2025年5月 6日 (火)

台湾で一番美味いもんはこれや「鮮定味生猛活海鮮」さんの 鹹蚋仔(しじみのにんにく醤油漬け)130元

 先週の金曜に台湾は高雄に行って、昨日の13時半に台北から戻ってきた。
 何度も言うが昨年9月にエライ久しぶりに台湾に行ったんだが、行く直前に結構なぎっくり腰をやってて、行く前の日まで接骨院に行ってた。
 そんでそこの先生が、台湾に行くんやったら、メチャクチャ美味かったもんがあるから行って食べといで、と教えてくれたのがしじみのにんにく醤油漬け。
 先生は何かの会合で台湾に行って、ホテルの中華で食べてえらく感動したそうで、一品それを教えてくれた。
 牛肉麺でも胡椒餅でもジーパイでもルーロー飯でも臭豆腐でもサバヒーでも麺線でもなくしじみのにんにく醤油よ。
 教えてくれたホテルの名前は忘れちゃったが、元々ホテルの中華に行くようなワタシではないので、探せば居酒屋で食べられるであろうと思って、4泊5日の内、3泊台北泊まりなので、どこかで行こうと決めてた。
 初日、二日目は夜市巡りでそれどころではなく、ハタと気付いて、しじみのにんにく醤油食べに行かねば!!! と思い、スマホンで探したらあった、便利な世の中やね。

 ワタシが泊ってた最寄り駅は中山、地上に出ると南京西路が東西に通ってて、そこを東に歩いて7・8分、新生高架道路が見えるので、そこは越えないで南に下るとこれが小さい飲み屋がたくさんある通りで、誘惑に負けそうになるが、細い道を突き抜けると長安東路一段という大通りに出るのでそこを東に折れてすぐ。
 ハイネケンの緑の看板が目に付くのですぐ分かる。
 よう分からんがこの辺は海鮮料理が集まってる地域みたい、そういうエリアってあるもんね。

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 ・鮮定味生猛活海鮮: 鹹蚋仔(しじみのにんにく醤油漬け)130元

 実はこの店昨秋に行ってて、今年の元日と、そんで一昨日の台湾最後の夜にも行ってるので去年から3回台湾3回行って3回とも食べに行ってる。
 要はそんだけリピートするくらい美味いってこと。
 秋に行った時は台湾ビールガールがビチビチの衣装着て賑やかな店やったけど、それ以降はそんな派手なパフォーマンスはやってない。
 ちなみに元日行ったと言ったが、大晦日に行って満席で断られたので、翌日の1月1日を予約して行った。

 とにかくこちらは海鮮を売りにしてるがそれだけではなく普通の中華もやってる。
 派手にやりたい人は表の水槽にある魚を選んで調理方法を指定して好きなように食べれば良いであろう。
 しかしワタシが食べに来たのはしじみのにんにく醤油漬け、だけどこれだけ食べる訳にもいかんので、青菜炒め注文したり。

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 ここは特に製造してから18日しか飲めないという台湾ビールの生を置いてるので、それをよく飲む。
 秋に行った時はうるさい程で台湾ビールガールにビールを注文したら持って来てくれたが、正月に行った時は冷蔵庫からセルフで取って飲んだ、凄い落差や。

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 今回も台湾ビールガールが居たが、店内は普通で台湾ビールを自分で冷蔵庫から取り出したり、ビールガールに注文して一杯注いでくれたり。
 ま、そんなこと関係なしに台湾ビールは美味しいよねぇ。

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 メニューこんなん、だいたい自分でメニューに食べたい物の食数を書き込んで、テーブル番号書いて渡すシステムが多い、街食堂でも。
 だいたいどこでも日本語メニューあるので苦労せんと思うな。

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 こんな小鉢料理は盛るだけなのですぐ出てくる。

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 これは別Ver.で今年の元日。

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 これが一昨日。

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 とにかくしじみのにんにく醤油漬けよ、どんだけ美味いんや、ちゅるん。
 なんですとーーー!!! 生のしじみは生臭くもなくホントちゅるんで、そこににんにく醤油に唐辛子がぴりりと利いてて絶妙の味加減なのよ。
 これメチャメチャ美味いやん、サイコーか!!!
 一皿130元だから650円くらいか、安すぎる肴や。

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 しじみの一個が小さいってのもあるけど、一粒ちゅるっとして、出汁醤油を一緒にじゅるりと、そんでビールぐびっ、これエンドレスで終わらんよ。

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 店の右側にトイレがあるんだが、そこの通路ら辺にジャーや調味料が置いてる。
 どうやらここはご飯がフリーなようで、客はジャーからご飯を盛って好きに食べてる。

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 ワタシは閃いた、これご飯にしじみ載せてにんにく醤油かけたら無敵のご飯ではないかと。
 試してみたら、これもかんなり美味かった、酒のみならずご飯にも合うぞこれ。

 ちなみにどれくらい美味かったかというと、この時は翌日朝から新幹線で高雄まで行ったんだが、高雄でも食べたくて探して行ったくらい。
 あいにく店が閉まってたのだが、それでも諦め切れず、翌日高雄から関空に帰るんだが、その午前中でも空いてないかともう一回結構遠いんだが歩いて行ったくらい、やっぱり閉まってたけどな。
 今回は高雄から入ったのでまたリベンジで行ってみたが、着いたのが15時半くらいで昼休憩に入ってて断られた、いつか必ず行ったるからな。

 んで昨秋帰って来てから接骨院の先生に美味かった旨報告したら、そうやろうそうやろうと仰ってた、それくらいに美味かったってこと。
 昨秋とこの年末年始とGWで直近三度目の台湾に行ったが、行く理由の一つにはこのしじみのにんにく醤油漬けが食べたいってのもある。

 しかしそれだけ美味しいと思ったしじみにんにく醤油だが、元日に行った際にお店の人に訊いたのよ。
 ワタシはこれを食べにわざわざ日本から来たんだが、これはやはり台湾でも大人気メニューなのかと。
 すると笑って、それ程食べられてないよとの回答にガックリ。
 まぁ、台湾やから他にいろいろ美味しいもんあるわいな、わざわざしじみのにんにく醤油なんて地味な料理は食べんってか。
 それでもワタシはいたく気に入ったので、今後も行く度に食べるメニューなのであった。


