2023年11月23日 (木)

何故か栃木で佐野ラーメン「青竹手打ちらーめん 弐現(じげん)」さんのらーめん800円・めん大盛150円

 昨日栃木県は佐野市に行く用事があった。
 ウチを朝出て昼に着くにはハード過ぎる。
 なので火曜に名古屋で仕事して夕方東京に移動、翌朝(昨日)池袋から湘南新宿ラインでJR小山駅まで行った。
 当初は東京から新幹線で行くつもりだったが、この新幹線が1時間1本しか出ない、時間が合わなかったので30分程余計に時間が掛かるが在来線で行くことにした。

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 11時からレンタカーを借りてて、早めに行って小山駅周辺を探索してみるかと思ったが、まぁ、よくあることなんだが、新幹線停まる駅なのに何にもねぇ!!!
 東側は大学があるのか学生が多く、西側はちょっとだけ繁華街っぽくなってるが、朝から面白い物は何もない。
 駅ビルも当然ながらチェーン店しかないし、映画館はあるが、それくらいで至って健全な町であった。

 何やかんやで1時間潰してレンタカー借りてお客さんとこに向かう、初めて行くのでよく分からんのだが、車で30分くらい掛かるらしい。
 当然、途中で佐野ラーメンを食べてから行くつもりで11時出発という予定組んでる。

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 店は全く調べてなくて、とりあえずお客さんの方に向けて進む、R50のバイパスを西に向かって進む。
 バイパスを気持ち良く走って下に東武日光線を越えてちょい走ったらR50沿いに「青竹手打ちらーめん」の看板が見えたので、いきなりだがここに決めた。
 時間は11時半、国道沿いの大箱店舗みたいなので、混み出すとやっかいなので早めに入った方が良いであろう。

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 ・青竹手打ちらーめん 弐現(じげん):らーめん800円・めん大盛150円

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 がらっと入って右手が少しのカウンター席と小上がりのテーブル席があり、左手にもテーブル席、時間が早かったので空いてたからテーブル席を広く使わせてもらった。
 そこから中に向いて撮った画像が上の、まだ空いてるけど食べ終わる頃にはほぼ満員になってたのでなかなかの人気店だと思われる。
 しかし今調べてみたら厳密に言うとここは佐野市ではなくまだ栃木市であった、惜しい。

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 玄関左手、ワタシが座ったテーブル席の前が製麺室になってる。
 青竹あるある、昼前のこれから忙しい時間帯だったので、青竹で麺を踏んでる訳もなく、残念ながら麺打ちの実演を見ることは出来んかった。

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 メニューこちら。
 左側にランチメニューがある、当初はらーめんとチャーシュー丼のセット1080円にしようかと思ったが、丼よりせっかくの青竹手打ちらーめんなんだから、麺大盛の方がええやろ。
 ということで、ここはスタンダードならーめん醤油味で麺は大盛、これがベストチョイスでしょ。

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 そうして待つこと10分ちょい、ようやく出てきました青竹手打ちらーめん。
 でろんチャーシュー2枚に真ん中にナルト、上にメンマに海苔、右下にネギ。
 垣間見える麺は縮れとる縮れとる。

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 では麺から食べましょい、持ち上げてと、細いうどんくらいだけど、くねくねしてるというかちりちりしてるというか、いただきます、ぞぞぞぉぉぉ~~~。
 うむ、この加水率高めの麺は噛んだ時の食感が面白くて小麦の香りも良くて単純に美味い。
 麺の太い所と細い所があって、そこのもちっとした麺の太さの差がまた面白い。
 
 スープいただきます、じゅるり、これは少し甘めの醤油ダレで鶏ガラに豚骨なんかな、香味野菜の旨味もプラスって感じ???
 脂が浮いてて淡泊だとは思わない。
 こういうシンプルかつ飽きない味はいかにも地ラーメンって感じ。
 チャーシューは歯がなくても食べられる柔らかさでとろっと、醤油ダレがじんわり染みながら肉食べてる満足感もある、これイケますね~~~。
 メンマは太めで軽い酸味で、同じくええ塩梅に醤油ダレで味が付いててこれまたナイス。
 ナルト食べたら意外と口の中がスッキリ、刻みネギが結構入ってるのも嬉しい。

 上で述べてるが麺の加水率が高いので、ゆっくり食べてると麺が膨らんで博多の「牧のうどん」さんみたいになるのも楽しい。
 なので麺が伸びるのが嫌な人はとっとと食べましょう。
 しかしこれがスープも味わってチャーシューうめーよなー、とか言ってもぎゅもぎゅ食べて、喉渇いたから水お代わりして、とかしてたら放っておいてもスープ吸っちゃうのよ。
 それも含めてがここいらのラーメンなので、食べ方にも楽しさを見出せる。

 メチャメチャ久しぶりに食べた佐野ラーメン、本当は3軒くらいハシゴして食べ比べしたい所やが、仕事で行ってるのでそうもいかん。
 仕事終わって宇都宮まで北上して餃子、も考えたが、それしちゃうとウチに帰るのが何時になるか分からんので断念した。

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 余談だが、アポまで30分程時間があったので、近くのスーパーで時間を潰してたんだが、流石餃子の町なだけあって、こんな珍なる商品が売ってた。
 餃子の中身でニラ・キャベツ・白菜のミックスだと、確かにこれだと家餃子の割合増えるかも。
 餃子の町もいろいろあるけど、こういうのって売ってるの見たことない。
 だけど悪いけど餃子は神戸の方が断然美味しいと思うけどな(出た地元愛)。


 もう佐野市に行く機会はそうそうないと思うけど、ラーメンという食べ物は様々だと思った次第。
 ここのラーメンと佐賀の山奥の秘境ラーメンの「一光軒」さんの骨まで溶けてる超濃厚豚骨なんか、とてもラーメンという同じジャンルに入れれんだろ、明らかに異種格闘技戦やん。
 最近食べてないけど笠岡の鶏と醤油のラーメンも全然カテゴリ違うもんな。
 あー、笠ラー食べに行きてー、ということで結局ワタシ的地ラーメン大会は笠岡ラーメンの優勝とさせていただきます(ナンノコッチャ)。

 

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2023年2月26日 (日)

