フィリピンはマニラに行こう!!!~その5~お小遣い編④高山右近・パコ市場・ロビンソンプレイズ~
あっちゅう間に大晦日になってしまった。
一昨日の29日から休みだがこの3日、家に居っぱなしで酒呑んで寝てるだけ。
と言いながら明日からも酒呑むしかやることないんやけど。
さてずいぶん古い話になるが、ついにフィリピンはマニラも最終回、10月10日以来の更新や。
これで今年を締めくくりたいと思う。
【7月18日(土)】
この日はマニラでの滞在実質観光最終日、19日(日)は朝起きたらすぐにホテルを出る、そういうスケジュールなので。
翌朝のAPまでの交通手段はタクシーってことで、その為のお金もしっかり残さねばならん、足らんかったらどうしようもないし、余ってもペソなんて使えんからな。
この日の朝ご飯、前日に買ってたビーフのカップヌードル。
カップヌードルはチキンじゃないのかと言いたいが、ここは牛肉食いのフィリピンなのでそういう商品もある。
ちなみに全く同じ日本のカップヌードルもあるんだが、それは80ペソ(220円弱)くらいするので高すぎる。
フィリピン製造だと40ペソと安い、しかし具材なんて微々たる物で、値段が安いのはやはりそれなりってとこか。
カップ麺は日清のシェアがダントツ、袋麺はワタシが滞在してた時に毎日行ってた「SHO P WISE」ってスーパーだとマルちゃんがエンドに棚取ってた。
繰り返すがこのショッピングモールにはあの「勇午」も行ってた。
それに昨日の残りのパンにフルーツ、冷え冷えのマンゴスチンはフルーツの女王の名に相応しい。
一方、カスタードアップルは放置しといて熟した物は2個程でそれはそれはバニラのように甘かったが、いかんせん小さいので種が邪魔、他は結局食べる程にも至らんかったので、今回はしつこいがマンゴスチンに軍配を上げる。
ならば前日に買ったマンゴーはどうやねん??? ということだが、これは甘さより酸っぱさが先に立ってしまったのがマンゴスチンの牙城を崩しきれなかった。
とにかく朝からこの甘いフルーツ達を食べられるのは南国ならではであろう、いひ。
・ベッドメイキング:25ペソ 毎日25ペソ(70円弱)ですいません。
さて、最後に日本人として行かなければならんと思っていた所があって、それはワタシの泊まってるホテルからだと3km弱くらいのPACO PNR STN./パコ国鉄駅前にある。
国鉄駅前ってことやったので、ならばいつも乗るLRT(高架鉄道)のVITO CRUZ/ビト・クルス駅の1km東にあるVITO CRUZ PNR STN./ビト・クルス国鉄駅というのから一駅乗れば簡単に着くじゃーん、と思って朝から歩いて行った。
途中メチャメチャ亜熱帯な所を通り、国鉄の駅は簡単に見つかり、駅に駐在してるポリスマンが居たので、次の電車は何時だと尋ねたが、笑って答えない、時刻表はあるんだが。
うーむ、どういうこった???
・ミネラルウォーター:18ペソ とにかく時間潰すかとぶらっとコンビニ散策、ところが見つからなかったので、コンビニ機能があるGSでトイレ借りて水買った。いやー、暑いし蒸しっとしてるし、この日もハードやった。
結局、全く電車が来る気配がなかったので、一駅なので歩くことに、だけど2km近くあるな、むむう。
線路沿いを足が痛いのを構わずスタスタ歩いて行くんだが、LRT沿いの景色とずいぶん違う、そうこの辺りはスラムに近いようであった。
だからって別に身の危険がある訳でもなかったんやが、少し離れたら貧富の差を如実に見ることが出来るのがマニラか。
線路を見ながら歩いてるが、こりゃ電車が走ってないことに決定、だって線路がこの辺の人の生活の一部になっちゃってるもん。
流石にテーブル出してメシ食うてるヤツは居らんかったがそれに近い生活密着っぷり。
帰国してすぐ調べてみたら、度重なる台風の被害でここいらの国鉄そのものがダメなんだそうだ。
そういや巨大な台風が来て大きな被害をもたらしたのは一昨年やったか。
とにかくそういう理由でここの路線は電車走っておりません、そういやガイドにも駅前とは書いてたが、どこそこから電車で何分とか書いてなかったわ。
ハッキリ言わんのでワタシが言う、国鉄動いてないから交通手段は自分で考えて行け!!!
国鉄が動いてないのと関係あるのかないのか、西隣ではサウス・ハーバー・ハイウェイという新しい道路を建設中であった。
だから日本人として何を見に行ったんだということだが、この高山右近像を見に行った。
キリシタン大名である。
キリシタン信仰の為に追放され、1614年11月8日に長崎を出発してマニラに来たのだが、1615年2月3日には病死してしまったそうで、こうして銅像が建てられている。
といって、高山右近が何をした訳でもなく、そもそもフィリピンでは銅像がそこかしこにあるので、別に敬ってる訳でもなさそう。
今では立ち寄る日本人も少ないんじゃないかいな???