 しじみの話ばっかりやったが、この「鮮定味生猛活海鮮」さんはそう数食べた訳ではないが、何食べてもハズレがなくて安くてボリュームがあってサービスも良い。
 大人数で行ってたくさん種類頼んでシェアするのがええ店やと思った。
 出来立てビールもイケますので台湾で海鮮食べたい人は是非。
 後、鍋率結構高いので海鮮鍋食べたい人もどうぞ。

 

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2025年5月 2日 (金)

これが台湾のビブグルマン??? 嘘でしょ「劉山東牛肉麺」の清燉牛肉麺220元

 あまり台湾ってワタシ的にハズレメニューってないんだけど、ここの牛肉麺には参ったという店があった。
 しかもいつか知らんがビブグルマン掲載の店だと後で知って驚いた。
 ワタシが味音痴なのか…、いやそんなことがある訳ない。
 興味のある方は行ってみるがヨロシ。

 場所は台北駅南すぐだけど路地裏にあるので分かりにくい。
 ワタシはこの斜め前の有名な胡椒餅の店「福州世祖胡椒餅」に行ってたし、この開封街一段という通りは東の角にマ〇クがあるので休憩しにしょっちゅう行く所。

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 早朝に泊ってるホテルから歩いてすぐの迪化街の外れの食堂で朝からサバヒーという台中の名物の魚を食べた(メチャメチャ脂乗ってる、なだけに足が速くて輸出に向かないらしい)。
 ルーロー飯に野菜も摂って本来ならこれで夕方まで持つんだが、ワタシは食べ歩きに来ているのでここで終わる訳はもちろんなく、どこで何食べるかと思案する為に台北駅近所の朝マ〇クでコーヒーブレイクして調べてた訳だ。
 とりあえず市場みたいなのがありそうだったので、そこに向かおうと西に歩いて1分で路地に人がたかってるのを見つけた。
 何じゃこりゃとずんずん入って行ったらどうやら牛肉麺の店らしい。

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 牛肉麺は昨秋メチャクチャ久しぶりに台北を訪れた時に最初に寧夏夜市の入り口で腹ごしらえで食べたのが牛肉麺。
 その時はうどんのような麺にまるですき焼きのような甘辛いスープでピリ辛、牛肉も食べ応えあって160元(800円くらい)くらいだったので悪くないと思った。
 その後もっと軽めの麺やB級な食べ物にハマってしまい、追っかけることがなかった。
 しかしここで偶然ながら混雑店を発見したのは入れということだと勝手に決めて、それ程並んでない列に加わった。
 それでもこの時9時半で7人くらい並んでたか。

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 ・劉山東牛肉麺:清燉牛肉麺220元

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 入ろうか入らないか実は迷ったのがこの値段。
 220元というと1100円くらいだと思ってクレイ。
 だいたい100元くらいで一食済ますので、倍は二の足踏む、いくら牛肉だとはいえ。
 ま、でもせっかく来たんだし、人気店っぽいんで後学の為にも良かろうと奮発することにした。

 メニューは牛肉麺でも「清」と「赤」がありサッパリしてる方と味の濃い方という比較で良いと思う。
 ちなみに上で言ってる昨秋食べたのは「赤」だったのでこの時は「清」を注文。

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 狭い店内はぎっしり人が詰まっており、それ程回転が速いとは思わんかった。
 それにしても店外にメチャメチャにんにくの臭いが漂ってるんですけど。

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 15分程待ってようやく入店。
 すると後は早くて牛肉麺登場、肉多いな、しかしこれはどう見ても肉うどんやないか。

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 ではまずは麺からいただきます、ずるずる、はぁぁぁぁぁ!?
 これはうどんではないが、こんなうどんを出す店があったらワタシは怒るな。
 麺が太いのは別に良いけど、これはつるつる感もないし、もっちり感もないしコシもない、ただの麺の形をした小麦粉の棒でしょ。
 これが九州の「牧の」さんみたいな伸びるようなもちもち麺やったら絶賛する所やけど、しなやかさも何にもない、まず麺がイケてません。
 続いてスープ、じゅるり、何だこの薄っぺらい肉汁を醤油で割ってうっすら甘味を付けた程度のスープは。
 関西人の麺文化に九州のうどん・ラーメン文化も入ってるワタシは厳しくなるよ。
 スープに旨味もコクもないしボディ感もない、うーむ。

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 そして牛肉、肉うどんみたいな小間じゃなくて厚さがあるのは良いんだけど、これが「清」だからなんか、スープに馴染んでないので格別美味いもんでもないんだよ。
 店内ではにんにくを生噛りしてる人が多かったが(だからにんにく臭い)、そういう食べ方したら美味しくなるんかな。
 テーブルには高菜が置かれてあって、それをちょいちょいつまみながら食べたけど、別に味が変わるわけでもないし。
 これって並ぶ程まで食べる味か、やっぱり220元は流石に高過ぎるでしょ。
 ビブグルマン、どこが???って感じ。

 という訳で、今考えても全然納得いってないこの店。
 誰か行って食べてみてよ。
 ワタシが行った時はひょっとしたらメインのシェフが風邪引いて、隣のおっさんが作ってたりしたのかもしれんし。
 しかしここに並ぶ人ってのは(ワタシも並んでしまったが)、たぶん並ぶのが好きな人なんやろうね。
 ワタシ的には並んでこれ食べさせられたら関西人として怒ります。
 普通はこの肉うどん1100円払って食べんで。


 なーんて、怒りをぶつけてしまったが、これはあくまでほんの一部の話で、つか、私の口に合わなかったというだけなので、有名牛肉麺を食べてみたい方は行ってみると良いのではないか。
 ワタシは今回はワタシ好みの牛肉麺を探すのをテーマの一つとしてるので、二軒は行ってみたいな。
 ということで今から台湾行ってきまーす。

 

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2025年1月 7日 (火)