東京は八重洲地下街で旭川ラーメン「旭川ラーメン 游亀亭」さんの正油ラーメン780円・大盛100円

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 こないだ山形に新幹線で行ったが、東京で乗り継いで待ち時間入れたら5時間掛かった。
 東京での乗り継ぎ時間は30分だったので、駅弁でも買うかと思ったが、ラーメン食べたくなったので、駅から出た。

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 八重洲口から出て八重洲地下街に入ってみたら何かしらあるでしょ。

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 ・旭川ラーメン 游亀亭:正油ラーメン780円・大盛100円

 上の画像の階段下りたらいきなり旭川ラーメン発見、去年北海道は札幌やけど旭川ラーメン食べたので、どんなもんか試してみる。

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 この日は塩ラーメンが750円と安くなってたみたいやが、やっぱ正油でしょ。
 味噌もあるので、味噌・塩・正油と全て網羅してる。
 券売機で大盛ポチっと押して、店内に入ってカウンターの真ん中が空いてたのでそこに座る。

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 あんまり時間がないので早く出てきてくれるとありがたい。
 時間は少しずれてたので、5分ちょいで出てきた、よーしこれか。
 ネギ・チャーシュー・メンマと一通り揃ってる。

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 ではネギ食べてから麺食べよう、どれどれ、ぞぞぞ~~~。 
 うむ、麺は太くはないが細くもないそこそこなちぢれ麺、スープに意外と脂が多いので、麺によく絡む。
 これくらいのちぢれ麺って久しぶり、最近九州ばっかり行ってるからな。
 スープはこれが旭川か、鶏ガラに煮干の和風を合わせたような味、札幌で食べたのもこんな感じやった。
 醤油加減は丁度良くて辛くなく甘くなく、そんで上で言ってるように結構脂感がある。
 メンマは多め、柔らか目なのは味が染み込んでるからか、噛めば甘味がじんわり。
 チャーシューほろほろで豚!!!って感じ、やっぱこの醤油だれをスープに使うんやろうな。

 大盛って1.5玉感覚やったんやが、ここって2玉ありそうな大盛やから値打ちある。
 シンプルながら不満はない、今時大盛880円は安いと思うよ。


 JRの地下には「東京ラーメンストリート」があるが、今回はこっちで良かった。
 凝ったよそ行きじゃなくて普通がたまにはええってこと。

 

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2022年11月15日 (火)

初めての赤羽でラーメン「自家製麺 伊藤」さんの中華そば 大(ネギのみ)850円

 先週、降って湧いたような話で赤羽から埼玉は川口に仕事で行くことになった。
 会社の同胞と11時半に赤羽駅北口東側の改札で集合。
 12時半にお客さんと合流して川口に行くことになっており、それまでにお昼を食べようかと。

 集合してどこでお昼食べるか、私は目の前にある立ち食いっぽいそば屋が美味そうだと思ったんだが、せっかく出てきた同胞にはそれは勧められんなと思い直し、ラーメンで検索したらすぐその隣ら辺にあった。

 じゃあ、行きますかとお店に向かって歩いたが、それらしき店が見付からない。
 一周ぐるっと回って元の位置に戻ってきたが、あれ??? おかしいなと謎が深まるばかり。
 もう一度ゆっくり探してみたら、あったあったありました、けどこの店開いてるの???

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 ・自家製麺 伊藤:中華そば 大(ネギのみ)850円

 これパッと見てここが店だと気付く人はなかなか居ないと思うな、玄関ないし。
 たぶん昔はあったんやろうけど、何かの理由で今は自販機を置いてると思われる。
 店名も小さく書いてるし、これは軽く通り過ぎちゃうでしょ。
 自販機の横の「営業中」というこれまた小さい札を発見できなかったらもう一周してたことであろう。

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 そうして有無を言わさず店に入ることにしたんだが、どうやらこの右側の隙間から入って行くらしい。
 路面に入口はなく、路地の奥が入口になってる、また一見さんには分かりにくいな。

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 がらっと入って、まだ時間が早いこともあって席が開いてたので、右手の券売機で食券を買う。
 よく分からんが、中華そばが普通のメニューか、ネギのみって意味分からんが中華そばやからこれを大盛にしてみよう、ポチリ。

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 店内はカウンターのみで、路面側が厨房になってる。
 真ん中当たりに座り左右をパシャリ。
 知らんけど他に支店もありうどん店もやってるのか、自家製麺なだけあるやん、これは期待できそうだ。

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 そうして5分も経たずに出てきた中華そば(ネギのみ)登場、ええ!? 本当にネギのみなの???
 中華そばじゃなかったのか、勝手なイメージでチャーシュー一枚にメンマがちょい、そんでネギがわさっと入ってるのを想像してたがまさかのネギオンリーとは。
 これには仲間内でも驚きが広がった、笑いと共に。

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 しかしえらく美味そうな麺に見える、スープの色も鰹出汁みたい、香りはメッチャにぼにぼやん。
 こりゃ麺から食べるしかないでしょ、どーれ、ぞぞぞ~~~。
 おっとぅ、この固めに茹でられた麺はビシッと決まってて、麺の存在感ハンパない。
 スープに麺が浮いてる形になってるので、スープは少なめに入ってるようで、上の券売機の画像見たら、スープ増し100円というのがあったのでさもありなん。
 このにぼっと沸き立つスープどれどれ、じゅるり、おうおう、しっかり出汁取れてるなー。
 旨味と苦みとが絶妙で醤油加減もドンピシャ、具材が何もないのは少し寂しいが。この麺とスープだけでも十二分に値打ちあるぞ。
 大にしたから麺も食べ応えあって、わっさわっさ食べて結構お腹一杯になっちゃった。

 よく分からんままに3人で店を出て後からわいわい語った所によると、肉そば 中(焼豚4枚)900円というのを頼めばそれが所謂中華そばだったんであろうという結論になった。
 確かに和そばじゃなくて中華そばでネギのみだもん、間違ったこと言ってないなと納得した。

 しかしみんなよく知ってるもんで、お昼前になるとどんどん人が押し寄せてきて、これは知らない人は絶対入らない店なので、固定客が根付いてるんよなー。
 確かに一度食べれば納得の麺やと思った。


