今更京都うどん「てん狗」さんのかけうどん270円きつね丼450円
ちょっと寝かせすぎたネタになってしまった。
以前から気になってた店だったんだが、せっかく京都に行ってるんだからここで一食使っちゃもったいないでしょ、と放置されまくってた店。
いつもは車で京都に行って好き放題にラーメン新規開拓してたんだが、この日はたまたま営業車が空いてなくて電車で行くことに。
しゃーねーから、「新福菜館」で中華そば(並)食うて、ずいぶんつまんねー味になったもんだと思いながら仕事に向かった。
そんで仕事が終わってまた京都に戻ってきて、小腹が空いたので行ってみるかと、ついにこの店に行くことが実現した。 ・てん狗:かけうどん270円きつね丼450円
場所はJR京都駅の西の端、ってより近鉄京都駅の西の端か。
見ての通り京都タクシーの建物であるように見えるので、最初はタクシーの運転手さん専用食堂かと、思う訳ないっちゅーねん。
寄って見たら何てことない普通の立ち喰いではない座り喰いのうどん・そばスタンド。
とにかくワタシは座り喰いでも立ち喰いでもそんな店が大好き。
ましてや少し怪しい感じがワタシ好みや。
やっと来れた期待に少し胸を膨らませてがらっと入店、14時頃であったのでお客さんもまばら。
つってもカウンターで10人ちょっと入れば満員になりそうな店、昼は混むんかいな。
その前に入口に掛けられたメニューで何食べるかは決めてた。
かけうどんだけでは実力が図りかねるかと思い、何かないかと見てたら、きつね丼発見。
ワタシは丼物の中では一番好きなのが実はきつね丼、ちなみに二に親子丼で三は玉子丼。
蛇足ながらカツ丼と天丼を好んで食べたいということは全くないと言っておく。
そうして注文して先に出てきたのはかけうどん、きつね丼が出て来んがな、混んでないんやから揃えて出せよと心の中でキツく言う。
3分程の時間差できつね丼も出てきたのでここに披露する。
これがかけときつね丼、何と合計720円!!!
あわわ、立ち喰いで720円も使っちゃった、オロオロ。
ま、たまには豪快に使ってみてもええやろ。
ちなみにそこは立ち喰いなので、支払いはキャッシュオンデリバリーである。
ではこれ以上伸びたらたまらんのでうどんから食べてみよう、ぞぞぞぉぉぉ~~~。
うん、細めの麺は角がなくて丸い、そんでコシもへったくれもない、これや(笑)!!!
このB級具合がナイス、本気で言ってるがこれぞ立ち喰いうどんや。
お出汁はと、じゅるるん、ふむふむ出汁感はあるが輪郭がぼやけとるな。
分かりやすく言うとストレートのお出汁を2割伸ばしたような感じ、これや(笑)!!!
別に悪く言ってる訳じゃなくて270円やから味をどうこう言うのは野暮ってモンよ。
立ち喰いながら麺もお出汁もイケてるなんて、新大阪の「なにわ家」さんくらいやろ。
ちなみに天かすはトッピングフリーやけどどうするかと聞かれたので、少しだけ入れてと最初に言っておいた、余談。
続いてきつね丼食べよう、ワタシにとってはこれがメインかも。
何だけど、ワタシの知るきつね丼とルックスが違う、何でかな???
ハッと驚く何とやら、そうや、卵とじやないんや!!!
そういうきつね丼もあるのかと軽いめまいを覚えた(嘘です)。
とにかく食べてみよう、もぎゅもぎゅ。
ふんふん、お揚げさんとネギと海苔だけという非常にシンプルな一杯。
小鍋でお揚げさんとネギをお出汁で煮詰めた感じやけど、こっちの方が味にメリハリがあるのはご飯に味が馴染むようにみりんか砂糖か、少し強めの味になっている。
玉子はないのは残念やけど、これはこれでイケルやん。
今度小腹が空いた時に作ってみよーっと。
よく見たら他に気になるメニューがあって、人気メニューはカレーうどんやとか、大盛2玉は100円増しやけど、丼のうどん半玉セットでも100円引きやとか(普通50円引きやろ)、ピリ辛丼の正体とか、ラーメンの味とか、実に気になる。
またこういうどないもしようがない時間が出来た時の宿題としておく。
やー、これで京都の謎が一つ解決した。
次はまた十条の「うどんグルメ 雲平」さんに行ってかけ出汁のうどんかざるうどん食べて、その実力を体感してこよーっと。
京都はラーメンだけではもちろんないってこと。
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