台湾に行ったらまずこれ食べて「福州世祖胡椒餅」さんの胡椒餅60元

 12月31日から1月4日まで台湾に行ってた。
 9月に行った時はメチャクチャ暑くて、しかし食べる物は何でも美味くて、ラストは新幹線で高雄まで行って台北より安価なかき氷を食べまくりで満喫した。
 今回は観光なんぞ何もせずに、ひたすら食べるだけ。
 夜は夜市巡りで、前回はメジャーな所ばっかだったが、今回はマイナーな夜市を探して行った。
 それぞれに個性があって面白かったのよこれが。

 9月に行った際に宿泊したのは、どこが良いのかよく分からず、当てずっぽで選んだ台北から北西へ歩いて15分くらい(最寄り駅はMTR中山)の重慶北路と南京西路の交差点辺りのホテルに泊まったんだが、これが大当たりで、食で有名な寧夏夜市があることは知ってたし、近くにレトロな問屋街の迪化街もあり、ホントここだけで十分台北を楽しめるナイスな場所であった。
 なので今回もその近くに4泊した。
 元日だけ少し休んでる店があったが、夜市は年中無休なので無問題。
 天気はずっと良くなかったが、それでも18度くらいで日本の11月下旬くらいでなかなか快適。

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 さて、その寧夏夜市で昨年9月に最初に食べたのが台湾グルメでもワタシはかなり好きな方の胡椒餅で、屋台ながらちゃんとタンドリーで焼いてて、値段も50元(250円)とリーズナブルであったので、台湾ビールとの相性はサイコーかと思った。

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 胡椒餅は昔から知ってたが、食べたのはコロナが流行る直前の2020年の正月の上海。
 この後3週間後くらいにコロナだと大騒ぎすることとなり、上海帰りのワタシはヤバくないのかと少し焦ってみたり。
 とにかく外灘に向かう途中にこんな屋台を見付けたので飛び付いて食べてみた。
 この時初めて釜で焼くということを知った。
 タンドリーでナンを焼くみたいに餅を釜の内側に貼り付けて焼くので、焼きたてはそりゃ熱々で冬にはナイスな食べ物。

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 話は9月に戻って、やはり屋台だけでは胡椒餅の神髄が分からんと思い、店を探すと、台北での人気スポット龍山寺の近所の路地裏みたいな所に店を見付けた。
 これがまた分かりにくい場所で探すのに手間取った。
 こんなふうにタンドリーで焼かれる。
 中の餡は豚肉だと思うが、肉まんの中身みたいなのではなく、ワタシはミニハンバーグが入ってるのかと思った。
 醤油っぽいベースの味に五香粉が利いて、噛みしめると後から胡椒の辛さが一気に来る。
 こりゃハマるよ。

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  ・福州世祖胡椒餅:胡椒餅60元

 ということで先日の大晦日に台北に着いたのが丁度お昼頃。
 かなりお腹が空いてたが、まずは台北駅近くに胡椒餅で有名な店があるので、そこに直行。
 場所は台北駅出て南に下ること5分、重慶南路と開封街一段の交差点、行列の出来てる店なのですぐ分かる。
 この道の東には一回がマ〇クで二階にはス〇ローがあるのでそんなに難しい場所じゃない。

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 ワタシが着いた時は10人ちょい並んでたくらいだったので、まだマシだった。
 待ち時間は作るのを見てるのが楽しいので、あっと言う間。
 生地を伸ばしてあんを一個分取って大量のネギに片面押し付けて生地を丸めて焼く。
 ホント、すぐに自分の番が来るので、60元払って熱々を一個もらう。
 龍山寺の店は釜が3個くらいあったのだが、ここは店頭の一つだけ。
 だけど回転は結構早いので待たされた感はない。
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 ではゴマがたっぷりの胡椒餅を割ってみる。
 うんうん、しっかりしたあんにネギが下に付いてる。
 では食べちゃう、もぎゅもぎゅ。
 この生地は餅というよりパリッとしたパンみたいな感じ。
 このカリカリ生地もナイスで、ジューシーなあんは八角ではなくもちょっと複雑で優しい五香粉が利いてると思われる。
 ネギは食べてるとあんまり感じないんよね。
 とにかく熱々でパリパリの生地と旨味の塊のあんと胡椒がピリッと利いてこれは美味しい。
 ここが特別美味いとは思わないけど、どこで食べても美味しいと思うのが胡椒餅。
 ただし焼きたてじゃないと美味しさ半減でしょ。
 高雄の夜市で胡椒餅を売ってる店があったが、作り置きを並べて売ってたので買う気もせんかった。
 なので熱々を食べるならハズレはない台湾グルメだと言える。

 こないだまでミ〇ドで台湾フェアやってたので行ってみたが、当然タンドリーで焼く訳なく、生地はパイ生地みたいな重層的な生地で、ドーナッツと一緒に並べられてて、注文後にレンチンして食べるという、似て異なるものであったが、あんは胡椒が利いててそこは似てるかなと思った。


 これ発祥は中国の福建省の福州市らしいんだが(だからどこの店にも福州と書いてる)、今は中国ではあまり食べられてなくて、台湾の方がメジャーなんだって。
 ここ台湾も沖縄同様、夏は暑すぎて行けないので、ワタシの中ではベストシーズンは11月~4月と見たので、近々どこか行きたいと思ってらっしゃる方は是非行って食べてみて。

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 あ、ちなみにこの台北駅の「福州世祖胡椒餅」さんは25年1月より5元上がって65元になってたので、値段も含めて他店と比較して店選びするのも宜しかろう。
 って値段上がっても大行列やったけどね。 
 

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2021年4月25日 (日)

京都で何とラオス料理「YuLaLa」さんでラープガイ990円・カオニャオ(黒米入り)440円・サイウア(自家製ラオスソーセージ)990円・ダートムーソム(発酵豚肉のグリル)990円・ビアラオ660円・ラオラオ(ロック)550円×2杯

 先々週の土曜日、この日が青春18きっぷの最終使用期限だったので、日帰りで帰って来れる所で、なおかつ京都に17時に戻って来たいということで、大垣に行くことにした。
 別に理由はない。
 新幹線で名古屋まで簡単に行っちゃうから大垣のありがたみってあまり感じてないし、とにかく時間的に丁度良かったから。

