3年ぶりにハマる伊勢うどん後編「伊勢うどん ちとせ」さんの月見伊勢うどん(きつねトッピング)650円
伊勢うどん後編、一軒目に「駒鳥食堂」さんで月見伊勢うどんを食べたのが前回の話。
もう一軒行きたいんだが、どこか穴場はないもんか。
伊勢うどんの看板はあるんだが、ビビッと来る店はない。
途中、昭和初期としては数少ないコンクリートの電柱というのを発見したので写真撮ってみた。
昭和3年だって、興味ある人は読んでみて。
そうこうして駅前に戻って来ちゃった。
下宮参道にはかなりの老舗の「若草堂」さんという店があるんだが、食べるなら専門店かうどん屋さんで食べたい。
参道をもちょっとお伊勢さん寄りに行った所にリノベーションしたかのような伊勢うどんの店を見付けてどうしようかと迷ったが、観光客向けより地元嗜好が強い店が良いかと思い直し、東に歩き出した。
伊勢市駅から隣の宇治山田駅までって500mくらいしかないんだけど、その中であるかというと結局なくて、新規は断念して3年前に行った店を再訪することにした。
3年前に来た時も美味しい店だと思ったので新規ではないが楽しみだ。
・伊勢うどん ちとせ:月見伊勢うどん(きつねトッピング)650円
ここは宇治山田駅の南から横断歩道を西に渡ってすぐ、駅から100mもないかなり近い立地。
上述の通り3年前に取り上げたが、この宇治山田駅にはあの沢村英二の像があるので、野球ファンなら必見。
12時到着、混んでるかな、ガラッと入ったら客席満員。
どうしたらええかとおかあさんを見ると、奥の座敷に座ってくれと。
おおっとぅ、これはレアなパターンやないか、ラッキー。
奥座敷から見る店内はまた乙なものよ。
さて、こちらでは何食べようか、メニュー確認。
ここには伊勢うどんにご飯に小鉢が付いた定食があるんだよ、けど流石に朝ホテルでしこたま食べての伊勢うどん二軒目、胃が残ってるはずもない。
3年前はやはり月見伊勢、今回は…それでも更にパワーアップしちゃおう。
きつねをプラスしよう、月見伊勢うどんきつねトッピングや、ふふふ。
そうして5分で出てきた月見きつねの伊勢うどん登場、自分で頼んでおきながら上に載ってる油揚げが一瞬何か分からず、豚の脂がてらてらしてるのかと思った、ナンノコッチャ。
ここのは出汁が丼の半分くらい占めてて、既に濃そうなんですけど。
ではうどんと出汁を混ぜ混ぜしてみよう、どうよこの色、メチャクチャ濃そうでしょ???
何ちゅう食べ物やと伊勢うどん知らん人は思うやろうな。
んじゃ麺食べよ、ずずず~~~、うむ、ここも柔らかいな、ぶつっと切れないのが不思議、やっぱ餅やな。
出汁はどんなんかなー、ここも見た目とは全然違う逆インパクトな意外に優しい味。
これだけ濃いけど飲めちゃうんだよなー。
油揚げが相性悪い訳ない、もぎゅもぎゅ、新たな定番やね。
そして卵は最後に潰してマイルドにして汁まで完食、いや本当にハマるよ伊勢うどん。
ワタシが食べ終わった頃にはほとんどのお客さんが帰ってたんだが、冷静に壁のメニュー見るとびっくり。
何と「孤独のグルメ」の井之頭五郎ちゃんこと松重豊さんのサインが。
えー、どの辺りの話で出てたんだぁ???
お店の人に訊いたら2021年の年末スペシャルなんだって。
家に帰って探してみてみたら肉月見伊勢うどん(えび天トッピング)を注文してた。
上のメニューだと今の価格で1260円になるのか、流石五郎ちゃん、使うねー。
月見にきつねを入れるという自分のスケールの小ささに笑った、ははは。
という訳で、今や聖地と化した「ちとせ」さん。
難波の「千とせ」さんよりこっちの方が人気出るかもよ。
少なくともなんば花月の「千とせ」さんは二度と行かんし。
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