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2023年10月22日 (日)

菊花賞ハズレ馬券解説

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 何だかんだ言って先週はまだ昼間暑くてクールビズやった。
 ところが昨日の16時くらいに小雨がさーっと降ったんだけど(それが上の虹)、そこから一気に冬になった。
 夜もかなり寒くて季節がまた進んだのを感じた(夏長いっちゅーねん)。

 そして今日、天気は快晴、昼間でウチは19度やったか、快適や。
 京都も同様に良い季候ではないかと思われる。

Dsc_7845

 さて、クラシック最後の一冠菊花賞。
 皐月賞馬とダービー馬が一緒に走るのは23年ぶりだとか、エアシャカールとアグネスフライト以来か、懐かしい。
 あれから23年とは、そっちの方が驚く。
 良馬場で行われるが、馬場は外差しも利いてきたが、3000mを外々走る訳にもいかんので、なるべくロスは避けたい。
 逃げ馬も居るので締まったレースになるのではないか、つまりはガチンコ実力勝負ってこと。

 ◎タスティエーラ:1番人気かと思ったが2番人気やったのね、ラッキー。ウッドで一番の調教やったのはこの馬でしょ。距離不問にハンドリング良さそうやし、鞍上が京都の二度の坂をどうこなすか。とにかく序盤で先行集団に居て、直線向いたら先頭に立ついつもの正攻法でねじ伏せることやろう。
 〇サトノグランツ:坂路でまぁまぁの動き。京都外回りで勝ってることも心強い。父がサトノダイヤモンドやし3000mがダメな訳もない。スピード勝負にも対応できるし、馬群を割って出てくるか。
 ▲ハーツコンチェルト:これは単なる思い入れ馬券ね。ダービーで馬券獲らせてくれたから。先週は時計出てたが、今週の動きはハッキリ言って買う材料はない。上手くポジション獲って自ら動いてロングスパートせんか、無理か。
 △サヴォーナ:前走は甘く見ててやられてしまったが、今回はしっかり見た。坂路ではこの馬が一番、ただしパドックでは+8kgと一枚太いかなと思った。内枠の逃げ馬2頭を見ての競馬になるやろう、タスティエーラの前で競馬してどこまで粘るか。
 △ファントムシーフ:坂路二番目に良く見えた。前走逃げる競馬をしてるので、今回も枠が遠いのでムキになって行くことはないと思うが、やはり内の逃げ馬を見る形で行くやろうからサヴォーナ同様粘れるか。
 △ドゥレッツァ:ウッドで2番目に良く見えた馬。4連勝中と勢いは凄いが、戦ってきた相手がクラシック組とは違う。大外枠なのもスタートに不安がある馬なので怖い。しかし前走の日本海Sはとても届かなさそうな位置から飛んで来たので侮れん。
 △ソールオリエンス:セントライトの方が調子良かったんじゃないかという追い切り。ダービーでもたついてたように、距離が伸びてええ訳ゃない。そんでどうせ大外ぶん回しやらロスも多い。坂の下りから勢い付けてどこまで差し込めるか。

 トップナイフ:追い切り軽すぎる。
 ウインオーディン:皐月賞とセントライトくらいの着順がベストパフォーマンスやろ。
 シーズンリッチ:この馬も生ぬるい仕上げ。
 ダノントルネード:日本海Sでドゥレッツァに完敗。
 パクスオトマニカ:行って潰れる。
 リビアングラス:この馬は行って残れるが、パクスと競り合う形になると辛い。
 ノッキングポイント:モーリスやからなー。
 マイネルラウレア:10着くらいやろ。
 ナイトインロンドン:グレーターロンドンやからなー。
 ショウナンバシット:ミルコJは来週でしょ。
 
 馬券はタスティエーラから馬単、3連複はサトノグランツ、3連単はハーツコンチェルトとの2頭軸。

 スタート遅れたのはトップナイフとショウナンバシット、ダノントルネードがロケットスタートしたがパクスオトマニカがハナを主張、リビアングラスは2番手で大方の予想通り、だったんだが、大外から抑えが利かずにドゥレッツァが何と先頭に立つ勢い、消えたか。ファントムシーフの後ろにハーツコンチェルト、よしよし。直後のノッキングポイントから2馬身差でタスティエーラ、ここがベスポジか。サトノグランツは中団のケツで後方集団にソールオリエンス、内で併走するのがサヴォーナあらら。1周目を先頭で入ってきたのが何とドゥレッツァ、クリストフJこの大一番でやっちゃったか。1000mを1分00秒4、これで最後まで保つの??? 向こう正面くらいでペース落としたか、パクスオトマニカが代わって先頭に。ここからがクリストフJの凄い所で、内をロスなく回って脚溜めてんやからこれがマジックじゃなくてなんや。二度目の坂越え辺りではリビアングラスにも抜かされてもあくまでイン。サヴォーナが大外から上がってきたのとは対照的。タスティエーラは思ったよりポジションが後ろで、ソールオリエンスと似たような所になってる。坂の下りから勢い付けたのはサヴォーナで、ドゥレッツァは直線入って満を持して追い出す、えええええ。リビアングラスを交わすと早め先頭に立ってぶっち切り。何とかタスティエーラが追いすがろうとするが、3馬身半差を付けての快勝。普通あんなレースしたらずるずる下がっていくもんやけど、折り合い付けて脚溜めて、ラスト上がり最速の34秒6やから、馬も凄かった。2着のタスティエーラの上がりが34秒8やもん、そりゃ追い付かんわ。ソールオリエンスは何とか3着に上がったが、2000mやったらメチャクチャな競馬しても追い込めたかもしれんが、3000mでは切れんかった、上がり35秒1が物語ってる。3/4馬身差の4着に何と逃げたリビアングラス、これは強い逃げ馬かもしれん。ハナ差5着のサヴォーナはやはり仕掛けが早くて最後伸びを欠いたが5着はよく走った、勝ちに行っての5着やから立派。クビ差6着にハーツコンチェルトだったが思った程伸びず、しゃーねー。狙ったファントムシーフはソールオリエンスに交わされてからも頑張って走ったが9着まで。対抗に据えたサトノグランツはロス多すぎの大外回しで全然届かずの10着激敗やった、おろろーん。ちなみに最下位は逃げたパクスオトマニカでブービーがダノントルネードやったので、逃げて4着に残ったリビアングラスは強い。つか、ドゥレッツァが今日は凄すぎた、とんでもな排気量のエンジン積んでんのかもしれん、5連勝はできるもんやない。次はどこ走るのか、中山でも勝ってるし、有馬行っちゃう??? クリストフJは嬉しい悲鳴やね。
 
 ドゥラメンテの後継種牡馬がタイトルホルダーだけじゃなくてもう一頭出てきたのは良かった。
 今日は特殊なレースになったけど、基本差して上がり最速やもんな、ドゥラメンテっぽい。
 次のタスティエーラやソールオリエンスとの対戦が楽しみや。


 さー、来週の天皇賞(秋)よ。
 強い馬が出過ぎて登録たったの13頭やけど、中身はメチャクチャ濃い。
 今の所プログノーシスで勝負する予定。
 ドウデュースやイクイノックスに負けん脚やと思うが果たして。
 

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