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 朝、6時半に出て大垣に9時半くらいに着いた。
 そんでモーニング二軒はしご、二軒目は歩いて30分近く掛かったのでえらく遠かったが、そのモーニングにはトーストと茹で卵とサラダにコーヒー、そこにプチおにぎりが付いて400円。
 なんだけど、もう一品スープが付いている、茶色でスプーンと一緒に。
 これ何だと、一口いただいたらびっくりの赤出汁であった。
 流石東海文化圏、モーニング文化やねぇ、関ケ原越えたらやっぱ違うわ。

 なかなか楽しい思いをさせてもらってお昼前に離脱、京都までの道中で、降りたことのない草津で下車してみたが、観る物が何もなかったので、駅隣のスーパーでヨーグルト買って食べて滞在30分で京都に向かった。

 さて京都、何しに行ったかと言うと、ラオス料理を食べに行った。
 ちょっと前の朝日の新聞記事の「わがまちこの味」というコラムで「ラオスのおふくろの味」としてラオス料理の店が取り上げられていた。
 これはラオス愛の強い私は是非とも行かねばならない。
 何でも店主夫婦は2005年から10年間ラオスの首都ビエンチャンで創作料理の店を出して、そして15年に地元京都に戻ってこのお店をオープンされたそうだ。
 ワタシがラオスに行ったのが2012年、被ってる被ってる。
 料理も食べてみたいし、ラオスの話をしてみたい!!!
 ということで18きっぷの帰りに京都に立ち寄って食べに行くことにした、もちろん予約してね。

 場所はJRで行ったから京都駅から京都タワーの横の烏丸通を北上、東本願寺を左に観て更に北へ、五条越えて四条の手前の烏丸高辻という交差点を東に折れて、高辻通を3分程歩いて3つ目の信号を北に上がってすぐにあるマンションの1Fが目的のお店。

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 なお、この烏丸高辻という交差点にはビルの中に日本初最初の電車というのが何故か博物館ではなく普通のビルの中に展示されているので、鉄ちゃんなら見ておいて損はないであろう、余談。


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 ・YuLaLa:ラープガイ990円・カオニャオ(黒米入り)440円・サイウア(自家製ラオスソーセージ)990円・ダートムーソム(発酵豚肉のグリル)990円・ビアラオ660円・ラオラオ(ロック)550円×2杯

 マンションの1階ではあるがいかんせんこの柳馬場通は地味な通りなので分かりにくいかもしれんが、近くまで行けばメニューが出されているので見付けられる。
 つか、今ではスマホン検索してるから昔みたいな幻の店なんて今はもうないんだよなー。

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 ワタシはとにかくラープ(現地で食べたのは鳥のミンチの香菜激辛炒め)とカオニャオ(おこわのような物)でビアラオが呑みたいだけなのよ、基本は。
 奥さんのお手製の料理の絵が描かれたメニュー、可愛らしく出来てて、説明も丁寧で分かりやすい。

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 さ、17時になったから入店と、一階の奥の方がメインの入口。
 玄関にラオスの国旗がありますよ、何か穴場感覚で楽しいな、ふふふ。

 

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 がらっと開けて予約していた旨を告げると、手前の部屋を用意してるからと、小さな個室に案内された。
 厨房を挟んで一般席と4人席の個室がある、面白いな。

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 改めてメニュー確認。
 気になるメニューはたくさんあるが、上でも述べてるがラープ(ここではラープガイ)とカオニャオはマスト、そんなに食べられるもんじゃないので、後は何にするか。
 サイウアという自家製ラオスソーセージが美味そう、腸詰好きやし。
 後はなれずしってのがあってとても気になるが、ダートムーソムという発酵豚のグリルにしてみた。
 結構発酵なのね(シャレじゃなく)、それともこの辺が店主のオリジナルなんかな。

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 60度くらいの蒸留酒ラオラオのチェイサーにラオスのビールのビアラオ、軽く呑みながら料理が出てくるまで奥さんとラオス話。
 一昨年まではラオスに行って旧交を温めたり新しい味を仕入れたりしてたそうだが、コロナ禍において行けなくなったと残念がっておられた。
 ワタシが行ったのは繰り返すが9年前で、ビエンチャンで2泊してルアンパバーンで1泊しただけの3泊5日の弾丸ツアーであったが、それでもこの今においても喋りたいことが山程あるので、相当楽しかったってこと。

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 そんななんやかんやを話してる内にラープガイが出てきた。
 ワタシが着いたその日に夜、屋台に毛が生えたような店で食べたのがラープとカオニャオ。
 鶏のミンチをと香菜を炒めた肉料理だという認識だったが、こちらではサラダとカテゴライズされている。
 メニューより、「京赤地どりもも肉、ミント、パクチー、ライム入り定番サラダ。地どり肉をこんがり焼き、こま切れにして和えます。」とある。
 ミンチではなく、地どりのこま切れとは、凄いパワーアップしてる。
 あの時初めてのラオスでの食事であったが、えらく辛かったイメージがあるので、激辛仕様でお願いした。
 それとカオニャオ、このもち米を手で取って丸く整形しておかずと一緒に食べるんだよ。
 野菜たっぷりのサラダ仕立てだけどもち米と一緒に食べる。
 おお、これは結構辛い、鶏肉もミンチじゃないので食感があって食べた感じする。
 ナムプラーにライムが味を締めてる、けど東南アジアと言えばカラマンシーだよなー。
 ずいぶん行けてないからカラマンシーですら懐かしい。
 とにかくこれは味のオーケストラと言おうか、いろんな味や香りが複雑で面白い。
 カオニャオと食べるとラオスを思い出す。

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 そうしてラオスの話はビエンチャンに行ったりブッダパークに行ったりルアンパバーンやったりしてる時に出てきた次の料理がラオスソーセージのサイウア。
 メニュー紹介には「数種のハーブと唐辛子がたっぷり入ったソーセージ。トマトのピリ辛ソース(トマトのチェオ)とパクチー添え。」とある。
 これは鮮烈なレモングラスの香りがするし、ココナッツミルクのマイルドな感じもある。
 このトマトのピリ辛ソースがまった複雑な味で、これでカオニャオが食べられるな。
 何とエキゾチックな味か、辛味も後から来るし、これはラオラオがススム君や。
 ここでラオラオのロックをもう一杯、くぅぅぅー。

