久しぶりに笠岡ラーメン新規「炭火焼 にし井」さんの笠岡ラーメン大600円(税込)最後笠岡ラーメン事情
先月11月で締め切りやったが、ワタシの大好きな岡山県笠岡市で「笠岡ぐるっと博スタンプラリー」というのが毎年催されてて、笠岡マニアなワタシは毎年参加している。
2年前には10kgのお米が当たったこともある。
1ヵ月遅れの10月から参戦して駅前からいろいろ買ったり食べたり、その中でスタンプラリーとは関係ないが、笠岡ラーメンの新しい店を発見した。
行きたいがスタンプ集めねばならんので胃袋に余裕がない。
そうして締め切りの11月末を迎えようとしていた時に、ほぼコンプリート出来そうだったので、ようやっと新規開拓することにした。
焼鳥屋さんが鶏を使って笠岡ラーメンを提供しているような。
それはハズレがなさそうだ、人の少ない町なので閉店は多いけど新店は珍しい、こりゃ楽しみだ。
場所はJR笠岡駅出て東に歩いて1分。
駅出たら右手の駅前通りを50m程歩いた所、迷いようもない。
着いたのは12時チョイ過ぎたとこ。
カウンター席と座敷にテーブルが一つ、小じんまりした店内。
この時はお店の人しか居なかったようで、金髪のお兄さんとそのオヤジさんのような人と、後からその奥さんらしき人が来たので家族経営なのであろうか。
カウンターの真ん中に座ってメニュー拝見、お昼は笠岡ラーメンしかやってないみたい。
夜は炭火焼で昼はラーメンの二毛作なんかな。
しかし今時笠ラーとはいえ1杯500円(税込)って安いな。
ワタシはこの後スタンプラリーでもう一軒食べなければいけなかったので、大を注文(並じゃないのか)。
金髪のお兄さんが作ってくれた笠岡ラーメン、5分も待たずに出てきたどれどれ。
おお、ルックスはどこから見ても笠岡ラーメンやないか。
麺は笠岡ストレートでチャーシューは笠岡煮鶏、ネギは笠岡切りで笠岡チー油も浮いてる(チー油に笠岡は関係ないだろ)。
では麺から食べてみよう、ずるずる、うむ、細めの硬麺は丁度良い茹で加減。
それに絡むスープはと、ぞぞぞ~~~、ワタシはもちょっと醤油が勝った方が好きなんだが、それは好みの問題なので、これが好きだという人も居るであろうから全然問題ない。
ちゃんと鶏の旨味も出てるし。
煮鶏はコリコリではないが食感はそれなりにしっかりしてるが、やはりこれもワタシはもちょっと醤油ダレが染みた方が好き。
メンマは甘めで唐辛子の辛さはなかった、けどこれも好みの問題なので範囲内。
今時大盛600円のラーメンなんてどこにあるよ、焼鳥ルートの笠ラーやから安いんかな。
という訳で、全体的にライトな感じの笠岡ラーメンであったが、これは間違いなく笠岡ラーメンであった。
スープ一滴も残すことなく完食。
「坂本」さんと並ぶ笠岡ラーメンの雄、「一久」さんが閉店しちゃったみたいなので、こういう正統派の笠岡ラーメンの店が新しく加わってくれたのはありがたい。
木曜の「坂本」さんの定休日には行っても良いかも。
しかし「一久」よ。
昨年の6月、「マツコの知らない世界」に取り上げられた時はまだ老大将も元気やったが(歩き辛さに拍車は掛かってたが)、夏越えてから老大将が居なくなって、50くらいの息子さんが継いだみたいで一度食べて、しばらく行ってなかったが、今年の6月にはこんな風に荒れ果ててた。
「当分の間休みます」と貼られてたが、どうやってもこのテントは休みますじゃなくて辞めますだろ。
先日久しぶりに「ラーメンのまち笠岡」のHP見たら「廃業」になってた、やっぱりな。
年に一回くらい食べてた「らーめん 司」さんも廃業だそうで、「お多津」さんは休業中、神島大橋の袂にあった「みやま」さんはいつの間にか「麺屋〇」さんという店に変わってた。
「みやま」さんのR2の金光のお店がいつの間にかなくなってるなとは思ってたが、本店も閉められたいみたいやったとは。
まぁ、ワタシ的には「坂本」さんと「大松食堂」さんと「しだはら」さんがあればそれが「ラーメンのまち笠岡」やねんけど。
さー、年内食べ納めに行かないと年越せんぞ。
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