富山で富山ブラック「西町大喜 西町本店」さんの中華そば(並)850円・ライス170円・生玉子70円
GWには最北富山までに行ってた訳だが、繰り返すが初日は高岡から氷見に行って氷見うどん食べて藤子Aセンセまんがロードを見てきた。
そんで一旦高岡に戻ったが、飲みに行くにはまだ時間が早かったので、久しぶりに国宝の中でもワタシの中ではかなり格式の高い瑞龍寺に行ってきた。
もちょっと天気が良かったらもっと良かったやろうけど、雨も上がりかけだったのと、このご時世だったのと、16時半という閉まる間際であったことから、この国宝瑞龍寺がほぼ貸し切り状態であった、サイコー。
そうして17時半には高岡ならここやろ、な「たかまさ」さんで富山の海の幸をたっぷりといただいた(この時期なら白えびとホタルイカ)。
しかし最初に食べたトマトのあまりの美味さには唸った。
19時半には退散し、高岡から新高岡まで電車に乗って、そこから無理矢理10分間新幹線に乗る、この贅沢よ。
乗り放題きっぷの醍醐味や、言わば新大阪から新神戸まで新幹線で行くような感じか。
夜の富山市内は結構雨が降ってて、ふにゃっとしてたワタシは雨の中コンビニ探して寝酒を買ってホテル呑み、あー長い一日やった。
翌朝2日目にして5月2日、朝から雨。
予定は美味しい美味しくないは別にして「西町大喜」さんの本店に行ってみたかった。
11時オープンなのでずいぶん時間があるから、喫茶店でコーヒー飲んで競馬の予想してまだ時間が十分あるので、チェックアウトして商店街をぼらぼらして5分前に着いた。
場所はワタシはホテルからだったので歩いて行ったが、駅からだと路面電車で行くのが宜しかろう。
西町駅から西に一本南北の筋、難しくないから行けばすぐ分かるぞ、残念ながら行列もしてるみたいなので。
・西町大喜 西町本店:中華そば(並)850円・ライス170円・生玉子70円
5分前だったがまだ並んでる人が居なかったので、一番客で並んだ(並ぶのしゃーない)。
開店と同時に入っていきなり券売機、食べるのは(並)とライスと生卵の定番でええやろ。
大盛なんて普通は100円増しやけどここは850円から何と1280円、特大に至っては1700円、まるで中華そばを2杯も3杯も食べるような値段設定。
ここのラーメンの醤油ダレをそのままスープにしたような中華そばは卵もご飯もなければとても食べれん。
そんでライスも生卵も20円高い感覚。
上の店の外観の画像は食べ終わって出てから撮ったもので、結構並んでるが、それは客席を間引いてたからで、そこは安心して良い。
結構雨降ってるのによくやるわ、とさっきまで自分も並んでたのを棚に上げる。
入って左の一番手前の席に座って店内をパシャリ。
うんちくは興味のある人は見てちょーだい。
10分も待たずに出てきた中華そば(並)にライスと生卵、生卵は中華そばに入ってきたのか、別の器かと思ってた。
こうして見たら、濃い笠岡ラーメンっぽくはあるんやけどな、色だけは。
とにかく所謂「富山ブラック」なので真っ黒け。
荒挽きの黒コショウが既に挽かれてる、ここでは生玉子だけがこのラーメンからワタシを守ってくれる味方やわ。
では麺から食べるか、どれどれ、この太過ぎる麺は正直安っぽいように感じる。
麺が弾むとかくにゅくにゅしてるとかコシがあるとか一切関係ない、ひたすらごわごわ。
この時点で既にメチャクチャしょっぱいんだが、一応スープもいただく。
うん、やっぱりこれは上でも述べてるが普通のラーメンの醤油ダレやね、これをスープで割って普通はラーメンにするんだよ。
とにかく一気に血圧が上がる危険なスープ。
そんでチャーシューがまた強烈にしょっぱいの、メンマも箸休めにならず、それ以上に塩辛い。
ホント卵とライスだけが息つく瞬間。
うんちくにあるように昔は肉体労働の人達が多くて、おにぎりに合うようなここまで味の濃い中華そばが「大いに喜ばれた」のかもしれん。
けど、流石に現代ではこの味は普通の人間の食べる味ではなかろう。
それでも残すのはワタシのポリシーに反するので、スープの一滴も残さず完食したが、後からどんだけ喉が渇いたか、全く恐ろしい一杯や。
ということで、店の雰囲気はやはり本店、味がある。
肝心の中華そばは味がありすぎて、常人には食べるのは難しかろう。
なので美味しい富山ブラックを食べたい人はアレンジ店を探しましょう。
以前食べた高岡駅前の「次元」さんは美味しいと思う。
それでもどうしても「大喜」さんで食べたい、というなら今では富山駅構内の「きときと市場とやマルシェ」に出店されてるので、そちらに行くのがヨロシ。
これ並んでるのってみんな観光客やと思いたいわ。
地元の人は流石に食べんやろ、これ美味しいと思って食べてる人はどこが美味しいのかご教授下さい。
さ、次で口直しするぞー。
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