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2020年9月23日 (水)

岐阜の超老舗中華そば「丸デブ総本店」さんの中華そば500円

 今月のアタマに名古屋に行ってきた。
 どうしても行かなければいかん仕事が一件あったので、しかしそれ以外はどこも積極的に会ってくれる所がなかったので、いつもなら1泊2日で行くが、点を繋げるようにアポ取って何とか1日営業した。
 行ったのは金曜だったので、日帰りはもったいないから、久しぶりに岐阜で1泊することにした。
 もちろん狙いは「水谷」さんのどて系メニュー。
 密にならないようになるべく早めに行って混み出しそうな一歩手前で素早くホテルに戻った。

 ワタシは数年前に初めて岐阜で泊まった時に、何でこんなに何もないんだと驚いたが、それは名鉄岐阜駅前のR157をぼらぼらしてたからであった。

 その後駅前の金の信長像の北の通り(平和通り)とR157の間の程い道路、これを玉宮通りと言うらしいが、ここが呑み屋街だと遅まきながら気が付いた。
 これにより「水谷」さんを発見し、ますます岐阜が好きになった。

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 余談ながらその駅前の金の信長像がマスクの啓蒙活動をしてるのに笑った。
 信長自らが率先してマスクしてるんやから、これはせねばなるまい。

 さぁ翌日、大雨の後だったので、朝から雲一つないサマルカンドブルーな青い空は強烈な陽射しで、午前中で既に35度は超えてたような暑さであった。
 思い出したくはないが、同じ9月やっちゅうのに今との差が凄い。
 一応、下調べしてたのがやはりラーメン屋さん。
 何か名物はないかいなと見てたら、駅から歩いて10分くらいの所に老舗の中華そばがあるという。
 ちょっと暑すぎるが予定通り行くとしよう。

 その呑み屋街の玉宮通りを北上していく、「水谷」さんより北に行くのは初めて。
 けどそんなに寂れてない、どころか更に北上するとアーケードがあるではないか、何かと思ったら、高島屋が平和通りに面しており、どうもここを中心に街が出来てるみたいな感じ(後先は知らんが)。
 目的の店は11時開店で30分前には高島屋に着いてたので、アーケードを練り歩く。
 昭和の映画館があって故渡哲也さんの映画を上映してた。
 まぁ、そんなに面白い物はなかったが、シャッター街のR157よりは楽しいか。

 そうして11時になったので、お店に向かったが、どうやら11時を前に先にお客さんが入っていたようで…。

 

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 ・丸デブ総本店:中華そば500円

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 場所はその平和通りの高島屋の信号渡った反対側、迷う方が難しい。
 11時ジャストに着いたが、既に2組が前に並んでて、店内にはお客さんが入って中華そばが食べられているではないか、むむう。

 店内をよく見ると、ちゃんとお客さんは間引かれており、グループは同席であるが、1人だとテーブルの端と端に座るという距離の取り方であった。
 ならば並ぶのも仕方あるまい、ちゃんと考えてくれてるのはありがたいことだ。

 この店は何でも100年味を変えずに営業されてるそうで、昔ながらの中華そばが食べられるという触れ込みであった。
 昔の中華そばとはどんな味か気になる、いや楽しみじゃ。

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 結局10分程待って店内に入れた。
 厨房の前の大きなテーブルの端に案内され、先にお品書きをパシャリ。
 なるほど創業大正6年と書かれてある。
 ワタシの手帳によると大正6年だと今年で103年、なかなかの歴史。
 こないだまで中華そばとわんたんは400円であったらしい、どこまでもノスタルジックな。

 中華そば注文して店内観察。
 テーブル席と座敷があり、結構広い店内で、大家族が来ても対応出来そうや、けどメニューがこれしかないので使い方が難しいそう。
 しかし謎なのが、あるお父さんは、丼2つ並べて食べてんのよね。
 おそらく中華そばとわんたんの両方を頼んだんだと思われるが、ダブルで食べるかー。
 それと運ばれている中華そばだが、丼がえらく小ぶり、だけど表面張力すれすれまで中華そばで満たされている、個性的やな。

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 さー、待つこと10分弱で出てきた中華そば。
 画像では分からんが玉子丼食べるくらいの器の大きさにそこになみなみと中華そば、しかも熱々。
 スープ黒いなー、チャーシューは3枚にネギと蒲鉾、こりゃ昭和、いや大正やな(知らんけど)。

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 では麺から食べるぞ、麺太郎やから、ずずず~~~。
 細めの加水率低めのストレート麺はこれは生麺やろうけど、乾麺みたいな食感やな。
 茹で時間次第やけど、固めに茹でたら結構豪麺よ。
 しかし違和感はそこじゃない、スープよ。
 じゅるり、これはそばつゆやね、関西じゃなく関東の。
 関西風やったら鳥取の素ラーメン、麺が茹で麺の温め直しやったら姫路のえきそばか。
 チャーシューはジューシーというより旨味は抜けてたので、おそらくこのスープの醤油ダレがチャーシューの煮汁であって、そこに昆布と鰹の出汁を合わせてるではないか。
 だからそばつゆながら中華そばとして成り立ってるのでは???

 なので麺もチャーシューも食べ終わって最後スープだけになったら、これは関東のそばを食べてるような気になったくらいや。
 岐阜でそばもうどんも食べたことないから知らんけど、出汁文化は関東なんか???
 ワタシ的には愛知県は豊橋くらいから関東の出汁文化に変わって行ってるような気がしてたんだが。


 なるほど、実に興味深い一杯やった。
 出汁は和で麺が中華ってのはいろんな所にあるんやね。
 ワタシが食べ終わってからがまさにお昼の時間帯に差し掛かってたので、行列が更に長くなっており、なかなかの人気店やなと思った次第。
 こういう岐阜もあったか、へぇへぇへぇ。

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