青森駅そばを食べる「立ち喰いそば処 津軽」さんのきつねそば380円・ミニカレー250円
まだ青森ネタ、これが最終日の朝ご飯一食目。
11月24日(火)、この日の12時半に青森APから神戸APまで飛ぶので、10時半のバスに乗らねばならない。
前日はほたて貝焼きみそ他魚介類でしこたま呑んだので、腹ごなしで早朝散歩。
青森駅の北側すぐにはこの青森ベイブリッジというのが東西に架かっており、天気が良いと見てのようになかなかの絶景である。
手前のおしゃれな建物は「A-FACTORY」といって地場の名産品が売られてて、奥は小さいながらもフードコートとなっている。
ちなみにこのベイブリッジは下から階段で橋まで昇れるようになっているが、風がきついのと、冬だと相当寒いのでそれなりの覚悟が要る。
更に北に行くと「青森桟橋記念碑」というのがあって、奥には青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸が鎮座している。
そこには「津軽海峡冬景色 歌謡碑」があって、阿久悠大センセの「上野発の 夜行列車 おりた時から~」で始まる誰もが知ってる歌詞が刻まれている。
適当に歩いたので、さぁ、朝ご飯食べに行こう。
最終日はそば二軒ハシゴするって最初から決めてたので。
青森駅には改札出て北側と南側に二つ駅そばがある。
北側の「八甲田」さんという店と南側の「津軽」さん。
どっちにしようかと考えたが、北側のこの「八甲田」さんは何か店に閉塞感があるような感じがしたのと、「八甲田山」というと「天は我々を見放した」ってな北大路欣也のセリフが思い出されて暗くなりそうだったので、南側に行くことにした(ヲイヲイ)。
それにカレーも食べたかったしね。
・立ち喰いそば処 津軽:きつねそば380円・ミニカレー250円
店の前のA型看板でメニュー確認、ガラスに貼られてるけど「昔なつかし幸せの黄色いカレー」ってのが食べたいカレー。
この少し前に行った新潟の「バスセンターのカレー」を想像させて懐かしい。
津軽そばってのがフラッグシップなメニューやけど、これはその後の製麺所で食べるので、ここはそばの実力じゃなくてきつねの実力を知りたい。
ちなみに津軽そばとはそば粉100%でつなぎを使っていないので、そば本来香りが楽しめる、とある。
右上の中華そばちりちり麺も気になったが、流石に余力がなくなるので止め、前日ここの並びの「長尾中華そば」さんで煮干しラーメン食べてたし。
この店こう見えて奥行きが全くないので、入って目の前に小さい券売機が置かれている。
そして横にカウンターが広がり、角が折れて1人くらいは入れるようやけど、全員で7人も入ったら満員になっちゃうんじゃない???
この時はその角に先客が1名、ワタシは券売機横に陣取って食券渡して出てくるのを待つ。
カレーが先に出てきて後からきつねそばが出てきたが、1分も間があった訳じゃない。
まずはカレー、確かに黄色くてもったりしてて懐かしそうな。
もぎゅっと、ふむ、「バスセンター」のカレーとは似て異なる物で、あそこまで甘くてスパイシーでもったりとはしてない、もちょっとマイルドにした感じ。
続いてきつねそば、油揚げでかいじゃーん、丼一面を覆ってる。
そばから食べるぞ、つるつる、おろ??? 意外とピンとした麺で、津軽そばのぐったりした感じではなかった(津軽そばはぐったりしてるんです)。
そしてつゆだけど、ここも舘鼻岸壁の「漁港ストア」で食べたみたいにおつゆの味が関西でも関東でもない出汁感(節系は使わない煮干しと昆布が津軽そばの特徴なんだって)。
油揚げはやはり関西程甘くはないが、じわっと甘みがあってこれもこれでOK。
このきつねそばとミニカレーのセットって丁度良い、実にベストなコンビネーションやと思った。
しかしこれから仕事に行くんやとしたら、カレーは食わんか。
100m程南の「長尾中華そば」さんもここ「津軽」さんもどちらも7時から営業されている。
朝からラーメンかそば・うどんかの選択肢があるなんて羨ましい話やと思う。
今みたいな寒い時期に温かい麺なんてええやろうなー、と関西に住んでるワタシは甘く考えてみたり、すんまへん。
次回、長かった青森編最終回。
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