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2019年6月29日 (土)

石川県は七尾市新規開拓「さぬきのうどん家 はた坊」さんのぶっかけうどん(冷)800円特大200円生卵80円

 今月の前半の暑い日に北陸に行ってきた。
 朝会社に行ってから出発してサンダーバードに乗り込む。
 着いたのが12時くらいなのでまずはお昼。
 越前そばはボリュームが足らんし、ボルガライスは前回食べた。
 となると「武生駅前中華そば」にするか。

Dsc_2178 Dsc_2176  ということで久しぶりにあの一青窈さんもファンだという、「若竹食堂」さんで中華そばセット800円を食べた。
 4・5年ぶりくらいか、この黄金色の何とも言えん少し甘みのあるスープは確かに美味い。
 令和だというのに昭和の味や、と大いに納得。

Dsc_2190 Dsc_2191  夜は金沢まで移動して、吉田類さんが行った呑み屋にワタシも行って美味いお刺身とどじょうの唐揚げで鯨飲。
 平日の早い時間帯だったので混んでなかったのも良かった。
 8分程度まで仕上げて後はホテルに帰って部屋呑みで仕上げ、うい~~~。

 当日はまぁまぁ、前向きに仕事の話は終わり、お昼はどこで食べようか。
 なんせ七尾市なのでそうそう新しいお店はなさそう(失礼な)。
 でもせっかくなので新規開拓はしたい、この日はワタシは七尾駅で開放してもらう手はずになってたので、まずはR249で駅方面に向かう途中で、いつもは七尾線の高架を越えて駅方向に右折する所を普通は行かない反対側に左折(北上)してもらった。
 スマホンナビではなんかお店があったみたいなので、そこを目指したが、これといった所が見つからず行き過ぎて何もないのでUターン。
 そして戻って、最初に行こうとしてた店を見付けたのがここ。


Cimg2573  ・さぬきのうどん家 はた坊:ぶっかけうどん(冷)800円特大200円生卵80円

 場所はR249で七尾南湾方面に行くとどん突きに小丸山城址公園という石垣が見えるので、そこを左折、そこから1kmちょっとで線路沿いの道と港からの道が合流するポイントがあるので、そこがお店。
 車でしか行きようがないので、駐車場は広め。
 ログハウス調でとてもうどん屋さんには見えないので注意してないと行き過ぎちゃう。

Cimg2574  とりあえず単独で探索に行ったら、こんな看板が。
 ひやあつ・ぶっかけ・釜揚げ・釜玉・しょうゆ、そしてうどんは別腹、だと言うではないか、幟には「I ♥うどん」だとぉぉぉ、よっしゃ入ったろ(何故に上から)。

 この時で12時20分くらい。
 前客も後客もなかったので、実に静かな店内。
 
Cimg2575  メニュー見てビビった、メッチャ高いんですけど!!!
 この時同行してくれたディーラーさんに「出ますか」とワタシは本気で言った。
 だってワタシのうどん価格は香川価格なのでうどんは200円くらい、ぶっかけで350円だよ。
 しかしこちらの【ざる】メニューのトップにある、ざる・天ぷらスペシャルは1350円!!!
 【ぶっかけ】メニューのトップのぶっかけ・天ぷらスペシャルも同じく1350円、どないせいっちゅーねん。

Cimg2577  前のページの「讃岐うどんをそのまんま能登に持ってきました!」というキャッチコピーに乗ったろか、と思い直して食べることにした(だから上からやなー)。
 ちなみに書かれてるのは「香川の製粉所で挽いた100%の小麦・坂出の天然海塩・ダシには観音寺伊吹産のいりこ・琴平の醤油・そして薬味には高知の生姜に徳島のネギ・スダチ等、食材は四国から&全国から直送の厳選素材だけを使っています」とのことである。
 ついでに「昔ながらの讃岐うどんの作り方、全工程完全手作業の純手打ちうどんで、打ち立て・切り立て・茹で立て、にこだわっている」らしい。
 ちなみに右のページ、秋から春なので6月にはなかったのだが、きつねうどんは何と衝撃のプライス900円である。
 帰ろうかと思った私の気持ちを察してくれるとありがたい。

