニアのMAGLEVは飛行機のE-チケがあれば片道40元、新幹線は日本で予約、上海虹橋から杭州が往復146元、上海虹橋~蘇州で往復80元、現地で使った小遣いは20000円、これで十分遊べます。

 

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2019年10月 8日 (火)

ウズベキスタンあるある後編

 繰り返すが9月11日~9月15日に遅い夏休みとしてウズベキスタンに行って来た。
 とにかくメチャメチャ良い国だったのでまた行きたい、今すぐ行きたい、そういう気持ちで一杯なのである。

 

 ということで今回は【ウズベキスタンあるある】後編。

 

 (21)酒は酒屋でしか売っていなく、スーパーや町の雑貨屋やコンビニではビールすら売っていないが、酒屋は探せばそこそこあるので不便はない。
 (22)コンビニではパスタやポテチやクッキーやタバコが量り売りされてる。
 (23)食事ではほぼ香辛料のクミンが使われているが、カレーはなかった。

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 (24)プロフ(ピラフ)を作る鍋はとにかくどでかく、作り方も豪快だが、このプロフが油っ濃くて食べられないというなら、名古屋のあんかけスパは食べられん。

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 (25)基本食事は米とパンと肉とサラダとお茶、現地のパンのナンは食事パンで腹に溜まる。
 (26)市場や町の食堂はセルフサービスの店が多い(外国人は知らないのでサービスしてくれるが二度目に行く際はちゃんとセルフで食べます)。

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 (27)チーズやヨーグルト等の乳製品が多い、バザールで買ったミルキーみたいな大きさの乾燥ヨーグルトを塩で固めて干した「クルット」という乾燥チーズは1個で酒が何杯も飲める(漫画「蒼天航路」で曹操が食べてた)。

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 (28)フルーツはアジア系はないけど(ドリアンとかドラゴンフルーツとかカスタードアップルとかマンゴスチンにランブータン)、北欧系のベリーはあった(ラズベリー1カップ5000スム=60円)、けどパクチーは料理には使われてた(実はロシアはパクチーの産地らしい)。

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 (29)バザールでは牛の脚やタンもレバーも売ってたが、内臓(ホルモン)はなかった。
 (30)当然、宗教上の面から豚肉はない、酒には寛容だが。

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 (31)ソフトクリームはみんな買って食べているおやつ(1000スム=12円くらい)、タピオカはまだなかったしこれからもないであろう。
 (32)小学生は学校帰りに結構ガッツリと買い食いをしている。
 (33)タシケントは都市がバカでかいわりに酒を呑む店があまりない、どこでも酒呑めるのは東南アジアくらい。
 (33)盛り場が少ないので、観光客が来てもお金を落とす所があまりないのがもったいない。

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 (34)トイレは(大)は洋式と和式(和式というのか、要はしゃがんで踏ん張るヤツ)で和式の方が多く、外のトイレはほぼ有料(1000スム)。

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 (35)トイレは排せつ物が落ちる所が前にあるので、(大)の場合は入ったら回れ右をして扉に向かって踏ん張る形が正しい、と思う。そして紙は流さずゴミ箱へ。
 (36)切符売り場とか、行列には普通に先頭に平気で割り込んでくる国民性だが、電車やバスでは年長者に進んで席を譲ってくれる親切さ。
 (37)横断歩道がない所で道路を渡ろうとすると、4車線あるかなり流れてる道路でも車が停まって道を譲ってくれる。

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 (38)日本車のような車かと思いきや、実はウズベキ製、シボレーはそこそこ、バスはいすゞが多かった。レクサスはたんまーに見たが、アジアでは珍しく日本車がほとんどなかった。時に50年前くらいのロシア製? も現役で走ってる。
 (39)タクシーから流れるカーステの音楽はいずれも民族音楽のような、少なくともロックやポップスではない。
 (40)入国は容易いが出国はメチャメチャ厳しい、最後は靴まで脱いで靴下で金探通った、その後のボディチェックがまったかなり入念。