 赤羽って夜に飲み歩きたいイメージなんやけど(清野とおるセンセのイメージね)、昼でも変な店があった。
 次回行く機会はほぼないけど、次回は夜に行ってみたい。
 あー、おもしろかったし美味かった。

 

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2021年12月31日 (金)

池袋の洋食店の謎のメニュー「キッチンABC 西池袋店」さんの豚からしセットB メンチカツ880円・「ちょび辛」おためし黒カレーソース80円・ビール(中)550円×2

 正月どこ行くともないので、昨日と今日で和歌山にショートトリップしてきた。
 日帰りでも行けるがあえて泊まり。
 夜は「すず音」さんに行こうと思ってたが、早々に予約で一杯だということだったので、昼に行こうとしてた「フライヤ」さんをメインにした。

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 変わりに昼は前回9月に行った時に臨時休業してた「〇京」さんに行った(開いてて良かった)。
 やっぱり所謂「車庫前系」の方が和歌山ラーメンは好みかな、ここの豚骨は骨まで溶けてるという超濃厚ではないが、とろりとしたそのスープは醤油ダレの塩梅が丁度良く、麺も細麺より少し太いがむっちりしててナイス、やはり和歌山で一番美味いのはここやと再確認した。

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 そして夜はその「フライヤ」さんでハンバーグであるミンチボールとタンシチューとマカロニグラタンのチキンコキールというのをいただいてきた。
 とにかくここは何食べても美味い、中でもタンシチューは絶品、これだけの為にまた和歌山行ってもええわ。

 さて、本題。
 いつから始まったのか知らんが、コロナ禍においてBSで「植野食堂」という番組が放送されている。
 キャッチコピーは「日本一ふつうで美味しい」である。
 内容は雑誌「dancyu」の編集長の植野さんがコロナ禍で外食もしにくいことから、巷で有名な美味しい料理にスポットを当て、料理を習いに行って自分で作ろうという物。

 毎日何らかの形で再放送されてるので観られたことのある方も多いのでは。
 けど、あんまりワタシには馴染みのない店ばっかりなので、いつもは適当に流し観してるんだが、たまたま観た回が池袋の店だったので、これはチェックして行かなければと思った矢先に、年内最後の東京行きの予定がクリスマス前に入った。
 店の場所は池袋の西口だというではないか、まさにワタシのホームグラウンド、行かんと!!!

 この時の番組内容は、視聴者からこの店の名物料理の一つの作り方を教えてもらって来て欲しいという内容だった。
 なかなか豪快でそそられる料理にだったので、それも行こうかなと思った理由の一つ。

 だから場所は西口の東京芸術劇場すぐ、2階に「蒙〇タンメン中本」さんがあるのですぐ分かる。
 いや、逆か、この店の2階に「中〇」さんがあるのですぐ分かるのか。

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 ・キッチンABC 西池袋店:豚からしセットB メンチカツ880円・「ちょび辛」おためし黒カレーソース80円・ビール(中)550円×2

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 この日は名古屋で夕方の前まで仕事しててから東京に向かったので、到着は夜19時半。 
 佇まいは洋食屋というか何というか、奇をてらってなくて普通やな。
 しかし普通じゃないのはなかなかメニュー名から味が想像しにくい物が多いこと。
 オリエンタルライスとかインディアンライスとか豚からしなんて何じゃそりゃやもんな。

 店内入ってびっくり、ほぼ満席でみんなガツガツ食べてる、ある種異様な光景やった、すげー。
 席にはアクリの板が装備され体制は万全。
 真ん中の2人席の一つが空いてたのでそこに座らせてもらう。
 しかし人気店やな、活気あるわー。

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 ではメニュー確認。
 TVで紹介されてたメニューは豚からし焼肉、からしとは黒コショウのことで、豚バラを塩麹に漬けてフライパンで焼いて黒コショウをこれでもかと振りかける一品。
 塩麹だけで美味そうやのにコショウまみれなのよ、あらもうネタバレしちゃった、ははは。
 ここは本当にメニューが多くてどれも美味しそうなんだけど、とりあえず豚からし焼肉というライス・味噌汁付のセットメニューが730円ととんでもリーズナブルな価格であるんだが、それだけではもったいない。
 すぐ下に豚からしセットというのがあるではないか、AだとかにクリームコロッケでBだとメンチカツ、Cならチキンカツとなっている。
 前の週に「敦賀ヨーロッパ軒」さんでメンチのパリ丼を食べたので、ここはメンチ対決ということにした。

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 本当はライス(小)って言うつもりだったんだけど、先にビール呑んだら忘れてしもうて、10分後に普通盛で出て来ちゃったのがこれ。
 メンチカツの存在感でかいなー、豚からし焼肉を食ってるやん。
 ケチャップスパにキャベツにライスと味噌汁、意外とライス多いな。
 酒吞んでご飯食べる習慣ないけど、まぁええわ。

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 んじゃ豚からし焼肉食べてみよう、あ、その前にキャベツから食べんとね、もしゃもしゃもしゃ。
 改めて、豚をもぎゅっと、ふむふむ、これが塩麹の旨味か、単なる豚に塩コショウでは全くないワンランク上の味や。
 コショウは見た目の割にはそんなにガツンと来なかったが、これはライスも良いけどビールもススム君やで、ごきゅごきゅ。

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 続いてはメンチやメンチ、ソースかけてばくり。
 おおっとぅ、これはワイルドな味やな、衣厚いけどミンチの量がかなりあるので食べ応えにジューシー感が伴ってる。
 玉ねぎもざく切りで食感がしっかりしてる、これもライスよりビールちゃうの、ごきゅごきゅ、ぷはー。
 ビールお代わりで第二ラウンド、決して上品な味ではないんだけど、ボリュームに値段考えたらとんでもない店よここ。

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 さて、困ったのが残ったライス。
 けどワタシくらいになるとちゃんと手は考えてあるのだ。
 って大袈裟な、アクリの板にこんなのが挟んであったので、「ちょび辛」おためし黒カレーソース80円でライスを食べようということ。
 このお店は黒カレーも有名らしいので、「ちょび」でも食べとかんと。

