北陸の雄初めての「やきとりの名門 秋吉 敦賀本町店」さんで焼鳥各種食べまくり酒呑みまくり
前回に続いて福井県話にして最終回。
越前市武生と言えばボルガライスに駅前中華そばだが、そんな名物があってもいつも思うのは人が居らんなぁ、であった(さらっと失礼なこと言った!!!)。
しかし以前、何かのTV番組で観たが、焼鳥の「秋吉」って店はいつも満杯のお客さんが居るらしい。
ってんで、一昨年くらいに夜まで武生に居たことがあって、その時武生駅前の「秋吉」さんを覗いてみたが、武生に住む人が全員来たのではないかという盛況ぶりでびっくりしたことがあった。
北陸の人は誰でも知ってる「秋吉」さん、ワタシはこれまで知らんかったが、ここでその秘密を暴く!!! という名目で呑み喰いする、決して「秋吉」さんの回し者ではないとだけは言っておく。
まずはと、検索してみたら何と全国111店舗もある巨大チェーンであった。
お膝元の福井に27店舗、石川に15店舗、富山に14店舗、新潟に1店舗、ここが北限みたい。
ワタシの営業エリアである愛知にも3店舗あるやん、けど今池や千種ってあんまり行かんからそら知らんわ。
驚いたことに東京には11店舗、首都圏進出してるやん、横浜にもあるし。
関西では滋賀に4店舗、京都に3店舗、大阪には何と19店舗!!! 己の不明を恥じた。
そして驚きのワタシの地元兵庫県には武庫之荘と園田を含む4店舗、ひでぶっ!!!
これは知ってた、もう一方の営業エリア広島には中区に2店舗、袋町の方しか知らなんだけど。
ここが西の端で、南は愛媛は松山に1店舗あるようだ。
付け足しておくと静岡や長野や山梨にもある。
うーん、焼鳥屋さんは地元の店に行くのが常であったので、全く知らんかったがかなりの実力店のようである。
それにしても武生店の混みようが尋常じゃなかったので、いつかどないかして行ってみようと思ってた。
それが今回実現、金曜に武生に行ったので、いつものように敦賀に自腹で泊まって、福井の最南店の「秋吉」さんを攻めることにした。
そのJR敦賀駅なんだが、新幹線開通を前についに工事区間がなくなり完全コンプリート。
実に22世紀な建物となった。
いつでも新幹線いらっしゃーい、ってか。
しかし肝心の京都までを結ぶルートが揉めまくってるけどな。
そんで敦賀駅といえば松本零士センセだが、これって新しく出来たんやと思うけど、「銀河鉄道999」のブロンズ像があった。
左下の赤いぽっちを押すと、ゴダイゴの「銀河鉄道999」が流れてくる、うーんギャラクシーエクスプレス♪♪♪
以前からあるヤマトと999のキャラクターは健在。
これだけが新しいような気がする、音楽が流れるというギミックは以前にはなかったはずやからな。
・やきとりの名門 秋吉 敦賀本町店:焼鳥各種食べまくり酒呑みまくり
ちゅー訳でホテルにチェックインしてジャブ程度にハイボール呑んで、まだ18時くらいなので、時間潰しに平○堂に向かった。
置いてる食品は似てるようで微妙に違うのが地方のスーパーのおもしろいとこ。
そうこうして19時前になったので、誰も居ない誰も居ない誰も居ない(三度繰り返す)アーケードを抜けて、気比神宮の手前の「敦賀本町店」に到着。
待ってる客は3人組と2人組、なんだけど、かなり奥が広い店内は超満席、そんで炭火で焼く焼鳥の炎が轟々と燃えさかり、お客の活気もハンパない、アーケードに人歩いてませんでしたけど!?
こんだけの人が敦賀に居たのって、「そば処 はやし」さん以外で初めてちゃうか!?
結局1時間近く立って待つハメになった、恐るべし「秋吉」さん!!!
最初の客の入れ替わりが遅かったんやろ、外が寒いし、他に店がないから長っ尻になったんかいな(何気に失礼な)。
いやー、本当に人気店やわ、越前そば食うてる場合やないで。
見にくいけどメニューこんなん。
5本セットで320円って5本って多くないか???
そないに食えんが、まずは一応純けいというド定番としろ、そんでトマトスライスでハイボールを軽く注文。
縦長のアルミ製タンブラーで340円ならこんなもんか。
ピントぼけてるが、つかそもそも画像はスマホンやし、そないにメチャメチャ期待して行った訳ではないのが分かるが、タレがウリなんだそうだ。
肉タレ・みのタレ・からし・カツタレはカツ食うてないから知らん。
それぞれ食べ分けるのが楽しいのか、へぇへぇへぇ。
しかし店によっては「ウチのは塩で食べてくれ」なんて高飛車な、いやこだわりの店もあるが、素直にタレで食べさせるってのも割り切った考え方や。
それくらいに自信があるってことか。
どう見ても創業から継ぎ足し継ぎ足ししてるのではないのがまた安心。
注文した純けいって何か分からんかったけど、食べてみたら親鳥であることが食感で分かった、コリコリ。
これ自体がタレ焼きやからタレ要らんと思うんだが、ところがどっこいなのである。
2本目からはタレに付けてみたが、旨さが全然違う、どーいうこった???
察するに、このタレは昆布ベースの醤油と見た。
なので「ダシマスター」的に言うとイノシン酸とグルタミン酸の旨さの相乗効果で7倍美味しくなってるんだと眉唾ながら言ってみる。
あー、「ダシマスター」復活せんかいなー。
閑話休題、特に味噌味のみのを昆布酢(と思う)タレに付けてみると、旨味が増幅されてるのが分かる、ほー。
普通のタレ焼きなら普通やけど(ヲイヲイ)、タレ付けたらこれは確かに名物や。
ただ辛子ダレは辛すぎて何にも合わないかとは思ったが(笑)。
1本の量が小ぶりなので5本なんやな、端から見たら他のお客さんなんか山のようにメチャメチャ盛ってあるように見えるが、実は意外とそうたいした量ではないのである(それでもワタシには多いが)。
ちなみに焼鳥が置かれてる銀板は熱くて保温効果がある、すげー。
何やかんや呑んで食べて4000円くらいやったように思う(思うって・笑)。
なるほどねー、人気店なのも分かる気がした今回の「秋吉」さん。
でも北陸で食べる、ってのが味やったかもしれん。
やっぱ武庫之荘で食べるより福井で食べたいじゃん。
しかし納得した、8番ラーメンや金沢カレーよりはよほど名物で美味いと自信を持って言える。
いつになるか分からんが、次回も「秋吉」さんへいざ行かん!!!
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