バスと歩きで行くネパールはカトマンズの世界遺産その①ネパール地震の跡&旅の予算編
もうずいぶん前のような気もするが、実は9月28日から10月2日までネパールはカトマンズに行ってた。
あまりにも良い国であったので、また行きたい。
つか、住んでも良い。
なのでこれから数回に分けてカトマンズの観光ポイントを紹介したい。
その前に今回はカトマンズの現在とネパールに行くまでの準備をば。
ワタシ的にはそれほど重視しなかったが、気になる方は2015年4月に起こったネパール地震であろう。
この800万人が被災したとされるマグニチュード7.8の大地震は確かに大きな被害であったのであろうが、少なくともワタシが行った1年半後では被災した暗さみたいなものは見て取れず、とにかく人が多く元気で賑やかな街であったとしか印象がない。
ま、上っ面しか見てないんだからそれも仕方ないが、とにかく活気のある街やった。
これがカトマンズの中心で世界遺産でもあるダルバール広場、確かに突っかえ棒みたいなのでこれでもかと補強されており(効果の程は分からんが)、被害の大きさを窺わせる。
街の中心地のタメル地区っていう所は、小さな路地で網羅されてるような、無理矢理言うなら尾道みたいな細々した感じなので、機械が入れず、手作業で救出及び復興を行っていたようだ。
これも世界遺産の、カトマンズからバスで30分程走った所にあるボタナート、ここはストゥーパと言われる仏塔自体に被害があったようで、急ぎ復旧中であった。
なのだが、基本的に高層建築が少ないことと、レンガが主体であったから復興も早いのではないかと思われる。
だってこれからのレンガは「SUPER」やから(笑)。
これら以外の世界遺産、バクタプル(上)やパタン(下)にも行ったが、確かになくなってる建築物もあったし、突っかえ棒で補強されてる所もあったが、元を知らなければ分からんくらい(言い過ぎたか)。
とにかく街は賑わってるので、地震で尻込みしてる方は全くビビる必要ないので是非ともちょっと時間は掛かるが行って損はない、いや行ってクレイ。
さて、ワタシは毎年東南アジアに出掛けてるんだが、そろそろ行く所がなくなってきたってのもあり、渋谷のネパール料理の「ネパリコ」さんでよく呑み食いして、ネパール料理が好きだったってのもあって、「東南」アジアではないが、ネパールも今年は選択肢に入れてみるかと思ったのがお盆の頃。
もう一つの選択肢は今、初芝の島耕作会長が行ってるミャンマー。
毎回候補に挙がるインドネシアはジョグジャカルタの世界遺産、ボロブドゥール遺跡は今回も早々に脱落した(だってどう考えても赤道なので暑い)。
その二択でまずはミャンマーか、と考えてた矢先にこれまた地震が起こったので(イタリアと同じ日に地震があった)、ミャンマーは来年以降。
こうしてネパール行きが決定された(行きにくさから最後まで悩んだが)。
ここで旅の費用をメモっておく。
ワタシの夏休みはお盆を避けて遅いので、夏休み価格ではなくかなり安いと思う。
安いと言ってもそこそこな値段ではあるが。
ちなみに2012年にラオスはヴィエンチャンに行ったが、この時は飛行機チケットだけで往復25000円、燃料サーチャージで20000円以上取られたが、50000円切るという格安であったがそれは例外中の例外。
・航空券料金:72900円
・国内空港使用料:3040円
・その他諸税:3420円
・取扱料金(HIS)1080円
これでまずは80440円
・旅行保険5日間:4000円
・ビザ(15日間):3300円
・ホテル(3泊):8700円
ホテルがとにかく安かったので、旅行自体が安価に抑えられた。
ちゅーことで計96440円。
途中の交通費は入れてないが、ざっと10万でカトマンズまで行って3泊できちゃう。
そして滞在してたのは4日であるが、使ったお金は関空で20000円を$に変えた$197だけで、最後カトマンズのトリブヴァン国際空港でお土産やなんや買って使い切ったので、手元にはわずかR200と$3しか残ってなかった。
えーっと、通貨Rはルピーでレートは1ルピーはこの時ほぼ1円でだったので金勘定は楽なもん。
ちなみに最後に使ったルピーは、空港の出国した後の待合室で食べたフライドチキンライスのR400と水R50、空港内なので物価がメチャメチャ高かった。
しかしこのフライドチキンライス、ご飯パラッパラで実に美味しく、添付されてるケチャップをかけて混ぜ混ぜしたらチキンライスにもなるという優れものであった。
余談であるが、物価は日本の1/3程で、水は1LのペットボトルでR35、毎日呑んだミルクティーはR20、軽食で食べたモモはR70(空港のフライドチキンライスの高いことよ)と、食べ物はかなり安くて旨かった。
話は戻って、行くのに時間が掛かるので最後まで悩んだというのが、それは直行便がないということ。
いや、直行便があっても高かったら乗らないので、別にどうでも良いんだが、問題なのは乗り継ぎの悪さ。
ワタシはタイ国際航空でバンコク経由で行ったのだが、出発が9月28日の夜中0時半、カトマンズ到着が翌9月29日12時半(時差3時間15分)。
だから9月27日(火)の仕事を普通に終えて、一旦家に戻って着替えて荷物を持って関空に22時に着いて、なのでますます時間が掛かる。
何より憂鬱であったのがバンコクでの乗り継ぎ、夜明け前の4時半に着いて10時15分にカトマンズへ飛ぶのでほぼ6時間待ちという恐るべき無駄な時間。
これが帰りもバンコクで6時間待ち、行こうかどうかためらうに十分な時間だよ。
ミャンマーはバンコク3時間待ちだったので最後まで悩んだのも頷ける。
バンコクのスワンナプーム国際空港はバカみたいにでかくて24時間開いてる店はあるけど、それでも往復で12時間滞在するのはねぇ。
でも結局は行って良かったまた行きたいってことやから、ネパールはよほど印象に残る国だったってこと。
次回はその辺りを述べたい。
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