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 注文したらすぐ来たよ、なるほど確かに「ちょび」だわ。
 でもワタシは少量のおかずで大量のご飯を食べられる人間なので、これで十分。
 つか、豚からしもメンチもちょっとずつ残してるし。

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 どりゃ黒カレー、こうしてライスにかけると、カレーというより海苔の佃煮やな、関西で言うと「アラ!」みたいな。
 ささ、食べましょ、ばくばくばく、ほう、固形のルゥに辛さを足してる感じか、それに色はイカ墨か竹炭か。
 これもなかなかのパンチ力、いやデビルチョップはパンチ力か(ナンノコッチャ)。
 この量でライス一皿イケちゃうくらいのパワーあるよ、だから黒カレーだと結構辛くてインパクトあるんやろうな。

 はうー、図らずも豚からし焼肉にメンチカツに黒カレーまで食べることができた。
 1食で3つ美味しかった。
 塩麹を使ってるので、家での味の再現は難しいが、やっぱり旨さの奥が深くなるな。
 それにコショウまみれ、若者の胃袋ワシ掴みや、値段も値段やし。

 うーん、東京でここまで安くて美味くて量も多いという三拍子揃った店があるのか。
 確かにこりゃ通うわ、近所に住んでたら週イチで行くね。
 ビール以外にも酒メニューがあれば良かったけど、それだと多分この店の趣旨から外れるんやろうな。
 ガッツリ洋食屋さんばんざーい♪


 ということで大変だった2021年も終わる。
 来年もお気を付けて良いお年を。

 

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2021年11月 3日 (水)

築地で古くて新しいラーメン「築地 やよい軒」さんのやよい麺950円

 10月に入ったら営業解禁で最初は地元兵庫から、翌週は名古屋に1泊で、更に翌週は2泊で東京に行ってきた。
 今の内に活動しておかないとまた行けなくなったら困るからな。
 ちなみに今月は来週に今年初めて熊本と長崎に仕事で行くことになっている。

 さて東京、この時は去年に勧められたラーメン屋さんが閉まってたので、リベンジで行くことにした。
 何でも高菜ラーメンなんだそうだ、色物系か???
 食わず嫌いはいかんので、せっかくなので今度こそで行ってみた。

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 ・築地 やよい軒:やよい麺950円

 場所は前回は東京駅から歩いて行ったが、今回は時間の都合から地下鉄で築地まで乗った。
 進行方向の一番前から出て、北西に上がると大きな通りに出るので、それを右折=北上したところ、中央区役所入口という交差点の手前。
 ちなみに最寄り駅は新富町で徒歩1分。

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 ここの分かりにくいのは見て分かるようにビルのテナントの地下だということ。
 これは一見さんでしか入りようがないと思われる。
 なので教えてくれて良かったということ、自分では絶対に入らんわ。

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 繰り返すが地下なので、ビル入っていきなり階段を下りた所の左手にある。

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 逆から見るとこんな感じ。
 結構歴史のありそうな建物で、スペースは広くないが、飲食店は他にも二つあった。

 到着したのが12時40分くらい、満席だったので(やっぱり知る人は知る有名店なのね)店の前で待つ。

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 その際に先に注文を訊かれるので、この看板を見て答えるんだが、ここは正攻法でフラッグシップのやよい麺一択。
大盛にするとかいう選択肢はなかった、朝結構食べてたし、一杯950円なので大盛だからと言って1000円超えるラーメンを食べるのはワタシの本意ではない。
 他のメニュー見てみると汁なしやよい麺はイマイチもやよい丼は今から考えるとありやな、美味そう。
 後客でみそラーメン注文してた人が居たが、なかなかのボリュームやった。
 その他もやしやタンメンやスタミナや坦々に麻婆はええかな。

 10分程で入った店内、細長ーいカウンター席になってるが、入口にテーブル席が一つあった。

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 座ると同時に出てきたやよい麺、え、何ですと???
 見て納得、麺が黄色い卵麺なのか、えらく極太なんである。
 だから最初に注文を訊いておくのか、注文してから茹でたら10分以上掛かっちゃうもんな、なので先に茹でておくのね。

 さて、教えてもらった話では高菜ラーメンということだったが、ワタシの想像してた物と全く違う。
 博多っぽい辛子高菜かと思ってたんだけど、全然違うガチ高菜で豚肉と一緒に炒められたのがこれでもかと載ってる。

 野菜から食べんといかんから高菜から食べる、もぎゅもぎゅ、全然へたってない良い食感やん、少し塩味は濃いのか、でもスープと絡めて食べたら丁度良い味になるのね。

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 では麺食べよう、完全に想定外の極太麺、ぞぞぞ、これ凄いゴツゴツ麺やな。
 このやよい麺って結構熱い一杯なんだけど、この麺じゃちょっとやそっとじゃ伸びることはない。
 続いてスープいただきまーす、じゅるっと、これは意外とあっさりで豚清湯みたいな感じなのか。
 これに高菜の旨味と豚の旨味が加わるとやよい麺のラーメンスープが完成する訳やね。

 麺食べて高菜食べて豚食べて麺食べて高菜食べて豚食べて、このサイクルを何度も繰り返すんだけど、全然減った感がないくらい、食べても食べても高菜なんだよなー。
 結局はスープも残らず完食したんだけど、一年分以上の高菜摂ったわ、世の中にはいろんなラーメンがあるねー。

 この店って長いこと営業されてるそうなんだけど、もし四半世紀前からこのスタイルでやってんやったらそれは凄い先端を行ってたな。
 だってワタシはここと同じラーメンを見たことがないもん。
 極太麺はあったかもしれんけど、こんな組み合わせなんか知らん。


 最初は名前からご飯食べ放題の定食屋のパチ物かと思ったけど、どうしてどうして、ちゃんとこの店としての王道を歩んでました。
 参った参った参りました、ラーメンの奥は深ーい。

 

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2021年7月16日 (金)

最後の西新宿5丁目ラーメン開拓「新潟発祥なおじ 西新宿店」さんの背脂中華そば780円・麺大盛+100円

 こんな時期に東京なんてワタシは行きたくない。
 しかし東京で会議を行うという、WEBではいかんのかと皆が思ってたと思うが、しゃーないので先月末に東京へこっそり行ってきた(本当に先月末でギリ良かった)。

