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2021年1月23日 (土)

何回続くか2021年讃岐うどん巡りその1~①讃州製麺②うどん 縁や③釜揚げうどん 岡じま 丸亀店④宮川製麺所⑤讃岐製麺所⑥がもううどん~

 ここ20年以上、讃岐うどんを食べに通い詰めてたが、去年は行こうと思えば行けたが、神戸ナンバーが行って石投げられたら気分悪いなと、何となく思ってて、結局一回も香川に行くことがなかった。
 多い時は毎月一回食べに行ってた時期もあったってのに、全くコロナ禍においては世知辛くなっちまった。

 年も変わったが、状況は悪化してる。
 しかし正月は三が日家に籠ってたので、1月いきなりの3連休には外に出ても良かろう。
 12月全く車に乗ることがなかったので、年末買い出しに行こうとしたらバッテリーが上がってて、年明けにロードサービスに来てもらってバッテリー交換してもらったので、冬場は車に乗らないと、ってな思いもある。
 つーことで、久しぶりに「真・青い巨星」号を発進させた。
 最初は東讃を軽く攻めて帰って来ようかと思った。
 しかし高松道に入ったら、もう面倒臭いから坂出まで行っちゃえ、といつものワタシの定番コースを踏襲することになった。
 朝6時に出て一軒目に着いたのが9時、だいたいそんな距離ってことね。

 

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 ①讃州製麺:ぶっかけ(小)280円

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 宇多津のフィットネスの1Fにあるうどん屋さん、坂出を行く場合は必ずここが一軒目となる。何故ならいつ食べてもハズレがない稀有な店だから。一軒目なので大盛にしようかと思ったが、ちょっと高くなってたような気がしたので、自制して(小)を頼んだが、逆に(小)の量がてんこ盛りになってるという素晴らしい事態に。ここの麺は細めの優しい麺で、お出汁もいりこと鰹と昆布の少し甘めの、ぶっかけの出汁にしてはそのまま飲めちゃうええ塩梅。その出し殻を味付けしてサービスで出してくれてるのもナイス。ああ、1年ぶりの讃岐うどんがこの店で良かった。

 

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 ②うどん 縁や:かけ(小)190円・げそ天130円 新規

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 以前は「麺輝屋」さんというチェーン店であったが、いつから変わったのか。屋号が変わっただけかと思ったが、後に丸亀で「麺輝屋」さんはあったし、この「縁や」さんもあったので、これはこれで別の店なのであろう。元が本屋さんだけに超大箱セルフ、初めての店やが(店は何度も入ってるが)、麺ではなく出汁の実力を知りたかったので、かけにげそ天をいただく。トッピングコーナーには大根おろしはぶっかけ用としてもわかめがフリーで置かれてあるのは珍しい、なのでわかめをぐわしといただいた。麺はかけにしたからかコシがなく、逆に途中で切れそうな活きの悪さ、出汁はチェーン店にありがちな透明いりこ出汁、これって業務用??? げそ天は結構存在感あって丼からはみ出す程、衣だけではないしっかりしたもんであった。毎日食べるなら懐にも優しいしボリュームもあるしええんかいなと思った次第。

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 ③釜揚げうどん 岡じま 丸亀店:釜かけ(小)280円

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 もはや言わずと知れた「岡じま」さんだよなー。さっきのかけが??? だったので、美味いかけを食べたいと思い、釜かけを注文。茹で立てを釜から出して丼に移して出汁を注ぐ、間違いがあろうはずがない。熱い出汁に熱い麺でも全然うどんが負けてない、そしてこのふくよかな香りの出汁、透き通ってりゃええってもんではないからな。90円以上の差を感じた流石の一杯やった、究極のシンプルイズベスト、満足。