 でも食べるとならば腰据えて、七尾からこの日は名古屋まで移動せねばならんかったので、しっかり食べないと。
 ということで、初めての店はまずは冷たい麺がセオリーなので、ぶっかけ(冷)を特大にして、ただのうどんだけではあまりにも寂しいので、生卵を追加した、計1080円でっせ、ひぃぃぃ。

 切り立て茹で立てだと15分は掛かるのかと思いきや、10分くらいで出てきた。
 ここはセルフ形式でうどんが出来たら呼ばれるので取りに行く、食べ終わったら隣の部屋が返却場所になってるので、そこに置いて、会計はうどんをもらった場所で食後となっている。

Cimg2579 Cimg2578  その特大のぶっかけうどん(冷)生卵付きがこやつ!!!
 おおー、これは見るからに美味いうどんや、加水率が高そうな感じする。
 ウルウルしてるもんな、うどんが、これは当たりや!!!
 そして嬉しいことに野菜天ぷらが載っかってるし、すのぶっかけかと思ってたから嬉しいサプライズやん。
 ちなみに店内には天かすや生姜にネギの無料トッピングとかはなさそうであった。

Cimg2580  しかしこの美しい麺、てかってるてかってる。
 細すぎず太すぎず、これなら15分も掛からなかったのも頷ける、いや、幸いにも他にお客さんが居なかったから早く出てきたと言える。
 厨房お一人でやっておられるようやったのでな。
 持ち上げてみるとビシッと角ばったうどんでないことが分かる、個人的には剛麺よりヤワ麺の方が好きやからナイス。

Cimg2581  ではぶっかけのお出汁を回し入れて、薬味を混ぜ混ぜしてから食べる、ぞぞぞ~~~。
 はうー、これは何と優しいコシなんや。
 かかって来んかい的なのとは最初から違うのは分かるが、噛んでじわっと反発するような、まるで赤ちゃんのほっぺたを齧ってるような気になる、もちろん齧ったことないけどな。
 ぶっかけのお出汁はメチャメチャ出汁感が強い訳でもなく、醤油が尖ってる訳でもなく、このうどんに合う角のない優しいお出汁。
 天ぷらは揚げ立ての熱々、おおー、これは当たりやったか。
 残り1/3の所で生卵投入して卵絡めて食べるのもこれまたナイス。
 この特大であるが、食べだしたら止まらない、あっちゅう間に食べ切ってしまった。

 うーむ、「讃岐うどんをそのまま能登に持ってきた」というのもあながち嘘ではない。
 つかヘタな香川のうどん屋さんより断然美味い、いやここくらいのレベルのお店はそうはない。
 しかし、こんな価格のうどん屋さんが香川にないのも事実。
 1080円の特大ぶっかけ生卵で不味かったら暴れてるわ。


 という訳で、出張で来てるから食べたけど、地元人なら食べに行くかどうか。
 行ったとしても半年に一回か、近所に「丸亀」があったら果たしてこの値段で行くかと言われると弱気になっちゃう。
 しかし美味さが抜けてるのも事実、興味のある人は是非とも食べに七尾まで行ってもらいたい(行くかい)。

Cimg2582  ちなみに帰りは七尾駅からJRに乗ったんだが、駅にはゆるキャラが居た。
 2年くらい前に七尾からやっぱり帰ったことあったけど、こんなマスコットあったけか???
 その名も「とうはくん」という。
 とうは=踏破か??? 筆持ってるけど弘法大師と関係あるのかいな???

Cimg2583  アップでどん。
 おおー、実に癒されキャラではないか。
 調べてみたら弘法大師の筆ではなく七尾市を生誕の地とする桃山時代の画聖である長谷川等伯」という方がモチーフとなっているそうだ。
 知らんわー。
 没後400年を記念して2010年に誕生したらしい。
 能登半島のど真ん中「七尾市」をこよなく愛しており、海あり・里あり・温泉ありの七尾市を一生懸命PRするんだと。

 さぁ、ゆるキャラマニアもまとめて七尾市にいらっしゃーい♪

 

 

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