 今年からワタシの営業担当が変更になったが、東京とか中国地方は引継ぎにも行けない所が多かったが、東京は流石に麻痺してきたのか、去年は全く面会拒否だったところが会ってくれるというので、引継ぎも兼ねて行ってきた。

 1年半は行ってなかった西新宿5丁目、10年通ったが、これが正真正銘の最後だと思うと悲しい。
 そんな感傷と胃袋は関係なく、午前中引継ぎ終わってどこでお昼食べるか、あの店かこの店かと、最初は考えたが、検索したら駅出た所に新潟の燕三条背脂ラーメンの店が出来たという、これは去年新潟の「杭州飯店」さんで食べてきたワタシとしては久しぶりに是非とも食べたい。

 という訳で西新宿5丁目、「か〇道楽」出口出てすぐのこの店に行ってみた。
 どんなんかなー、ワクワク。

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 ・新潟発祥なおじ 西新宿店:背脂中華そば780円・麺大盛+100円

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 この画像が都庁方面。

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 こっちが駅方面ね。

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 店のガラスにメニューが貼られてある。
 ランチタイムのセット物と背脂中華、それのつゆなし(まぜそばってことか?)、後はなおじろうという謎のメニューとご飯物であった。

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 着いたのが12時ちょい過ぎだったので、最初は何人か並んでたが、すぐに入ったので、ワタシは次に入る客となり、先に食券買っておいてというので、券売機で定番の背脂中華の大盛にした。

 店外で待つこと5分、カウンターのみの店だが、厨房側の一番奥が空いたのでそこに座る。
 背中合わせで食べるような感じになってるが、それでも店内10人満員くらいか。

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 お店はバイトのおねいさん2人で回してるみたい。
 待つこと5分くらいで出てきた背脂中華そば、どどーん。
 おおー、でろーんとしたチャーシュー3枚に穂先メンマが珍しい、そして周りには背脂ダバっと、そして上には玉ねぎの粗みじんが載ってる。

 ちらと見える麺は極太の縮れっぽいが、どんな麺か麺から食べるで麺太郎やから。
 あ、思った程縮れてなかったわ、けどごわごわな太麺やな。
 「杭州飯店」さんの麺は刀削麺かと思うような不思議な麺やったけど、ここは普通の太麺、そらそーか。
 スープいただく、じゅるり、豚に煮干しの香りがふわっと出てくる、うんうん。
 そんで意外とスープがくどくないんだよなー、玉ねぎのおかげやね。
 チャーシューどんなんや、しっかり醤油ダレが染みてしかもとろっとろ、これ酒飲めるヤツや。
 穂先メンマは酸味はないけど同様に味が染みて程良い食感でちょっと贅沢な感じ。

 うん、これは燕三条背脂ラーメンです。
 しかし全体的に何というかぼやんとした印象はあるっちゃあるかな。
 スープにもうちょっとメリハリがあった方が良いとか、麺がどこでも食べられそうな太麺とか、そんな程度の話。


 新潟五大ラーメンの残り四つも進出してきてくれていいぞ。
 と言いながら、カレーラーメンと味噌ラーメンはまだ食べたことがないので、これは今年の夏休みに去年に続いての新潟に行ってくる予定なので、しっかり味わってくる。
 それくらいに新潟はお勧めよ、もちろんラーメン以外でもね。

 

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2020年10月15日 (木)

東京は新富町でラーメン新規「鶏ラーメン つむぎ」さんのラーメン800円・麺大盛り100円

 在宅勤務してるくせに、東京で会議をするという何という矛盾。
 日帰りでは朝早すぎて帰りは夜が遅すぎる、なので1泊2日で行くのが常。
 火曜に昼着いて、昨日の夜遅くに戻ってきた。

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 火曜の昼は八丁堀の方に行く予定だったので、東京出身者に築地の近くに高菜ラーメンの店があると教えられてたので、スマホンナビで八重洲口から歩いて行ったが、何と定休日でもないのに休みという恐るべき事態。
 まぁ、このご時世そんなことで悩んでるバヤイではない、とっとと歩いてなるべくお客さんの近くで昼を食べようとした。

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 どんどん歩いて新富町の方に戻って、立ち食いそばのチェーン店を発見も、一食目がこれでは寂しい、後ろ髪引かれるが先に進んだ。
 どこをどう歩いたのか全く土地感ないので口では説明出来ん、新富町と八丁堀の間くらいに置かれてた小さなA型看板発見。
 鶏ラーメンと書かれてあったので、まだ昼前やったけど混み出したら嫌だったので、ここに決めた。

 

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 ・鶏ラーメン つむぎ:ラーメン800円・麺大盛り100円

 上の画像の左下の○がA型看板ね、こんな距離。
 着いたのは11時45分、そんな時間であったのでワタシが入るのと同時に先に3人グループのサラリーマンが一番客で入った。
 サラリーマンは奥のテーブル席に行ったが、ビジネスマンのワタシはカウンターの一番奥の席に陣取った。

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 ここから撮った画像がこれ。
 壁はコンクリートの打ちっ放しやし、カウンターは分厚い木の一枚板で、どう見てもラーメン屋には見えん。
 どうやら夜は鶏料理の店で昼はラーメンの二毛作みたい。
 
 最近昼の営業始めたのか、店内がメチャメチャ暑い。
 どういうことかと言うと、スープの寸胴とか麺の寸胴とか、そこの熱をたぶん読み違えてたんちゃうか。
 なので、座った途端に店員のおねえさんからハンディータイプのミニ扇風機を渡された。
 計算外やったんやろうな、たぶん。

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 ということで、メニューと共に写してみた。
 鶏ラーメンって書いてあったので、メニューはシンプルやろうと思ってたが、やはりその通りでメニューは一つでトッピングの差しかない。
 800円のラーメンは豚チャーシュー1枚に海苔に九条ネギ。
 特製の1200円は豚チャーシューが2枚になり、鶏チャーシューに味玉に海苔に九条ネギが大盛りになる。
 チャーシューには力が入ってるみたいで、やはり鶏料理の店、天草大王のチャーシュー400円がある。
 米沢チャーシューは牛かと思いきや豚で300円。
 チャーシュー2種盛り600円は酒やね、こりゃ。 
 150円の味玉は奥久慈卵の味玉となかなかの凝りよう。

