GW10連休、3日目にしてもはや終わりが見えてあっと言う間のGWやったなと思う。
ま、明日からワタシは香港とマカオに行く予定、だから戻ってきたらほぼGWは終わり、世知辛いねー。
さて、2年半前の話になるが、バスと歩きで行くネパールはカトマンズの世界遺産もいよいよ最終回。
残る世界遺産はボダナートとパシュパティナート。
ボタナートとはネパール最大のストゥーパ(仏塔)がそびえる聖地、タメル地区から東に約6km、帰りは結局歩いて帰ることになったので、歩いてでも行ける。
しかしこの時は時間がないと思ってたので、パタンからR(ルピー)20、つまりは20円でバスに乗って街の中心に戻ってきて、ボダナート行きに乗り換えてバスで行くことに。
まだこの時はメッチャええ天気やったので、避暑も兼ねて、カトマンズでは珍しいエスカレーターのあるショッピングセンターの1FのスーパーでゼロコーラR65購入。
カンティ・パトという大きな南北に通る使い込まれた陸橋のある道路のラーニ・ポカリという池の中にお寺がある交差点の北側にある。
行ってないけど隣に映画館もあるみたい。
ここは何が便利かって、エアコンが効いてるのはもちろん利点なんだが、何よりショッピングセンターなので、トイレがあるってこと。
とにかくカトマンズはトイレがないから、トイレポイントは掴んでおかないとえらいことになる。
また朝パタンに行った際に乗ったオールド・バスパークからボダナート行きのバスに乗る、たった6kmなのに1時間掛かる。
しつこいが、カトマンズのあまりの車・バイクの交通量の多さで、バスが立ち往生してしまうことがしょっちゅうあり、全く渋滞を抜けることが出来ない。
とにかくいつもクラクションが鳴ってる印象。
だいたい、右も左も分からんワタシみたいな外国人がバスに乗った場合、行き先を確認してから乗るので、いつも運賃を徴収する係の人が、目的地で降ろしてくれるもんなんだが、この時はバスがあまりにも混んでたのと、係の者がルーズであった為、思いもよらない悲劇となった。
そう、いつの間にかボタナートを通過してしまっていたのである。
ワタシも注意して見ては居たのだが、特にここがボタナートだ!!!っていう目印が分かりにくかったし、何よりこの時点で車内は超満員であった為、分かりにくさに拍車を掛けたってのもある。
何かおかしい??? と思って乗り続けて、流石に周りが町を通り抜けて田園風景になったらアホなワタシでも気付く。
しかし気付いたからといってどうする術もない、軽く30分以上乗り過ごして、乗客も自分の村まで帰る人だけになった頃、係の兄ちゃんに、ボタナートどこやっちゅーねん!!! 的に訊いた所、ああ忘れてたとばかりに、折り返して行けばいい、って返されてしまった。
結局、終点がたぶんボタナートの10kmくらい東の離れの村のターミナルで、「Sundarijal」ってとこかな???
なーんもないのんびりした所で、折り返すまでの30分くらい猫と戯れてほげーっとしてたらどんどん天気が怪しくなってきた。 バスが出発する頃には降り出して、途中から雷と共に凄い雨が。
当然始発駅から乗ってるので座ってたんだけど、小さい子供を背負ったお母さんとかが乗ってきたら席譲らん訳にもいかん。
なので途中からは大雨で前も見にくいバスの前に陣取り、道路が穴だらけなのでぐらんぐらんに揺れながら、cm単位でバス同士が行き交う様を間近で見たがそりゃー圧巻であった。
ミラーを手で戻したり出したりとそんなレベルですれ違う、凄いよなー。
そうして、小1時間くらいかけて戻ったボダナート、着いた頃には雨は上がってた、ワタシは実は強烈な晴れ男。
クソッタレやが、行きのバス賃R25をキッチリ取りやがって、んで帰りのバス賃R20もちゃっかり回収されてしまった、ヤレヤレ。
まぁ、誰も参考にすることはないと思うが、ここがボダナートのバス停になるので、行く人はしっかりチェックして行きましょう。
ここ巨大なストゥーパは2015年の地震で結構な被害があったようで、この時の2016年9月30日ではまだこのように工事の最中であった。
しかし2年前のGWにカトマンズに行った人が居て、話をしていたら、もうこの工事は終わっているとのことであったので、今は立派なお姿を見せてくれていると思う。
天気がイマイチだったのでもったいないが、スカッと晴れてたらまたそれは圧巻であったことであろう。
ボダナートの入場料はR250、ズルすることなくちゃんと払いましょう。
余談であるが、レートが悪いとは知りながら、$50をルピーに両替したら、この時のレートは104.84円でR5240であった。
ボダナートから南へ2km弱のガンジス川の支流である聖なる川バクマティ川の川岸にあるネパール最大のヒンドゥー寺院のパシュパティナートまでは歩いて行くことにした。
まぁ、バスの乗り方が分からんってこともあるんだが。
余計な時間を食ったせいで、だんだん暗くなってきた、急がんといっか~~~ん。
30分以上は歩いたが1時間は歩いていない。
ほぼ日が暮れかけているパシュパティナートに着いた。
ここはガンジス川の支流で、聖なる川とみなされるバグマティ川の川岸にある。
パシュパティナートはネパール最大のヒンドゥー教寺院であるだけではなく、インド亜大陸にある4大シヴァ寺院の一つでもあるそうだ。
橋の袂には火葬場がある。
遺灰は聖河バグマティ川に流されるそうだ。
本来ならじっくり見て回りたい所ではあるが、ご覧のように真っ暗になってきそうだったので、完全に暗くなる前に撤退。
一応バスで中心地のタメル地区まで戻ろうと考えたのだが、どのバスに乗ったらいいのかやっぱりサッパリ分からんし、来るバス来るバスどれも超満員であったので、早々に断念してガイドブックの大雑把なマップを頼りに歩いて帰ったのだが、1時間ちょいくらいで迷うことなく戻れた。
タメル地区での最後の晩餐はバターチキンカレーに餃子? にビリヤニ。
穴蔵みたいな店であったが、そこそこ美味しかった。
店主が日本語ペラペラなのにはとても驚いたが。
出発の朝、アサン・チョークのチャイの屋台でP30のチャイ飲んで、最後にぷらぷら街歩き。
初日に見付けられなかった「コインの木」を発見。
これは何かというとこの木に歯痛を治す神様が祀られているのだそうだ。
だからお賽銭感覚でコインを釘付けしているんだそうだ。
なら、歯も歯茎もよろしくないワタシはコインを貼っ付けておかんといかんだろ。
ってんで10円を置いてきた、まだあればその10円はワタシのです。
ホテルに戻るんだが、フルーツジュースのリヤカーが居たので、画像はバナナだけど、実際にはパイナップルジュースを搾ってもらった。
驚いたのは生のパイナップルジュースなのに最後にマサラっつーか、チャイに使うようなスパイスをミックスしたのを振りかけること。
合うのかと思ったが、これ意外とイケます、って日本ではやってないけど。
そんなこんなでタクシー捕まえて、トリブヴァン国際空港にからバンコク経由で日本に戻ってきたのが2016年の10月2日なのであった。
話古すぎるっちゅーねん、反省。
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