とまぁ、これがそのパコ国鉄駅、確かに銅像の目の前やねんけどな、惜しい(笑)。
これでマニラでの観光も終わり、後は行けてなかったショッピングモールにお昼食べに行ってみるかと、「ロビンソン・プレイズ」ってこれまた何でも売ってるショッピングモールのメトロ・マニラ版みたいな所に向かう。
その途中にパコの市場を発見、パコ市場である(そのままやんけ)。
久しぶりに活気のある市場を見たので疲れも吹っ飛んだ、市場はやはり良い。
前日か朝に雨でも降ったか、舗装されてない所は相当ぬかるんでたが、歩いて行けばかなり奥は広く、建物内もかなり敷地面積ありそう。
ちょびっと一部分だけ覗き見したみたいな感じやったが結構楽しめた。
・シシグフライドライス:49ペソ シシグをチャーハンに使ってるようでこれはナイスと思い、11時ちょい過ぎで入ってしまった。LRTのPEDRO GIL/ペドロ・ヒル駅の東すぐの店、店名「KING SISIG」ってのがええやん。シシグって基本、豚のほお肉をにんにくや唐辛子とか玉ねぎで炒めて、魚醤で味付けしてタマリンドの酸味を利かした料理ってのがワタシの中の定義。それをチャーハンにするんか、さぞかし美味しかろうと思ったが、まぁ、普通のチャーハンであった。
130円やったら許せるやん、それよりテーブルに置いてあった調味料の方が気に入った。黒いのはマニラでよく食べられてる、何かよう分からんバーベキューソースみたいな醤油やけど、隣はにんんく酢、これ美味いよこれ!!!
リサール公園とワタシが泊まってるホテルとの間くらいにある「ロビンソン・プレイズ」にようやく到着、暑かったー。
ここもそんなに古い建物ではないが、モール・オブ・アジアやマカティに比べると確かに少し古い、なのでガイド本が我が「ハリソン・プラザ」を寂れてるというのも頷ける(笑)。
なんだけど、一番おもしろくて居心地良かったのはやはりハリプラやったのだねー。
新しいショッピングモールより地元の商店街の方がええっちゅーこっちゃ。
・カレカレ:135ペソ 3階フードコート、もう一回カレカレ食べたかったので。
・プレート3種盛:100ペソ カレカレだけじゃ足らんかったので、もう少しおかずも食べたかったし。
だからカレカレはピーナツソースで煮込んだシチューみたいなもん、しかしここのカレカレはモールオブアジアで食べたカレカレ程、ピーナッツの濃さがなかった。3種盛はご飯の下がレッドチキンカレー、隣が空心菜炒め、その上が固めの木綿豆腐をココナッツミルクで和えたようなの。カレー初めて食うたんちゃうか、うまうまカレー。カレカレがカレーみたいやと言われればそれまでやけど、それにシチューはさんざん食うてるし。けどやはりスパイスに飢えてるワタシがそこに居たのであった。
・財布:50ペソ 察するに体の不自由な方が作られたのを売ってる店と思われる、魚がちょっと活きが良さそうやったので買ってみた。丁度小銭入れがメゲてたし、今ではすっかりワタシの愛用の小銭入れとなっている。
余談だがこの「ロビンソン・プレイズ」の前にローソンがあったが、ワタシにはこの一軒しか見付けられんかった。
その後アドリアティコ通りを南に下って夜はお盛んな飲屋街を抜けてマラテ教会に行ったんだが、これが工事中でがっくり。
これで最後の最後であった観光ポイントも終わった。
・ミネラルウォーター:15ペソ だから暑いんだって、ごきゅごきゅ。
教会のすぐそばがマニラ湾、ここから乾電池カメラのパノラマ機能を使って撮影。
歪んでるのは津波が来る訳ではない、広角レンズは端が歪むのだ。
メチャメチャ遠くに三角の旗がなびいてるのがリサール公園の国旗掲揚塔、距離的に1.5kmくらいか。
見て分かるように天気はそんなに良くはなかったのが良かった。
これで陽射し出てたら熱中症やわ。
・ココナッツシェーク:60ペソ ハリプラに戻る、やっぱこっちのが断然ワタシに合ってる、B級な所がな(自分で言うな)。ココナッツが恋しくなったらこんな屋台があったので買ってみた、注文を受けてからミキサーを回す。ココナッツミルクと果肉と水と氷やったか、これがシャーベット状になって実に美味い!!! 160円なら毎日飲んでもOKでっス!!!
