2023年2月 2日 (木)

「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」からいただきましたー「武内食堂」さんのかしわバター丼800円(税込)

 外国に行かなくなって丸3年、代わりに国内に専念してたが、やはり行きたい。
 そんなコロナ禍の3年を癒してくれてたのが(過去形)、BS朝日の「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」。
 ヒロシがいろんな国の駅前を探索して最後は自分で見付けた食堂でご飯を食べるという番組。
 もちろんコロナ前から観てたが、海外ロケに行けなくなり、ずっと再放送してた時でも観てた。
 しばらくすると、海外ではなく国内のロケになったが、それはそれで面白かった。
 そのヒロシが番組と揉めて降板してスギちゃんが旅することになったんだが、これがメチャクチャつまらん。
 つくづく芸人の格の違いというのを見た気がする、余談。

 そのヒロシが高松を旅したのが一昨年か。
 その時入った食堂が結構インパクトが強かったので、いつか行ってみようかと思ってた。
 今年に入ってのいきなりの3連休で香川にうどんを食べに行ったことは既に述べたが、そこにこの食堂をねじ込んでみた。

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 ・武内食堂:かしわバター丼800円(税込)

 場所はかなり説明しにくいんだが、JR高松駅から南へ3・400mって所か、ここは決してメイン道路ではないのでワタシも今回超久しぶりに走った(昔はこの筋の西にうどん屋さんがあったように思う)。
 車を停めるスペースがないのだが、前にスーパーがあるので、そこで買い物してちょっと停めさせてもらった(ヲイ)。

 店はマンションの1Fなんだが、見た感じはそれ程古くもないが、それなりに雰囲気をまとっている。
 ガラッと入ってみる、この時13時ちょい、朝から「吉本食品」さんと「穴吹製麺所」さんでうどん2軒食べてる、そんでここでお昼をガツンと食べたので、1泊2日のうどん初日が2軒に終わった訳だ。

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 入ってみると学生達でほぼ満員、すげー、若さ溢れてるで。
 一番奥のテーブル席が空いてたので。そこに座らせてもらう。
 店内は見ての通りなかなかの渋さを感じる、薄暗いからか。

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 メニューこんなん、ご多分に漏れず値上がりしてるようやが、初めて来たので比較のしようもないので無問題。

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 ここでヒロシがこのかしわバター丼と無料のカレーを食べてたのよ。
 そのカレーは入ってすぐの左手に置かれてる。
 そりゃ学生達が大挙来襲する訳だ、腹一杯になって帰るんよなー、見た所クラブ帰りみたいやったから。

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 その学生達は食べ終わる頃だったので、そんなに待つことなく5分ちょいくらいで出てきたかしわバター丼。
 凄いチューブのにんにくの香りやな、このチープな感じは悪くない。
 それにしてもかしわの量多いな、メチャメチャ腹に溜まりそう。

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 では一口行ってみるか、かしわの下に海苔が敷かれてるのか、もぎゅもぎゅ。
 おおー、バター醤油ににんにくのパンチ、分かりやすい味やが、破壊力あるなー。
 高松やから親鳥とか若鳥とか、そんなの関係ない、これはかしわや。
 分かりやすいパンチのある味は子供達大好きな味やろう、ワタシは並盛やったが、大盛にしてもペロリと食べちゃうやろうな。

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 続いて無料のカレーをいただこう、じゅるり。
 ははは、これは何というか、うっすらと鶏の出汁でも取ったか、そこにカレー粉入れてあんでとろみ付けたような、カレーというよりカレー風味のあん仕立てやな。

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 かしわバターと一緒に食べてみたが、なかなかにジャンキーな味よ。

 食べてると自分のにんにくの臭いが分からんようになるけど、相当臭かったんちゃうか。
 でもこれはそういう食べ物なのでいーんです!!!
 うどん県香川ではあるが、それだけではないBいやC級なグルメもあったとは知らなんだ。


 しかし「迷宮グルメ」も面白いところを発見するもんだ。
 今また海外ロケに戻っちゃったけど、あまりにもつまんねーので録画し忘れることもしばしば。
 従来のファンはもう見放してると思うけど、もちょっと面白い番組作りしてくれ、って何で最後は「迷宮グルメ」論になっとるんだ。
 ヒロシ復活せんよなー、あーあぁ。

 

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2022年12月 7日 (水)

静岡は豚骨ラーメンの街「博多らーめん 一空」さんのとんこつラーメン 本まぐろ丼セット1130円

 先日久しぶりに静岡に行った。
 東京に行った帰りに静岡で泊まって翌日お客さん回りをすることにした。
 JR静岡駅の北側で泊まって、飲屋街で呑んで、翌日。
 お昼は繁華街の方に行きたい店があったので、戻ってきた。
 
 場所は呉服町通りを北西に歩いて3分程、角に有名な博多ラーメンのチェーン店があるのでその角を西南に折れて1分、そんなに駅から遠くない。
 この辺りもしばらくぶりに来たが、店もずいぶん変わったよなー。

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 ・博多らーめん 一空: とんこつラーメン 本まぐろ丼セット1130円

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 2年前くらいに泊まった時にメッコ付けてた店。
 静岡って何となくイメージで醤油ラーメンっぽいんだけど、実はド豚骨ラーメンが多いのに驚く。
 ここもそうで、そこにプラスして静岡ならではのまぐろ丼がセットで味わえるという珍なる店、ようやく行けた。

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 がらっと入った店内、カウンターで奥にテーブル席があったような。
 お昼ちょっと過ぎてたので空いてたので、テーブルの角に陣取る。