 

 

 ということでざっと思いついたことを40挙げてみた。
 ウズベキスタンに行く際の参考にしてもらいたい、って行かんわな、はは。

 

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2019年9月23日 (月)

ウズベキスタンあるある前編

 実は9月11日~15日まで遅めの夏休みを取ってウズベキスタンに行ってた。
 何でウズベキスタンなのかというと、東南アジアで行く所があまりなくなってきたってことと、やはり日本の夏は暑いので、少しでも涼しい所に行きたかったことと、本当の理由は青の都サマルカンドに魅せられたこと。
 
 まぁ、かなりの強行軍であったが、弾丸日程で行って来た。
 3泊5日の強行軍、実質滞在時間は丸2日くらいやったが、それでも行く価値あり。
 なのでまずはいつものあるある、今回は前後編の前編。


 【ウズベキスタンあるある】

 ①昨年からVISAが不要となり、しかも入国が超簡単でほぼスルーも同然。
  ②昼暑くて夜寒く15度くらいの気温の差がある(9月)。
 ③白人・インド系・アラブ系・アジア系と人種は様々。
 ④日本人観光客は意外に多い(特に関西人)。
 ⑤非常に親日、小国ながら経済発展した国として尊敬してくれてるそう。
 ⑥物価は超安い、日本の1/4くらい。
 ⑦そこら辺に警察官は居るが(居るから?)治安は良い。
 ⑧首都タシケントは片側5車線とか、道路がやたら広い、公園もそこらじゅうにある。
 ⑨APや主要駅前ではタクシーの客引きが凄いが、一歩抜け出たらヒッチハイク状態で白タクがすぐ停まってくれる。 

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 ⑩電車その他時間が正確(サマルカンドのレギスタン広場も18時丁度にライトアップされた)。
 ⑪地下鉄に乗る際にはX線検査が必要で、タシケントはチェックがかなり厳しいが、他の駅は緩い。
 ⑫駅での写真撮影はどこでもほぼOK、念の為に警官に確認すれば必ずOKがもらえる。
 ⑬バスと地下鉄はどこまで乗ってもやたらめったら安い(バス1200スム=13円、地下鉄14000スム=15円くらい)。

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 ⑭タシケントの地下鉄の構内は広くてレトロ、各駅に特徴がある。


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 ⑮旧ソ連の名残か、道路は所によってはガタガタのやりっぱなし、地下鉄の古い車両はおそらくソ連製。


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 ⑯タシケントとサマルカンドを結ぶアフラシャブ号(新幹線みたいなもん)は日本の新幹線みたいに16両もなく客車は8両で朝2便夜1便と本数も少ないのでいつも満車、なので現地に着いて購入するのはほぼ無理、日本からネットで購入していくべし。
 ⑰アフラシャブ号はスペイン製でワタシが乗った時は最高速は215km/hであったような。


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 ⑱サマルカンドの空は青いがメチャメチャ期待した程ではなく、濃紺や真っ青ではなく水色(十分青いってか???・笑)。


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 ⑲サマルカンドのレギスタン広場は昼も良いけど夜のライトアップはまた美しく、昼も夜も最高。

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 ⑳サマルカンドなら単体で美しいのはアミール・ティムール、でもレギスタン広場の3つが合わさるとこちらの方が壮大で素晴らしい。


 先週の3連休の日曜に帰ってきて、月曜は休養に充てたが、疲れが抜けんかった。
 今回の3連休でグダグダしててようやく回復した。
 明日から東京~静岡1泊2日、木曜から広島1泊2日と強行軍やが行く体力は回復したので何とかこなしてくる。
 

 

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2019年4月29日 (月)

