鳥取deラーメン「鳥人」さんのしょうゆ650円&「きなんせ岩見」のハコフグ
こないだ兵庫県の日本海側の湯村温泉に行ってきたことは既に述べた。
出張過多なワタシのご褒美で、ホテルに泊まればポイントが付くのが溜まりに溜まって、カニ温泉旅行に変換した。
そりゃー豪華なカニ三昧で温泉も満喫、朝ご飯も豪華であったがご飯が少なかった(どーでもええことを)。
そんで帰るだけなんだが、前日にカレーは食べたが、鳥取を満喫してないなと思い(鳥取自動車道は無料なので中国道佐用経由で行った)、道の駅でいくばくかの時間を費やした後に早すぎる昼ご飯を食べに(ご飯が少なかったしな)、どっかラーメン屋さんがないかと検索したら、えらい有名な店ということでヒットしたので行ってみることにした。 ・鳥人:しょうゆ650円
場所はこれがまったとてつもなく辺鄙な場所で、よくもこんな所で商売してると思うような場所。
JR因南線で鳥取駅からだと一駅、津ノ井ってとこから歩いてだと15分くらいか。
山の麓にあるような店で、讃岐うどん店にあるようなシチュエーション。
しかしこれが本当に人気店のようで、11時開店の11時10分くらいに着いたんだが、お客さんは仰山入ってたし後客も多かった、よくもこんな立地で。
まずは券売機で食券購入、さっき朝ご飯食べたとこなので、並で十分やろ、スタンダードにしょうゆで。
何故か普通の「昔ながらの」餃子と「浜松」餃子があるのはご愛敬。
バイト君に食券を渡し、麺カタとは言っておいた、そしてカウンターに着席を勧められて着座。
座っていきなり感じたこと、店の雰囲気悪い。
店内はかなり広く、席数があり、お客さんも上述のように結構入ってたんだが、店主のみがラーメンやチャーハンを作る唯我独尊店。
バイトさんやバイト君は5人居たが、ただのお運びさんと食器洗いのみ、だからラーメンが出来てないと、ぼーっと壁に貼り付いて立ってるだけという重苦しさ。
お世辞にも明るい店内とは言いにくかった。
店主一人で何でも作ってるので、時間掛かるのかと思いきや、10分程度で出てきたラーメンがこやつ。
スマホンではあご出汁で取ったスープが云々とあったようやが、味で語ってクレイ。
麺は中太麺のストレート、ではつるっと食べてみよう、表面に油が浮いてるので熱い熱い。
麺はカタで言っただけあってもちっとしながら食感も良い。
スープどれどれ、じゅるり。
????? 全くボディ感のないスープはただの汁ですかい???
あご出汁とか言うてるけど、スープそのものは黄金色の透明で、鶏ガラメチャメチャあっさりって感じ。
そこに2種類の醤油ダレを合わせてたか??? あご出汁がどうやこうやってのは、このカウンターに置かれてる魚粉を入れてるだけのような…。
正直言ってぺらい貧弱なスープにうっすらと醤油で味付けただけに旨味、不味いと言うより変わった味、初めてって言っていいような味。
チャーシューは分厚くて肉々しいが、決して味が濃く付いてる訳でもなく、メンマも同様に薄味。
ほうれん草は水分をぎゅっと絞って抜いてから載っけ、板わかめはばりっと割り入れる。
アクセントはネギじゃなくて玉ねぎ、この工夫は甘さと旨味が出て美味しいと思った。
魚介風味は基本魚粉なので、底に行けば行く程溜まってて美味しくなる。
上っ面は油が濃い、そんで店主は奇声を発しながらコショウやゴマを振り入れる。
とにかく変な店に変な味であった。
くどいがスープにボディ感がないので旨味と甘みを粉で足してんだが、これが途中からべっとり重かった。
しかし人気店であったようなので、興味ある人は立地も含めて楽しんでくるのも良いかと思う。
鳥取、我が愛する(笑)鳥取にまだこんな変な店があったか。
次回は来年になるが、砂の美術館の展示が新しくなったらまた行くが、今度は調べてから行こう、変な店を、ははは。
更に上で述べてる道の駅だが「きなんせ岩見」ってとこなんだが、こんな珍なる物を見つけたので載っけておく。
ハコフグ(箱河豚)と言うらしい。
これ角がビシッと立って、コチコチで固い、しかも恐いながらも愛らしい目つき。
いやー、世の中には知らんことが多いなー。
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コメント
トピ主さんと、全く同じ感想でした。全然、美味しくありません。ギョーザの王将のラーメンの方が美味しです。
投稿: まいまい | 2020年8月14日 (金) 12時23分
まいまいさん、コメントありがとうございます。
まだあの店ああいう感じなんですか(苦笑)。
ありがたがって食べる意味が分かりません。
先日、鳥取に行って来ましたが、当然この店に行くという選択肢はありません。
ホント、今では良い笑い話としてギャグで使ってます。
投稿: 日月 | 2020年8月18日 (火) 20時30分