倉敷市市役所食堂
久しぶりのしやくそ食堂巡りである。
昨年のおらが町、宝塚市の市役所食堂である「宝塚料理店」以来の開拓や。
仕事的に去年から本格的に倉敷まで進出した。
もうずいぶんお客さんとも仲良くなったから、数ヶ月に一度ではなく、毎月行っちゃうことにした。
先月行った際は、ラーメン屋さんを教えてもらった。
今月はアポが14時からであったので、先に乗り込んで何食べようかと思案。
そこでハッと気がつく、時間に割と余裕があるんだから、お客さんの所から10kg弱離れるが、市役所に行ってワタシのライフワークのしやくそ食堂巡りを進めよう。
ということで、岡山県は倉敷市役所の食堂に乗り込むことにした。 ・倉敷市市役所食堂:昼定食390円ラーメン350円
しやくそなので場所は割愛、しかしワタシは普通にお役所を想像してたが、これは40年前くらいのマンションか、古びたラブ○テルではないか。
標識なかったら絶対通り過ぎてるわ。
案内に従って進むと駐車場に行き着き、屋内駐車場から出て庁舎を裏から見たらそこに食堂があった、あっけない。
食堂のある所は中央が吹き抜けになっており、銅像があって水もくるくる回ってる。
外から見たら、いやワタシが最初に見付けたのは右の画像で、大きく食堂と貼られてある。
左にちゃんと銅像もあるでよ。
しやくそ食堂に行くなら11時45分頃に行くのがセオリー、じゃないと職員さんがお昼になったら一気に来て一杯になっちゃうからな。
この時もそういう時間帯に着いたので、まだ人が少ない。
店の前のA型看板で今日のランチ確認。
数量限定の売切御免サービスランチは何とマンガリッツァポークのとんかつ(おろしポン酢)だと。
第2回というからにはこのマンガリッツァポークは二度目の登場なのであろう。
ワタシが驚いたのは雨隠ギドセンセの「甘々と稲妻」に出てくるガリガリさんがマンガリッツァ豚だからである、やっぱり食べるのか…。
とにかく自動ドアを越えて建物内に侵入、食堂に入ったが、結構一般人が多い。
左の画像はまだお昼になってない頃の画像、でもまばらにお客さんが多い。
進入経路としては矢印の通りに入ってお会計は中央で済ます。
右端が一段高くなっていて、結構スペースを贅沢に使っている、ガラス張りで天気が良ければ気持ちも宜しかろう。
右の画像は食べ終わってから撮影したもので、見ての通りスーツ姿の人が多くなっている。
奥が一段高くなってるでしょ???
でもこれまだお昼過ぎたとこだったので、この後食器片して外に出てみたら、待ってる職員さんで一杯、やっぱり早く行った方が良いんだって。
矢印に向かって会計に行く途中、つか入っていきなり左手にメニューがある。
まずはマンガリッツァポークのサービスランチ、コーヒー付で620円なら安いんだが、これだけでは倉敷市しやくそ食堂の実力を計りかねるので、もっと普通のメニューを探しに横を見てみた。
幕ノ内520円もお味噌汁別途60円なので580円、これもちょっと違うなという気がした。
その隣の昼定食390円、これや、これにラーメンかうどん付けたらこの食堂の実力が分かるぞ。
ということで他のメニューを見る、つか探す。
他にも定食・ランチはあって、コロッケにエビフライにハンバーグ、唐揚げに焼肉にトンカツとオーソドックスな品揃え。
かけうどん220円かかけそば240円か。
ラーメン・丼・カレーはというと、ラーメン350円か、わかめ入れただけで140円上がるのも凄い。
とんかつラーメンってどこの食べ物やねん、とんかつ好きやなー。
カツ丼、いや最安の玉子丼400円、ボリュームありすぎや。
カレー350円も魅力的やが同じくそんなに食えん、いや食えるけど。
単品のいなりやおにぎりも米被るのでイラン。
となると、この日の気分はラーメンだったので、かけうどんではなくラーメン選択。
食券買ってこのメニュー看板の裏が厨房兼お渡しカウンターになっているので、食券渡して呼ばれるのを待つ。
エラいことに、流れを読んでくれてて、昼定食とラーメンを同時に出してくれるように考えて作ってくれている。
なので同じトレーに乗ってくる訳だ、逆に言うと味噌汁代わりにうどんかラーメンの高価格帯商品を選択させようという戦略ともとれるが、そこは乗ってあげる。
そうして出てきた昼定食とラーメンがこれ。
昼定食だけではワタシ的には少ないが、ラーメンと合わせると丁度ええんかな。
でもお父さん方はこれだけで済ましている方も多かったので、そういう人達にはとてもリーズナブルであろう。
昼定食のおかずが分かりにくいので俯瞰で撮ってみた。
ついでに右にこの週のお弁当メニューとサービスランチを貼っておく。
まずはおかず的には右上からかぼちゃコロッケ、時計回りにきんぴら牛蒡、ご飯に鯖の塩焼き、姫高野に田舎がんも、真ん中にお漬物である。
サービスランチは月曜が広島県産カキフライ、火曜は海老カレー、水曜が鶏モモ揚げで木曜がマンガリッツァ豚で金曜が天ぷらうどん&アサリご飯、である。
コロッケに敷かれているキャベツをウスターソースで食べてからラーメンの麺をすする、ぞぞぞ~~~。
うむ、加水率高めのシコシコ麺で角があるな、350円でこの麺なら上等じゃん。
スープは業務用だとしても値段が値段やし、このチープな味は真夏のプールで食べるラーメンを想像させる。
へにゃへにゃながらメンマが多いとワタシは嬉しい。
一方の昼定食、実に色が地味なおかず達や、せめて卵焼きでもあれば華やかなのだが惜しい。
でもコロッケはかぼちゃやし、ごぼうは一味で食べたら赤が映える、メインはワタシ的には鯖塩焼きでこれは醤油かけてご飯ともしゃもしゃ食べた。
姫高野に田舎がんもって、姫とか田舎とかネーミングセンスに溢れた人が付けたなこれは。
うむ、ボリューム的に丁度良かった。
昼の弁当の実力も分かったしラーメンの力も理解した。
これで740円はワタシ的にはヨロシイかと。
倉敷市市役所食堂:☆☆☆☆
おおー、☆4つの高得点!!!
安くて味もそこそこで、施設は年数は経ってるが古さは感じず、毎日使われた使用感があって良い。
広くて陽射しがあればさぞかし快適であろうというのもポイント高い。
働いてる人の采配も良いし、味とボリューム以外でもポイント高いと思った。
十分満足したんだが、よく考えたら、サービスのマンガリッツァポークなんてなかなか食べる機会ないから食べとけば良かった。
それでラーメンじゃなくてかけうどん220円にしとけば840円ながら更に豪華でここの真の実力が分かったかもしれんのに、と少しチョイスをミスしたかと後になって後悔したワタシであった。
結論としては☆4つなように、わざわざ食べに行ってもええと思う倉敷市しやくそ食堂。
最近、しやくそ食堂も少なくなっているので、こんな元気な食堂は珍しいから、興味ある人は行ってみよー。
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