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 店入った左手に券売機があるのでメニュー確認。
 「博多らーめん」と謳ってるが「名古屋コーチン丸鶏仕込みの醤油ラーメン」ってのもある。
 超濃厚豚骨味噌という興味深い味もあるが、ここは初めてなので定番のとんこつラーメンと本まぐろ丼のセットにする。
 1130円とはお昼に贅沢やが、本まぐろ丼やからそれも致し方あるまい。

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 5分程で先に出てきたラーメン、丼は時間が掛かるかと思ったが直後に出て来て良かった、一緒に写真撮れちゃう。
 白濁豚骨の表面に脂がギラギラしてるな、本まぐろ丼は分厚くキッツケられてて見た目も鮮やかで美味いのは間違いないな。

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 ではもっさり載せられたきくらげから食べてから麺食べよう、ずずず。
 いかにもな加水率低めの博多ラーメンの麺で、カタで言ったのでまさにその通り。
 麺を味わうつもりが同時に濃厚な豚骨の風味もくっ付いてきちゃった。
 そう、スープの粘度が結構あって、これが麺に絡むんよ。
 豚骨臭くなくて旨味は十分出てるから上手にスープ取ってるね。
 たれ加減も甘くなく弱醤油辛めもそれが硬派で良い。
 チャーシューでろんと、これがまたコクある美味さというか、一味違う工夫がされてる。

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 んじゃ本まぐろ丼、これはまたリッチな、ハーフじゃなくてフルで食べたくなる。
 醤油をかけていただきます、うぴょ♪ この濃厚な旨味と酸味、赤身食べてるって気になる。
 中トロみたいな脂の乗りやん、これは贅沢や、1130円でも文句言わん。

 ラーメンは醤油の方が合うのかと思いきや、豚骨でもまぐろ丼には合うな。
 初めての組み合わせで新鮮やった。
 豚骨ラーメン王国九州でもこの組み合わせはそうはあるまい。


 もう悲しいけどランチ1000円は当たり前、その中でどれだけの満足感を与えてくれるかやね。
 ここは非常に満足させていただきましたー、次は醤油か味噌か、リピートしちゃいたくなる店よ。

 

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2022年8月28日 (日)

鹿児島の卸売市場で海鮮丼「新港食堂」さんの海鮮ちらし寿司1500円

 5月に行った鹿児島の最終日。
 繰り返すがこの時は鹿児島中央駅より南のホテルというより個室やったけどドミトリーみたいな所に泊まってたので(要はバス・トイレ・台所共通ってこと)、中央駅に出るまで5分は掛かってた。

 最終日なので時間がもったいない、この日は鹿児島中央卸売市場にある食堂の海鮮丼を食べに行く予定であった。
 これは3月に行った際に紹介された店であったが、流石にキャパオーバーで行けなかった店。
 そこをリベンジしようと思った訳だ。
 卸売市場なので朝は早い、5時から食堂は営業してルらしい。
 そんなに早く行っても後の時間が余るだけなので、現着8時くらいで行くことにした。

 卸売市場は桜島や長距離ターミナルとは島が違ってて、もちょっと南。
 中央駅から市電で行くとどこで降りたらええんかいな、高見馬場で乗り換えて新屋敷が近そうやけど乗り換えんといかんのが時間掛かりそう。
 なら天文館の次のいづろ通という停車場で降りて南に下って行くか。

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 そのいづろ通で出会った、龍馬とお龍の銅像、タイトルは「龍馬、お龍と薩摩でひと休み」である。

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 そこから10分ちょい歩いてようやく辿り着いた中央卸売市場よ、泊ってた所からだと40分近く掛かったんじゃないかな、ようやるわ。

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 ・新港食堂:海鮮ちらし寿司1500円

 鹿児島ってやっぱ豚とか地鶏とかのイメージで魚のイメージってあんまりなかったりする。
 実際、3月も5月もきびなごの刺身は食べてないし(それこそ市場が休みなので新鮮なきびなごがない)。

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 ここでは海鮮丼を食べるべしという指令があったので、遅まきながらようやく食べに来れた。
 お店に着いたのは8時だったが、後から気が付いたのだが、一般人は10時からしか入れないらしい、でも誰も何にも言わなかったので、そこは暗黙の了解ってことで。
 ガラッと入って時間が中途半端だからか先客1組やったが、真ん中のテーブルに座る。

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 海鮮丼で決まってるけどメニュー確認。
 刺身盛りあわせとかにぎり寿司とか天ぷらとか各種定食があるが、海鮮丼と言われてたので、海鮮ちらし寿司一択で。
 煽り文句で「ご飯がなかなか見えない ちらし好きをうならせます」とある、言うねー。

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 座って10分程で出てきた海鮮ちらし寿司がこちら。
 おおー、確かに上に盛られてる魚の量結構あるじゃーん。
 左の上は玉子焼き、穴子にタコにサーモンにイカ、マグロにタイに上がエビにカニにいくらちゃんか、ばぶー。

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 ではいっただっきまーす、脂の乗ったサーモンからからもぎゅもぎゅ、酢飯がやっぱり良いよなー、海鮮丼は。
 今更ワタシが言うことではないが、当然ながら魚は美味いわいな、市場やねんから。
 ネタも肉厚やったし、ご飯がなかなか見えないというのもあながち嘘じゃない。
 でもあえて言うならここしか食べられない物はないのかということ。
 言わばオリジナリティよね、
 鹿児島の卸売市場だからこそ食べれたって物があった方が良かったかな。


