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2021年1月 5日 (火)

京都老舗中華そばと謎のメニュー「篠田屋」さんの中華そば(大盛)650円・皿盛750円

 昨年末、仕事が終わった翌日、京都に行ってきた。
 とりたてて目的があった訳ではないが、その後は家に引きこもる為に、年末の風情でも感じておくかというのと、美味いもんでも食べ納めするかというくらい。

 京都と言えばやはり「京都ラーメン」であるが、ワタシは仕事で行ったついでに食べてたので、基本駐車場がない店には行けてない。
 だからあんまり中心地は行ってないのが実情。

 そんな中でこの店は永らく行けてなかったが、今回ようやっと行ってみることにした。
 場所は三条大橋を西から東に渡ったとこ、京阪&地下鉄三条駅にブッ〇オフがあるのでその並び。

 

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 ・篠田屋:中華そば(大盛)650円・皿盛750円

 まずは店構えから昭和の佇まいで実に味わい深い。
 人通りの多い場所ではあるが、それにしてもお客さんの多い人気店。

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 店の前にメニューというか、食品サンプルのサンプルないようなのが出てて、そもそもが中華そば・うどん・そば・皿盛と書かれている。
 上段左からデラックス丼800円に皿盛750円、中華そば550円、下段にたぬき600円ににしんそば650円とある、にしんそば良いねぇ、京都っぽくて。
 ちなみにデラックス丼とは天ぷらに玉子に肉が入っていろいろな味がミックスされておいしいとか。
 皿盛は後述、たぬきはこれまた京都らしくきつねのあんかけしょうが風味で身体がぽっかぽかにあったまるらしい。
 きつねそばのたぬきではなく、もちろん天かすの入ったたぬきでも当然ない。

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 ではがらっと入ってみる。
 この時12時ジャストくらいか、でも小上がりとテーブル席が空いてたので、厨房に近 いテーブル席に陣取る。
 本当に使い込まれた良い味が出てるんだよなー。
 広島の竹原にあった「一富士食堂」さんならこのお店に対抗できたけど、数年前に火事でなくなってしまったのが惜しい。

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 改めてお品書きを確認、品数多いよなー。
 気になるメニューはいくつもあるが、とにかくスタンダードな中華そばと皿盛なるメニューは食べないといかんだろ。
 しかし何で中華そばを大盛にしちゃうかな、これはもう習性としか言いようがない。

 先客が結構多くて、10分程待ったが、お品書き及び店内を見てるだけで時間はあっという間に過ぎた。

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 そうして出てきたまずは皿盛がこちら。
 ふむふむ、ライスの上に豚カツが載ってて、カレーうどんのお出汁(あんかけ)がでれっとかかってるのか。
 上でオリジナルメニュー①と書かれてたが、確かにオリジナルだわ。
 福神漬けが添えられてることからカレーはカレーやな。

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 ソースや七味をかけてもOKとあったが、ここは普通にいただく、もぎゅっと。
 カツは平たく伸ばした感じ、そこはたいした問題ではなく、このカレーうどんのお出汁とご飯の相性やろ。
 何とも言えん出汁感のカレーあん、合う合う合う。
 カツはボリューム要員やね、あるとなしとでは見た目も実食しても全然違う。
 皿盛というネーミングが謎やが、昭和のセンスには驚かされる秀逸なメニューや。

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 間髪入れず出てきた中華そば(大盛)、これは先にコショーが振られてるので、要らない人は最初に抜いてくれと言うらしい、けどこれもそのままいただく、それがこの店の味なんやろう。

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 では麺から食べる、ずずず、細めのストレートで変化球ではなく直球ど真ん中って感じ。
 そしてスープいただきまーす、じゅるっと、おうおう、少し重めの鶏ガラスープって感じか。
 これもド直球やね、懐かしの中華そばとはまさにこれか、って感じ。
 チャーシューはモモか、一枚脂乗ったバラがあったような。
 これは醤油ダレを取りました、みたいな感じで、脂のノリはないが、昔の中華そばってこんな感じやん。
 メンマはじんわり程良い味付けで、箸休めにピッタリ。
 緑のネギが彩鮮やか。

 いや、これは貴重な味よ、「京都ラーメン」という概念とは違うけど、「京都ラーメン」以前の京都のラーメンって感じ。
 皿盛もお客さんの半分は頼んでたんじゃないかという人気メニューで、確かに名物だわ。
 先客の親子が中華そばと皿盛を両方頼んでるのを見たが、それも納得。
 かくいうワタシもその内の一人であったが、こりゃ両方食べて全然OKでしょう。
 ただ次回はにしんそば食べてみたいかな。

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 その後、「たまこマーケット」の舞台の出町商店街に行ってみたが、歩いて行くとかなり遠いわ。
 帰り四条まで歩く気にはとてもならんかったから。


 ということで、昨日から出勤であったが、明日から在宅。
 流石にここまで増えると外出るの怖い。
 しばらく外出もままならんので、行って良かった京都なのであった。

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