名古屋deエスニック料理「JICA中部 カフェ クロスロード」の青年海外協力隊派遣国料理 バイキングランチ1500円
という訳で、地元神戸と東京のJICAに出没して、超マニアックな料理を堪能してる今日この頃、もちろんワタシの営業エリアである名古屋にも行ってる。
1ヶ月程前に夜のハッピーアワー(19時まで生ビール290円)に行ってケバブやサモサを堪能してきたことは既に述べた。
その時に9月月末に「青年海外協力隊派遣国料理 バイキングランチ」が行われることを知った。
こりゃー、行かねばならんだろ。
つー訳で、SW休み明けの金曜日に愛知に仕事で行ったのでその延長で自腹で泊まって、翌土曜に行った。
その前に先乗りで金曜の晩にまたハッピーアワーしてきた。
参考までに夜のメニューこんなん。
軽いおつまみ・フレッシュサラダ・中南米アフリカ揚げ物・アジア揚げ物・エスニック焼物・世界ごはん・アジアンヌードル・デザート。
なかなか一つの店でここまでの種類食べさせてくれるとこなんてないで、なので実にワタシにとっては使い勝手が良い。
この時に注文したのはモロッコ風 いろいろ豆のサラダとアラブ風 羊肉ケバブにピンカイ(ラオス風 鶏グリルナンプラー蜂蜜風味)、そんで後から東南アジア揚げ盛(ベトナム風 海老かに揚げ春巻き・タイ風 鶏唐揚げナンプラー風味・タイ風魚すり身揚げつみれ)をオーダー。
ベストチョイスはピンカイ、食べた瞬間のナンプラーの魚臭さと蜂蜜の出逢いはこれぞマリアージュ、ラオスにこんな料理あったんか、食わんかったなー。
更に追加でポポディーという南アフリカ風 牛挽玉子オーブン焼ミートローフを食べた。
皿の底に牛挽肉が敷き詰められて卵の食感も良く、これも食べたことのない料理であった。
南アフリカ侮れん。
しかしどんだけ食うんやっちゅーねん。
そんな具合に食っちゃ呑み食っちゃ呑みしてる内にハッピーアワーが終わりを告げてしまったので、お次は日本酒タイム。
元・青年海外協力隊員が作る日本酒フェアってのをやってて、ベトナム風 生春巻セットが500円というリーズナブルな価格であったので、これも注文。
生春巻きも日本酒も美味しかった、日本酒はグラスをお代わりして、宴会モード発動。
ヤバい所やったが、何とか無事にホテルへ帰った、ヤレヤレ。
そうして当日、JICA中部から歩いて近いホテルを選んだんだが、これが何と朝ご飯付き。
ここで食うたら昼食えんがな、ってか、お腹空いてないし。
でもある物は食べないと気が済まんので、ジャブ程度にさらっと食べてチェックアウト後は円頓寺商店街をぼらぼら散歩して、笹島のJICA中部に向かった。
・JICA中部 カフェクロスロード:青年海外協力隊派遣国料理 バイキングランチ1500円
だから場所は笹島、Zepp名古屋の向かい、名駅からだと歩いて15分も掛からん。
ちょっとした散歩程度で着くので、億劫がらないで行ってみよう。
お昼からだと混みそうなので、11時45分に行ったら7割方席は埋まってたが、まだ座れた。
12時過ぎたらお客さんが更に増えて、待ち時間が出来てたような。
大勢で行く人は予約するのが宜しかろう。
この日はJICAでイベントもやってたので、それで混んでたってのもあるが、神戸と同様に固定客が居ると見た。
やっぱ好きな人は好きなのよ。
席を取ったら後はセルフで食べたい料理を取りに行っては食べる、その繰り返し。
一応、全部の料理を制覇してみたが、その料理はこんなの。
・ネパール:ネパール風チキンカレー(さわやかヨーグルトとトマト風味の鶏カレー!)
・トンガ:ロロイ ポテトサラダ(ココナッツミルクでマッシュする本格派)
・サモア:ローストポーク(ジューシー焼き上がりの旨み豚肉)
・タイ:トムヤムクンガイ麺(酸味と辛味スープの熱タイ麺ツルっ)
・ヨルダン:マンサフ(お・も・て・な・し羊ヨーグルト炒め炊込みご飯)
・メキシコ:チリコンカルネ(牛挽肉と彩り豆ひり辛チリ煮込み)
・セネガル:プーレーヤッサ(レモン果汁漬け鶏やわらか炒め)
・エチオピア:ドロワット(スパイス効かせたチキンシチュー)
・ウルグアイ:ミラネサ・デ・ガウチョ(胃袋に協力!がっつりビーフカツ!)