 とはいえ、朝の散歩中の朝ご飯ということで、美味しくいただきましたー。
 初めて来た人はよほど市場の海鮮丼好きな人じゃないと行かんでも良いと思うが、何度目かの鹿児島で何か朝ご飯ないかいな、という人はちょっとした散歩で行くが良いでしょう。

 

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2022年7月31日 (日)

神戸は垂水に漁港があったりする「垂水漁港食堂」さんの店主のまかない丼880円・ご飯大盛無料

 神戸は垂水には本来なら3ヶ月に一回くらいは仕事で行くんだが、コロナ禍において来てくれるなと言われてて2年は行ってなかった。
 6月に久しぶりに解禁されたので行くことになって、お昼をどこで食べようか。
 コロナ前にお客さんに連れてってもらって確か穴子天丼食べたよなと思い出してからずっと狙ってた店、店、店だよな。

 場所はJR垂水駅からまっすぐ南に下ってR2を越えると垂水漁港がある。
 そこの2階が食堂になってるんだよ、もちろん一般人も入って構わんので、ビビることなく行きましょう。

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 ・垂水漁港食堂:店主のまかない丼880円・ご飯大盛無料

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 2階に上がるとお店は正面にある、何かレトロな感じの入口。

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 店内こんなん。
 建物の西南面なので、実に景色が良い。

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 メニューは玄関前にあったのを見てた。
 穴子天丼は…ないみたい。
 漁港なので季節によって食べられる魚も変わってくるんやろう。
 何しようかとしみじみ見たが、この時の名物はとれたて釜揚げシラス丼、並700円・大盛800円・生卵50円。
 ちょっとボリューム不足か。
 日替わりお刺身定食3種盛り980円ご飯大盛りお代わり1杯無料とある。
 むー、悩ましい、右の大人気定食メニューの垂水漁港定食1350円はサーモンフライにミニシラス丼に刺身か、でも1350円はないな。
 海鮮丼で見よう、特上日替わり海鮮丼1280円は高い、日替わり海鮮丼930円か、いや限定品の店主のまかない丼というのが何となくこだわりありそうで、値段もそこそこで大盛無料だろうと思われるのででこれに決定。

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 待ってる間にワタシが座った席の窓越しから明石海峡大橋が見えるので1枚パシャリ。
 まぁ、この日は良い天気であったことよ。

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 10分も待たずに出てきたまかない丼がこやつ、海鮮丼なのに卵が付いてくるのか。
 シラスが載ってるからかな、それか魚に卵を合わすのが店主のこだわりなんかな。
 いずれにせよ卵は美味しさを倍にする何かがあるな。

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 どれどれ、メインはアジか、それに明石だけにタイ、それにマグロが少々にしらすどさり。
 イカとかでお茶濁さん所は清々しい。

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 普通にわさび醤油で半分くらい食べていよいよ卵の出番や。
 最初は何も考えずに真ん中にパカっと割って入れたんだが、割ってから白身ってかなり邪魔じゃないのかなと考えた。
 なので、直後に白身だけをサルベージして味噌汁に流し込んだ、これで良かったのかどうか、謎や。

 そして改めて黄身を追加したまかない丼をわしっと食べる。
 んだけど、ご飯大盛と言っても実はそれ程たいした量じゃないんだよなー。
 魚の量ももうちょっと欲しいし、ワタシ的にはミニチュア丼みたいな感じやった。
 瞬殺しちゃったくらいにあっと言う間に食べちゃった。
 働くおじさん方には足らんと思うんだが。
 ビジネスマンのワタシですらお代わりしたいくらいの量やったわ。

 垂水って駅前商店街がなかなか面白い町なんだけど、たまには南側に行っても良いかもよ。
 漁港に食堂があるなんてあんまり知られてないと思うし穴場やと思う。
 興味ある方は是非どうぞ。


 しかし兵庫県も感染爆発し続けてるのでまた出禁になってるやろうな。
 次に行くのも2年後なんかな、がくり。

 

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2022年7月 3日 (日)

鹿児島は枕崎で新メニュー「味処 一福」さんの枕崎鰹船人めし825円・かつおのタタキ770円

 これは3月に行った鹿児島での話、指宿経由で枕崎まで行ったの忘れてた。
 この時は鹿児島中央駅西側のホテルに泊まってたので、天文館には少し遠かったが、駅近なので便利っちゃあ便利やった。
 4日も鹿児島に居ると市内観光だけでは持たん(そうでもないんだが)。
 一応遠くにも行ってみようと言うことで、日本最南端の駅(JRね)を超久しぶりに見に行くかと思って電車を調べたら、電車は時間帯によっては3時間くらいなかったんかな、それに電車代もメチャクチャ高い。
 時は金也なので、ここは中央駅で安いレンタカーを借りた、軽自動車で十分。

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 そうしてまずは指宿に向かったんだが、この日はそれ程天気が良くなくて曇り、時々雨。

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 指宿は砂風呂に入る訳でもないので軽く駅前商店街から駅を見てみたが、何ともこの駅前商店街の寂れてることよ。
 夜がどれだけ賑やかなのか知らんが、時代に置いてけぼり喰らったような観光地の商店街やった。

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 駅はこんなんでそこまで廃れてるとは思ってなかったんやけどねぇ。

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 ゆるキャラも居たので町興しする気はあるんだと思うけど。

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 そうして西に向かって車を走らせ、日本最南端の駅である西大山に着いた。
 まったワタシは持ってるもんで、着いた時に何と列車が到着してた、おおー。
 やっぱ時間合わせて来てる人も多いのか、どこから来たのかというくらいに観光客が集まってびっくり。