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 ④宮川製麺所:(小)190円・油揚げ120円

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 どこまで行くねん、善通寺まで来てしまった。丸亀まで行けば善通寺も車で行きゃ変わらん、ということで老舗の製麺所訪問。システムは変わらず昔ながらの製麺所。大か小の丼を取って、麺を〆てるおかあさんの所に麺をもらいに行って、丼に直接受け取るスタイル。もちろん〆立てなのでハズレな訳がない。ここでは麺そのままに熱い出汁をかける、所謂「ひやあつ」で油揚げプラスしてきつねうどんにしてみた。細めのツイストしたような麺は絶妙の食感で、出汁もいりこの香りがふわっと来ながら醤油感もあって、冷たいうどんと熱い出汁の組み合わせもまた好し。そして油揚げ、これが肉厚で栃尾の油揚げとは言わんにしても大豆食べてる感半端ない、そんなに甘くないのも全体のバランスを壊さなくてナイス。会計は食べ終わってからね。うーん、もっと近かったらしょちゅう行く店やけど、距離だけが惜しい。

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 ⑤讃岐製麺所:1玉150円・油揚げ90円

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 昔は道路が今ほど開通してなかったので、行きたくてもなかなか行けない分かりにくい店だったけど、今や店の前にコンビニが出来てるし、以前の謎の神社うどんの面影なんて一切ない、ただの昭和の古いうどん屋さんになってしまったが、それでもワタシにとっては日本で三番目に美味いきつねうどんの店に変わりはない。二重扉を通って薄暗い店内、これだけで行く値打ちあるかもよ、何か悪いことしてるみたいな気になる(笑)。うどん1玉と告げて、丼をもらって油揚げ載っけて出汁タンクから出汁を注ぐ。店内が密そうだったので、最初の扉と二重の扉の間のテーブルで一人うどんをぞぞぞと食べる。少し太めのうどんに少し甘めの出汁ともっさり厚い油揚げ、これも少し甘くて、関西的なきつねどんが好きな人には絶対ハマる味やと思う。揚げ90円の240円ってのが安すぎ、また行かんと。

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 ⑥がもううどん:(小)150円・ちくわ天100円

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 1年のブランクがあったので、5軒でもう既にお腹一杯になってしまった。昔みたいに10軒とか無理やわ、ゲフー。最後どこに行こうかと、坂出の「釜の山下」さんに行って95? 96歳のおばあちゃんは健在かと寄ってみたが、この日はその肝心の釜をメンテ中みたいでお休みであった。じゃあ、国道の反対側の「がもう」さんに冷やかしで行ってみるかと車を3分走らせたら、時間は12時半過ぎてたが、これはもうコロナの影響であろう、ワタシが着いた時には奇跡的に誰も並んでいなかった。程なくぞろぞろとお客さんが来たので、ソッコー入って(小)とちくわ天をいただく。注文すれば温めたうどん丼を渡されるので、トッピング取ってお金払って出汁をお玉ですくって注ぐ。ワタシは10年以上来てなかったんやけど、それはもっと昔の方が出汁が美味かったから。だけどいつしか出汁が平凡になり、なのにガイドブックの影響かなんかで、どでかい駐車場が満車になって、どれだけ待って食べるねん、という店になったから行かなくなったけど、改めて食べてその印象は変わってなかったかな。かけ150円って安さだけならそれも良いけど、そこまで並ぶ程の何かはやはりワタシには感じられんかった。出汁の薄っぺらさは相変わらず、対面の「釜の山下」さんと比べたら平凡すぎる。なので空いてれば食べても良いけど、並んでまでは食べんかな。それよか早く「釜の山下」さんに早く行かねば!!!


 1月9日:6軒6玉2天ぷら2油揚げ1新規


 うーん、悲しいかなこれが今のワタシの実力か…。
 せめて7軒くらいは食べられるように復活します。


 1年ぶりやったけどやっぱり讃岐うどんええわー。
 今年は初心に戻って行きたいけど、なかなかそれを許してくれん現状、全く困ったもんだ。

 

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