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 メニューの裏見たらうんちくが書かれてる。
 生産者から直送される天草大王を贅沢に丸ごと使った無化調スープらしい。
 麺はスープに絡む中太縮れ麺なんだそうだ、細麺じゃないのか。

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 ほぼ一番客ながら10分弱で出てきたラーメン(麺が太いので茹で時間が掛かる)、見た感想、小っちゃ!!!
 大盛りで頼んでるんだが全然大盛りに見えない所が縦型丼の恐ろしい所。
 それによく見るとスープも少ないような。
 丼の半分以下くらいしか入ってないと何か寂しい気がするのはワタシだけではあるまい。

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 しかしこの麺の色よ(チャーシューのレアな感じより麺の色の方が気になる)。
 ではいつものように麺から行ってみよう、どれどれ。
 極太ではないが結構太い、つけ麺みたいな麺やが、色がまるでそば粉を使ってるみたいな色した麺やな、こんなん初めてやずるずる。
 ほー、この太さの縮れ麺、これがまずは香ばしいし柔くもなく固すぎる訳でもない食感で美味いやないか。
 続いてスープすくってみる、じゅるっと。
 はうー、これは何という滋味深い味なんや、鶏だけでこんなにオーケストラみたいな旨味が重層的に来るんか、これはギターソロじゃ全然ない。
 天草大王の旨さがこれか(ホンマか)???
 美味しい所がピッタリ決まってる、凄いなー。
 チャーシュー食べてみる、もぎゅもぎゅ、低温調理かとちょっとがっくり来る最近のワタシ、もう飽きた。
 けどここのは噛みしめてる内に肉の旨味と共に醤油ダレの旨味がちょこーんと染み出てくるんよ、これがまた絶妙の加減で素晴らしい。

 完成度高いなー、と感心して食べるんだが、いかんせんワタシ的には麺もスープも少なすぎて美味しいんだけど腹の足しにはならんかったのが残念。
 昼に出すラーメンじゃなくて呑んだ後に〆で食べたい人向けの量って感じ。
 ガッツリ食べたい人には全く食うた気せん、ワタシに食べられたのが残念やったとしか言いようがない。

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 なので、美味しすぎる鶏ラーメンはそれはそれ。
 さっき通り過ぎたチェーン店のそば屋「小諸そば」さんでもり2枚350円ぺろっと食べちゃった、ワタシ的にはこれで丁度良い量(値打ちのないヤツ)。
 しかし「ゆで太郎」さんも好きやが「小諸そば」さんもええな、値段が凄すぎる。
 混雑してる割には回転も速いし、12時過ぎて混んできてたけど5分も待たんかったからな。


 いやいや、そばの話やなくてラーメンよ。
 麺も独特でスープも奥の深い味、これはハシゴで東京のラーメンを食べたいという人に是非とも行ってもらいたい。
 混雑店になる前に行ってちょーだい。

 

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2020年7月 7日 (火)

東京は茅場町で懐かしのラーメン発見「昭和」さんの昭和ラーメン800円(727円+税)ランチタイム大盛り無料・12時前入店卵無料

 先週、3ヶ月ぶりに東京へ行って来た、全く気乗りしなかった。
 そりゃそーだ、またレッドゾーンに入ろうかというタイミングだったので、気が気じゃない。
 なんせいつも泊まるホームグラウンドは池袋やからな。

 とにかく梅雨の合間の良い天気、11時半に東京駅に着いたワタシは、目的地が八丁堀方面であったので、お昼はラーメンを食べることは決まってたが、特に何も決めず、八重洲中央口から地下道で東に歩いていた、まだ7月やけど直射日光はやはり暑いのでな。

 程なく地下街も終わり、地上に上がって八重洲通りをまだ東に歩く、高速道路の料金所を越え、八丁堀2丁目の交差点辺りで何かお店ないかとスマホン検索、もうお昼前だったので混むと厄介。
 すると近所の店で何とも美しいラーメンの画像を発見。
 この場所からすぐみたいやし、今ならまだ並ぶこともなさそうなので、これは行くべし。

 

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 ・昭和:昭和ラーメン800円(727円+税)ランチタイム大盛り無料・12時前入店卵無料

 場所は駅で言えば八丁堀より茅場町の方が近いのか。
 上で言ってる八丁堀2丁目交差点を更に八重洲通りを東に行けば、八丁掘の交差点の一つ前の通り、鈴らん通りというらしいが、これを北に上がって100mってとこ。
 ワタシの印象ではここだけかなり下町な感じ。
 懐かしい雰囲気がぷんぷんしてる、だから「昭和」な店が現存するんかな。

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 建物的にはそんなに古いビルではなく、こりゃ平成であろうが、店には「昭和」と謳ってる。
 玄関は自動ドアやったしね。

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 しかしがらっと入った店内は狭く、カウンターのみで何席? 9席か10席?? のようなかなり密な状態であった。
 しかも厨房内には大将に女性2名含め計3名、カウンター席はワタシが入ったことで8割が埋まってしまった。
 これ7月やからまだマシやけど、真夏はキツいやろうな。

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 後からどんどん混んできそうな予感がしたので、カウンターにあるメニューを見て、フラッグシップメニューの昭和ラーメンを迷わず注文、大盛りできますか??? と尋ねると、はいよ、という声が返ってきたが、ランチタイムは大盛り無料と書かれてある。
 そんでおかあさんが、12時前なので卵付くけど??? と訊かれたのでもちろん断る理由もない、ウェルカムよ。

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 ランチタイムは前金制、お茶はセルフサービスで待つこと5分、出てきた昭和ラーメン大盛り卵サービスがこちら!!!
 おおおおお、黄金スープと言うだけのことはある。
 透き通ってるなぁ、そんで上に載ってるのはハンバーグか(笑)???

