初めての赤羽でラーメン「自家製麺 伊藤」さんの中華そば 大(ネギのみ)850円
先週、降って湧いたような話で赤羽から埼玉は川口に仕事で行くことになった。
会社の同胞と11時半に赤羽駅北口東側の改札で集合。
12時半にお客さんと合流して川口に行くことになっており、それまでにお昼を食べようかと。
集合してどこでお昼食べるか、私は目の前にある立ち食いっぽいそば屋が美味そうだと思ったんだが、せっかく出てきた同胞にはそれは勧められんなと思い直し、ラーメンで検索したらすぐその隣ら辺にあった。
じゃあ、行きますかとお店に向かって歩いたが、それらしき店が見付からない。
一周ぐるっと回って元の位置に戻ってきたが、あれ??? おかしいなと謎が深まるばかり。
もう一度ゆっくり探してみたら、あったあったありました、けどこの店開いてるの???
・自家製麺 伊藤:中華そば 大(ネギのみ)850円
これパッと見てここが店だと気付く人はなかなか居ないと思うな、玄関ないし。
たぶん昔はあったんやろうけど、何かの理由で今は自販機を置いてると思われる。
店名も小さく書いてるし、これは軽く通り過ぎちゃうでしょ。
自販機の横の「営業中」というこれまた小さい札を発見できなかったらもう一周してたことであろう。
そうして有無を言わさず店に入ることにしたんだが、どうやらこの右側の隙間から入って行くらしい。
路面に入口はなく、路地の奥が入口になってる、また一見さんには分かりにくいな。
がらっと入って、まだ時間が早いこともあって席が開いてたので、右手の券売機で食券を買う。
よく分からんが、中華そばが普通のメニューか、ネギのみって意味分からんが中華そばやからこれを大盛にしてみよう、ポチリ。
店内はカウンターのみで、路面側が厨房になってる。
真ん中当たりに座り左右をパシャリ。
知らんけど他に支店もありうどん店もやってるのか、自家製麺なだけあるやん、これは期待できそうだ。
そうして5分も経たずに出てきた中華そば(ネギのみ)登場、ええ!? 本当にネギのみなの???
中華そばじゃなかったのか、勝手なイメージでチャーシュー一枚にメンマがちょい、そんでネギがわさっと入ってるのを想像してたがまさかのネギオンリーとは。
これには仲間内でも驚きが広がった、笑いと共に。
しかしえらく美味そうな麺に見える、スープの色も鰹出汁みたい、香りはメッチャにぼにぼやん。
こりゃ麺から食べるしかないでしょ、どーれ、ぞぞぞ~~~。
おっとぅ、この固めに茹でられた麺はビシッと決まってて、麺の存在感ハンパない。
スープに麺が浮いてる形になってるので、スープは少なめに入ってるようで、上の券売機の画像見たら、スープ増し100円というのがあったのでさもありなん。
このにぼっと沸き立つスープどれどれ、じゅるり、おうおう、しっかり出汁取れてるなー。
旨味と苦みとが絶妙で醤油加減もドンピシャ、具材が何もないのは少し寂しいが。この麺とスープだけでも十二分に値打ちあるぞ。
大にしたから麺も食べ応えあって、わっさわっさ食べて結構お腹一杯になっちゃった。
よく分からんままに3人で店を出て後からわいわい語った所によると、肉そば 中(焼豚4枚)900円というのを頼めばそれが所謂中華そばだったんであろうという結論になった。
確かに和そばじゃなくて中華そばでネギのみだもん、間違ったこと言ってないなと納得した。
しかしみんなよく知ってるもんで、お昼前になるとどんどん人が押し寄せてきて、これは知らない人は絶対入らない店なので、固定客が根付いてるんよなー。
確かに一度食べれば納得の麺やと思った。
赤羽って夜に飲み歩きたいイメージなんやけど(清野とおるセンセのイメージね)、昼でも変な店があった。
次回行く機会はほぼないけど、次回は夜に行ってみたい。
あー、おもしろかったし美味かった。
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