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2018年5月22日 (火)

岡山ラーメン新規開拓「隠岐の島ラーメン」さんの環流ラーメン780円替麺放題

 ここ数年、岡山ブームである。
 3連休とかあったら、まずは岡山に行く。
 これまで舐めきってた隣県岡山であるが、本当に何かあればすぐ行ってる。
 去年、岡山駅前をぶらついた時に「小豆島ラーメンHISHIO」さんを見に行ったら、その隣のラーメン屋さんが「隠岐の島ラーメン」さんってのが出来てて、「小豆島ラーメン」さんは潰れたか!? と驚いたことがあった。
 冷静に見てみたらちゃんと隣に赤い店があったのだが、この時は似たようなお店のインパクトでなくなっちゃったかと焦った。
 機会があれば「隠岐の島」さんの方に行かねばと思ってたら、やっと行けた。

 もうずいぶん昔のような気もするが、GWの前半戦、最初の土曜日に早朝から出発して岡山に9時に着いた。
 本来なら岡山中央卸売市場内の「市場のカレー屋さん」さんに行くつもりだったのだが、何かこっちの方がお店を閉めたっぽい。
 なのでとにかく渋滞を懸念して朝に着いて、大元ら辺の米粉パンの店でモーニング。
 その後はセルフうどんの老舗「名玄」さんでうどん(大)とゲソ天。

Dsc_0313 夜は今回の岡山行きのメイン、高知のひろめ市場の「明神丸」さんが岡山に出店してたのを上の同時期に発見したので、旬の鰹のたたきを食べに行った。
 しかしこれがメインながら、高知のひろめ市場で食べるような、新鮮な鰹の藁焼きではなく、死んだ鰹が出てきたのでガッカリ。
 やっぱ高知じゃないとあの新鮮な鰹は食べられないのかとハッキリ分かった。
 そうと知ってたら最初から高知に行ったのに、全く。

 とにかく、期待の一つがこうして潰えてしまったので、翌日の昼に賭けるしかない。
 そう、ラーメンだよラーメン。


Dsc_0314Dsc_0315Dsc_0318 ・隠岐の島ラーメン:環流ラーメン780円替麺放題

 だから場所はJR岡山駅の東側にある路面電車の筋の一本南。
 駅から3分、迷いようもない。
 夜は飲屋街で結構人通りも多く賑わってる。
 とにかく〆に食べたらデブになるので、行くなら昼、なのである。

 一番右の画像にあるように、スナックの階段の左右に島ラーメンを展開している。
 なのだが、実はこの2店は兄弟でも従姉妹でもないという。
 ならば後から出店した「隠岐の島」さんはなかなかの根性の持ち主だと思われる。
 普通、島で対抗しようとは思わんだろ、しかも超人気店の隣って。
 いや、逆の発想なら「小豆島」さんの実績に乗っかれるからいきなり知名度が上がるってことか、巧いな。

Dsc_0316Dsc_0317 さて、開店は11時、この日は天皇賞(春)であったので、一番客で行ってソッコー帰った。
 どっちも11時開店と同時なんだがそれ程のお客さんの入りでもなかったのは当然。
 表のA型看板までそっくり、赤と青でようやるよ。
 「小豆島」さんの方は小豆島産の醤油が売りで替玉「心ゆくまで」が凄いサービス。
 この替玉にはチャーシューが気持ち乗っかっており、醤油ダレをかけられて出てくるので、スープ不要で本当に心ゆくまで食べることが出来る。
 一方の「隠岐の島」さんの方はこれもご当地名物か、飛魚出汁スープの「環流」と濃厚貝出汁の「暖流」らしい。
 そしてこちらも替玉いくらでもな「替麺放題」というサービスを負けずにやっている。
 お客さんにとってはありがたいサービスだと言える。

Dsc_0319 一番客で入って、右手の券売機で食券購入、よく見たら第三のラーメンとして、辛味飛魚汁の韓流なるラーメンがある。
 興味あるのはあごだしサワーかな、どんな味すんねん???
 後はトッピング、煮玉子150円にチャーシュー250円、ネギ150円。
 ご飯物は海鮮炊き込みご飯とチャーシュー丼が250円であった。
 よく分からん替飯だが、券売機の右下に解説がある。
 名物しま炊き込みご飯をおにぎりにして、しめに合うように爽やかに大葉で挟みそしてそれを焼き上げ、焼きおにぎりにした、焼いた大葉が香ばしくこれ以上ない替飯、なんだそうだ。
 大葉なんて焼いたことがないが、香ばしくなるのね、へぇへぇへぇ。
 炊き込み焼きおにぎりじゃなくて「替飯」なのね、ふーん。

Dsc_0322 一番客であったので、待つこともなく出てきた環流ラーメンがこやつ。
 おお、炙りチャーシュー、それに飛魚が1匹乗っかってるではないか、見た目のインパクトはあるな。
 肉と魚と野菜、バランス良さげ、やっぱ飛魚がユニークである。

Dsc_0323 だけど麺から食べる、ぞぞぞおぉぉぉ、メッチャ熱っっっ!!!
 細麺のストレート麺で印象はそんなにない麺だが、とにかく絡まるスープが熱い。
 ではスープだけずずずっと、なるほど豚の脂か、これがスープの表面を覆いまくってるので、最後までスープが冷めん、のは良いんだが、脂がワタシにはクドすぎる。
 飛魚の香りがむわっとするんだが、根っこのスープは豚で、意外としっかり濃い味になってるんよな。
 イメージとしては透き通った鶏ガラ飛魚出汁塩を想像してたので、真逆のベクトル向いててびっくり。
 チャーシュー食べてみる、肉厚なのが1枚半、メッチャ炙られてるのでこれまたインパクトある。
 噛みしめると程良い弾力性があり、醤油味もここがピッタリというくらいに絶妙の仕上がり。
 このチャーシューはメチャクチャ美味い、250円のチャーシュー増しも頷ける。

Dsc_0324 飛魚食べてみるか、がじがじ、結構大ぶりでヒレが固いので喉に刺さる危険性が少しあるかと思った(笑)。
 しかしこんな形で食べるのは初めて、ラーメンの奥は深い。
 丼は宇宙だ!!! 何て叫んでみたい気になる。

Dsc_0325 そして「替麺放題」なのだから替玉せんといかんだろ。
 ってことで替玉したが、ありがたいことにここも頑張ってチャーシュー付けてくれてる。
 なのだが、醤油ダレはかかってない、困ったな。
 何が困ったかというと、丼が小ぶりなので、1玉食べたらスープが残ってないのよね。
 テーブルには醤油ダレがないので、1玉は替玉食べれても、2玉以降はスープに醤油ダレもないので、物理的に食べることが出来ん。
 そういう意味ではよく考えられてると言える。

 結論、チャーシューは美味いが肝心の麺は普通、スープは脂クドすぎ、替玉は1玉までしか無理。
 濃厚貝出汁の暖流ラーメンはどんな味やろ???
 気になるけど、次に行くとしたら「小豆島」さんに行くやろうな。


 という訳で「明神丸」さんといい「隠岐の島」さんといい、思ってるのとちょっとずつ違ってた今回の岡山。
 次回はこれぞ岡山、ってな物を開拓してみたい、もんげーなワタシなのである。

 

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