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 話は食べ物にも振られて、焼きガエルや甘いたこ焼きやロティという卵を使った練乳たっぷりのクレープとか、話が終わらん。
 そうして出てきた最後の料理がダートムーソム、発酵豚肉のグリル。
 「もち米、ニンニク、塩で漬け込み乳酸発酵させた豚バラ肉のグリル。発酵により肉も脂身もうま味倍増。一緒に漬けたもち米と唐辛子をソースにしています。」だそうだ。
 まずは口直しに添えられてるブロッコリー、これも普通じゃないな。
 発酵豚肉とはどんなもんじゃい、おおおおお、確かに酸味があるが、旨味の奥が深い。
 上に載ってるもち米と唐辛子のソースは食べたことのないような味。
 これが発酵の力か、美味いじゃないか、これもラオラオともカオニャオとも相性抜群や。

 あー、どれも美味しかった。
 店主の旦那さんも優しい方で話が弾んだ、いやー、ラオスの話ができるとは。
 近くにあったらしょっちゅう行く店や。
 京都にラオスがあったとは驚いたー。


 基本、ラオスはメチャクチャ暑い国なので、辛い物はよく食べる。
 もちろん東南アジアなのでパクチーも必須、これがイケる人ならかなり楽しい店やと思う。
 まだ見ぬ国ラオス、気になる人は是非どうぞ。
 行きたくても行けない今だからこそ、ラオス如何でしょうか???
 って、緊急事態宣言出ちゃったからドモナランけど。

 

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2020年4月28日 (火)

2019.4/13-2020.1/5 砂の美術館 第12期展示「砂で世界旅行・南アジア編~信仰が息づく多様な文化と平和への道を訪ねて~」

 という訳で前回の続編、今年の1月5日まで展示されてた第12期展示。
 繰り返すが第11期は北欧編、本来なら今やってるはずの第13期はチェコ&スロバキア編である。

 ではその第12期展示はと。

 

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 ・2019.4/13-2020.1/5 砂の美術館 第12期展示「砂で世界旅行・南アジア編~信仰が息づく多様な文化と平和への道を訪ねて~」

 今回もメインはスマホンのカメラ、10年以上前のコンデジのレンズでは、今のスマホンのカメラのレンズに比ぶべくもないのでな。


 1:聖なる河ガンジス 沐浴と祈り

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 2:スターモスクと都市のにぎわい

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 3:インダス文明 モヘンジョダロ

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 4:ブルーモスク ハズラト・アリー廟

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 5:カジュラホ ヴィシュワナータ寺院

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 6:ヒンドゥー教神話

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 7:霊廟タージマハル

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 8:ムガル帝国 皇帝シャー・ジャハーンと王妃の愛の物語

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 9:ムガル帝国の行進Ⅰ,Ⅱ

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 10:仏陀の出現と悟り

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 11:仏陀の入滅

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 12:バーミヤンの大仏

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 13:タクツァン僧院とチベット仏教

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 14:シギリヤロックとフレスコ壁画

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 15:小説「ジャングルブック」

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 16:ヒンドゥー彫刻 コナーラクの車輪

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 17:古都パタン ダルバール広場

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 19:独立の父 マハトマ・ガンジー

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 20:幸運の神 ガネーシャ

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 21:インド洋の宝石モルディブ

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 と、これが前回の展示。
 早く第13期展示見に行きたいのー。
 年に一度の鳥取詣やねんから。
 

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2020年1月26日 (日)

上海あるある後編

 1月3日に帰国して、これといって身体に異常は何もないので、新型肺炎については大丈夫だと言える(危ない危ない)。
 ということで上海あるある後編。


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 16:ビールの度数が3%前後の物がほとんどで、いくら呑んでも酔わない。

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 17:紹興酒は置いてなく、度数が高いものとなると一気に50%くらいの白酒(パイチュウ)になっちゃう。

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 18:だけどコンビニには丁度良い度数の韓国の眞露が置いてあるので、最後は部屋呑み。

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 19:そのコンビニは街のそこいらにあってFM一強で7・11は一軒もない。

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 20:ファストフードはマック(画像は中国のマック限定メニュー)にケンタにスタバはどこにでもある。ハーゲンダッツカフェは南京東路にあるし、世界最大級のスタバは南京西路にある、豆の焙煎から最終商品のパックまでを行う、確かにでかい。

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 21:新幹線はのぞみのようなデザイン、車体は新しく、シートも広くて快適で全席指定。乗るのにはパスポートが必要、新幹線というより飛行機に乗るくらいの手続きが必要。だけど値段はかなり安い(上海~杭州の1時間で73元=1200円)。

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 22:新幹線の駅はとにかくバカでかい、それに比べたら関空なんて田舎のローカル駅程度の大きさ。杭州もでかかったし、蘇州ですら超巨大。

 23:上海は都会なので皆都会人だから他人に興味はないが、都会に出てきた田舎者はうるさい。

 24:日本に来る中国人は原色の服を着てる印象だが、実際は上海に居る人だと日本人と何ら変わることがない。

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 25:杭州の西湖は今回も天気が良くなかったが、遊覧船はそれなりに楽しい(50元=800円)

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 26:杭州の延安路は地上は超ブランドショップばっかで、地下2Fのフードコートはメチャメチャ店が多い(画像は珍しいバクテー専門店)。

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 27:蘇州観光のハイライトの山塘街はただいま修繕中でがっくりコースである(オフシーズンだからか)。

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 28:蘇州の世界遺産の庭園の拙政園は11月~3月は70元=1100円(要はオフシーズン)、4月~10月は90元=1400円と新幹線と比べても結構良い値段。

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 29:道行くスクーターのエンジン音や排気音が聞こえないのが不思議だったが、よくよく見たら電動で、古いスクーターですら電動であった。

 30:ネットはどこでも繋がるが、Googleが使えないので検索が一切出来ず、スマホンはニュースを見るのみ。

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 31:火鍋は山椒をかじったら死ぬ辛さ、表面はラー油なのでどこからでも辛い、けど黒酢を付けたらまだマイルドになって食べられる。

 32:とにかく上海に限らずどこでも人が多く並ぶのが普通なので、30分早く行く感覚で行動しましょう。


 繰り返すがメチャメチャ楽しかった上海だったんだが、ワタシは行かなかったが、上海ディズニーランドはしばらく休園するらしいし、今行く人が居ないのは実に残念。
 落ち着いたら旅行先の一つとして是非加えて欲しい、ホント楽しい街よ。

