天満橋の老舗洋食「グリルABC」さんのタンシチュウ1150円・ライス150円
秋に新潟から和歌山の洋食屋の「フライヤ」さんでタンシチューとオムライスを食べてえらく感動して、暫く洋食ブームが来てた。
大阪でも食べたし京都でも食べた。
その中でも大阪を取り上げたい。
といってもまだ日射しがキツかった日の昼ご飯なのでちょっと古い話。
ワクチン接種した後に行ったんだが、その病院が天満橋近くの個人病院でそこから松屋町筋(ここでも松屋町筋なのか???)に出て内平野町2の交差点の角。
ここもかなりの老舗で有名なお店なので、この辺のサラリーマンなら誰もが食べたことがあるであろう。
ま、ワタシはビジネスマンやから違うけど。
・グリルABC:タンシチュウ1150円・ライス150円
ワタシが行ってから、ちょっとしてご多分に漏れずこちらもタンの値上がりで今は300円高くなったと風の噂で聞いた。
和歌山の「フライヤ」さんは7月からタンの値上げをしてたので、ここは四の五の文句を言うのはお門違いだけど、1500円になるとサラリーマンのお昼ご飯ではなくなるよな。
1150円ならばまだ週に一度の贅沢で許されてたかもしれんが。
お店に入ると1Fは11時半なのにもはや満席、間引いてるのもあるかもしれんけど、それでも人気店だなぁ。
なので2階へ案内される、ここはまだ二番客であった。
カウンターの端に座ってメニュー確認。
グリルなのに中華そばがあるのが味やね、八宝菜とか。
王道ではポークチョップやミンチカツとか、食べたい物が多すぎる。
しかしこの日は「フレイヤ」さんに行った後であったので、タンシチュウ一択、あと平日でワクチン打つのに昼抜けただけやったので、ビールはなしね。
ここで仕事のかなりウザい電話が掛かって来たので店外に出て迷惑電話に対応。
その後の処理の電話を終えて2階に上がったがまだ来てなかったので、だいたい15分は待った感じか。
そうして出てきたタンシチュウとライスがこれだっっっ!!!
黒っっっ!!! ソースがカラメルみたいな色しとるな。
「ライスカレー」じゃないけど、グリーンピースが3つ載ってるのが良いな、3つ(大事なことなので2回言ってみた、って「ライスカレー」なんてもう誰も知らんし)。
でもまずはサラダから食べないとね、もぎゅもぎゅ。
ということでサラダが消えたのでタンいただきまひょか、これまった分厚いタンやな、1.5cmくらいあるんちゃうか。
いただきまーす、ぱくり、んんんんん、これは美味い!!!
まずタンが噛まなくてもいいくらいに柔らかい、箸で切れちゃうよ。
これは老人になって歯がなくなっても歯茎で食べれるな。
ソースはというとデミグラスなんだけど、焦がした感を出してるのかいな。
そんで上で言ってるようにカラメルみたいな苦味と甘さがある、ここが「フレイヤ」さんと比べると若干チープに感じる所だけど、この時で値段は830円違うから同じ土俵に乗せる訳にはいかん。
ナポリタンが付け合わせであるが、やっぱこれがあるとないとでは全然違うよな。
これにライスと福神漬け、特に福神漬けが嬉しい。
タンシチュウにこのソースはライスによく合う、ライスもタンシチュウも相乗効果でどっちもいくらでも食べれる。
ホントにこの値段で食べられてたのが素晴らしいくらいのタンシチュウ、なので惜しい。
しかし美味い物って探せばいくらでもあるね。
だけど高ければ意味がないので、やはり値段以上に美味しい物を求めたい、と勝手なことを言っておく。
引き続き洋食ブームはワタシの中にまだあるので、有馬記念後はもう一回洋食ネタ行っとく。
東京は池袋で同じ名前の店に行ったのでな。
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