バスと歩きで行くネパールはカトマンズの世界遺産その⑥(最終回)ボタナート&パシュパティナート

 GW10連休、3日目にしてもはや終わりが見えてあっと言う間のGWやったなと思う。
 ま、明日からワタシは香港とマカオに行く予定、だから戻ってきたらほぼGWは終わり、世知辛いねー。

 さて、2年半前の話になるが、バスと歩きで行くネパールはカトマンズの世界遺産もいよいよ最終回。
 残る世界遺産はボダナートとパシュパティナート。
 ボタナートとはネパール最大のストゥーパ(仏塔)がそびえる聖地、タメル地区から東に約6km、帰りは結局歩いて帰ることになったので、歩いてでも行ける。
 しかしこの時は時間がないと思ってたので、パタンからR(ルピー)20、つまりは20円でバスに乗って街の中心に戻ってきて、ボダナート行きに乗り換えてバスで行くことに。

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 まだこの時はメッチャええ天気やったので、避暑も兼ねて、カトマンズでは珍しいエスカレーターのあるショッピングセンターの1FのスーパーでゼロコーラR65購入。
 カンティ・パトという大きな南北に通る使い込まれた陸橋のある道路のラーニ・ポカリという池の中にお寺がある交差点の北側にある。
 行ってないけど隣に映画館もあるみたい。
 ここは何が便利かって、エアコンが効いてるのはもちろん利点なんだが、何よりショッピングセンターなので、トイレがあるってこと。
 とにかくカトマンズはトイレがないから、トイレポイントは掴んでおかないとえらいことになる。

 また朝パタンに行った際に乗ったオールド・バスパークからボダナート行きのバスに乗る、たった6kmなのに1時間掛かる。
 しつこいが、カトマンズのあまりの車・バイクの交通量の多さで、バスが立ち往生してしまうことがしょっちゅうあり、全く渋滞を抜けることが出来ない。
 とにかくいつもクラクションが鳴ってる印象。

 だいたい、右も左も分からんワタシみたいな外国人がバスに乗った場合、行き先を確認してから乗るので、いつも運賃を徴収する係の人が、目的地で降ろしてくれるもんなんだが、この時はバスがあまりにも混んでたのと、係の者がルーズであった為、思いもよらない悲劇となった。
 そう、いつの間にかボタナートを通過してしまっていたのである。
 ワタシも注意して見ては居たのだが、特にここがボタナートだ!!!っていう目印が分かりにくかったし、何よりこの時点で車内は超満員であった為、分かりにくさに拍車を掛けたってのもある。
 何かおかしい??? と思って乗り続けて、流石に周りが町を通り抜けて田園風景になったらアホなワタシでも気付く。
 しかし気付いたからといってどうする術もない、軽く30分以上乗り過ごして、乗客も自分の村まで帰る人だけになった頃、係の兄ちゃんに、ボタナートどこやっちゅーねん!!! 的に訊いた所、ああ忘れてたとばかりに、折り返して行けばいい、って返されてしまった。

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 結局、終点がたぶんボタナートの10kmくらい東の離れの村のターミナルで、「Sundarijal」ってとこかな???
 なーんもないのんびりした所で、折り返すまでの30分くらい猫と戯れてほげーっとしてたらどんどん天気が怪しくなってきた。 バスが出発する頃には降り出して、途中から雷と共に凄い雨が。
 当然始発駅から乗ってるので座ってたんだけど、小さい子供を背負ったお母さんとかが乗ってきたら席譲らん訳にもいかん。
 なので途中からは大雨で前も見にくいバスの前に陣取り、道路が穴だらけなのでぐらんぐらんに揺れながら、cm単位でバス同士が行き交う様を間近で見たがそりゃー圧巻であった。
 ミラーを手で戻したり出したりとそんなレベルですれ違う、凄いよなー。

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  そうして、小1時間くらいかけて戻ったボダナート、着いた頃には雨は上がってた、ワタシは実は強烈な晴れ男。
 クソッタレやが、行きのバス賃R25をキッチリ取りやがって、んで帰りのバス賃R20もちゃっかり回収されてしまった、ヤレヤレ。
 まぁ、誰も参考にすることはないと思うが、ここがボダナートのバス停になるので、行く人はしっかりチェックして行きましょう。

