岐阜は大垣の超人気店「真屋」さんの鳥らーめん大盛味玉付980円ランチサービスおにぎり1つ
今年最初の記事は昨年食べた中でとってもよく出来た一杯を紹介したい。
よくもこんな田舎で(失礼)、ここまでの最先端の味を提供してるとちょっと感動した。
東京はそりゃ美味しい店多いが、地方にもこれほどの味を出す店があるというのは誇らしい。
つー訳でまだ岐阜に通ってる。
仕事の終わりは見えてそうなんだが、いかんせんハッキリしない。
なのでせっつく為にも関市に行ってる。
だけど流石に関市ではもうご飯を食べるネタも切れて、ディーラーさんもワタシが美味いラーメン連れてってくれとせがむもんだがら、早めに合流して、遠回りになるがこの店に食べに行った。
場所は大垣、大垣西IC降りたら北にすぐ、電車ならJR荒尾駅から500mってとこか。
でも基本、車で行く店やと思う、駐車場広いし。 ・真屋:鳥らーめん大盛味玉付980円ランチサービスおにぎり1つ
かなりの繁盛店らしい、だから11時半の開店に間に合うように行ってくれたんだが、着いたのが開店直後で、一回目のお客さんが先に入って満席。
だから入れ替わりで入ることとなった。
若い大将一人とお運びさんの女性(夫婦か???)お二人でやっておられるようで、一度に二人前しか作らないので、結構待ち時間は掛かる。
その間に貼られたメニューで何食べるか物色。
ディーラーさんはあごだし一択、と言ってたが、ワタシは初めてなので鳥らーめんだな。
10分経たずに二人程出たので、セカンドグループの1番手であった我ら二人は店内へ。この券売機で食券を買う。
鳥らーめんは決まり、大盛にする、味玉足しちゃうか。
ここに貼り紙があるが、ランチはおにぎりが1個サービスとなる。
ただしなくなり次第終了だそうだ。
まぁ、980円もするからそれくらいサービスせんとな、しかし美味しいのは当然として、ラーメンの地位がずいぶん上がったってことか
しかし1杯1000円に慣れて来たのはやっぱ麻痺してると思うな。
一番奥のカウンターに座ったら大将の真ん前、どんな作り方してるのか見てみたが、機械のような正確さで、例えば大さじ1杯半というのがあるとしたら、大さじはすり切り一杯で、半分は小さじですり切り一杯という神経質な、いや正確な仕事ぶり、決して大さじの半分という入れ方をしない。
丼を温めてからは何をどう入れてるのか分からない手順。
普通なら醤油ダレにスープ、麺に具材をトッピング。
だけど、その前に最初に玉ねぎのみじん切り入れたり、タレ入れて香味油も二度に分けて入れるとか、とにかく真似の出来ない作り方。
麺はカタとか受け付けないみたい、2分20秒が茹で時間のようであった。
そうして15分は待ったか、ようやく出てきた鳥らーめんとおにぎりがこちら!!!
へーーーーー、色白なスープやないか、純粋に鳥やねぇ。
でも麺から食べちゃう、ずるずるずる、うむ、この細くはなく中太でもない麺は中細と名付けるが、まずは麺がムチムチして美味い。
どれどれ、見るからに濃厚そうなスープは、じゅるり。
ほーーーーー、鳥の旨味をこれでもかというくらいに引き出してる。
そうねぇ、まるで絞り尽くしたようなこの鳥スープ、生臭さとか一切なく、とても上品で実にミルキーで贅沢。
トッピングはチャーシューに穂先メンマに味玉に水菜、その上にカイエンペッパーで彩り良く仕上げられてるんだが、このチャーシューへのこだわりがまた凄い。
実に柔らかいチャーシューなんだが、塊をスライサーで切って、それをダッヂオーブン
みたいなので温め直してたんかな??? そしてそれを今度は遠火で炙るってより、やはり温める、つまりは豚の脂を溶けさせてるんやと思う。
だから口の中では旨味が溢れる、そんで側に染みた醤油味がプラスされてとても美味しく仕上がってる。
穂先メンマはこれは結構柔らかく煮られてるんだが、塩ダレが利いて、噛みしめれば旨味がじんわり出てくる優れもの。
濃厚だけど、味が塩とかで濃い訳じゃないクリーミーで、そこにシャキッとした玉ねぎの粗みじんがアクセントになってる。
半分過ぎた頃に味玉割ってみた、黄身が流れてくるようにとろとろで、出汁感溢れる、この味玉も驚く程の出来や!!!
実に完成度の高い一杯や、と絶賛したワタシであるが、やはりイチャモン付けとかなければいかんと思い、素直に述べると、このラーメンはラーメンとして完結し過ぎている。
なのでおにぎりがサービスで付いてきたが、おにぎりとは一緒に食べれない。
富山ブラックがご飯のおかずの為のラーメンとするならば、ここはごはんのおかずにはなり得ないラーメンだと思った。
だからよく言う所の、美人過ぎる女性は三日で飽きる、ってことが言いたい訳だ。
それがカイエンペッパーで崩れるのかと思ったが、崩れてなかったので、美人なままであった。
あごだしを食べたディーラーさんはまた違ってたみたいやが、鳥らーめんに関してはそう思った。
と、無理矢理なことを言ってみたが、車の中では絶賛してたのだよ(笑)。
まさか大垣でこんな美味いラーメンを食べられるとは、今や都会を脅かす店は地方にある。
これはわざわざ大垣に行って食べるべき店や。
とにかくよく出来てたと言っておく。
流石にもうこれ以上はディーラーさんもネタはあるまい。
ならば次は大盛の「みのや食堂」さんへ再度アタックするか、年明けてブー太郎になっちゃったが行くぞーーー、おーっっっ。
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