滋賀は彦根で中華そば「ミツワ食堂」さんの中華そば700円
東海地区の担当を外れたので名古屋とか三重に行く機会が大きく減った。
いつもなら仕事帰りに三重なら松阪に寄って松阪牛食べて泊まって帰るとか、名古屋だと滋賀で近江牛食べて一泊して帰るとかしてたんだが、そういうことが出来んくなった。
しかしたまには美味い肉が食べたいので、今回はわざわざ金曜日にとっとと仕事を終わらせて彦根まで近江牛を食べに行って一泊して帰ってきた、先週。
ちなみにワタシの勤めてるオフィスは新大阪で、新快速に乗ると彦根まで1時間20分である、JRで1980円。
彦根は彦根城とひこにゃん以外何もないと言っても良いくらいに寂しい町で、ワタシ的には世界遺産目指してるというのはちょっとどうかとは思う、国宝で重文、いや十分だと思うんだが如何でしょ。
そんな何にもない彦根駅だが、お城側には飲食店が数軒あって、近江ちゃんぽんの店と、近江牛を食べさせてくれる焼肉屋さんがある。
そこが去年良かったので今年も行ってきた。
こんな感じで結構ゴージャス、焼肉より寿司の方が好きなワタシではあるが、たまにはこれくらいの贅沢をしたい。
1時間20分やけど宿泊もするのでプチ旅行、近くて遠い滋賀だったが、最近では近くて近い、コロナ禍を経て良き隣人となった。
そんで翌日、ホテルに朝ご飯が付いてて、それが結構良かったのよ。
なのでお昼はそんなにガッツリ食べなくても構わず、ましてやその後、焼肉屋同様もう一度行きたい店があったので胃は残しておきたいから、軽めに一杯。
・ミツワ食堂:中華そば700円
場所は駅前のアルプラザの裏を南に下り、するとT字路になってるので、右に曲がってすぐに和菓子と洋菓子の店があるのでそこをまた南に下ると銀座街というアーケードに出るのでそこの西の端。
ここら辺は彦根城の南300mくらいで駅からだと歩いて15分くらい。
先週土曜はなかなかに暑かったので歩くのも大変やった。
お店の看板に「食卓代行」とあるのは興味深い。
土曜の昼は食べに来いってメッセージかな。
ガラッと入ると奥が深い店内。
入ってすぐのテーブルに座ってメニュー拝見、中華そば一択やねんけど。
その中華そばもバリエーション多くて玉子とじに牛肉にエビ天にかき揚げにカレーに他人と、うどん屋さんっぽいラインナップや。
近江らしくチャンポンもあり、そばにうどんに、今は冷やし中華もやってる。
しかし謎なのは1100円のゑびすくんうどんやな、何じゃこりゃ。
とにかくまずは定番中華そば注文。
このお店って入口からお出汁の香りがするんだけど、店内だともっとええ臭いがするんだよ、うーん、早く来い来い。
そうして5分くらいで出てきた中華そばがこれ。
この蒲鉾が今時じゃなくて昔ながらの中華そばっぽくてナイスですねー。
じゃ、麺から食べるで、どれどれ、麺は細めのストレートで、食感はぶりんとして結構好き、最近麺の美味しい店多いな。
スープは動物系が利いてるのか謎で、とにかく鰹と昆布の旨味がたっぷり出てるスープというより良いお出汁。
チャーシューは醤油ダレで煮込んだ後のようなパサつき具合で少しの獣臭さがあり、それが上品なお出汁の良いアクセントになっている。
メンマは酸っぱくもなく醤油濃くもなく、普通に箸休めとしてイケます。
蒲鉾のアーチがやや小ぶりなのでこの蒲鉾の全体像を見たいと思ってみたり。
うーん、このスープはどういうスープなんやろ、店の外では動物的な臭いもしたが、このスープだけだと、チャーシューの煮汁で作った醤油ダレをうどんのお出汁で割ったみたいな感じもする。
よう分からんが、とにかく地元の食堂の中華そばは侮れんということか。
お客さんの大半が中華そば注文してるのも分かる一杯やった。
ここのお店は接客が実に気持ち良くて痒い所に手が届く感じ。
そういう所も人気の秘訣、ワタシもまた行きたいって思った、サービスは大事よね。
有名店も良いけど、最近はこういう食堂系中華そばやドライブインラーメンなんかが気になる今日この頃(これ以上シリーズ増やすな)。
大阪でも京都でもなく滋賀、何もないけど楽しいっスよ(こらこら)。
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