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 見た目に心を奪われてはいかん、東京のラーメンにしてはもやしが載ってるのは珍しい、なのでもやしから食べるわしわし。
 そんで麺食べよう麺、ぞぞぞ~~~。
 ほう、細めの丸麺でゆるーくウェーブしてるような、このスープに合うシコシコ麺か。
 続いてスープいただきましょう、じゅるり。
 へー、よう分らんが鶏に豚の旨味に野菜の甘さとかそんな感じ???
 この透明なスープは三日間かけて丁寧に仕込んだ自慢のスープとあるが、ワタシ的には町の中華屋さんで料理頼んだら出てくるスープを更に上品にしてラーメンにしたような味やと思った。
 ということはつまりは昭和、この味は平成ではない、確かに昭和やで昭和。
 メニューには昭和30年代名店の味、と書かれてる(その名店ってどこよ???)。
 しかしこれ飽きない味よねぇ、トリプルスープとか濃厚魚介とかそれはそれで年に1回食べたらもうええけど、こういうのは近所なら通いたくなる。
 さぁ、ハンバーグのようなチャーシュー食べよ、おおー、厚さ1cm以上あるやん、表面を炙ってあって、焦げが香ばしい。
 肉がメチャメチャ柔らかくてワタシのような抜歯したばかりで歯がない人間でも食べられる。
 肉の旨味で食べさせるタイプでじんわり醤油味が香ってくる、ボリュームあるわー。
 メンマは極厚ながら柔らかく歯に優しい、そんでじんわり酸味。
 麺とスープは繊細やけど、トッピングは豪快。
 卵は黄身は固めで味がほんのり付いてる程度、けど半個じゃなくて1個まるまるやからたいしたサービスや。
 麺大盛り1.5玉じゃなく2玉のうように感じる重量なのもナイス。

 うひょー、もちろんスープ一滴残すことなく完食。
 これはまごうことなき昭和の味や。
 この店の歴史は知らんけど、昭和の頃の店名は何やったんやろ???
 平成20年過ぎたら昭和と名乗ることの意味はあろうが、平成10年程度では昭和を懐かしむことはなかったやろうからな。
 まぁ、どうでも良いけど。


 次回は辛みそラーメンを食べてみたい、辛さランキング①~⑦の⑦霊柩車(サヨナラ)を。
 まぁ、冗談はさておき、今のラーメンも美味しいけど、作り続けてる美味しい味もあるってことだね。
 これはまた行きたい店や、東京駅から歩いて10分ちょい掛かるけど、全然問題ないね。

 

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2020年4月15日 (水)

池袋の大衆割烹「まるさん」さんでお刺身3点盛1300円山菜の天ぷら600円あじのなめろう600円ホッピー&土佐鶴呑みまくり

 今回東京は池袋の話だけど、これって東京が今みたいに爆発的感染するかしないかといった時の話。
 この時は名古屋の方が結構危険だったような。
 その中での2泊3日の出張で、初日は名古屋で仕事してその夜にマイホームタウン池袋で泊まって、翌日終日会議で、終わってから名古屋に戻り宿泊、3日目の金曜に三重は津市に行ったという強行軍。
 この時は疲れたと正直思ったが、今となっては出社して電話番か在宅でPCと携帯で仕事するのに比べたら断然面白い。
 早く日常が戻れば良いのにねぇ。

 ということで、いよいよ危ないか東京、っていう時に行った居酒屋さん。
 タイトルで「大衆割烹」と書いてるのは、下のお刺身画像に写ってる箸袋にそう書かれてるから。
 BS-TBSでは吉田類さんの「酒場放浪記」は毎日々々繰り返し放送されてるんだが、自分が行きそうな所は録画して観てる。
 いつぞやは何度目かの池袋の回だったので録画して観たら、いつも前通ってる店が出てて、しかも魚がメチャ美味そうな繁盛店でもあったので、これは行かなくてはと、3月下旬のスレスレの時期に行った。

 

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 ・まるさん:お刺身3点盛1300円山菜の天ぷら600円あじのなめろう600円ホッピー&土佐鶴呑みまくり

 場所はいつもワタシが泊まる西口、JRを出て交差点を渡ったら角にMドナルドがあるのだが、その裏側。
 かつ丼屋とカレー屋の間くらい、しょっちゅう通ってるがホントそんなに美味しい店だとは気付かなかったくらい、言われなければスルーしちゃう店。

 到着したのは18時15分、画像通りまだこの時期は暗かった。
 看板には「旬の魚と野菜」と書かれているので、今美味しい物が食べられるというステキなお店や。

 初めてやけど吉田さんを通じて見てるので臆することなく入店、は良いんだけど、入ってびっくり。
 当然というかまさかというか、お客さんがテーブル席一つとカウンターに一人居ただけで、閑散とした店内なのである。
 この時、いよいよ危なくなって来てるのだと肌で感じた。

 だけど賑やか過ぎるのは私の望む所ではないので、ここは静かに美味い物が食べられるということで、お店にしては大問題だがワタシ的にはラッキー、と思うことにした。

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 カウンターの一番奥に座ってメニュー拝見。
 いつの話かぼかしてるつもりだったが、メニューに3月25日って書いとるがな(笑)。
 そう、この日は3月25日(水)の18時15分だよ、ははは。
 魚は食べたいので、今日のイチ押しだよな、5点盛は量が多すぎるて他のが食べられないので、魚はお刺身3点盛。
 天ぷら・揚げものも売りみたい、天ぷら盛合せはこれも量が多い、野菜の天ぷらにするかと思ったが、もう一段階上の山菜の天ぷらという方が季節感ありそうだったので、こっちを注文。
 ハイボール頼んだらないと言われたので、ホッピーを珍しくオーダー。

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 まず出てきたのがお刺身3点盛、突き出しはタコのうざくみたいなもんやったか。
 お刺身の盛りが美しい、サヨリの頭がピンと出てるのも愛らしい。
 上からカンパチに活〆平目にサヨリ、平目の右端にえんがわもあるでよ、リッチ~~~。
 ワタシは白身好きなのでまずは平目から、噛む程に味がじんわり湧き出る、白身魚の中でもやっぱ平目やね、上品な旨味や。
 次にサヨリ、意外と身がしっかりしてるな、この淡白な所がまた好きじゃ。
 最後に脂が乗ってそうなカンパチ、なんだけど思った程クドくなく、ワタシでも食べられる、つか角がピシッと立っててイケます。
 えんがわも最高、この脂の旨味はたまりやん。