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2020年1月12日 (日)

上海あるある前編

 繰り返すが12月31日~1月3日までウン十年ぶりに中国は上海に行ってた。
 ワタシが行った頃は自転車に太極拳だったが、今回は豫園に行かなかったので結局の所、ワタシの知ってる上海はどこにもなく、まるっきり新しい国に行ったも同然であった。

 そんな上海、ネットが繋がらないのが不便であるが、それ以外はメチャメチャ楽しかったのでまた行きたいと思う。


 ということで、いつものあるある、上海編。

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 1:空港から市内に向かうリニアモーターカー(MAGLEVという)は430km/hで走るというがワタシの乗った往復は301km/hまでしか出ず、おそらく昼間は430km/hは出ないと思われる。
 2:そのMAGLEVは全席自由席であるが、シートはLCC並にショボい。

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 3:上海は地下鉄であらゆる所が網羅されており安くて便利。駅のホームは新しくて明るくて安全安心時間も正確、車内も広くて快適。地下鉄同士の乗り換えも難しくない。ただし2号戦から12号線の乗り換えは駅を出ないと行けない。
 4:電車に乗る際には改札前に手持ちの荷物は全てX線検査が必要。
 5:地下鉄のシートに座って隣と10cmの隙間があれば必ずお尻を突っ込んでくる。
 6:銀行で円から元に換金するのにかなり時間が掛かる。

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 7:浦東の高層ビルは入場料がとても高く、上海タワーで220元=3500円、テレビ塔で199元=3200円もする。特に世界第二位の632mの上海タワーはチケットを買うのに並ぶしパスポートが必要。

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 8:上海タワーは546mからの夜景が圧巻、468mのテレビ塔は観光層が263mながら外灘が近くに見えて手が届きそう。

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 9:上海タワーは悪い言い方をすれば高さのみ、テレビ塔はテーマパーク的な面白さで飽きない。特に263mから1フロアー降りた所のガラス張りの床から見る下界はチビる。更に下の90mの観光廊にあるVRコースターは600m級のビル群の中を走るジェットコースターで、仮想の高さから来る怖さと、VR空間の出来の良さに大爆笑。

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 10:外灘から見る浦東は22世紀、夜の外灘はゴールドエクスペリエンス並に真っ金々。
 11:上海のメインストリートの南京東路は大阪で言うと御堂筋を歩行者天国にして心斎橋筋商店街の人の多さの倍くらいにしたものだと想像してクレイ。
 12:上海で買えないブランドは何もない。

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 13:上海で食べられる蘭州ラーメンも美味しい、ワタシが食べた人民広場駅近くの店は18元=290円と安かった。

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 14:トイレは全く困らない、そこいらにあるし、商業施設内のトイレもどこでもある。和式の便器はTOTOでも中国式な古臭いタイプ、たぶんドアを開けてくるりと回れ右してドアを見ながら踏ん張る形と思われる。紙がなくトイレの使い方は汚い(画像のトイレは新幹線、洋式のタイプもあった)。

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 15:個人的にどこの食堂でもある牛肉麺(ワタシが食べた最安は蘇州の10元=160円)を食べてればハズレはない。


 今回9連休であったので国外脱出したが、やはりそれなりの値段はする。
 年末年始やGW、夏休みを外したらだいぶ安いと思われるのでまた行きたい、それくらいに楽しかった。
 ちなみに旅費はホテル込みで65000円、リニアのMAGLEVは飛行機のE-チケがあれば片道40元、新幹線は日本で予約、上海虹橋から杭州が往復146元、上海虹橋~蘇州で往復80元、現地で使った小遣いは20000円、これで十分遊べます。

 

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2019年10月 8日 (火)

ウズベキスタンあるある後編

 繰り返すが9月11日~9月15日に遅い夏休みとしてウズベキスタンに行って来た。
 とにかくメチャメチャ良い国だったのでまた行きたい、今すぐ行きたい、そういう気持ちで一杯なのである。

 

 ということで今回は【ウズベキスタンあるある】後編。

 

 (21)酒は酒屋でしか売っていなく、スーパーや町の雑貨屋やコンビニではビールすら売っていないが、酒屋は探せばそこそこあるので不便はない。
 (22)コンビニではパスタやポテチやクッキーやタバコが量り売りされてる。
 (23)食事ではほぼ香辛料のクミンが使われているが、カレーはなかった。

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 (24)プロフ(ピラフ)を作る鍋はとにかくどでかく、作り方も豪快だが、このプロフが油っ濃くて食べられないというなら、名古屋のあんかけスパは食べられん。

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 (25)基本食事は米とパンと肉とサラダとお茶、現地のパンのナンは食事パンで腹に溜まる。
 (26)市場や町の食堂はセルフサービスの店が多い(外国人は知らないのでサービスしてくれるが二度目に行く際はちゃんとセルフで食べます)。

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 (27)チーズやヨーグルト等の乳製品が多い、バザールで買ったミルキーみたいな大きさの乾燥ヨーグルトを塩で固めて干した「クルット」という乾燥チーズは1個で酒が何杯も飲める(漫画「蒼天航路」で曹操が食べてた)。

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 (28)フルーツはアジア系はないけど(ドリアンとかドラゴンフルーツとかカスタードアップルとかマンゴスチンにランブータン)、北欧系のベリーはあった(ラズベリー1カップ5000スム=60円)、けどパクチーは料理には使われてた(実はロシアはパクチーの産地らしい)。

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 (29)バザールでは牛の脚やタンもレバーも売ってたが、内臓(ホルモン)はなかった。
 (30)当然、宗教上の面から豚肉はない、酒には寛容だが。

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 (31)ソフトクリームはみんな買って食べているおやつ(1000スム=12円くらい)、タピオカはまだなかったしこれからもないであろう。
 (32)小学生は学校帰りに結構ガッツリと買い食いをしている。
 (33)タシケントは都市がバカでかいわりに酒を呑む店があまりない、どこでも酒呑めるのは東南アジアくらい。
 (33)盛り場が少ないので、観光客が来てもお金を落とす所があまりないのがもったいない。