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 そうして列車が枕崎に出発してからゆっくり開聞岳をバックにシャッターを押す。
 ベタな画像であるが、絶対ここ行ったらこんなアングルになるんよねー。

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 その他駅周辺でパシャパシャ撮って、あんまり遅いとお昼が遅れるので、最果ての駅枕崎へれっつらごん。

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 JR枕崎駅も流れ上大昔バイクで来たことあったけど、昔と駅舎が全く違ってて、新しくなってかつての面影なんぞ欠片もなかった。

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 ここでもさっきの列車が停まってて、まさかの再会(いや必然やろ)。
 つくづく持ってるわ(だーかーらー)。

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 やっぱ駅も鰹の町をアピールしてるよなー。
 なんつたって本枯節やもんな。

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 駅前には「日本最南端の始発・終着駅 枕崎」のシンボルの灯台がある。

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 もうなんでも鰹よ、駅前の水飲み場も鰹。

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 駅前のマンホールもこんなん。
 鰹ぶりぶりやで。

 そうこうしてたら13時過ぎちゃった。
 お腹空いてきたやないか。
 どこでお昼食べるかと、これは会社の同僚が仕事でもプライベートでも行くらしいので、お昼は駅前のここで食べろと紹介された。
 本当に駅前で店を探す必要もないくらいここだと分かる店。

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 ・味処 一福:枕崎鰹船人めし825円・かつおのタタキ770円

 画像じゃ分かりにくいがかなり分かりやすい場所、ここしかないって店。
 左下に「←枕崎駅」とあるが、本当に近く1分、目の前が上の灯台。

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 がらっと入って結構広い店内、先客1人でテーブル席に座ってメニュー拝見、何が面白いのかいな。
 ようわからんがB級グルメで賞を獲得したメニュー(正確にはS-1グルメグランプリ、って何これ???)があって、その枕崎鰹船人めしというのを注文。
 それだけでは物足らん、やっぱ鰹食いなら鰹のたたき食べんといかんでしょ。
 うー、かなりお腹空いて来た、お客さんは時間ずれてるからか、枕崎に人がいないからなのか店は空いてたので早く出てきてちょーだい。

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 まずは10分程で出てきたかつおのタタキ。
 でもまだ食べる訳には行かん、肝心のメインを待たんと。

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 更に5分で登場した枕崎鰹船人めしがこんなん。
 船人めしだけじゃ寂しいので、かつおのタタキを同じお盆に乗っけちゃうといくぶん寂しくなくなり様になる。
 左の船人めしは中央に鰹のヅケが鎮座して、錦糸卵と鰹のそぼろに海苔にシソに鰹節、蒲鉾の上にわさび、わさびなのか、そしてたっぷりのネギ。
 鰹のヅケは言うまでもないが、問題は謎の急須。
 これは本枯節と昆布の出汁が入ってて出汁茶漬けで食べるんだそうだ、へぇへぇへぇ。

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 でもいきなり出汁茶漬けはもったいないので、まずは鰹のヅケ丼でいただく、もぎゅもぎゅ、うむ、わさびってよく合うね。
 ヅケ具合が絶妙で、薬味一杯なのもナイス。
 これ何杯でも食べられるわ、うめー。
 方やかつおのタタキはというと、これは季節柄生きた鰹ではなく死んだ鰹であったのは仕方のない所。
 今行ったら生きてる鰹が食べられると思うので、行くんだったらこれから秋までやろうな。

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 そうして半分くらい食べたら本枯節の出汁を入れてみる、先に出汁をいただいてみたが、透き通った感じの上品な出汁で、これだけでもお代わりしたくなるくらい。
 しかし出汁茶漬けが本来の食べ方。

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 では再びいただきまーす、じゅるじゅるもぎゅもぎゅ。
 ほう、これは新しい!!! やっぱ鰹のヅケが利いてるな。
 この本枯節の出汁に鰹やねんから相性が悪い訳がない。
 ほんっと何杯でも食べれちゃうよこれ。
 しつこいけどわさびは良い仕事してます。

 途中箸休めで小梅とか鰹味噌とかあって、丼でも出汁茶漬けでもワンクッション置けるからトータルバランスも良かった。

 うむ、流石鰹の町枕崎、これぞというお昼を食べさせてくれた。
 次行くことは可能性としてかなり少ないと思うが、十分良い思いさせてもらいましたー。

 

 余談。

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 この時に「枕崎ぶえん鰹スタンプラリー」ってのをやってて、何軒かでスタンプ捺してもらって応募したのよ。
 ならついこないだいきなり冷凍便が来て、ぶえん鰹が4切れ当たってしまった。

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 この枕崎市かつお公社から送られてきた。
 マージーでー、出してみるもんよ、以前も笠岡スタンプラリーで5kgのお米当たったことあったし。
 解凍して自分で炙っていきなりタタキにして食べた。
 来週は刺身で朝ごはん食べよっかな。

 

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2022年4月21日 (木)

長崎の魚の美味い店の海鮮丼「隠れ居酒屋 魚たつ」さんの海鮮丼 あら汁付900円

 長崎では本当に美味しい物ばっかり食べた記憶がある。
 トリを務めるのはこの店。
 去年の11月に長崎に行った時は大波止の交差点にあるホテルに泊まってた。
 その一本東の裏の筋に中華料理屋さんがあって、そこのちゃんぽんなり皿うどんを食べてみたいと思ってた、中華街ではない町中華の力が知りたかったので。
 ところが、滞在中はあっという間に時間が過ぎて、思案橋ラーメンストリートやなんやかんやで行けんかった。