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 ここ巨大なストゥーパは2015年の地震で結構な被害があったようで、この時の2016年9月30日ではまだこのように工事の最中であった。
 しかし2年前のGWにカトマンズに行った人が居て、話をしていたら、もうこの工事は終わっているとのことであったので、今は立派なお姿を見せてくれていると思う。
 天気がイマイチだったのでもったいないが、スカッと晴れてたらまたそれは圧巻であったことであろう。
 ボダナートの入場料はR250、ズルすることなくちゃんと払いましょう。

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 余談であるが、レートが悪いとは知りながら、$50をルピーに両替したら、この時のレートは104.84円でR5240であった。

 ボダナートから南へ2km弱のガンジス川の支流である聖なる川バクマティ川の川岸にあるネパール最大のヒンドゥー寺院のパシュパティナートまでは歩いて行くことにした。
 まぁ、バスの乗り方が分からんってこともあるんだが。
 余計な時間を食ったせいで、だんだん暗くなってきた、急がんといっか~~~ん。

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 30分以上は歩いたが1時間は歩いていない。
 ほぼ日が暮れかけているパシュパティナートに着いた。
 ここはガンジス川の支流で、聖なる川とみなされるバグマティ川の川岸にある。
 パシュパティナートはネパール最大のヒンドゥー教寺院であるだけではなく、インド亜大陸にある4大シヴァ寺院の一つでもあるそうだ。

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 橋の袂には火葬場がある。
 遺灰は聖河バグマティ川に流されるそうだ。
 本来ならじっくり見て回りたい所ではあるが、ご覧のように真っ暗になってきそうだったので、完全に暗くなる前に撤退。
 
 一応バスで中心地のタメル地区まで戻ろうと考えたのだが、どのバスに乗ったらいいのかやっぱりサッパリ分からんし、来るバス来るバスどれも超満員であったので、早々に断念してガイドブックの大雑把なマップを頼りに歩いて帰ったのだが、1時間ちょいくらいで迷うことなく戻れた。

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 タメル地区での最後の晩餐はバターチキンカレーに餃子? にビリヤニ。
 穴蔵みたいな店であったが、そこそこ美味しかった。
 店主が日本語ペラペラなのにはとても驚いたが。

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 出発の朝、アサン・チョークのチャイの屋台でP30のチャイ飲んで、最後にぷらぷら街歩き。

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 初日に見付けられなかった「コインの木」を発見。
 これは何かというとこの木に歯痛を治す神様が祀られているのだそうだ。
 だからお賽銭感覚でコインを釘付けしているんだそうだ。
 なら、歯も歯茎もよろしくないワタシはコインを貼っ付けておかんといかんだろ。
 ってんで10円を置いてきた、まだあればその10円はワタシのです。

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 ホテルに戻るんだが、フルーツジュースのリヤカーが居たので、画像はバナナだけど、実際にはパイナップルジュースを搾ってもらった。
 驚いたのは生のパイナップルジュースなのに最後にマサラっつーか、チャイに使うようなスパイスをミックスしたのを振りかけること。
 合うのかと思ったが、これ意外とイケます、って日本ではやってないけど。

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 そんなこんなでタクシー捕まえて、トリブヴァン国際空港にからバンコク経由で日本に戻ってきたのが2016年の10月2日なのであった。
 話古すぎるっちゅーねん、反省。

 

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2018年8月15日 (水)

バスと歩きで行くネパールはカトマンズの世界遺産その⑤パタン

 古い話だが、一昨年の9月28日~10月2日の日程でネパールはカトマンズへ行って来た。
 ごちゃごちゃしてるが実に良い所だったので、住んでも良いと思った。
 最初に思ったのはベトナムのホーチミン、次に思ったのはマレーシアのクアラルンプール、そんでラオスのヴィエンチャン、そんでカトマンズやね。

