鹿児島の老舗カレー店発掘「カレーとサラダの店 サフラン」さんのビーフカレー600円・ごはん大盛り150円
とにかくここんとこ移動がハードで、家に居ることがなかなかない。
先々週は熊本から長崎に行って、金曜の夜に戻ってきて家で一泊し、土曜から二度目の夏休みで新潟に行って来た。
二泊三日で先週の月曜に戻ってきて、火曜から仕事で金曜日帰り出張で、土曜から三度目の夏休みで鹿児島に二泊三日で行って来て一昨日の月曜に帰ってきた。
ちなみに明日は三重から名古屋に行って一泊二日後三連休となる。
流石にもう疲れたので、今度の三連休は競馬に充てる(財布が疲れとるぞ)。
その鹿児島だが、去年の5月以来、飛行機チケットが安く取れたというのもあるし、黒豚のしゃぶしゃぶと豚かつが食べたくなったから、あと地鶏のたたきと。
だけど、話は今週の月曜、空港バスに乗る直前に食べた最後の鹿児島めし。
・カレーとサラダの店 サフラン:ビーフカレー600円・ごはん大盛り150円
場所はJR鹿児島中央駅の観覧車があるアミュプラザの方(東)に出るとすぐ北が郵便局になっている。
その斜め前にこのカレー屋さんがある、上の画像の通り駅徒歩3分、「昭和56年創業の店」らしいのでもう40年以上営業されてる老舗みたい。
どこかのキャラクターが「どれにしようかな?」という吹き出しがあって、なかなか味がある。
開店は11時からでそれを想定してたから、バスが11時半出発なので、バスターミナルまで歩いて5分として、20分で食べないといかんと思ってた。
ところが10分前に着いたら何ともう開店してるではないか。
お店のおかあさんに訊くと、早く準備できたから早く開けたとのことであった。
ラーメン屋とか、時間ピッタリでしか開かないが、流石に老舗の個人営業、お客さんサービスもお手の物。
この10分のアドバンテージがあったので、1本早いバスに乗れて空港でも余裕であった。
一番客で入った店内はこんな感じ、カウンターのみで10席もないんちゃうか。
今週の月曜だから11日ね。
メニューは上に貼られてて、「サラダの店」でもあるの全てのカレーが120円足すとサラダセットになる。
オーソドックスなメニューはビーフのようで、他にカツカレーとか黒豚カツカレーなんて豪華なメニューもあり、一方ギョーザカレーなる珍なメニューもあるがそれでもえらく安いんだよ。
普通のカツカレーでビーフの100円増しの700円、ハンバーグカレーもギョーザも唐揚げも700円。
黒豚カツカレーで850円って破格じゃない???
外には日替わりサービスメニューが出てて、この日は月曜なのでカツカレーが本来なら700円でサラダセットが820円のところが何と750円とまさにサービス。
10分早く開いたとはいえ、それでもすぐ出てくるメニューの方が良いので、一応カツってどれくらい掛かるか尋ねてみたが、少し時間が要るってことだったので、スタンダードなビーフカレー600円でごはん大盛り150円にした。
カウンターには福神漬けとらっきょうが置かれている、らっきょうナイスやん。
だけどウスターソースは置かれてなかった、がくり(ワタシはカレーにはウスターソース派)。
注文したら3分くらいで出てきたビーフカレー、ライスが丘みたいになってる、ライスだけにナイスや(ヲイ)。
では最後の鹿児島めしいただきまーす、ぱくり。
おお、ご飯の炊き加減が絶妙やん。
カレーはある程度油感もあって小麦粉で粘度もとろんとしてる正統派欧風カレー、しかし意外なことに辛口。
今風が甘い訳じゃないけど、昔からこの辛口で勝負してるってかなり渋いと思う。
野菜は溶けてなくなってるような感じやったが、ビーフは大きくはないが小さな塊が結構入っててちょっとリッチな感じ。
この若干苦みのあるカレーソースはそれこそ野菜の旨味や牛肉の旨味と辛口のカレー粉の絶妙な配合で完成度の高いカレーになっている。
いや、これ全然古くないよ、辛口カレーの王道やと思う、熟成感ハンパない。
この辛口にはらっきょうはベストマッチ、ナイスカップリングや。
これは実に大人のカレー、お子ちゃまが食べるカレーじゃない。
場所的に飲み屋街の裏なのでそっち向けかと思いきや、この店の営業時間は11時から15時までなんだよねー。
この通りは一本東の通りが飲み屋街で、この一條通りの北にも飲み屋はあった。
しかし昼の人通りが分からんので、誰向けの店か分からんが、ワタシ的にはドンピシャのカレー、最後を飾るに相応しい鹿児島めしやった。
去年行ったがアミュプラザを南に行けば「90番」さんのカレーがあり、駅を挟んで北と南で実はカレー戦争が行われているのであった(また適当なことを)。
鹿児島はカレーも侮れませんぜ。
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