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2019年5月31日 (金)

【深谷かほる「夜廻り猫」チャリティー原画展】「カフェ・シャトンルージュ」さんのハンドドリップコーヒー(ストロング)480円 チワー焼きシャトンルージュ風650円

 ワタシは漫画好き、少年・少女から劇画・レディースと何でもござれ。
 週刊誌は最近あまり読めてないので、漫喫でまとめ読みしているくらい。
 そんな中でも第21回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した「夜廻り猫」はかなり好き。
 作者の深谷かほるセンセの「ハガネの女」が結構好きで単行本全部持ってたりなんかする。

 その「夜廻り猫」だが、昨年冬に東京の日本橋三越本店で原画展を行ったという話は知ってた。
 行きたいと思ってたが、東京出張との上手いタイミングが見付けられなかった。
 そうこうしてる内に今度はGW後から名古屋だという、ワタシのおひざ元ではないか(ただの出張先ですけど・笑)。
 だけど名古屋っつっても広いし、ワタシの行きにくい場所だろうと最初から匙投げてた。
 6月3日終了ってことで、そういやどこでやってるのかなと、初めて気にして場所を調べてみたら、これが何とワタシが仕事でしょっちゅう行くお客さんのすぐ近所であるということが分かってびっくり。
 これは行かなくては!!!

 

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 【深谷かほる「夜廻り猫」チャリティー原画展】
 ・カフェ・シャトンルージュ:ハンドドリップコーヒー(ストロング)480円チワー焼きシャトンルージュ風650円

 ホント、よく確認しろよっての。
 住所丸の内やないか、名古屋市の丸の内というと日銀のある所で、名駅からだと歩いて15分か20分くらいで行けちゃう。
 地下鉄だと桜通線2駅目の丸の内。
 お店の場所はその丸の内交差点のメイン道路の一本西の通りを北に200mくらい行った所。
 表通りではないので目印はないが、信じて歩けば行き当る(何じゃそりゃ)。

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 この「シャトンルージュ」さんは「猫の幸せを願うひとのカフェ」なのだそうである。
 お店のHPから、「猫にまつわる絵画や装飾品を眺めながら、美味しい、食事や喫茶を楽しんでいただく」というコンセプトで2014年9月に開店したらしい。
 地産地消からかフルーツや野菜は地元愛知県産を使用するこだわり。
 ワタシは出会わなかったんだが、天井にはアクリル製の回廊があって、不定期に出勤する猫が歩いたり、昼寝をしたりしているという、何という癒され空間。
 こりゃ「夜廻り猫」原画展に打ってつけの店だわ。

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 開店が11時半からという、モーニングの時間帯じゃなかったので、一件お客さんの所に行ってから寄ってみた。
 開店とほぼ同時に入店、上の写真撮ってたら、先客さんに一番を取られてしまった、人気あるのね。

 ワタシは浮いた客っぽいので精一杯の笑顔で変な人に思われないように入店(ヲイヲイ)。
 道路側の角の一人席に座らせてもらう。
 お昼はあんかけスパを食べるので(決定事項)昼は軽く、特別メニューで漫画に出てくる「チワー焼き」が「シャトンルージュ風」として特別メニューであったので、これに決定。
 コーヒーはストロングをオーダー。

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 注文が来る前に店内の原画やグッズを拝見。
 たまに原画展を見ることがあるが、本当に美しいもんだ。
 深谷かほるセンセの原稿は実に穏やかな気分にさせてくれる、ほっこり。
 当たり前やけどカラー原稿がまた色鮮やか。

 店内は展示物の一部は写真撮影禁止も、少し離れた撮影ならOKということであったので、コンデジはストロボが必要なので、店内の画像はスマホンで撮った(軽くコンデジの性能超えてるもんな)。

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 ポストカードをもらって、そこに押すことが出来るスタンプがお店の奥のカウンターに置かれてあり、5月29日(ワタシが行った日)は遠藤平蔵であった。
 6月3日の最終日まで平蔵で通すのかな、知らんが。

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 細かいおもしろグッズもあって、駄菓子の「夜廻り猫」版なんてよく出来ててクスリと笑える。

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 宙さんの「宙pachups♪」なんて物まであって、デティールに感心させられる。

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 10分も経たない内に出てきたストロングなコーヒーとチワー焼き。
 チワー焼きとはなんぞや??? 本編ではフライパンに多めの油を熱して卵を流し入れ、大葉を並べてひっくり返して更にひっくり返して裏表焼いて完成という、素朴すぎる食べ物だが、そこは「シャトンルージュ風」。
 玉ねぎやベーコンが入ったチーズリゾットを卵液で閉じ込め、さらに大葉を焼き付けた一品、大葉の香りがとてもよく、リゾットとの相性も抜群!! 自家製の大葉ペーストがさらなる香りを引き立てます、だって。
 一枚の大葉の下がチーズリゾットオムレツ風な訳か、中は宇宙か!?

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 添えられたサラダはよく見るとニンジンが猫の形に型抜きしてある、細かいなー。
 そしてこれはただのニンジンではなくニンジンのピクルスという凝り具合。
 ではまずはストロングなコーヒーをストロングなままブラックでいただく。
 うむ、コクと深みのある旨さという感じか。
 続いてチワー焼き、これは言われてみるとチーズリゾットと納得。
 普通に食べると大葉の香りとチーズの穏やかなハーモニー、大葉ペーストをちょん付けして食べると一気に大葉の存在感が増して、これはワインが欲しくなる、まだ昼間ですけど!!!

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 ドリンク(コーヒー)を注文したので平さんのコースターがサービスで付いてくる。
 このコースター、在庫がもうないそうなので、行くなら早めに。

 とにかくこちらのお店、落ち着いた雰囲気で店員さんのサービスも実に心地良い。
 フードメニューも充実してるし、お酒も実はかなり楽しめる。
 昼だけではもったいないので、夜使いするのにも適してると思うので、お好きな方はゆっくりとどうぞ。
 そして深谷かほるセンセのファンの方は6月3日までに急いでどうぞ。


 いやー、「夜廻り猫」のファンって多いんやね。
 単行本5巻も出たし、朝日新聞夕刊の月イチ? 連載は終わっちゃって残念やけど、次は関西でもやりますまかぁ???
 行けるとこなら次回も行っちゃうよー。

 

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