日本ダービー当たり馬券解説
もう関西は天気が悪くなってきて、明日から荒れるんか。
でもこの週末は晴れで良かった。
やっぱりオークスとかダービーは良馬場が良いじゃんねー。
先週は土・日とも当たっただけでほぼ儲けがなかった。
ちなみに土曜は750円の勝ちで、日曜は1170円の勝ち。
こういうのもなかなか疲れる、負けずに良かったと言うべきかもしれんが、それでは消極的や。
そんで昨日、ちょっと当たりに近付いた。
葵Sは大本命ビッグシーザーだったが、競馬に絶対はないので、対抗にルガル、単穴でモズメイメイを狙ったら、ビッグシーザーが3着に負けちゃったので、3連複と特に3連単が当たっちゃった。
今日のダービーもそんな馬券。
さー、ついに日本ダービーですよ。
昨日の6Rの1勝クラスの2400m戦で2分25秒4の逃げ切り。
今日の8Rの2勝クラスの2400戦の青嵐賞が2分25秒6の3角先頭からの押し切り。
時計は条件戦のスローペースであるあるやけど、10Rの3勝クラスの1800m戦のむらさき賞は1分45秒1という速い時計での差し決着。
馬場は内も外も伸びるイコールコンディション、外枠の逃げ馬が行くか、内側の先行馬が行くか、それ程遅くならずに2分24秒切る決着と想定した。
しかし流石に日本ダービー、追い切りはみんな動き良かった、まさに渾身の仕上げやね。
ウッドで一番良かったのはタスティエーラ、1週前も爆発してたが、最終追いも爆発してた。
二番目に良かったのはファントムシーフ、あの手応えは追えばいくらでも伸びそうやった。
坂路ではドゥラエレーデ、ラスト11秒6なんて滅多に見る時計じゃない。
抜けてたのはこれくらい、けど他馬もそれくらいにナイスな走りやった。
◎ハーツコンチェルト:これは単走やったが余裕の走り。青葉賞でスキルヴィングに負けたが、何回もレースを見返したが、直線で馬群に突っ込んでアクセル踏み直した感じがした。それに比べてスキルヴィングは外走ってたとはいえ、直線はスムーズでそりゃ伸びは違う。あの半馬身差は逆転可能でしょ。どうせ後ろからの競馬になるし、内のスキルヴィングが下げて外出すのを考えたら11番の中枠はええ。松山Jにはダービーを獲ってもらいたいという兵庫県人同士の思いもあるし、新馬戦でぶっちぎった走りでこの馬がダービー馬やと思った自分の相馬眼を信じたい。
〇ソールオリエンス:あの皐月賞の走り見たら1番人気になるわな、あんな末脚見たことない。しかしワタシ的には調教で折り合いに難ありに見えたし、お兄ちゃんがヴァンドギャルドってのも2400m走るにはどうなのよと。けどあの強烈な脚をここでも繰り出されたら勝たれてしまうが、意外とそうでもないかもということで3着は外さない対抗とした。
▲タスティエーラ:上でも述べた追い切り超抜の馬。皐月賞は先行して突き放しにかかった強い2着。今回も前目に位置するやろうけど、距離に不安はないので皐月賞みたいな競馬が出来たら勝ちがあっても不思議じゃない。チョッパヤの時計勝負になると少し不安やが、ソールオリエンスが不発やったら勝つのはこの馬なので勝ちはある単穴。
△スキルヴィング:調子は悪くないが絶好調ではないなと思った。しかしあっさり勝たれてもおかしくない力は持ってる。東京しか走ったことないという、如何にもダービーを狙ったローテというのも凄い。凄かっただけにご冥福をお祈り申し上げます。△ファントムシーフ:メチャメチャ動いてた最終追いやったが、確かに皐月賞は落鉄してたんやろうけど、それがなくてもタスティエーラに勝てたか。なんつーか、スケール感がそれ程でかくないような気がしたので5番手。
△フリームファクシ:これとショウナンバシットが併せ馬してたんだが、距離適性考えてルーラーシップを取った。追い切りからは後ろから競馬しそうな感じ、末脚爆発なるか。
△シャザーン:これも坂路で迫力ある動きやった。前走は馬場に泣いたが、今日みたいな良馬場だと最速上がりが出ちゃうのか。出たら馬券圏内だわな。
ベラジオオペラ:これは併せ馬で遅れてたので消し。皐月賞は馬場が悪かったとはいえ負けすぎでしょ(正直3着争いで負けたと思った、いやー焦った焦った)。
ホウオウビスケッツ:追い切り時計程の動きではなかった、皐月賞ブービー負けでっせ。
トップナイフ:皐月賞の仕上げとは真逆に攻めてきたが、ホウオウかこれが先行争いするして共倒れかと。
ショウナンバシット:良い併せ馬やったがシルバーステートという所で消し。
メタルスピード:これもメチャクチャ動いてたがシルバーステートなので消し。
グリューネグリーン:最低人気やったか、さもありなん。
シーズンリッチ:毎日杯のレベルがそれ程高くない。
ノッキングポイント:モーリスにチェッキーノで2400mな感じがせん。
パクスオトマニカ:馬名はオスマン帝国による平和なんだそうだ。これが逃げる可能性が高いか、青葉賞が勝つかどうかでプリンシパルでは遠すぎるやろ。
ドゥラエレーデ:とにかく圧巻の坂路ラスト11秒6。しかしUAEダービーからという異色のローテ、前で残る可能性ってある???
