お値打ち京都ラーメン「九九ッ」さんの醤油らー麺大600円
先週の金曜の晩に三重県は津から近鉄特急で戻って鶴橋で鯨飲してたら帰りにスマホンをなくした。
結局見つからないようなので、昨日ようやっと機種変したが、それまでドタバタであった。
ちなみに今度の機種は今をときめくSHARPである。
さてしばらく行くことはないと思ってた京都だが、今日また良いタイミングで回ってきたのでついでに、あくまでついでに京都ラーメンしてきた。
京都の中心部は車を停めれる店がないので、烏丸通をぐんぐん北上して北大路通を東に折れ、加茂川を越えたらラーメン屋さんがあると新しいスマホンが教えてくれた。
ただしやっぱりここも駐車場はないので要注意(じゃ、どこに停めたんじゃ!!!)。 ・九九ッ:醤油らー麺大600円
店名はてっきり某国民的アニメの野口さんの「くっくっく」から取ったんかと思ったが、調べてみたら「きゅうくつ」と読むそうだ。
カウンターのみで何席くらいやろ、15席くらいか、そんなに窮屈とは思わんかったけど。
若い店主が一人でやって居られるようだ、夜は知らんが。
メニューの貼ってる壁を見たらその左に麺は自家製の全粒粉とあるではないか、マジで。
なのにラーメン1杯500円で大盛600円とはエラく安いんじゃないか???
ワタシの直前に入った客は塩を頼んだんかな、直後にワタシが醤油の大盛で麺カタと注文したが、すると店主から順番が逆になることもありますので、と言われた。
2人しか居ないし、これから作るのに先も後もないと思ったが、これは店主の独特の言い回しのようだ。
ワタシが食べてるとちょこちょこお客さんが入ってきて、やっぱ隣同士で食べたくないから一席空けて座るやん、そうして飛び飛びで半分ぐらい埋まった時に5人客が来たのだが、その時店主の一言「無理ですね」だと。
愛想が悪いのか、商売っ気がないのかと思ったが、最後にお勘定した時は好感の持てる接客やったので、そういう人なんやと思ったら別に食後の気分も悪くなかった。
とにかく座って待つこと5分くらいで出てきた醤油の大盛がこやつ。
もやし!!!
そして麺をすくってみたら確かに全粒粉、パッと見ゴムみたいやけどな(笑)。
では麺から食べてみよう、ぞぞぞ~~~。
もっとパッツンとした麺かと思ったらそうではない(だからゴムじゃないってば)。
格別「全粒粉」という所に味がどうのってのはないが、この細めの四角いエッジの立った麺は好きかも。
麺カタと言ったがそれ程カタではなかったのが惜しいが。
しかしそれより何よりこのスープや、何の味なんやろ???
改めてレンゲでずずずっと、う゛~~~ん、ちょっと似たような味が思い浮かばん。
スープ自体は白濁してたので、豚骨と鶏ガラか、醤油ダレで茶濁になってるが、その醤油の当たりはかなり濃い。
そんで微妙に甘さもある、強いて言うなら、あくまで強いて、なら徳島ラーメンっぽいか。
このスープはかなりパンチがあるので白ご飯が欲しくなる。
続いてチャーシューだがこれが歯応えがあって醤油ダレが染みて美味い、ますますご飯が欲しくなる。
メンマが箸休め的な立ち位置で口の中が一瞬スッキリ元に戻る。
濃いスープなので京都のラーメン屋さんによくある真っ赤なにんにく唐辛子を入れてみたくなる。
最後の方で一匙入れてみたが、これはもう反則やね、美味すぎる。
いやー、これ600円ってメチャメチャお得やと思うわ。
最近、ひねりのないただの豚骨ラーメンでも650円取るご時世で、ワンコインでやってんねんもん、荒削りながら値打ちあると思うよ。
個人的にはカウンターにタバコの灰が少しあったのは気にはなったけど(一応ケチ付けとく)。
ということで京都ラーメンの奥はまだまだ深い。
この後ハシゴしたので(大盛り食うたのに!?)、また京都ラーメン話続く。
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