 10月2日は日本に戻ってくる日で、現地出発は10月1日、この日は10時半にはホテルを出ないといけないので、まったり観光する暇がない、だから9月30日が実質最終日。
 その日に向かった世界遺産が古都パタン、その後聖地ボタナート、そして夕方にパシュパティナート、トラブルもあって、結構ハードな一日であった。

 ワタシが泊まってたホテルは建物自体はかなり新しかったが、繁華街タメル地区中心を少し外れてるだけに安かった。
 3泊して8700円朝食付き。

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 その朝食はこんなん、クミンっぽい香りのする野菜炒めと、長米種の焼き飯と焼きそば、それと茹で卵に紅茶。
 パンケーキも出てたか、食べんかった。
 毎朝手作りしてるんだが、中国人がまだかまだかと催促してるの見てて、大変やろうなと思ってみたり。


 さー、腹ごしらえも済んだし、古都パタンへ行くぞ。
 パタンはカトマンズの南4kmくらいなんだが、それでもバスで30分は掛かる。
 理由は車がこれでもかと多すぎて、市内中心部をいつまで経っても抜けれないから。
 それくらいカトマンズの渋滞は凄い。
 つか、それ以前にパタン行きのバスがなかなか見つからず、右往左往。
 バスは外国人にはなかなかハードルの高い乗り物、カトマンズだと特にそう。
 英語表記がないので、外国人にはサッパリ何が何やら読みとることが出来ん。
 最初にオールドバスパークって所でパタン??? と訊いたら、ここの乗り場じゃない、向こうへ行けと、少し遠いバス乗り場を示されて行ったら、そこにはパタン行きのバスはない。
 しゃーねーから流しで走ってくるバスにパタン??? と何台も声掛けたがみんなスルーされた。
 どんならんので元のオールドバスパークに戻って、パタン??? パタン??? と声掛けまくったら、そのバスターミナルのずいぶん奥の奥にパタン行きのバスがあった。
 ひゃー助かった。

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 終点のパタンで降りてここまでのバス代はR(ルピー)20やから20円とメチャメチャ安い。
 で、パタンのダルバール広場はどこかと尋ねたら、あっちだよと教えられて真っ直ぐ進んだ。
 
 この時期カトマンズは雨季なんだが、朝はいつも天気が良い。
 しかし結局この日も昼から天気が崩れて、ボタナート行きのバスに乗った頃には雷が落ちてどえらい雨になってたもんな。

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 とにかくこの雑踏を抜けたらそこがパタンであった、流石古都、なんつー味わい深い。
 「パタン・ダルバール・スクエアー」と書かれてあるな、よしよし。

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 ここにチケット売り場があるので外国人は必ず入場料を払いましょう、通り抜けなんてしちゃダメよ、R1000(=1000円)。
 
 パタンはカトマンズ盆地に、マッラ3王国があった時代に首都として栄えた古都で、旧王宮を初めとする見事な建築物に、その名残を見ることが出来る。
 
 とあるが、まさにその通り。

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 特にこの旧王宮は息を呑む美しさであった。
 
 旧王宮は中も見ることが出来る。

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 中庭は実に神聖な雰囲気のする厳かなものであった。 
 二階は展示物があり、そして回廊となっているのでぐるっと回れる。

 この旧王宮は地震の被害は少なかったように見えたが、それ以外はやはり結構な影響があった、今となってはだいぶ直ってるのかもしれんが。

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 これで補強してるのか、修理途中なのかイマイチ分からんが、不謹慎を承知で言うなら、こういうオブジェだと思って見たら、それはそれで美しいかもしれん。

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 広場内に売店があり、この屋根瓦の波打ち具合が地震の波から来たものかと考えてみたり。
 でもこれも味わい深く見えるのが古都パタンだよ。