 そんで1月に行った際に、この時は浜町アーケードの西の端のホテルに泊まったんだが、ホテルの人に魚の美味い店はないかと訊いたら、ここですと教えてくれたのがこの店。
 えー、行きたがってた町中華の隣やん、と世間の狭さに驚いた訳だ。

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 ・隠れ居酒屋 魚たつ:海鮮丼 あら汁付900円

 ということで見事に中華と隠れ居酒屋が同居してる。
 「隠れ」と自ら言ってるように、これは知ってる人しか行かない店やわ。
 ずーっと中華ばっかり見てたもんな、隣が実は魚の美味い店だとはこれでは分からん。
 教えてもらっておきながらいつ行くかとずっと思ってたんだけど、たまたま軍艦島から帰って来たのが土曜の12時で、昼覗いてみるかと行ってみたらランチ営業してたので入ってみたという偶然の要素が多い。

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 店の前に架けられたメニュー、人気No.1の10食限定15貫セットあら汁付700円ってメチャクチャ価格破壊しとらんか!? ←税別やった。
 しかしこれは着いたのが12時半やから残ってるはずもなかろう。
 ならば次にリーズナブルなのはワタシ的にはNo.3の朝どれ海鮮丼あら汁付820円(税別)やろ。
 海鮮丼は高くて美味いのは当たり前、そこを如何にして安くて見栄えの良くてかつ美味いのを出すかが腕の見せ所やろ。

 ということで、なかなかに入りにくい扉を開けてこんちゃー。
 薄暗い店内だが、ランチのお客さんで半分は埋まってる。
 12時半でこれやから、まだ間に合ったってことか。

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 奥の座敷に座ってメニュー確認。
 15貫セットはやはりもうないとのことだったので、やっぱり海鮮丼だわな。
 本当は夜に来るつもりやったけど、流れ上昼になってしまったが、それはそれで構わん。

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 一人でやられてんのかな(まさか)、出て来るのにしばらく待って、15分くらいで出てきた海鮮丼がこやつ。
 ハマチかブリか、サーモンに卵焼、下はよく分からん地の魚か、それに飛びっこにしらす、ポイント高いのは真ん中に卵の黄身が載っけられてるのが嬉しいやないか。
 あら汁も魚の脂がキラキラしてそそられるねー。

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 ではハマチかブリか、ここからいただきます、もぎゅもぎゅ。
 魚が新鮮かどうかなんて素人のワタシには分からんが、全体的にボリュームがあってチョイスしてる魚も渋好み。
 安直にマグロにイカとかじゃない所がええやん。
 あら汁も実はサッパリしてて、しかし魚の旨味が出てて、やっぱ魚には魚よな。
 そして最後に黄身を潰して混ぜ混ぜして食べてみる、おおっとぅ、これがまた新たな旨味を開拓するやないか。
 酢飯に卵の黄身なんてなかなか経験ない、これにしらすを絡めたらそりゃ美味しいでしょうよ。
 結構ご飯のボリュームもあったし、これで900円なんてメチャクチャお得やと思う。

 広島は福山の卸売市場内の「此花食堂」さんの海鮮丼に匹敵する価格と味やと思った。
 去年から中国地方の担当外れて九州になっちゃったから広島も行けんくなって残念や。
 笠岡ラーメンも1年半以上食べてないし、あれだけ毎月食べてた笠ラーやのに。


 ま、笠岡辺りだと車で行っても2時間ちょいなのでその内行くけど、ガソリンも高いしETC割引なかったらなかなか車で出にくい。
 それやったら安いピーチで長崎や新潟に行く方が楽しいのよねー。
 また長崎行きたいわ、この店の夜を知らんといかんからな。
と言いつつGWはまた鹿児島に行くんやけど。

 

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2022年1月12日 (水)

福井ラーメン新規「五目亭 駅前」さんの福井らーめん かたいけの830円・Aセット ソースカツどん+180円

 昨日から九州は熊本に行ってて、今朝は熊本からフェリーで長崎は島原に渡り諫早で仕事して長崎空港からさっき戻ってきた。
 本当は来週も九州で福岡から佐賀に行くはずであったが、感染者数の拡大により、関西からは来てくれるなと言うお達しがあり、おそらく来週からはどこにも行けなくなると思われる。
 しかし金曜は有給取ってて、またまた新潟に行くことになってるので、雪という厄介なものとWで大変なことになりそう。
 本当にこれからどうすんやろ、また在宅になっちゃうんかな。

 さておき、話はとっ散らかっちゃって行ったり来たりになるが、昨年末に挨拶回りやなんやで久しぶりに福井に行ってきた。
 木曜に名古屋で仕事して朝から新幹線としらさぎを乗り継いで金曜に行くという変則スタイル。
 この時はまだ雪は降ってなくて(降り出したのは翌日)、まだ活動できた。

 午前中にディーラーさんと喋って、午後から武生に行くんだが、その前に福井で何か食べたい。
 そばは翌日の土曜に「敦賀ヨーロッパ軒」さんでパリ丼食べたその後に「千束」さんに行くつもりだったのでパス。

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 ちなみにパリ丼ときつねそばを食べたが、パリ丼は相変わらず超ジューシーで、きつねそばは熱いのにそばがピンとしてて、おつゆも美味くて流石は有名店という逸品であった。

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 その福井、雪ではないが雨は降っていたので、なるべく駅前で探したい。
 と、西口をぼらぼらしてたら、駅の真ん前にラーメン屋さん発見。
 これ駅前なんだけど、路面電車が走ってるから分かりにくいんよ。
 偶然前通らんかったら気付かんかった、ということはかなり損してる店やと思う。

