兵庫の地ラーメンは播州ラーメン「畑やんラーメン」さんの播州ラーメン しょうゆラーメン650円&「sweets cafe kazitsu」さんの播州らーめん486円
播州ラーメン後編。
4月の桜咲く頃、播州ラーメンを食べに行ってきたことは既に述べた。
「がいな製麺所」さんといううどん屋さんも発見して、ラーメン食べる前になかなかの満足度。
そして11時に一軒目の「大橋」さんを食べて、次はと。
これは播州ラーメンを食べに行くきっかけになったお店、CATVのチャンネル12で放送されてる「ら~めんDAY'S」という3分番組で「兵庫県 播州ラーメン」として取り上げられてた。
これを観て播州ラーメンがあったかと思い出した訳だ。
そこに敬意を表して行ってみることにしたんだが、この店のシチュエーションがまった笑っちゃうくらいに凄くて、何とまぁ。
・畑やんラーメン:しょうゆラーメン650円
見ての通りの山河ラーメン。
流れてる川は杉原川と言って加古川の支流、桜が美しかった。
車で行くしかないとは思うが、行くなら滝野社からR175を北上すると新西脇駅を越えたら加古川も越える、すると北西のR427に別れて更に10分弱走った所。
見て分かるようにR427に面してないので、そこは地力で探してクレイ(カーナビ見逃さないようにね)。
玄関には「播州ラーメン認定店之証」ということで、播州ラーメンの由来が書かれている。
かつて播州織で栄えてて、集団就職で働く女性達に向けてかしらんが、少し甘めのスープが愛されてたんだと。
ではガラッと入ってこんちゃー。
着いたのは12時半だったからか、場所が辺鄙だからなのか、先客2人でワタシが入ったら1人出ていったので、カウンターの端におとっつぁんが1人でビール呑みながらおでんとラーメン食べてた。
カウンターの右端に陣取って、メニューを撮りに移動してパシャリ。
御飯ものとして焼めし、播州ラーメンとしてしょうゆにしおにとんこつにみそがある。
播州ラーメンは基本豚骨に鶏ガラなので、そこのスープの部分をベースにしたら、醤油にも塩にも豚骨にも味噌にもなるんだろう。
大盛は何と300円増し、すげー価格設定や。
トッピングはニンニクに焼き豚にバターにネギ。
ここはお腹も限界であったので、普通に播州ラーメンしょうゆを注文。
待つこと5分ちょっとで出てきた播州ラーメン、見た目は「大橋」さんより色が若干薄いのと、チャーシューがももの乱切りかでろんチャーシューになってることが違うか。
もやしちょいにネギに海苔は変わらんな。
だけど見た目の色は薄めなんだが、食べてびっくりなのがこっちの店。
麺は弱ウェーブの細麺でぶりっと弾ける、大盛300円は??? だけど好きな麺。
ではスープ、一口すすったら、これか!!! と唸るくらいに播州ラーメンの特徴が前に出てる。
繰り返すがここは豚骨&鶏ガラ&野菜で無化調らしいが、そのスープの甘さはメチャメチャ「播州」というのを前面に押し立ててる。
これは確かに甘い、もちろん動物系のスープの旨味があって醤油の塩味があって、その上で甘いので、単純な甘さではないんだけど、これはかなり特徴あるよなー。
優しい播州ラーメンより、これぞ播州ラーメンという味。
チャーシューはこれも周りが甘醤油でハッキリと播州ラーメンだと分かる。
メンマ欲しい所なんだけど、何故か入ってないんだよな、ここのラーメンって。
やっぱり甘いんだけど、ぶりん麺とスープも全て完食。
いやー、これぞ地ラーメン、こういうのが食べたかったのよね、都会のよく出来すぎたラーメンもええけど、それは飽きるのも早い。
なので戻るのはこういう地ラーメンなんよ。
何が言いたいかというと、笠岡ラーメン食べに行きたいなってこと。
おまけ。
・sweets cafe kazitsu:播州らーめん486円
何と播州ラーメンをスイーツにしちゃったという優れ物。
場所は上で言う、R175から川を越えてR427に別れてすぐ。
見ての通りのオシャレなお店よ。
地元の人も買って帰るなかなかの人気スイーツ店。
麺はモンブランでスープは紅茶ゼリー、チャーシューはチョコ、もやしはレモンピールだそうだ。
食べたあとは「御飯茶碗として使える」とある通り、これ以降、ウチのご飯はこの茶碗を使ってたりする、ははは。
家に持ち帰って食べてみたが、味は本物の播州ラーメン程甘さを感じず、ワタシでも食べられるスイーツであったと言っておく。
明日は4時半起きで1月以来の熊本行き。
明後日は島原に渡り長崎は諫早から佐賀に向かい博多泊まり。
明々後日はまた佐賀に行って帰りは博多から新幹線で帰る。
今週も週末ぐだぐだになりそうな予感がひしひしとする、うーん、がくり。
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