東中野の謎のグルメ「大盛軒」さんの鉄板麺880円ライス大盛り120円増し
12月上旬に東京と埼玉に行って来たことは既に述べた。
着いた最初のお昼は目黒でラーメン食べた。
とても良く出来た塩ラーメンだったが、うんちくだらけで疲れた。
さて翌日、朝から仕事で築地に行ったんだが(あくまで仕事ね)、とにかくもの凄い観光客で、ぼらぼら歩いて冷やかすって雰囲気じゃなかったので、次のお客さんのとこに行くのに乗じて、前から勧められてた東中野のこの謎のC級グルメを食べに行った。 ・大盛軒:鉄板麺880円ライス大盛り120円増し
お客さんからとても変わった食べ物があると紹介されていたので、何がどう変わってるのかとても興味があったのでついに行けて嬉しい。
場所はJR東中野駅の駅ビルのある西口ではなく、人気の少ない方の東口、しかも南側。 でも駅出てすぐなので、これで迷う方が難しい。
店は一見、レトロなビルで和食の店かと思ったが(名前も「大盛軒」やし)、窓に貼られた中華メニューを見て、中華料理屋さんだと知る(調べとけよ)。
一番左上のフラッグシップメニューに「当店名物!!」と書かれているのが鉄板麺、これのことやろうな、間違いなく。
この時12時ちょい過ぎで並んでる人も居なかったので、甘く見て入店。
ところがどっこい、カウンターだけの店を想像してたが、どうしてどうして、店内は奥にしっかり広く、しかもほぼ満席、何とびっくり。
学生さんから会社員、ガテン系の人達や何やってんだか知らない人達で一杯、凄いねー。 カウンター席が空いたので、ねじ込んで座らせてもらう。
店内のメニューはほとんどがこの謎のメニュー鉄板麺で占められている。
以下のように鉄板麺の魅力を7つ語っとる。
①ボリューム満点
②野菜もたっぷりで実はヘルシー
③食べ方が楽しい(詳細は裏面へ)
④玉子・にんにくチップのトッピングが絶妙
⑤家庭ではマネできない特製ダレがヤミツキ
⑥もちもち平打ちの半ラーメンがもれなくセット
⑦食べ進める内になんだかテンションが上がる~
だそうだ。
では詳細の裏面へ。
どうやら熱い鉄板の上に大量のキャベツ、そこに豚バラ肉がたっぷり、ここに醤油味の平打ち半ラーメンとライスのセットらしい。
この鉄板麺には食べ方にこだわりがある
①鍋の具の中央に窪みをつける
②生タマゴを割り入れる
③カリカリニンニク、タバスコをドバ~ッ! とかける
④素早くかき混ぜる
のだそうだが、タバスコ!? 何故にタバスコ???
私がお客さんから聞いたのも、ここの部分で、タバスコをどばどばかけて食べる謎のメニューって話やったので、なるほどと納得。
かなり混んでたので出てきたのは20分後くらいか、鉄板熱々なので結構迫力がある。
ワタシは写真とか撮ったので遅れてしまったが、そうではない方は、とっとと生タマゴ割り入れるが良かろう。
寒いので、鉄板は冷えるのも早いってこと、冷えたら美味しくないのがこのメニューやと思った。
さー、では生タマゴ割り入れる前に、キャベツにかかってるオレンジ色のタレ舐めてみよか、ぺろり。
??? よく分からんな、ほんのり酸味が利いてるような感じがする、違うけど、にんじんドレッシングに近いような感じか、底の方はちょっと醤油っぽくもあるのかな。
では冷えない内に生タマゴ割ってニンニクチップ入れてタバスコドバ~ッとかけて混ぜ混ぜして食べる。
タバスコの酸味で元の味がいよいよ謎なんだが、何だかよく分からないがタバスコの酸味と辛味と豚の脂とキャベツの甘さと食感で、何味と言われたら困る不思議な食べ物となっている。
これはB級じゃない、C級だわ。
今まで食べた料理の中で近い物がちょっと思い浮かばん、それくらいに珍な食べ物や。
半ラーメンは平打ち麺が不揃いでぴらぴらしてて、スープもただの醤油ではなく、コクと旨味がある。
ライスは大盛りなので食べ応えあり、このメイン料理は基本酸っぱいものなので、大根の桜漬けが意外と役に立った。
あと、意外と豚肉が少ないような気がした(そういう人は肉大盛り220円増しにしましょう)。
うーん、にんじんドレッシング買ってきて同じようなもん作ってみようかしらん???
とにかくおもしろいっていうか変っていうか、でもこれだけのお客さんが食べに来るっていうのも納得した。
ただし男性客に限る、やろうけどな。
これは全く新しい味やったと言える。
異国に行かないとへぇへぇへぇ、って味にはなかなかお目にかかれんと思ってたが、まさか東京の下町でまるっきり新しい味を食することが出来るとは。
いやこれホント、クセになる味なのでもう一回食べに行ってみたいと思う、マジで。
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