遅ればせながら名古屋の珍カレー「名古屋肉味噌カレー研究所」さんの名古屋肉味噌カレー758円(ナゴヤ)
先日名古屋に行ったことは桑名のいわし丼の回で既に述べた。
久々の名古屋だったので、ちょっと時間を作って大須まで行ってみた。
外国人が居なくなったのでだいぶ空いてるが、これくらいの方が人が流れてて良い。
今回はずばりネタ探し、ラーメンかなんか新しい店ないかなと思い歩いてみた。
ところが思ったような店がなく、時間もなくなってきたので、前からこれぞネタだろ、という店に行くことにした。
・名古屋肉味噌カレー研究所:名古屋肉味噌カレー758円(ナゴヤ)
場所は激安スーパー「サノヤ」さんを西に100m程行った角を右(北)に曲がってすぐ、上の画像みたいな感じね。
黄色いお店なので嫌でも目に付くことであろうよ。
名古屋の人は台湾メニュー大好きなので、何でもミンチににんにく&唐辛子なんだよなー。
あんかけスパにも台湾あんかけなる珍メニューが出来てて、ひたすら笑える。
でもそれが名古屋らしくてええんやけど、名古屋じゃなくて台湾、ぷぷぷ。
『どえりゃ~うみゃ~!「なごやめし」に認定だがや!』と市長のお墨付きをもらってるのも遊び心があってヨロシイ。
メニューは入口に貼られてるこんなの。
基本の名古屋肉味噌カレーに、トッピングとしてでらがけチーズにフレッシュトマトにでらでかチキン、後はその組み合わせ。
注文は入って左手すぐで、お金もその時に払うシステム、食券制ではない。
そこには2015年の「新なごやめし総選挙」で敢闘賞を受賞した表彰状が額に入れられて置かれている。
時間はお昼ちょっと過ぎてたので、先客2組がもう食べ終わる頃。
一番奥のテーブル席に座った。
トイレ行ってから店内の写真撮ったので、店内にはお客さんが居なくなってた。
さぁ、出てくるまでの間、うんちくを見る。
美味しい食べ方の順番があるんだと。
その1としてネギを肉味噌にかけて食べる。
その2がその上からからしマヨネーズをかけて食べる。
その3はカレースパイスをかてて食べる、だそうだ。
右には肉味噌×からマヨということで、ここのカレーは味噌の味を活かした甘めの味わいなのでアクセントとして「からしマヨネーズ」をどうぞ、とある。
ちゅうことで、テーブルにはネギとからマヨとカレースパイスが置かれている
10分足らずで木のトレーに乗って出てきた名古屋肉味噌カレーがこいつじゃ。
ほほう、ライスはカマンベールチーズ状に成型されて、その上に肉味噌が載かって、生卵が鎮座するわけか、卵マジックやん。
で、ネギはフリーなのでこうしてたっぷり載せてみる、これが正しい食べ方みたいよ。
では最初にカレーソースからいただく、じゅるり。
洋風カレーとは違うけど、インドタイプでもなく、少しスパイスの利いた創作カレーって感じか。
ほんのり甘くてちゃんと旨味とコクはあるかな。
続いて肉味噌を食べてみよう、もぎゅっと、うーん、思った程味噌が主張してないのね。
もっと赤味噌のパンチが利いてるのかと思いきや、言われてみないと分かりにくい。
万人受けに振ったような味やな。
ではカレーと合わせて食べてみる、ふむふむ、だから和の要素はネギで、カレーとネギがこういうふうにマッチングするとは考えたこともなかった。
上の肉味噌×からマヨの画像ではお好み焼きみたいにからマヨかけてるけど、ワタシはマヨがそんなに好きではないので(家にない)、食べる分だけかけてみる。
おおっとぅ、思ったよりこれはなかなか面白い化学反応や。
美味しさがUPしたぞ、でも一口でええか(笑)。
続いてはカレースパイス、これはなんじゃ??? 七味にカレー粉入れたみたいな感じ。
辛くなるのでこれはこれでありか。
そうして最後に黄身を潰してと、うんうん、こりゃ美味しいでしょうよ。
卵最強説信者の一人やからな、ワタシは。
肉味噌とカレーとネギとを上手くまとめるのは最後は卵であったということよ。
カレーの懐は深いので、こういうカレーもありやろう、キーマカレーのキーマに味噌で味付けただけとか野暮なこと言うなよ。
ただワタシは出てきてすぐに気が付いたことがあった。
このカレーは銀の皿で饗されるんだが、皿が冷たいのでカレーがすぐに冷えちゃうのがもったいない。
ちめたいカレーは夏なら良いかもしれんが、まだ3月中旬だったので、冷えたカレーはちょっと悲しくなった。
さて、どこまで名古屋メシがブレイクしてるのか分からんが、こういう珍メニューもあるので見る所はなくとも(ヲイ)、B級な食べ物はとかく多いので、やっぱり名古屋面白い、落ち着いたら行ってみなはれ。
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