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2016年3月23日 (水)

2016年讃岐うどん巡りその2~①オビカ食品②讃州製麺③麺輝屋④山下うどん⑤手打ちうどんたむら⑥あやうた製麺⑦大円⑧亀城庵 志度店~

 こないだの3連休で香川にうどん食べに行ってきた。
 本当は明石海峡大橋から徳島経由で坂出を目指すはずだったんだが、ほげーっと運転してたら山陽道をずんずん走って行って瀬戸大橋を渡ることになってしまった。
 先日のトンネル火災で影響があるかと思っていたが、すっかり落ち着いては居たものの、どこかのたわけが岡山辺りのトンネルで事故してて、7kmの渋滞に巻き込まれて難儀した。

 とにかく今年二回目の讃岐うどん巡りはどの辺りを行くってのじゃなく、まずは一発目のこの店を今年初めて食べに行くことから始めることにした。
 好きな店ベスト3に入るうどんとお出汁やからな。


31920070 ①オビカ食品:うどん(大)200円ゲソ天70円

 宇多津の土器川沿い、さぬき浜街道にある卸売市場内うどんである。市場で働く人達の早朝うどん。6時過ぎに家を出て、到着は9時頃、もうお腹空き空きなので(大)にゲソ天注文。ここのうどんは餅のように甘く伸びて切れにくい麺なので、ワタシはテボで温めずに、画像のように天ぷらを載っけただけで、まずは醤油を端っこに回して麺だけを食べる。うんうん、もっちもちの麺は健在、くぅぅぅ、この為に橋を渡ったと行っても過言ではないのだよ、報われた~~~。何て浸ってる場合ではなく、1/4程食べたら後は出汁タンクから熱々のお出汁を注いでひやあつでいただく、ちゅるりん。このいりこのぶわっとした香りと程良い塩分がたまらん、毎日ここのうどんでもええ、つかここの子になりたい(ヲイヲイ)。と言う訳で、やっぱり美味いと再認識した一軒目であった。


Photo290 ②讃州製麺:釜玉(小)290円

 この①の前の道を南北に300m程走るだけでこの時間、3軒のうどん屋さんを食べることが出来る。出だしが遅かったので、ここで一気に詰める。まずはJR高架横のフィットネスの一階の大箱セルフ。毎回行ってるが一度たりともがっかりさせられたことがないという、実に真っ当なお店。今回はハズレようもない釜玉を初めて注文。煮干しとか昆布とかのお出汁取った後の食材を佃煮にしたりとサービス精神も旺盛。5分待って出てきた釜玉は細麺も釜玉に合うなと再認識。オリーブオイルと黒コショウ入れてカルボナーラ仕立てにしたら美味しいやろうと夢想してみたり。おそらく次回もまた行くな、そんだけのお店である。


Photo_2150 ③麺輝屋:かけ(小)150円

 ①と②の丁度間くらいの店。どっから見ても元宮脇書店だが、もう慣れた(笑)。こここそ超大箱セルフ、そしてなんつったって朝10時まではかけ(小)が200円の所を150円にサービスしてくれてるとってもナイスなお店。でも昔は100円だったんだよなー、世知辛い世の中じゃ。この日の麺は出来たてであったので、その麺は剛麺なので熱いかけ出汁と馴染むと丁度食べやすい麺になった。麺もお出汁も西讃に近いかなと思ってみたり。


Photo_3180 ④山下うどん:ざる(小)180円

 言わずと知れた「釜の山下」である。ここ何度か麺にハズレが多かったので、少し遠ざかってた。お客さんが多くなってきたってのもあるけど、出来てからだいぶ時間経ったうどんを「山下」さんともあろうお店が出したらいかんでしょ。なので最近は行ったとしても数十円上がるが、「釜揚げ」を注文し、間違いのないうどんを食べていた。さて今回、ふ抜けたうどんを出すようでは付き合い方感がえんとあかん、と結構重大な決意で行った。すると水で〆立ての麺が目に入ったのでここは迷わずざるを注文した。麺は以前はもちっとしながら一本芯がある二重食感の麺だと思ってたが、今は少し細めのシャープなコシのある麺になってた。粉でも変えたか、これはこれで嫌いな麺ではないのでOKとした。かけ出汁をお玉ですくっていただいたが、これも何ともいりこのひねた香りがもわっと香って絶品、老舗の味とはまさにこれや。コンビニを改造したセルフ店の業務用のお出汁とは全く違う。ワタシの記憶が確かならば、もう95歳になろうかと思われるおばあちゃんの天ぷらは健在、次回は必ず小海老のかき揚げ食べます!!!


