鳥取市公設卸売市場その①「おはよう堂」さんのびん長鮪刺身定食1490円
先週鳥取に行ってた。
狙いは毎年行ってるんだが、春になると新しくなる「砂の美術館」、今回で第9期。
まぁ、言っちゃ悪いが鳥取なんてそうは行く用事なんてないからな(ホンマに悪いわ)。
しかしウチからだと中国道と無料の鳥取道で2時間ちょいで行けちゃうので便は良い。
行くからには美味しい物は食べたい、ってことで最近のワタシのトレンドでもある市場巡り。
調べてみたら当然ではあるが鳥取にも卸売市場があった、鳥取市公設卸売市場と言う。
場所は鳥取と湖山の間で、千代川の支流を下った所にある、結構分かりにくい所にあるなー。 ・おはよう堂:びん長鮪刺身定食1490円
「おはよう堂」とは言ってるが、朝は営業していない。
その代わりに市場ながら夜まで営業してる。
しかし夜って言ってもここって車で来るしかないから、酒呑むにはあまり適しとらんような気もするんだが。
ウチを朝9時半に出て、12時ちょいくらいに到着、着いた時に先客が店内に吸い込まれていったので、ワタシも入っていったら、中で待てないから外で待ってくれと言われた。
しかし名前を書いたりすることもないようなので、ここは愚直に待つしかないようだ。
結構待たされて、ここで20分は待ったか。
ようやく入れて座って注文して更に20分、何でこんなに時間が掛かるんだと思ったが、調理に1人、お運びと洗いで1人のおっつぁん2人体制だからによる。
そんで魚をまった豪快に捌いてて、物によっては姿造りであったりするもんやから、必然時間が掛かるみたいであった。
メニューこんなん、父の日商戦で相場が高騰してるらしい。
何にしようか非常に迷う。
このメニューの中では炙りかつを刺身を食べたい所だが、既に売り切れ、無念。
丼物も考えたが(右端のネギトロ・シャケトロ・かにトロ)、市場で丼だとあまりにベタ。
リターンして刺身では何が良かろうと注文を訊いてくれるまでずっと考えたが(このお店では客主導は許されない、あくまで店主導なので注意が必要)、ややこしいので一番上に書いてあるおそらくフラッグシップメニューであろう、びん長鮪にすることにした。
あんまり脂が乗りすぎてるのって好きじゃないんだよねー。
それが正解だってのは、何せ入口にもこのように捌かれたび鬢長鮪くんが「そ」、と言ってお迎えしてくれてるから(笑)。
うーむ、可愛いのかキモいのか分かりにくいキャラクターやわ。
とにかくびん長に決定、1490円でも構わん、贅沢しようやんけー。
そうしてずいぶん時間が経ったが、ようやく出てきたびん長鮪刺身定食がこちら!!!
何これ、キッツケかんなり分厚いんですけど!!!
ひえー、厚さ2cmはあるで、こんなに分厚いマグロの刺身なんて初めて食うかも。
それが9切れ、10切れ??? とにかく超ボリュームや、これで1490円は安い!!!
分かりにくいが味噌汁に入ってる大根もこれぞ海の男の料理や、と言わんばかりのぶつ切りさ。
ご飯も刺身に応じてなかなかの盛りで、温玉まで付いてくる。
どれから食べようか、なーんて迷うことなくケンから食べる、わさわさ(全く生きにくい世の中や)。
そしてびん長ちゃんをいただく、わさびと共に醤油でぱくり、おおお、意外と脂乗ってるなー、けどクドくないのがええ。
だけど分厚すぎて食べにくいかも(笑)。
なので3切れ目からは箸で2つに割って食べた、なんのこっちゃ。
味噌汁は薄味も野菜が豪快に入ってるからその旨味で食べれる、これだけでも凄い食べ応えや。
もうびん長ちゃん食うてはご飯食べて、味噌汁飲んで食べての繰り返し。
しかし名残惜しいことに最後の時を迎えてしまった、温玉〆でじゅるり。
いやー、食うた食うた、メッチャ食うた。
並んででも食べたいという地元の人の気持ちがよく分かった。
結構、一見さんには厳しそうやけど、常連さんには優しいみたい(それってどうやねん)。
市場食堂としてはこの魚っぷりなら花◎でしょう。
男2人でやってることやから大目に見ちゃう。
という訳で健康診断を前日に済ませてたので、もうブー太郎になってもどうでも良い。
次は市場内のラーメン屋さんに向かうのであった、まだ食うかー、食っちゃうよー。
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