金沢初ラーメン「らうめん侍の侍 金沢駅店」さんの甘えび香味らうめん750円
前回七尾で10割そばを食べた後の話。
金沢に戻ってそこから更にウチまでは4時間は掛かる、ならばお腹に何か入れておかないと持たん。
去年来た時もこの時もまだ金沢でラーメンを食べてなかったから、何か探して食べようと思って見つけた店がここ。
何でも「金沢かがやきブランド認定」だそうだ、よう分からんが。
地ラーメンではないが、新名物なのかいな???
・らうめん侍の侍 金沢駅店:甘えび香味らうめん750円
ここは「侍の侍」ってことになってるが、「らうめん侍 高柳店」ってのもある、金沢駅店が2号店になるのか。
いかんせん、金沢のラーメン事情に詳しくないものなのでな。 JR金沢駅でも西口のくつろぎ館の3階なんだが、ここはあんまり人が入って来ない立地ちゃうか、地味ゾーンやね。
とにかくサンダーバードの待ち時間での話なので悠長にして居れん、というので急ぎ食べることとした。
さて、何食べようか、和風とんこつがスタンダードみたいやが、それを食べても仕方ない、とんこつ醤油ももう一つ乗らん、黒香味も赤香味もなー。
壁に貼られてるメニュー見たら、甘えび香味らうめんなる物ががあるではないか、これが上で述べてる「金沢かがやきブランド認定」とある。
これは味わってみねばなるまい、いかにも日本海側らしいではないか。
和風とんこつ×甘えび、独自製法で甘えびから抽出したエキスを配合してるそうだ、なんやエキスかい。
そしてう・ん・ち・く、ここのラーメンは金沢流和風とんこつなのだそうだ。
今から十数年前に博多で修行した男が金沢に戻って店を出そうと思ったんだが、こってりギトギトの豚骨ラーメンは金沢に合わないと考え、あっさり、さっぱりとして、奥深いコクがあるラーメンを作ろうと思ったらしい。
そんで鰹節と昆布を大量に使用して、バランスを取ったスープなんだそうだ。
長い文章やが、結論的にはそんなたいそうなもんやないな。
注文を取りに来たおねいさんは、基本、豚骨ラーメンなので麺の堅さを訊く。
ワタシは「バリカタ」で注文。
そうして5分で出てきた甘えび香味らうめんがこれ。
キクラゲが載ってるので豚骨にみえるが、そうでなければ豚骨醤油か味噌に見える。
ではでは麺から食べてみよう、ずるずるずる、うひょー、麺の活きがメチャメチャええやん、口の中で跳ねる跳ねる。
ではスープはどんなんかなー??? よく見りゃかなり白濁したスープに香味油が浮いてる。
ぞぞぞ~~~、うーん、メッチャえびびんな香りがするのかと思ってたのだが、ガツンと来るパンチがないような。
ベースのスープは白濁してる割りには軽い味でマイルド、濃厚なのとは全然違う、これが金沢流和風とんこつか。
改めて甘えびを感じようと思ってスープをすすってみたら、何となく甘えびな甘さがあるような気がする(ホンマかヲイ)。
正直、富山の白えびラーメンみたいなのを想像してたので肩透かし感がある。
個人的にはエビは炙って香りを強くして欲しいと安直に思った、まぁ抽出したエキスやからなぁ。
チャーシューは柔らかくてキクラゲはたっぷり、まぁ、豚骨ラーメンとしてはこんなもんか。
750円はショバ代もあってのことやろう、最近ラーメンが高くなったとは、ここに対しては言わん。
初めての金沢ラーメンが豚骨やったけど、まさか地ラーメンが豚骨ラーメンではあるまい。
地ラーメンがあるかないかは知らんが(どうもなさそう)、また来る機会もあるかと思うので、これから食べ歩きを進めていきたい。
金沢の街がかなり気に入ったので、また行きたい、何度も行きたい。
つかそれに見合った仕事して、ばんばんオファーが来るようにせんといかんな。
と、真面目に締めくくってみた、ふふふ。
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