鹿児島ラーメン再訪「ラーメン専門 鷹」さんのラーメン800円
結局今年のワタシの夏休みは鹿児島ではなく、涼しい所に行くことにしたが、年内もう一回は鹿児島行きたい。
けどラーメンは食べたいと思う店がないんだよなー。
大昔、仕事で行った際に食べて、その時は美味しいと思った店があったのよ。
そこに3月に行った時に覗いてみたら、店がまだあったのに感動したが、行こうとした日が定休日(火)でがっくり。
仕切り直しで5月に再チャレンジしてみた。
場所は山形屋1訪館と2号館の間を北に抜けた角。
この筋をも少し北に上がって西に行くと西郷さんの銅像がある、余談。
・ラーメン専門 鷹:ラーメン800円
うわー、そうそうこんな感じこんな感じ。
内装はきれいになってるけど、外観はまんま。
ガラッと入ってカウンターに座る、お昼時だったのでお客さん多いなー。
メニュー確認、ここも鹿児島のそこら辺の店と同様ラーメン800円、特大だと1000円というメガトン級。
とにかくハシゴしまくってるので並で結構。
「ラーメン専門」と言うだけあって、ラーメンとめししかないのが秀逸。
ラーメンはご夫婦(じゃないのか)で作られてて、奥さんが麺で旦那さんがスープとトッピングみたいな分業制。
職人さんの手つきで寸分の狂いもなく白い粉を入れる(粉かい)。
出てきたラーメンはこれは鹿児島らしくない白濁してないスープ、具材はもやしなのか。
大根の漬物が付いてくるのが鹿児島スタンダード。
まずは麺から、細めストレートでこれはしっかりしてて好みの麺。
スープはと、この何とも言えん、尾道ラーメンみたいなグルソーで目が潰れそうな旨さが立ち昇ってくる。
それさえなければかなり好みの味やねんけどな、そのべたつく甘さ以外はあっさり豚に野菜とか昆布みたいな感じがするのは間違いか。
けどここはチャーシューが絶品、噛むと柔らかく歯が肉に食い込んで、そしてほんのりと全体から甘さが出てきて、塩分少し強めのスープと相性が実に良い。
厚さがあるのがポイントやね、しっかり食べ応えがある。
化学の力がもう少し弱ければ推したい店なんだけど、しかしこの何の変哲もない見た目のラーメンが鹿児島協定で一杯800円なんだからどうしたもんか。
しかしワタシにとっての思い出の味に変わりはなかった。
いやー、懐かしい「鷹」さん、いつまでも続けて欲しい店や。
鹿児島話、まだまだ途切れ途切れになりながらも続く。
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