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 ・五目亭 駅前店:福井らーめん かたいけの830円・Aセットソースカツどん+180円

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 表のA型看板に「福井らーめん かたいけの」とある、何じゃそりゃ???
 ちょっと面白そうだったこともあって入ってみることに。

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 ガラッと入ると奥が深い、突き当たりが鏡になってるので、奥行きが分かりにくいが、見た感じ割と新し目のような店だと思った。
 入ったのは12時半くらいで、先客で2組程、やっぱり分かりにくい店なんだよなと勝手に納得。

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 2人席のテーブルに座ってメニュー確認。
 その「かたいけの」とは何ですのん。
 「かたいけの」の説明はないが、このラーメンは無化調で福井の食材をふんだんに使った体に優しいラーメンなんだそうだ。
 国産の純けいと伊吹山の煮干しのWスープの醤油味か、麺はふすま麺らしい。
 普通の中華SOBAの醤油と柚子塩もあるが、ここはフラッグシップメニューを頼んでおこう。

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 15時までのセットメニューがあり、Aセットはらーめん+180円で小さいご飯のセットがあり、やっぱり福井なのでここはソースカツどんを注文。
 翌日の「敦賀ヨーロッパ軒」さんでは繰り返すがパリ丼を食べる予定なのでここで食べる。

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 そうして待つこと10分足らず、「かたいけの」とソースカツどんがどんと出て来た。
 おおー、メニュー写真通りに彩鮮やかやね。
 水菜の緑にトマトの赤と鶏チャーシューの白、ピンクペッパーの赤が点在してるのも面白い。

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 じゃ、上の葉物から食べて麺に行くぞ、ずるずるずる、うひょー、何これ、メチャクチャ活きの良いブリンブリンの麺やん。
 とにかく弾けてる、おかわり麺180円というのも頷ける。
 スープいただきます、じゅるり、ふむふむ煮干しが香ってくるが言われてるように優しく上品なスープじゃんか、滋味深い。
 鶏チャーシューはこれまた食感の妙があって歯応えでも楽しめる。
 隠れてたライム発見、潰してどうなるか、なるほど柑橘系のさっぱりさは合うね。
 トマトは正直見た目の彩かと(笑)。
 ピンクペッパーはこの苦さがラーメンのアクセントになってる。
 そして何か焦げたチャーシューがあるなと思って食べてみると、純けいのタタキとある。
 ここで上品な一杯からワイルドな一面があるのかと感心。

 ソースカツどん忘れてた、丼は小さいけどちゃんとカツは一枚どーんと鎮座している。
 ワタシはラーメンの縦型丼ってボリューム感がないからそこがネックだと思ってるんだが、このソースカツどんでその問題は解消。
 ソースだれも丁度良く、このセットを福井セットと銘打ってるようだが、なるほどと思った。

 最後に店員さんにこの「かたいけの」の意味を尋ねてみたが、この若い店員さんもこんな言葉は今では使ってないということで、この店に勤めて初めて知ったのだそうだ。
 意味は「お元気ですか?」なんだと。

 これまで福井って某有名チェーン店の独壇場でラーメンが美味しいって印象はなかった。
 それこそ武生で「駅前中華そば」食べるくらいやったが、こんな新しい味が出来てたとは驚いた。

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 会計したら缶コーヒーまでもらっちゃうし、良い店だったなぁ(物くれたら良い店なのか!!!)。
 駅前なのに分かりにくいのだが、駅前なので是非とも行って損はない店よ。

 ということで明後日から新潟に行くのでまた暫くドロン。

 

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2021年8月27日 (金)

10年ぶりにスヤキ再訪「谷野食堂」さんのスヤキ(並)+肉丼 お得なセットメニュー1020円

 最近滋賀にハマってることはこれまでに何度も述べた。
 特に湖南から湖東、つまりは栗東から長浜辺りまでによく行く。
 逆に西側に行くことはほとんどないので、これからは湖西が新たな攻略ポイントになるのかもしれん。
 しかし今はまだこっちの方が面白いので当分行くつもり。

 ということで8月の3連休で滋賀に行ってたんだが、この時の目的は中古で新たに買った「黒い秘密兵器」号のシェイクダウンを兼ねたドライブという名のショートトリップ。
 ウチの最寄りの高速のICからだと2時間くらいで行けちゃうので、慣らし運転には丁度良かろう。

 これまでの車は2台続けてオープンカーだったのでカーナビは後付けを使ってたんだが、今回の車は屋根付き(当たり前や)なので前オーナーの物を流用して使用、といってもスマホンナビには負けるが。
 なので目的地を入力して行ったので、どういうルートで行ったのかあまり分かってないが、行ったのは10年ぶりというこの店。

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 ・谷野食堂:スヤキ(並)+肉丼 お得なセットメニュー1020円

 そう、スヤキである。
 10年前は「ケン〇ンショー」かなんかで取り上げられてプチブームであった。
 その時は電車で行って、確か信楽高原鉄道の水口石橋駅で降りて歩いて行った。
 台風の影響でえらく雨と風が強かった印象がある。
 その時ぶりの二度目の訪問。

 今回は車なのでおそらく信楽ICで降りて地道を走って行ったと思われる。
 高速降りて何やかんや寄り道して13時くらいに着いた。
 駐車場は店の隣にあるので問題なし。

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 がらっと入店、時間も遅いからか先客1名、古い店内は10年前と何ら変わりないように思えるが、ちゃんと各席にアクリの仕切りがされており、準備は万端。

