越前市は武生と言えば【かこさとし ふるさと絵本館「砳」】
夏の暑い頃まっさかり北陸行脚してた。
金沢から越前市は武生に移動、いつもの仕事を逆から行く形やね。
そもそも東京から北陸新幹線で富山まで行っての逆回り。
武生と言えば越前そばにボルガライスに駅前中華そばが少し有名だが、もっと有名なのはやはりこの方達。
かこさとしセンセといわさきちひろセンセであろう。
武生駅出た所からお出迎えしてくれる。
あと、現役では巨匠池上遼一センセやね。
ワタシのイメージだとかこさとしセンセは昨年お亡くなりになられたので(92歳没)、いわさきちひろセンセの方がお若いのかと思いきや、1926年生まれのかこさとしセンセに比べ、いわさきちひろセンセは1918年生まれであった。
1974年に55歳でお亡くなりになられたそうなので、意外。
「赤い毛糸帽の女の子」とか作品自体が今見ても全然古さを感じないからお若かったのかと思ってたのかもしれん。
とにかく16時には仕事が終わったので、ちょいと足を伸ばしてこれまで行ったことなかったここに行ってみることにした。
いわさきちひろセンセは武生駅から歩いて10分くらいの所に「ちひろの生まれた家」記念館というのがあるらしいが、これはいつでも行けるので(武生に行くようになって10年、一度も行ってないけど)、かこさとしセンセの記念館に行ってみることにした。
駅からだと南西に歩いて20分は掛かっちゃうよ。
ワタシはこの手前の「江戸屋」さんまでは巨大なボルガライスを食べに行ったことは何度かあるんだけど、そこから先は初めて。
観覧車とか乗り物がいろいろある(稼働してるようには見えんが)武生中央公園を目指して行って、そこから更に南西に別れた所。
上述したように10年は通ってるが、昔からあるのだと思っていたが、2013年に開館したらしい。
なるほど道理で新しい。
「砳」って「らく」と読むみたい。
磊落の「磊」かと思いきやこれは石が3つ、石が2つだと「らく」となるそうだ。
石と石がぶつかる際の音を表し、中国語で幸せや楽しさを意味するそうである、余談。
という訳で思いっきり逆光になってるが、木彫りのてんぐちゃんがお迎えしてくれる、
ちなみに入場料は何と無料!!! 今すぐ行け!!!
絵本館の手前には子供たちが遊ぶ遊具がいろいろあって楽しそう。
ケンケンパはかなり子供に人気があったようやった。
画像は誰も居ない時を狙って撮っているが、実際は子供達がわいわい遊んでた。
だるまちゃんとだるまこちゃんは何とも愛らしい。
時間的に16時半くらいだったので、日影が出来てたが、とにかくこの時も今も暑過ぎるので、外で遊ぶのも程々にせんといかん、と言わざるを得ないのが残念や。
9月で36度とかってあり得んし。
玄関入るとすぐにこのキャラクター達がお迎えしてくれる。
てんぐちゃんにだるまちゃんにかみなりちゃん、置かれてあるけどまさに「Welcome」なんだよなー。
ああ、だるまちゃん可愛い、持って帰りたい。
立体的だとよりリアルな感じで可愛らしさもUPする。
入って右側がかこさとしセンセの作品やその他絵本、いわさきちひろセンセの物もいくらか置かれている。
キーホルダーとか絵葉書とかも売っているので、お好きな方は欲しかろう。
こっちには2階があって、原画やら複製原画なんかが展示されている。
入って左側は子供達が遊ぶ部屋になってて、ちょっとした劇場としても使えそうな室内。
この日の展示物は「からすのパンやさん」と巨大だるまちゃんやった、持って帰りたい(こればっか)。
小1時間見て堪能したので、帰る途中に武生中央公園に寄ってみたが、いつからこんなにきれいになったのか、図書館はあるし、ビールも呑めるレストランはあるし(何とバイキングもやってる)、たいそう驚いた。
公園内にはかこさとしセンセのレリーフがあり、ほのぼのさせられる。
この公園がまった楽しそうで、トランポリンではないが、クッションの利いた巨大なぴょんぴょん跳ねれる遊具があったり、何より芝生が美しい、芝貼り替えた阪神競馬場よりも美しい。
ここははマンホールも楽しい。
だるまちゃんとかみなりちゃんなので、とにかくかこさとしセンセのファンならずとも行けば楽しいと思うぞ。
この公園はだるまちゃん広場と言うそうだが、このやたらとでっかい滑り台は圧巻であった。
スーツでなけりゃワタシも滑りたいくらい。
ま、何より驚いたのはこの公園の北側に「スター〇ックス」があったことやけど。
まさか武生に!?
ワタシは繰り返すが武生は越前そばとボルガライスと中華そばだけの認識だったが、改めさせられた。
ちょっと暑すぎたので、あんまり長居出来んかったが、良い季節にまた来たい、冬で雪が積もってるのは勘弁やけど。
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