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 (34)トイレは(大)は洋式と和式(和式というのか、要はしゃがんで踏ん張るヤツ)で和式の方が多く、外のトイレはほぼ有料(1000スム)。

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 (35)トイレは排せつ物が落ちる所が前にあるので、(大)の場合は入ったら回れ右をして扉に向かって踏ん張る形が正しい、と思う。そして紙は流さずゴミ箱へ。
 (36)切符売り場とか、行列には普通に先頭に平気で割り込んでくる国民性だが、電車やバスでは年長者に進んで席を譲ってくれる親切さ。
 (37)横断歩道がない所で道路を渡ろうとすると、4車線あるかなり流れてる道路でも車が停まって道を譲ってくれる。

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 (38)日本車のような車かと思いきや、実はウズベキ製、シボレーはそこそこ、バスはいすゞが多かった。レクサスはたんまーに見たが、アジアでは珍しく日本車がほとんどなかった。時に50年前くらいのロシア製? も現役で走ってる。
 (39)タクシーから流れるカーステの音楽はいずれも民族音楽のような、少なくともロックやポップスではない。
 (40)入国は容易いが出国はメチャメチャ厳しい、最後は靴まで脱いで靴下で金探通った、その後のボディチェックがまったかなり入念。

 

 

 ということでざっと思いついたことを40挙げてみた。
 ウズベキスタンに行く際の参考にしてもらいたい、って行かんわな、はは。

 

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2019年9月23日 (月)

ウズベキスタンあるある前編

 実は9月11日~15日まで遅めの夏休みを取ってウズベキスタンに行ってた。
 何でウズベキスタンなのかというと、東南アジアで行く所があまりなくなってきたってことと、やはり日本の夏は暑いので、少しでも涼しい所に行きたかったことと、本当の理由は青の都サマルカンドに魅せられたこと。
 
 まぁ、かなりの強行軍であったが、弾丸日程で行って来た。
 3泊5日の強行軍、実質滞在時間は丸2日くらいやったが、それでも行く価値あり。
 なのでまずはいつものあるある、今回は前後編の前編。


 【ウズベキスタンあるある】

 ①昨年からVISAが不要となり、しかも入国が超簡単でほぼスルーも同然。
  ②昼暑くて夜寒く15度くらいの気温の差がある(9月)。
 ③白人・インド系・アラブ系・アジア系と人種は様々。
 ④日本人観光客は意外に多い(特に関西人)。
 ⑤非常に親日、小国ながら経済発展した国として尊敬してくれてるそう。
 ⑥物価は超安い、日本の1/4くらい。
 ⑦そこら辺に警察官は居るが(居るから?)治安は良い。
 ⑧首都タシケントは片側5車線とか、道路がやたら広い、公園もそこらじゅうにある。
 ⑨APや主要駅前ではタクシーの客引きが凄いが、一歩抜け出たらヒッチハイク状態で白タクがすぐ停まってくれる。 

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 ⑩電車その他時間が正確(サマルカンドのレギスタン広場も18時丁度にライトアップされた)。
 ⑪地下鉄に乗る際にはX線検査が必要で、タシケントはチェックがかなり厳しいが、他の駅は緩い。
 ⑫駅での写真撮影はどこでもほぼOK、念の為に警官に確認すれば必ずOKがもらえる。
 ⑬バスと地下鉄はどこまで乗ってもやたらめったら安い(バス1200スム=13円、地下鉄14000スム=15円くらい)。

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 ⑭タシケントの地下鉄の構内は広くてレトロ、各駅に特徴がある。


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 ⑮旧ソ連の名残か、道路は所によってはガタガタのやりっぱなし、地下鉄の古い車両はおそらくソ連製。


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 ⑯タシケントとサマルカンドを結ぶアフラシャブ号(新幹線みたいなもん)は日本の新幹線みたいに16両もなく客車は8両で朝2便夜1便と本数も少ないのでいつも満車、なので現地に着いて購入するのはほぼ無理、日本からネットで購入していくべし。
 ⑰アフラシャブ号はスペイン製でワタシが乗った時は最高速は215km/hであったような。


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 ⑱サマルカンドの空は青いがメチャメチャ期待した程ではなく、濃紺や真っ青ではなく水色(十分青いってか???・笑)。


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 ⑲サマルカンドのレギスタン広場は昼も良いけど夜のライトアップはまた美しく、昼も夜も最高。

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 ⑳サマルカンドなら単体で美しいのはアミール・ティムール、でもレギスタン広場の3つが合わさるとこちらの方が壮大で素晴らしい。


 先週の3連休の日曜に帰ってきて、月曜は休養に充てたが、疲れが抜けんかった。
 今回の3連休でグダグダしててようやく回復した。
 明日から東京~静岡1泊2日、木曜から広島1泊2日と強行軍やが行く体力は回復したので何とかこなしてくる。
 

 

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2019年4月29日 (月)

バスと歩きで行くネパールはカトマンズの世界遺産その⑥(最終回)ボタナート&パシュパティナート

 GW10連休、3日目にしてもはや終わりが見えてあっと言う間のGWやったなと思う。
 ま、明日からワタシは香港とマカオに行く予定、だから戻ってきたらほぼGWは終わり、世知辛いねー。

 さて、2年半前の話になるが、バスと歩きで行くネパールはカトマンズの世界遺産もいよいよ最終回。
 残る世界遺産はボダナートとパシュパティナート。
 ボタナートとはネパール最大のストゥーパ(仏塔)がそびえる聖地、タメル地区から東に約6km、帰りは結局歩いて帰ることになったので、歩いてでも行ける。
 しかしこの時は時間がないと思ってたので、パタンからR(ルピー)20、つまりは20円でバスに乗って街の中心に戻ってきて、ボダナート行きに乗り換えてバスで行くことに。

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 まだこの時はメッチャええ天気やったので、避暑も兼ねて、カトマンズでは珍しいエスカレーターのあるショッピングセンターの1FのスーパーでゼロコーラR65購入。
 カンティ・パトという大きな南北に通る使い込まれた陸橋のある道路のラーニ・ポカリという池の中にお寺がある交差点の北側にある。
 行ってないけど隣に映画館もあるみたい。
 ここは何が便利かって、エアコンが効いてるのはもちろん利点なんだが、何よりショッピングセンターなので、トイレがあるってこと。
 とにかくカトマンズはトイレがないから、トイレポイントは掴んでおかないとえらいことになる。