サトノグランツ:京都新聞杯組が弱いし、枠が遠すぎる。
馬券はハーツコンチェルトから馬単、3連複はソールオリエンス、3連単はタスティエーラとの2頭軸、この3連係が当たってくれた訳だね。
あと遊び馬券、一発穴開けるってやっぱり逃げ馬よな、と思ってその異色のローテのドゥラエレーデから大万馬券を狙ってみたが、いきなり落馬するという(笑)。
ゲートが開いて2秒で終わったのがドゥラエレーデ、せめて2分楽しませてくれ。ゲートは出たが出脚が付かなかったのがハーツコンチェルト、予想の範疇よ。内枠の先行勢は行く気がなかったようで、外からすんなりパクスオトマニカがハナを奪う。タスティエーラは先行勢の前目に位置し、いつもの競馬。何とその直後にソールオリエンスで、先週のオークスのリバティアイランドみたいに突き抜けられるんか??? しかし若干行きたがってるようにも見えた。縦長の馬群の中団にベラジオオペラ、フリームファクシとファントムシーフが続く。その後ろにシャザーンにスキルヴィングとリカバーしたハーツコンチェルトが併走し、何故かトップナイフがケツから2頭目でドゥラエレーデを置いて最後方にショウナンバシット。1000mを1分00秒4も大逃げの形になったパクスオトマニカだけが行っただけで実質はスローペース。3角から4角でじわっと進出したハーツコンチェルトとスキルヴィング、直線ではタスティエーラの後ろにまで来てたので、最後に突き抜けるのはどの馬や!? 残り200mまでパクスオトマニカが先頭も力尽き、タスティエーラが早め抜け出し、そこで抵抗するのが何とホウオウビスケッツ、マジか。それより内から白い帽子で凄い勢いで突っ込んで来る馬居るんですけど、ベラジオオペラか!!! 外からソールオリエンスとハーツコンチェルトが併せ馬で追い込んでくる。それらを最後まで抑え切ったタスティエーラが皐月賞2着からの逆転を果たした。勝ち時計2分25秒2って遅っっっ。これもタスティエーラが勝てた要因の一つやろうな。しかしサトノクラウン産駒の初年度からいきなりダービー馬が出ちゃうとは思わんかった。あの位置で33秒5で上がりまとめられたら勝っちゃうな、ダミアンJの真骨頂やった。クビ差2着のソールオリエンスは33秒3で上がったが、お世辞にも弾けたように見えんかった、皐月賞並の脚を使うんやったら、それこそ坂を上がってから突き抜けないといかん、リバティアイランドみたいに。敗因は距離か折り合いか、よう分からん。ハナ差3着に正直ベラジオオペラに負けたと思ったハーツコンチェルト、カメラの位置ではベラジオやったが、スローで見たらハナ差勝ってた、これ大きい3着よ、天と地程に違う値千金の3着やった。そんでハナ差4着に前走の大敗から巻き返したベラジオオペラ、上がり最速の33秒0やから、3連勝は伊達じゃなかったってことか。1馬身差の5着は最後の最後にもう一脚使ったノッキングポイント、2400m走りました。3番人気のファントムシーフは思ったより伸びずの8着、シャザーンはファントムシーフとの併せ馬に負けての9着。フリームファクシは内で伸びきれずの10着で枕を揃えて討ち死に。2番人気のスキルヴィングは坂を登った辺りで勢いがなくなり、最後は歩いてクリストフJは下馬して連れ添ったが、最後頭から倒れて心臓麻痺で亡くなった、無念。
少し後味悪くなっちゃったが、勝ったタスティエーラにケチが付くものではない。
正攻法でソールオリエンスを逆転したんやからたいしたもんや。
松山Jは手放したタスティエーラに勝たれて自身のハーツコンチェルトは3着やったからさぞや心中複雑やったことやろう。
また来年ダービーを狙ってもらいたい。
来週から宝塚記念用の阪神開催。
まさか台風はないとは思うが、繰り返すが良馬場でやって欲しいもよ。
土・日で今月の負けを取り返したような形に、たまに当たるので競馬は辞めれませんな。
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