ハマる伊勢うどん後編「伊勢うどん ちとせ」さんの月見伊勢うどん600円
という訳で三重県三部作にして伊勢うどん巡りその2。
「中むら」さんで伊勢玉子うどんを食べて、もう一軒。
雨はまだ降ってるし、馬券はスマホンで買えるけど、レースは生で観たいので、もう一軒食べて近鉄特急で帰れば、ウチに何とか間に合ってグリーンチャンネル観れるのではないかと考えた(近鉄特急が来るまで30分待ったが、メインには何とか間に合った、3時間弱で家に着けた、そういう距離)。
お店は伊勢市の一駅向こうの宇治山田駅、何でここまで歩いて行くのかと言うと、この宇治山田駅が昭和6年に建てられた味わい深そうな駅だったから。
そんで、この駅近くで食べられる伊勢うどんの店がここやったから(だからお伊勢さんは!?)。
・伊勢うどん ちとせ:月見伊勢うどん600円
最初に食べた「中むら」さんの前の幹線道を南東から道なりに南に下って行くと、5分程で伊勢簡易裁判所前という大きい交差点に出る、ここで宇治山田駅左という標識があるので、東に曲がって次の岩渕という交差点を今度は北に上がって神社がある信号を西に折れた所。
ややこしいから宇治山田駅からだと西口出て南一つ目の神社がある信号を西に入ってすぐ、駅から3分ってとこ。
伊勢市駅から宇治山田駅までは5・600mって距離しかないので、雨でも歩いて行けるということ。
こちらのお店は如何にも老舗、って感じで渋い。
玄関に貼られてあったが、土・日は麺類だけみたい。
店内はそれ程広くなく、テーブル席が5脚くらいやったか。
11時20分くらいに着いたがお客さんは半分くらい、この時間で雨なのにお客さん入ってるな、結構な人気店と見た。
メニューはうどん各種と丼物がある。
カレーにオムにチキンライスにやきめし、やきそばやそばもやってるみたいやが、繰り返すが土・日は麺類のみだって。
伊勢うどんメニューはこちら。
肉伊勢うどんって美味しいやろうな、絶対ハズレないわ。
山かけ伊勢うどんって熱いんかな、興味ある。
だけど注文はしつこく玉子、最初玉子入り伊勢うどんって頼んだんだが、さっきは玉子とじだったので、本来月見が好きなワタシは月見を発見して、慌てて厨房に言い直しに行った。
やっぱ黄身は自分で好きなタイミングで潰したいやん。
そうして5分程で出てきた月見伊勢うどんがこれ。
割りばしはこうやって置かれて出てくる、良いねぇ、こういうの。
生卵がまさに月見って感じで存在感ある。
それとネギの量が多い。
あと、お出汁がかなり濃そう。
上の画像ではこのお出汁の濃さが分かりにくいが、こうやって麺を持ち上げたら一目瞭然、真っ黒けである。
当然、この後まぜまぜしたので、うどんはとてもとても黒くなる、これが本来の伊勢うどんのビジュアルね。
さぁ、麺食べてみようここも平打ち麺やが、どこもそうなんか???
お出汁が跳ねてシャツに付かないように気を付けてと、ずるずる。
おおおおお、これはもちもちというよりとろとろや、下で潰れるくらいで口の中で溶けるみたいな感じ、面白い!!!
そしてお出汁、醤油感は更に強くなっているが、これがまた飲めちゃうんだよな、なので甘醤油ではなくお出汁。
「中むら」さんも一味だったんだが、ここも一味、この麺と濃いお出汁とは七味じゃなく一味が合うと思うのはワタシだけではあるまい。
このお出汁だと生卵が抜群に良い、卵かけご飯のうどん版みたいな感じ。
半分食べたくらいで黄身を潰して絡める、いくらでも食べられる、くぅぅぅ、たまらん。
2軒目もあっちゅう間に完食、伊勢うどんハマるわー。
ただしちゃんとしたお店での話ね。
もうなくなってたけど、前は確か松阪駅に立ち食いうどんがあって、そこではきしめんもきつねうどんも伊勢うどんもあって、一体ここはどこやねん、と思ったことがあったが、そこの茹で麺の伊勢うどんはこんな上質のとろける食感じゃなく、単に伸び過ぎたうどんって感じやったから。
伊勢まで伊勢うどんを食べに行くのは酔狂も過ぎるので、松坂牛を食べてお伊勢さんに行って伊勢うどんを食べるのが正しい観光だと思う。
もちろん伊勢えびもあるので海の幸を求めて行くのもあり。
今こそ行こうお伊勢さん。
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