・3000円→1068ペソ またハリプラの2階でチェンジマネー、これが最後じゃ。この日の晩ご飯と酒代と明日のタクシー代全て、結構ギリやけどそこはやりくり上手ってことで。
・お土産:621.6ペソ 会社へのお土産は食べ物が良かろう、しかしワタシが毎年ドライフルーツやココナッツミルクのキャンディーやなんかを買って帰っても誰も食べん。しかし手ぶらで帰ると何言われるか分からんので、一応ド素人でも食べれそうな物を買って帰った。それがバナナケチャップ。こっちの人はフライドチキンが大好き、そのチキンに付けるソースがこれ。バーガーショップのジョリビーのケチャップを舐めた時にいやに甘いと思った、子供向けなのかと。いや違う、とハリソンプラザ内の「SHO P WISE」を探してみたらすぐ分かった。ケチャップでの棚のシェアはかなりの物で、パッケージにもフライドチキンの写真があるではないか。やはりこれなのだと、一つ買って舐めてみたが確かに甘い、最初スイートチリソースかと思ったが、辛くない。そう考えてみたら確かにバナナの甘さなんだなー。赤いのはトマトじゃなくて着色料みたいやけど(笑)。帰国してから総菜屋さんで唐揚げ買ってきてバナナケチャップで食べてみたが、この甘さが唐揚げの下味の醤油やにんにくにコショウ、そして油と肉の旨味とよく合うのよ。どっかの輸入食材の店で売ってたら買ってみ!!!
一旦ホテルに戻って重い荷物を置いて、この日の晩ご飯と酒を買い出しにまたハリプラに行く(ホントどんだけ行ってんだか・笑)。
これが最後となると全てが愛おしいってもんよ。
・サンミゲル:34.5ペソ×3本=103.5ペソ 毎日3本呑みましたー。
・ジン:39.75ペソ これは300mlくらいの小瓶で度数30くらい、呑み切らんといかんのでな。
・コカ・コーラゼロ1.5L:47ペソ これも飲み切りなので1.5L。
・ドラゴンフルーツ:72.38ペソ 200円で2個買えた。
・ミネラルウォーター1L:14ペソ 朝喉渇くので。
・牛肉のシチュー&ライス:133ペソ ハリプラ内のミニフードコートで牛肉のシチュー、一杯牛肉入れてくれて嬉しいわー。
これがまさに最後の晩餐、どや!!!
パンは余ってたのを冷蔵庫から出した、マンゴーもまだ一個残ってた、カスタードアップルは結局熟れ切らんかった、くそう。
シチューがビニールに入ってるのはそういうお国柄だから。
ではこのシチューからぱくり、ほー、サワークリームみたいな酸味がする。
デミグラみたいなソース自体も軽い酸味があるが、肉にも下味として付いてるのか、噛めば優しい酸っぱさが染み出てくる。
これ美味~~~、この店何食うても美味いわー。
と、調子に乗って治療中の右の奥歯で肉を噛み噛みしてたら詰め物がぼこっと取れたのを今回のオチにしたい、帰る前の日で良かったわ。
【7月19日】
蛇足ながら最後の朝は食べてなかったフルーツと残りのシチューとライスをしっかり食うた。
ドラゴンフルーツも美味しかったが、高貴な甘さという点ではダントツにマンゴスチンであった。
・ベッドメイキング:20ペソ 25ペソ置いちゃうとヤバいかも、その5ペソが肝やった。
・タクシー+チップ:500ペソ+40ペソ 7時にチェックアウトして玄関でタクシー停めてもらって乗り込む、朝なので空いてたが、AP近くになるとやはり道路は割り込みでぐちゃぐちゃ、やはりマナー悪いよなー。でも帰るとなると寂しい気持ちになるのはマニラが楽しかったからや、うんうん。AP着いて500ペソとチップなんやけど、残りが50ペソなかったので、40ペソで我慢してもらった、運ちゃんサンキュー。やっぱり5ペソ残してて良かったよ。
ニノイ・アキノ空港は世界一汚い空港と言われてるが、実際はそうでもない。
確かに建物自体は化学特捜隊の基地か???ってなくらいに古いが、中はきれいにやり直されてるので汚いという言葉は当たらない。
銃社会である故、乗客以外はAPの建物には入れんかったみたい。
それも厳しい荷物チェックあってからの話やから。
しかし空港職員も陽気な人達でワタシは今回のフィリピンはマニラで現地人に嫌なことをされた記憶が一つもないから、ワタシにとってはマニラの人達には良い印象しかない。
だからビビらず行っちゃって行っちゃって~~~。
台北までの機内食はこれまた牛肉のシチューみたいなご飯。
関空までは練り物に肉のあんに黒い茹で卵、このあんが八角が利いてメチャメチャ中華、流石チャイナエアラインであった。
最後に何で細かく金額とかが分かるのかというと、メモしてるからってのもあるが、基本、どこで買い物しても必ずレシートが出るのである。
なので数ヶ月経っても詳細に書けるのだ。
旅費は安いし物価も安い、人も良いし、観光する所もある(画像は世界遺産のサン・アグスチン教会)、治安は気を付けてれば何の問題もない。
何でかイメージは宜しくないが、あの勇午も行ってる。
さぁ、フィリピンはマニラに行こう!!!
ということで2015年も駄文にお付き合い下さり誠にありがとうございます。
2016年も同様のペースで進めますのでお付き合い宜しくお願い致します。
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