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 これ何やったかな、ハリ・シャンカール寺院やったかな??? ヴィシュワナート寺院やったかな??? 忘れた。

 ささ、時間がないので次はここからすぐの金色に輝く仏教寺院、ゴールデン・テンプルに行ってみる。
 旧王宮からだと歩いて5分ちょいってとこか、ここの入場料はR50。

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 入口は地味なのに、中はキンキラキン。
 どこにでもこういうのが好きな人達って居るもんやね。

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 もうお昼近いので行きは南側から入ったが、出たのは北西のゲートから。
 カトマンズ行きバスがここから出るらしいので。

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 12時なのでお昼にしよう、絶対日本人の行きそうにない店に入ってみた。
 一瞬、お店の人も参ったな、みたいな雰囲気であったが、注文する前にこのダルバートが出てきた。
 
 

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 メチャメチャ質素なダルバートだけど、全部お代わりできるので、じゃぶじゃぶ注いでくれる。
 これがカトマンズの最安のご飯、ベジタリR80、80円でっせ!!!

 ちなみに最終日に残ったルピーを使うべく、空港内で食べたフライドチキンライスは何とR400!!!

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 まぁ、世界標準価格と言ってしまえばそうなんやろうけど、空港は異次元の世界や。
 でも鶏肉ゴロゴロ入ってて美味しかったんやけどね。


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 さて、ここから大荒れの天気になってトラブル発生のボタナートに向かう(帰りはこんなバス、現役なのがすげー)。
 今更だがまだ続く。

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2018年5月 1日 (火)

バスと歩きで行くネパールはカトマンズの世界遺産その④スワヤンブナート

 ちょっと昔になるが、一昨年の遅い夏休みにネパールはカトマンズに行ってきた。
 だいぶ前になるが、前回はカトマンズからバスで1時間の古都バクタプルまでの行ったって話をした(どんだけ前やねん、調べてみたら9か月前)。

 今回はその後、カトマンズ中心部から西郊2kmの丘の頂上に建つ世界遺産、スワヤンブナートまで歩いて行った。

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 そもそもこの仏塔、ストゥーバと言うんだが、結構町中でも見かける。
 これはタメル地区にあるストゥーバなんだが、名前は知らん。
 うんちくを垂れると、ストゥーバはそれ自体がマンダラの構造をなし、地・火・水・風邪・空という宇宙を構成する5大エネルギーを象徴してるんだそうだ。
 台座は瞑想、ドームは全ての煩悩から解放された無の境地、基部と塔は涅槃に至るまでの13段階として、ブッダの悟りと仏教の本質を表現していると言われている。
 時計回りに歩くのが作法らしい。
 余談ながら、ワタシの行った時期はまだ雨季、朝はいつもこのように良い天気なんだが、夕方くらいからどんよりしだして、雨が降る。
 いつぞやも大雨でネパールに被害があったようだが、今となっては納得である。

 
 では地図を片手にいざスワヤンブナートへ。
 ぼやんとした地図やったが、何とか小1時間かけて麓まで辿り着いた。

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 道中、牛が道路の真ん中に鎮座していたりと、何ともネパール時間が流れている。

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 丘というより小山であるが、階段にまでやってきた、後は上るだけなんだが、最初は緩い階段も、上に行けば行く程、階段が急になる。
 ハッキリ言ってメチャメチャしんどい。

 タメル地区にバクタプルから戻ってきたのが14時半、頂上に着いたのが15時45分、やっぱり最後の階段がキツかった。

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 いきなりストゥーバがお迎えしてくれるんだが、最後の階段は本当に辛かった。
 画像撮り忘れたか、入口の少し下に料金所がある。
 ここは入場料R(ルピー)200つまりは200円なのでかなり安い。
 カトマンズのダルバール広場は入るのにR1000、バクタプルはR1500やからかなり安く感じる。
 とにかく物価が安いので、何度も言うが外国人は気前良く払っちゃいましょう。