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 手前の一番端の席に座りメニュー確認。
 あるあるスヤキ、(並)350円とちょっと値段上がったような、調べてみたら10年前は並で280円であった。

 それはええけど、13時過ぎてたのでスヤキだけでは当然物足らん。
 ここでしか食べられん美味い物はと探してみたら、近江牛というキーワードが目に入った。
 近江牛肉丼というのがあるではないか、これとスヤキを食べよう。
 注文して後からこのスヤキ(並)と近江牛肉丼を一緒に頼むとセットで割引になるようだったので、お店の人に確認、セットにしてくれた、やったー。

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 先に出てきたのはスヤキだが、近江牛肉丼を待ってから一枚パシャリ。

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 さっきからスヤキ、スヤキと言ってるけど何だというと、細麺をラードで少量のもやしとネギで炒めた物、味付けはなしというCなグルメである。

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 このまま食べても味がないので、テーブルに置いてるソースとコショウで味付け、うん、焼きそばやね(当たり前じゃ)。
 キャベツも肉も入ってない焼きそばで350円だと少しお高いような、いくら自家製麺とはいえここは280円を死守して欲しかった所。

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 さて、メインの近江牛肉丼登場、ほう、これが近江牛なのか(見ただけでは分からんし、見ても分からん)。
 玉ねぎが多く、よく見りゃ椎茸とかネギも入ってるし、上には海苔の存在感がある。

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 ではいただきます、もぎゅもぎゅ、うーん、味がない。
 一応薄いお出汁のようなのがかかってるんだが、醤油ダレとまではいかないので、ほぼ味がない。
 醤油かけようかと思ったんだが、テーブルにはソースしか置かれてなかったので、追い醤油は断念してしば漬けの味でそのまま食べた。
 まぁ、ほんのり甘い味があって肉の旨味も感じられたかな。
 行かれる方はテーブルに醤油が置かれてるかどうか確認して着席しましょう。

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 ここまで古いと店そのものが味よ。
 製麺所がやってるお店だから麺には間違いあるまい。
 次回はうどんやラーメンも試したみたいな、どうせまた滋賀行くし。


 と言いながら全く現状では滋賀行きなんて言ってるバヤイじゃない、緊急事態宣言も出ちゃったし。
 早く落ち着いてくれんもんかいなー。

 

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2021年7月 5日 (月)

滋賀県は彦根でB級いやC級丼「四季菜」さんの彦根丼750円

 彦根の「スイス」さんでハンバーグを食べた後の話。
 一応、彦根のBなグルメを探してみた。
 前は彦根というとちゃんぽんだろうと食べた時期もあったが、流石にもう飽きた。
 で、改めて調べてみたら、かなりローカルなんだが、一応彦根市の㏋でも推してた「ひこね丼」を食べてみることにした。

 このひこね丼は別にレシピが決まってる訳ではなく、定義としては近江米と地元の食材を使った丼ということらしい。
 平成23年の彦根市75周年記念事業により誕生したそう。

 ひこね丼が食べられる店は10店舗くらいあって、だいたいはひことろ丼という、近江牛のすじ煮込みに地元名産の赤こんにゃくを使った物が多いみたい。
 丁度駅前のアル〇ラザの6Fに食べられる店があったので、安直ながらそこに行ってみることにした。

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 ・四季菜:彦根丼750円

 駅前から入ってすぐのエレベーターで6F、出てすぐ。
 着いたのは11時45分であったが、のんびりした駅前なのでまだ誰もお客さんは来てなかったので一番客。

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 店の前にあるサンプルを見る、一番左に彦根丼があって、ポップには「牛すじと赤こんにゃくの煮込み丼です(温泉卵入り)」とある。
 最初近江牛やから1000円くらいかと思ったが、750円というリーズナブルな価格に安心。
 隣には「三成めし」というのがあって、「石田三成ゆかりの味」ということで、何故かそのメニューが三成カツ丼という珍なる物で680円であった。
 何で石田三成のゆかりの味がカツ丼なのか誰か教えてクレイ。

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 入口正面が券売機でまずは食券を購入し、右に向かって食券を手渡す。
 客席は左側、空いてる所に入るがヨロシ。

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 店内は広々としてて、1番客なので好きな所、つまりは窓側の席に座った。
 高い建物ないから6Fでも良い景色よ。
 待ってる間に水をセルフで取りに行く、コーヒーもあったが、勝手に飲んで良いんかな???

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 待つこと10分足らず、出てきた出てきた彦根丼、ビフォーアフター形式で行こか、まずはビフォー。

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 そんでアフター。
 何か赤いひもが入ってますけど???
 コーヒーがあるのはこのトレー持ってきてくれた時にコーヒーカップが付いてたので、 コーヒー淹れさせてもらってからの撮影ね。

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 ワタシの目線からだとこうなる、大葉に温泉卵の存在感大きいな。

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 更にUPで見る、赤いひも、いや赤こんにゃくは短冊状と糸状の2種類があることが分かる。
 何か豚の血を入れた豆腐みたいに見えてちょっと怖いが、こんにゃくと知ってるので大丈夫よ。
 ちなみにこんにゃくが赤いのは三二酸化鉄という食品添加物らしい、どうでもな知識。

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 では食べてみよう、赤こんにゃく本当に赤いな、これに近江牛の牛すじと合わせてと、ぱくり。
 ふむふむ、しっかりと味付いてる、というか味濃くてご飯ススム君やなこれ。
 甘辛な醤油味なので、味的にはすき焼き丼と言っても過言ではない。
 こんにゃくが赤いからB級として特徴的ではあるな。
 途中で温卵絡めて食べるともっとすき焼きっぽくて更に美味くなる卵マジック。
 牛すじがしっかり煮込まれて柔らかくて全然筋張ってなくて歯がなくても食べられそうな彦根丼であった。