 また朝パタンに行った際に乗ったオールド・バスパークからボダナート行きのバスに乗る、たった6kmなのに1時間掛かる。
 しつこいが、カトマンズのあまりの車・バイクの交通量の多さで、バスが立ち往生してしまうことがしょっちゅうあり、全く渋滞を抜けることが出来ない。
 とにかくいつもクラクションが鳴ってる印象。

 だいたい、右も左も分からんワタシみたいな外国人がバスに乗った場合、行き先を確認してから乗るので、いつも運賃を徴収する係の人が、目的地で降ろしてくれるもんなんだが、この時はバスがあまりにも混んでたのと、係の者がルーズであった為、思いもよらない悲劇となった。
 そう、いつの間にかボタナートを通過してしまっていたのである。
 ワタシも注意して見ては居たのだが、特にここがボタナートだ!!!っていう目印が分かりにくかったし、何よりこの時点で車内は超満員であった為、分かりにくさに拍車を掛けたってのもある。
 何かおかしい??? と思って乗り続けて、流石に周りが町を通り抜けて田園風景になったらアホなワタシでも気付く。
 しかし気付いたからといってどうする術もない、軽く30分以上乗り過ごして、乗客も自分の村まで帰る人だけになった頃、係の兄ちゃんに、ボタナートどこやっちゅーねん!!! 的に訊いた所、ああ忘れてたとばかりに、折り返して行けばいい、って返されてしまった。

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 結局、終点がたぶんボタナートの10kmくらい東の離れの村のターミナルで、「Sundarijal」ってとこかな???
 なーんもないのんびりした所で、折り返すまでの30分くらい猫と戯れてほげーっとしてたらどんどん天気が怪しくなってきた。 バスが出発する頃には降り出して、途中から雷と共に凄い雨が。
 当然始発駅から乗ってるので座ってたんだけど、小さい子供を背負ったお母さんとかが乗ってきたら席譲らん訳にもいかん。
 なので途中からは大雨で前も見にくいバスの前に陣取り、道路が穴だらけなのでぐらんぐらんに揺れながら、cm単位でバス同士が行き交う様を間近で見たがそりゃー圧巻であった。
 ミラーを手で戻したり出したりとそんなレベルですれ違う、凄いよなー。

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  そうして、小1時間くらいかけて戻ったボダナート、着いた頃には雨は上がってた、ワタシは実は強烈な晴れ男。
 クソッタレやが、行きのバス賃R25をキッチリ取りやがって、んで帰りのバス賃R20もちゃっかり回収されてしまった、ヤレヤレ。
 まぁ、誰も参考にすることはないと思うが、ここがボダナートのバス停になるので、行く人はしっかりチェックして行きましょう。

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 ここ巨大なストゥーパは2015年の地震で結構な被害があったようで、この時の2016年9月30日ではまだこのように工事の最中であった。
 しかし2年前のGWにカトマンズに行った人が居て、話をしていたら、もうこの工事は終わっているとのことであったので、今は立派なお姿を見せてくれていると思う。
 天気がイマイチだったのでもったいないが、スカッと晴れてたらまたそれは圧巻であったことであろう。
 ボダナートの入場料はR250、ズルすることなくちゃんと払いましょう。

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 余談であるが、レートが悪いとは知りながら、$50をルピーに両替したら、この時のレートは104.84円でR5240であった。

 ボダナートから南へ2km弱のガンジス川の支流である聖なる川バクマティ川の川岸にあるネパール最大のヒンドゥー寺院のパシュパティナートまでは歩いて行くことにした。
 まぁ、バスの乗り方が分からんってこともあるんだが。
 余計な時間を食ったせいで、だんだん暗くなってきた、急がんといっか~~~ん。

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 30分以上は歩いたが1時間は歩いていない。
 ほぼ日が暮れかけているパシュパティナートに着いた。
 ここはガンジス川の支流で、聖なる川とみなされるバグマティ川の川岸にある。
 パシュパティナートはネパール最大のヒンドゥー教寺院であるだけではなく、インド亜大陸にある4大シヴァ寺院の一つでもあるそうだ。

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 橋の袂には火葬場がある。
 遺灰は聖河バグマティ川に流されるそうだ。
 本来ならじっくり見て回りたい所ではあるが、ご覧のように真っ暗になってきそうだったので、完全に暗くなる前に撤退。
 
 一応バスで中心地のタメル地区まで戻ろうと考えたのだが、どのバスに乗ったらいいのかやっぱりサッパリ分からんし、来るバス来るバスどれも超満員であったので、早々に断念してガイドブックの大雑把なマップを頼りに歩いて帰ったのだが、1時間ちょいくらいで迷うことなく戻れた。

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 タメル地区での最後の晩餐はバターチキンカレーに餃子? にビリヤニ。
 穴蔵みたいな店であったが、そこそこ美味しかった。
 店主が日本語ペラペラなのにはとても驚いたが。

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 出発の朝、アサン・チョークのチャイの屋台でP30のチャイ飲んで、最後にぷらぷら街歩き。

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 初日に見付けられなかった「コインの木」を発見。
 これは何かというとこの木に歯痛を治す神様が祀られているのだそうだ。
 だからお賽銭感覚でコインを釘付けしているんだそうだ。
 なら、歯も歯茎もよろしくないワタシはコインを貼っ付けておかんといかんだろ。
 ってんで10円を置いてきた、まだあればその10円はワタシのです。

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 ホテルに戻るんだが、フルーツジュースのリヤカーが居たので、画像はバナナだけど、実際にはパイナップルジュースを搾ってもらった。
 驚いたのは生のパイナップルジュースなのに最後にマサラっつーか、チャイに使うようなスパイスをミックスしたのを振りかけること。
 合うのかと思ったが、これ意外とイケます、って日本ではやってないけど。

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 そんなこんなでタクシー捕まえて、トリブヴァン国際空港にからバンコク経由で日本に戻ってきたのが2016年の10月2日なのであった。
 話古すぎるっちゅーねん、反省。

 

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