広島は古江でようやく行けたこの中華「東海楼」さんの中華そば(醤油味)600円(1玉)・ぎょうざ320円(8個)
今週は変則日程で火・水と広島に行ってた。
福山朝に行って昼に広島、夜は八丁堀で飲んで、翌朝一番で笠岡行って「坂本」さんで朝ラー、なかなかにハードな1泊2日やった。
ちなみに「坂本」さんやが、大盛は10時までしかやってないんだけど、700円から800円になってた、ついに値上がったか。
でも並は変わらず600円なのは素晴らしい。
そんで9時半に食べたこの日の「坂本」さんはケチの付けようがないくらいの一杯で、やっぱここが一番美味いなと改めて思った次第、余談。
広島担当初期の頃よくお昼食べに行ってた古江の「一力庵」さん、あの店がいつの間にかなくなってた時の衝撃ったらない。
「一力庵」さんロスは大変なもんやった。
その他は「まきつぼ」さんでモンサンミッシェルみたいな巨大お好み焼きを食べに行ってのも懐かしい。
その後は広島中央卸売市場に凝ってこれまた今はなき「平和食堂」さんにしょっちゅう通った。
その初期の古江時代に見付けたラーメン屋さんがまだやってたのを見付けたので、これは「絶メシ」になる前に行っとかんとと思い、予定をねじ込んで行ってみた。
場所はだから広電古江駅を東南に下ったどん突き、向かいは高級スーパー「アバンセ」、ここええもん置いてますな。
古江の人は誇ってええんちゃう。
・東海楼:中華そば(醤油味)600円(1玉)・ぎょうざ320円(8個)
どうよ、この昭和の中華の佇まい。
何より暖簾が素晴らしい。
裏通りやと怖くてよう入らんが、一応駅前通りやし、前が「アバンセ」やし安心して入れるってもんよ。
がらっと入ってこんちゃー。
カウンターだけの店で、前と後ろに先客が居たので、後ろの方に座らせてもらった。
前と後ろを区切るのはカウンターに置かれてるこの小鉢であろう。
一品150円、いろんなおかずがあって、ワタシが土曜の昼に食べに来るのに丁度良いお店や。
そうして席に座ってメニュー確認。
基本、醤油と味噌とぎょうざの店、あとライス。
バリエーションで麺が1玉だと600円で1.5玉だと650円、2玉だと700円。
ぎょうざも8個320円で4個160円と使い勝手が良く便利。
お酒も置いてるみたいだけど、いかんせん開店時間が11時半から15時までなのでここで一杯飲むというのはかなり難しい。
本来ならラーメン2玉にしてライスにおかず焼鯖と言いたい所やが、ここで終わる訳にはいかんのでラーメンとぎょうざにしてみた、しかしぎょうざは8個で意地は見せた(なんの)。
ここは老夫婦でやっておられるんだが、おとうさんはもはや接客は無理そうなので、基本おかあさんのワンオペでやっておられるみたい。
しかしその老夫婦二人が居るからこそのここ「東海楼」さんなんだろうね。
厨房見てたら麺をしつように湯切りするおかあさんの姿に心打たれた。
テボじゃなく麺揚げのざるやからね。
そりゃ楽しみじゃん。
同時に出てくるかと思ったラーメンとぎょうざだったが、ラーメンの方が少し先に来てしまった。
しゃーない、先にラーメン食べるかと思った瞬間にぎょうざ登場、待ってたよ。
ちゃちゃっと写真撮っていざ実食。
まずは麺から、ラーメンは麺から食べるもんなんだよ、ぞぞぞ~~~。
うむ、ちょっと待った分だけ柔らかくなってるけど、細麺で角があってこれええやん。
スープはと、これが曲者で、単純な鶏ガラ豚骨の醤油なのかと思いきや、そこにもう一つ別の味がある。
鰹出汁っぽい風味がするし、実際最後スープ飲み干した丼には魚粉が少し見えた。
おおー、動物と魚介のWスープですか、昭和の中華侮れん。
メンマは普通やがチャーシューは意外と肉厚で噛み締めると肉の旨味に醤油ダレの弱甘めな味が染み出てきてこれ絶品、日本酒ちょーだい。
一方のぎょうざ、これはにんにくしょうゆで後で好みで酢とラー油を入れてと言われた。
まずはにんにくしょうゆペロリ、これそのままご飯にかけたら2杯は食べられるヤツよ。
だけどぎょうざは味が濃いので、酢を多めに入れて割って食べます、もぎゅもぎゅ。
皮はパリッと焼かれてるが、中のあんはミキシングしたかのように歯がなくても食べられるくらいにほろほろ、これもまた良し。
ラーメンもぎょうざもどっちも美味いじゃーん。
この店今まで来なかったのが悔やまれる、14年何しとったんや。
けど今ならまだ間に合うので、「一力庵」さんみたいに突然なくならない内にまた行きます。
ちなみにお腹残してたのは「まきつぼ」さんに行く為だったんだが、コロナ以降か? 店内では食べれず持ち帰り専門のお好み焼き屋さんになってたとさ、残念。
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