 1200円ならどうかと思うが750円なのでこれはまた食べても良いかなと思った。
 しかし現状では超ローカルグルメなので彦根に行っても存在知らない人が多いことは容易に想像できるし、地元の人も食べたことがあるかと言われたらあると答える人少ないんじゃないかと思える地元グルメであった。


 彦根は駅前だけじゃ分からないということは今回分かったが、もちょっと駅前に力入れても良いんじゃないかとも思った。
 だけど最近岡山に行きにくくなったので、滋賀の存在感増してるよ。
 また行きたいぞ滋賀。
 ということでもちょっと滋賀編続く。

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2021年6月 9日 (水)

JR富山駅「きときと市場 とやマルシェ」の超絶贅沢丼「白えび亭」さんの白えび刺身丼(白えび約90匹使用)2190円

 まだしつこくGWの富山の話を続ける。
 5月1日にウチから氷見まで行って高岡で呑んで富山で泊まった。
 翌日2日はラーメン2杯食べて(2杯目の手打ワンタンメンの「末弘軒」さんのワンタンは絶品)、昼過ぎに新幹線で金沢まで行った。
 早めにホテルにチェックインして香林坊の方に呑みに出掛けた。

 んで最終日の3日、富山に未練があるという訳ではないが、この時使ってた北陸乗り放題きっぷで元取るには金沢~富山の新幹線を乗るのが手っ取り早い。
 往復するだけで5000円くらい掛かっちゃうもん、時間は片道20分ちょいやけど。
 朝は早めに出て、近江町市場をひやかして(本当に見ただけ)、金沢駅から新幹線に乗って普段なかなか行かない富山まで。
 ちゃんと食べたい物があるのだよ。
 JR富山駅の「きときと市場 とやマルシェ」内にあるあれだよあれ。

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 ・白えび亭:白えび刺身丼(白えび約90匹使用)2190円

 けど結構迷ってた、何故ならこの値段。
 2190円の丼なんていくら今が旬でここでしか食べられないかといって丼1杯に2190円も使っちゃうのってどうなのよ。
 ワタシのポリシーは安くて美味い物を探す、なので高くて美味しいのは当たり前じゃん。
 10時開店で9時半過ぎには着いてたが、最後まで迷ってたもん。
 しかし前日の天皇賞(春)の馬券が当たってたし、ここは自分に甘くてええっか、と自らに大盤振る舞いすることにした。

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 先に後日述べるが「とやマルシェ」内の別のC級なグルメを食べてたので、店に着いたのは5分遅れ。
 3番客ではあったが、並んでた訳ではなかったので、テーブル席に座った。
 ちなみに先客はカウンターの一番奥で2番客はテーブルの逆の端。

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 メニューは表にもこうして出てるが、注文は入って左手すぐの券売機で買う。
 白えび天丼1290円も気になるメニューであったが、せっかくなのでここはフラッグシップの白えび刺身丼を注文。

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 間にうんちくどれどれ。
 ここの白えびの刺身は全部手でむいてるらしい、細かい仕事を!!!

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 これは白えび天丼用の白えびやけど、手でむいてんやねー。
 機械むきはローラーを使うので甘みや食感が損なわれるんだそうだ。
 そしてストロングポイントは毎朝富山湾から手むきした刺身を直送してるとのこと。
 ほんでお米は富山県産こしひかりなんだって、こりゃ美味しいでしょうよ。

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 そうして10分足らずで出てきた白えび刺身丼、おおお、画像はフラッシュの加減であまり美しくはないが、実物は白い宝石と言っても過言ではない、いや過言か(ドナイヤネン)。
 錦糸卵の上に手むきの白えびが約90匹鎮座している、その上にわさびぽちょり。
 お吸い物に白えびの天ぷらが付いてる、これってプチ白えび天丼できちゃうじゃん、ナイスサービス。
 そして何故か高菜に、白えび煎餅が付いてくる。

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 2190円って当初は微妙やったけど、現物見たらテンションが上がってきた。
 では白えび食べちゃいましょう、ってこんなに一口では食べんけどな。
 うひょー、ぷりぷりと言うよりぷりねちやな、ぷりっとしてねっちょり。
 わさびに錦糸卵にご飯は酢飯じゃなくて白ご飯、これらと一緒に食べてみる、ふわ~~~、こりゃ何と贅沢な。
 90匹と言わずに180匹でもええわ、あ、なら丼が4500円になっちゃうな。
 お吸い物も上品で美味しいし、天ぷらはそれだけでも香ばしくて甘い、生の方が美味いやろと思ってたが、天ぷらも侮れん。
 本当に何で高菜なのか謎やが、それは別に良い。
 ちょっと醤油かけて白えびと馴染ませてわさびに錦糸卵とご飯をもぎゅもぎゅ、これはたまらんな。

 うーん、何というワタシ的贅沢。
 高くて美味しいのは当たり前やが、この時期の富山の旬を食べるということの付加価値としては十分であったとう。
 いやー、満足したわー(当たり前や)。


 この後かつてミシュランに掲載されたラーメン店に行くんだが、その前に「白えび亭」さんに行くか行かんか迷ってた際に見付けたC級なグルメを紹介する。
 朝の1食目には丁度良いかもよ???
 つか、これが本来のワタシが足で探して食べるべき物やで。

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