岡山で初のお好み焼きはジャンボ「味のやよい」さんのぶた玉いりモダン焼き(一ツ玉そば)650円
ちょっと前の話で福山で金曜仕事終わって土曜はプライベートで岡山で一泊。
岡山でまだ行ったことない店で何か面白い店探してたらはお好み焼を発見した。
岡山でもお好み焼き食べるんやね、そりゃそーか。
関西風か広島風かどっちでしょ???
場所は西日本最大と言われる岡山駅すぐのイ〇ンモールを越えて市役所筋をもちょっと南下。
するとこれまた何時出来たのか、おされな今風の「杜の街グレース」というのがあるので、そこを西に折れて小さい川沿いに沿って3分程歩いた角が「焼きもん横丁」と名乗る店で、その隣。
何でここに二軒並んでるんでしょ???
ここら辺昔は本当に横丁やったんかしら。
赤いテントにあるように「名物 ジャンボお好み焼」というので行ってみたのだが、そのお好み焼のジャンボさはダテやなかったわ、すげー。
入り口にあるメニューこんなん。
ぶた玉にモダンとかえび玉とかいか玉とあるし、そばめしもあるのでてっきり関西のお好み焼きかと思ってたが、そうではなかった。
この日はまだ残暑が厳しくて、休み休みやがここまでホテルから歩いて20分くらい掛かったので、歩くのを止めたら汗が噴き出る。
しかし店内はエアコンがメチャメチャ利いてて、かつ扇風機も効果的に回ってたので、もう快適の一言であった。
11時開店の一番客(最近こういうの多いな)。
初めてなのでベタにモダン焼き一玉そばで注文。
上でも述べてるが関西のお好み焼なのかと思いきや、岡山だけど中国地方なので焼き方はオリジナルも広島っぽく生地を丸く伸ばしてからスタートなんだが、おそるべきはそこから。
生地に鰹粉と天かすを撒くと、そこにキャベツを山盛り、どんだけ入れんねんってくらいに盛る盛る。
そこに豚を載せて生地を何度かシャバシャバかける。
麺は蒸し麺で袋から出されると早い段階で鉄板に置かれる。
ある程度時間が経ったらひっくり返すんだが、ここからがこの店の見せ場、あれなんて言うんでしょ、お好み焼きをぎゅーっと押す為の鉄板プレート。
これでかなり圧をかけてじっくり焼く、最近押さないふんわりした店が多いので、久しぶりに珍しいの見た。
今や広島でもなかなか見かけんのとちゃうか。
そんでそばは裏面もじーっと焦げ目が付くまで長時間焼かれ、本体がええ感じに火が通ったら、何とそばに卵を割り入れてまぜまぜしちゃう、こんなん初めて見た。
そして本体を乗せてひっくり返してソースをでら~~~っと塗って切り目を入れてメチャメチャでかい皿に載せて持って来てくれたのがこれ。
うーん、直径30cmはありそうな、これは確かに「名物 ジャンボお好み焼」だわ。
ではいただきます、てこでキコキコ切って口に放り込む、おおー、麺が卵と絡んで少し甘めのソースと絶妙にマッチしてナイスやないか。
キャベツもこれでもかと入ってたけど、時間を掛けて焼いてるからキャベツキャベツという感じはない。
しかしあの量のキャベツを食べてるのかと思うと感動さえする(ヲイヲイ)。
あの鉄板プレートで重しをして焼くことの意味がよく分からんが、あれで火の通りがむらなくまんべんなく行くんかな。
生地は広島で食べるそれよりはもちっとしてて、関西で言う所の「一銭洋食」みたいな感じ。
これもまた良くて、当たり前ながら生地とソースの相性が悪い訳ないから美味くて当然。
ほのかに香る鰹粉がまた良くて、豚肉に当たると小躍りしそうになった。
紅生姜と青のりが半分半分というのもこだわりやろうね。
追いソースは必要ないが、あえて言うなら一味が欲しかったかな。
これで650円とは安過ぎるわ、凄い店あるなー。
いや、本当にごっついお好み焼やった。
岡山でお好み焼食べるという発想がなかったから見逃してた。
夜が20時までというのが惜しいが、早めに来てビールってのは十分ありでしょ。
常連さんが多い店で、持ち帰りも多いから、大将焼いて焼いて焼きまくってたが、決して手を抜くことなく焼いてる姿は見事なもんだと思った。
この店あり、次は夜に行く。
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