Photo_420060 ⑤手打ちうどんたむら:うどん(小)200円昆布天60円

 ここまで意外とどの店も空いてたので、ならば流れ上、この店に行っちゃおう。豪華老舗リレーや。11時前くらいに着いたが、車は溢れんばかり、ってな具合ではなく、ほとんど待たずに食べられた、ラッキー。いつからこんなに愛想のないブーちゃんが店を仕切ってんのか知らんが、ぶっきらぼうにうどんを丼に入れていく様はユーモラスにさえ感じた。ワタシはテボで温めずにぬるかけにして昆布天を載っける、ここでは必ず昆布天と決めてる。途中、初めてのお客さんがそれなんですか??? と尋ねてきたので、昆布で甘いですよと言うと、その方もうどんに載っけてた。そのうどんはやっぱり新興セルフとは違う、噛みしめるとより美味くなる麺で、お出汁もいりこのひりひり感がとても良い。うん、これぞ讃岐うどんの老舗のセルフの味や、と満足した。


Photo_5220 ⑥あやうた製麺:ぶっかけ(小)220円

 実は③食べた段階でお腹一杯やった。しかし満足と満腹は違う、お腹は張ってるがまだ真の意味で満足はしてない。次はどこじゃ、とにかく今年まだ行ってない店に行こう、となったらやはり人気店のこの店であろう。本当に分かりにくい店だが、今回でたぶんナビなしでも行けるんとちゃうかな??? まだ行列って程ではなかったが、ワタシの直後に「讃岐うどん探検隊」なる珍バスツアーが来て、多少賑やかになった。ここなら駐車場も広いし、うどんのハズレもないし、観光客にも満足して帰ってもらえると思うな。と言うくらいにここもハズレのない店。繰り返し言うが、まるで濡れたシルクを噛んだような瑞々しい食感(だから濡れたシルクなんて噛んだことねぇっちゅーの)、ぶっかけのお出汁も醤油辛さがなく優しいお出汁で食べさせる、これまった納得の味。


Photo_6380 ⑦大円:ざぶとんぶっかけ280円

 ⑥で午前の部終了、食えんようになったなー、がくり。綾川の巨大イ○ンのイ○ンラウンジで3日くらい溜まってた新聞を読んで、その後競馬の予想。この日は阪神で若葉Sと中京でファルコンS、そうして2時間近く休養して、その後WINS高松に行ってどちらのレースもトンチンカンで終わってしまった。軽くボコられて、いつもの如く傷心で〆のうどんを食べに行った。今回は17時までやってるぶっかけの名店であるこちらに久しぶりにお邪魔。最後の客であったが、その縮れながら一本芯の通ったうどんは生きており、甘辛いぶっかけ出汁を加減しながら入れて食べると、流石ぶっかけの店だと納得させられる。油揚げがまさにざぶとんのように鎮座してるのも迫力であった。この時間にこのクオリティとはやるねー。


Photo_7250 ⑧亀城庵 志度店:かけ(小)250円

 ここ1年の〆の必殺パターン。いつもはぶっかけで餅のような伸びる麺を食べるんだが、実は意外と量が多い。なので珍しくかけにしてみたが、熱いことで麺の餅感は溶けちゃってるような感じはしたが、それでも17時過ぎてここまで麺が丈夫なのがそもそもマジック。午前中に食べたこともあるけど、そりゃーナイスな麺やった。東讃攻めの際には本当に美味しい時間帯に行ってみたい。


 3月19日:8軒9玉2天ぷら1揚げ1玉子0新規


 ゼロ新規!!! あり得ねー!!!
 まぁ、美味しい店っちゅーか、好きな店だけ行ったからこんな結果になってしまったんだが、でも走ってて、あそこにうどん屋が!!! なーんてシチュエーションはもうほとんどないんよねー。
 なので新規は最初からここに行くぞと決め撃ちして行くくらいじゃないと、もはや行き尽くした感がある。
 500軒は行ってるが、600軒行ったと言えるように、今年の残りは新規にも注力したい。


 次回は4月末のGWか5月アタマのGWか、いずれにせよ混んでるな。
 どうするか休みが近くなってから考えることとする。

 

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