 
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 階段上がりきって最初に見るのがこの光景。
 この金の仏具はドルジェは金剛杵と和訳されるが、チベット密教の法具なんだそうだ。
 

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 後でお土産売り場で見付けたのでミニチュアを買ってみたが、かなり値引きしたがR500が精一杯やった。
 店のおばさんは「ブッダパワーが得られる!!!」と吹いてた(笑)。

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 昼間はかなり暑いんだが、夕方はそれ程でもない。
 ましてこの高台まで上がってきたから、風も吹いてかなり心地良い。
 この下のパノラマ画像は良く撮れてると思う、安物のセカンドほぼトイカメラやけど(乾電池なので2台目として持ち歩いてる)。
 この景色見て、カトマンズって都会??? 田舎???

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 めっさ疲れたので、水分補給、水売ってたので買ったら何とR50!!!
 この直前にバクタプルで買った水がR25だったので倍、他に売ってないからこれもしゃーない。

 では右回りで回ってシャッター押しまくり。
 

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 下の画像の右手の建物は巡礼者の宿泊所だそうで、その先は駐車場で、遠回りになるけど車でも行けるみたい。
 ま、せっかくやから階段使いましょ。
   

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ぐるっと一回りして、また景色を見て、名残惜しいが1時間弱の滞在で下山(大袈裟な)。

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 帰りにまだ牛が座り込んだままだったので、やはりネパールだと改めて思った。

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 途中、もはや日本でも見なくなったトヨタのセラ発見、ガルウィング懐かしー。

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 暗くなってきたが、タメル地区に戻って屋台でパニプリというローカルスナックを食べてみる。
 潰したポテトを揚げて、甘辛酸っぱいタレをかけて食べる、全く珍な味であった、5個でR70。

 
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 タメル地区もだいぶ慣れてきたので、いろいろ歩き回ってたら「日本人の宿」発見。
 「めっちゃ早いWIFI」と何故か関西弁やったのが笑えた。

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 雑貨店はあるけどコンビニはないなー、と思ってたが、まさに「SUPERMARKET」を発見。
 冷えっ冷えのゼロコーラ一気飲み、R75。

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 この真向かいが「Curry Kitchen 」というレストランバーだったので、当たり前ながら前夜に引き続きカレー。
 ちなみに隣は1Fがパン屋で2Fがピザやったか。
 

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 まずはビール、カールスバーグはR460。

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 次からはサンミゲール、R445を3本呑んだ。
 注文したのはダルバートノンベジタブルミール。
 左からほうれん草炒めたの、にんにくとクミンとタイム??? が利いてたか。
 ダルスープはねっとりとしてて滋味深い優しい味わい。
 カリフラワーとニンジン、さやえんどうにパクチーを炒めた、これはもろにカレー味。
 一番右はチキンカレー、うまうまやんか。
 タマリンドの酸っぱいピクルスが付いて、ライム搾ったんか??? なんかテキーラみたいな味がした。
 このダルバートがR575、言えばどれもお代わりしてくれるので、ワタシはダルスープを3回くらいお代わりした、満足。

 
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 上の画像にあるようにオープンなレストランなんだが、途中停電があって、町が真っ暗になったが、電力不足でいつものことなので、慌てず騒がずって感じ。

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 そしてホテルに戻って仕上げの酒、初日に雑貨屋さんでジンとトニックウォーターを買ってたので、ぬるいジントニックを鯨飲。
 この日(9月29日)もよく歩きましたと自分にお疲れ。

 10月1日は飛行機に乗るだけなので、実質翌日の9月30日が最終日。
 残り3つの世界遺産を回ることになっているので、なかなかハード。
 ちなみにホテルにエアコンは付いてなかったが、夜は冷えるので扇風機で全然大丈夫なのであった。


 
 さぁ、次回はまた9か月後になっちゃうのか、てきとーですまぬ。
 

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