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 そうこう三角食いしてたら山菜の天ぷら登場。
 内容はのびる・セリ・行者にんにく・こごみだそうだ。
 一応、板さんに何が何かを教えてもらったが、今ではこの画像ではサッパリ分からん。
 しかし一番美味いと思ったのは行者にんにくだと印象に残ってる。
 分かりやすい味やからかな、正直、のびるもセリもこごみも味分からんし。
 けど、それらのどれもこれは食べられん、といった物は一つもなかった。
 山菜やから苦みやえぐみもあるかと思ったが。

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 後から頼んだあじのなめろうが出てきた、さっき板さん叩いてたもんな。
 見た目が想像してたのと違う、色もそうやし大きさも。
 ぽってりとハンバーグ大でまるでタルタルステーキみたいな、美味そー。
 一口もぎゅっといただくが、これ本当に美味しいので、行く人は是非とも食べて欲しい。
 生臭さは皆無で、味噌がそんなに主張してる訳ではないが、確実に旨味が増してる。
 うわっ、これご飯あったら何杯でも食べられるんちゃうか。
 
 この辺でホッピーももう飽きたので、吉田類さんも呑んでた日本酒を、ここは高知のお酒を扱っていて、土佐鶴が呑めちゃう。
 なので(大)をぬる燗で注文。
 ご飯も食べられるがお酒も何杯でも呑めるってことや、ぐいぐい。

 結局、土佐鶴(大)もう一本呑んじゃった。
 たぶんこの店でこれ程静かに呑めることってないんちゃうか、お店の人とも会話ができたし良い酒やった。
 ちなみに吉田類さんはロケではそんなに呑んでないように見えるが、この店ではかなり呑んでいたという話であった。


 今はどこにも行けない状態になっちゃってるが、非常事態宣言が解除されてまた東京に行くことになったら真っ先に行きたい。
 そういう渋くて美味い店よ、ここ。
 まぁ、ワタシが言わなくても皆知ってると思うけどね。

 

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2019年9月 5日 (木)

目黒ラーメン新規開拓「中華そば 竹むら」さんの中華そば750円替玉100円

 8月下旬に東京に行った際に目黒で降りた。
 以前、目黒駅西口から坂を下って行ったらラーメン屋さんがいくつかあるのを思い出したので歩いてみた。

 家系とかはスルーして何軒目かにこれだという店を発見したので、入ってみることにした。
 なかなか美味そうな雰囲気を出してると思ったが果たして。


Cimg3090 Cimg3091  ・中華そば 竹むら:中華そば750円替玉100円

 左の画像はわざわざ信号を渡って反対側の下から撮った画像、ややこしいことやってるよ我ながら。
 そんでお店の入口の画像はこんなんで、割と最近オープンした店なんかな、使い込んだ感があまりない。

Cimg3099  表のA型看板で中華そばと限定でアゴ煮干しそばにつけ麺とある。
 ガラっと入ってすぐ左手にある券売機で何食べるか確認。
 とにかく初めてなのでスタンダードな中華そばで良いでしょ。
 上にはこれまた限定でシビ辛まぜそばというのがあるのは時代やねぇ。
 券売機下にメニュー写真があってそこには替玉100円ってのがあるんだが、券売機では確認出来ん。
 ひょっとしたら中華そばの右隣が反射して見えんが、それが替玉やったのか、記憶にございません。

 奥に長いカウンター席になってて、直角に折れてるその角の手前に座った、となると左手が厨房になる訳だ。
 ちなみにトイレは真後ろであった。

Cimg3093 Cimg3094  カウンターに置かれてるメニューとうんちくを見てみる。
 メニューとしてはご飯物も充実してるな。
 一夜漬けTKGとか炊き込みご飯とか美味そうだが、この日は替玉。
 うんちくはスープは大山どりを贅沢に使用、真昆布に干し椎茸の旨味だそうだ。
 麺は全粒粉使用でコシにのど越しに風味が良いと。

Cimg3096  食券渡す時に替玉は大盛に出来ますがどうしますか、と言われて、この時は麺の鮮度にこだわって替玉をチョイスした。
 入ったのが11時半過ぎくらいだったので店内1/3くらいのお客さん、なので割とすぐに出てきた中華そばがこれ。
 うぉっとぅ、美しい!!! 見るからに美味そうなんですけど!!!
 見た目のバランスも素晴らしい、ナルトが愛おしく思えてしまう配置や。

Cimg3097  では麺から食べてみよっと、ずるずる、はうー、ビシッと角が立ったエッジの効いた全粒粉の細麺はナイスなコシをしている。
 この麺食べるだけでも値打ちあると思うぞ。
 続いてスープをじゅるり、うむ、鶏の旨味によく分からん旨さの層が重なってるのが真昆布に干し椎茸なのか、へぇへぇへぇ。
 鶏醤油の王道中華そばって感じか、チー油が浮いてるがくどい印象はない。
 チャーシューは低温調理の薄切りで肉っぽいんだが、1枚では物足らん、もう一枚入れてくれ。
 極太メンマは醤油出汁感と酸味があって好きなタイプ、トッピング追加するならメンマに決定。

Cimg3098  途中替玉注文、3分で来た。
 上にチャーシューが少しではあるが載ってくるというサプライズ付き、ナイスですねー。
 細麺でビシッと来てるのが分かる、ただここで上の大盛か替玉かの話に戻る。
 ここは替玉ではなく大盛をチョイスすべきであった。
 というのもスープの温度が冷めてしまって、熱々の替玉とはマッチングが宜しくなかったかという印象。
 なのでワタシは大盛を推奨します。

 と、ワタシ的にはかなり絶賛してるが一つこうして欲しいと思ったのは、最後スープが一本調子になった感があるので、ここで例えば柑橘系の皮とかが細切りで載ってたら、彩りもきれいし酸味が良いアクセントになったのになと勝手に思った次第。


 結構な人気店なのだろうなと思ったのは女性のお客さんが一人で何人か入ってきた点。
 なかなかラーメン屋さんに一人で入らんでしょ、だけど食べにくる美味さがこの店にあるんだと思う。
 目黒には東側に辛いだけのラーメン屋さんもあるが、やはりワタシ的にはこっちの方が好みだと改めて思った次第。

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