これ以外にもあった料理がタイのマッサマンカレー(トレンドやねぇ)にメキシコのメヒココという鶏肉の玉ねぎパクチー炒めであった。
じゃー、何から食べよっかなー。
まずはトレーをもらってと、汁物が多そうだったのでまずはライスを取ろう。
ターメリックライスと白ご飯があって、最初はターメリックライスを取ったが、後で見てみたら白ご飯じゃなくてジャスミンライスだったので、次はそっちを食べた。
第一ターンはこんなん。
左下から時計回り、エチオピアのドロワットにタイのマッサマンカレーにセネガルのプーレーヤッサにメキシコのメヒココ、そんでターメリックライスにサモアのローストポーク。
一番興味があったのはセネガルのプーレーヤッサ、レモン果汁漬け鶏やわらか炒めなんて想像も付かん。
しかし上記の順番通りに時計回りで食べてみた、ドロワットぱくり。
へぇへぇへぇ、玉ねぎの旨味によう分からんお出汁、スパイス効かせたシチューってあったが、チキンスープか??? スパイスはクミンとオールスパイスっぽかったが如何でしょ???
いや、これ美味いわ、マジで。
次のマッサマンはもはやメジャー、ココナッツミルクが効いてピーナッツが底にある。
これもライスとの相性抜群や、そりゃシチューにカレーやもんな。
続いてそのプーレーヤッサ、ちょっと粘度があるのは何でじゃ??? これレモンの刺激的な酸味と粒マスタードがナイスマッチング、まさに未知との遭遇、世界は広い!!!
メヒココどれどれ、ワタシは最初何も見ずに取ってきて食べたので、これが何か分からんかったんだが、思ったのは、おおパクチー!!! であった。
メキシコでも香菜食べるんやねー、勉強になります!!!
いずれもチキンなのはやっぱ宗教的な物もあるんか、それとも世界的にチキンが食べられてるのか、どっちやろ。
そしてサモアのローストポークを食べてみたが、そないにジューシーだとは思わんかったが、唯一の豚肉でこのトマトソースが実にトマト感があってよく合う、んでやっぱりパクチーなのねー。
第二ターン、左下からネパール風チキンカレーにトムヤムクンガイ麺にタピオカココナッツミルクにマンゴープリン、ライスはヨルダンのマンサフに上がもういっぺんドロワット(料理が入れ替えられておニューになったらゆで卵がごろごろ入ってた)、隣にミラネサ・デ・ガウチョ。
チキンカレーはトマトとヨーグルトの酸味があってハズレないわな、にんじんってネパールでもこんだけごろごろ入れるんか???
トムヤムクンガイ麺はレモングラスがぐわっと香るスープでパクチー好きにはたまらんであろう。
このマンサフってのも食べてみたかったんよなー、羊ヨーグルト炒め炊込みご飯なんて聞いたことない、ヨルダンのおもてなしとはどんなんや。
羊肉が細切れで入っており、ヨーグルトの酸味が少しある、後でソースだけ舐めたらヨーグルトピーナッツみたいなソースやった。
ウルグアイのビフカツ、ミラネサ・デ・ガウチョはこれはビフカツです(笑)。
トマトソースがメッチャトマト味が濃く、ストレートで肉との相性も良かった。
タピオカココナッツミルクはフルーツたっぷりで甘い、けどタピオカに塩味があった訳ではないと思うが、これだけ甘くないので、芯が通って口が飽きない。
マンゴープリンはみんな好きでしょうよ。
マンサフは実にナイスやったなー。
第三ターン、左下からチリコンカルネにロロイ ポテトサラダにジャスミンライスにカレー&シチュー3品盛り。
チリコンカルネなんて今更なので後回しにしたが、実はこれメチャメチャ美味い。
クミンにクローブが効いて、トマトにはこういうスパイスを使って欲しいという典型的なパターンでイケるねー。
トンガのポテサラはココナツミルクでマッシュするのか、それ程甘くなく、言われてみたらココナッツミルクと納得させられる。
そんで美味しい物はリピートしましょう、の一皿はしつこいがドロワットにマッサマンにプーレーヤッサ。
プーレーヤッサの酸味は癖になる、ドロワットは何度食べても美味しい、マッサマンはマイルド、このワンプレートだけでも満足や。
これに最後紅茶をミルクと砂糖でチャイっぽくと思ったが、ただのミルクティーになってしまった。
いやー、これで1500円ならお得感満載、ちなみに8月はタイ料理バイキング、10月は24日(土)・25日(日)で中米・カリブ料理バイキングランチなんだそうだ、行きます(笑)。
これ9月26日の土曜の話やけど、27日の日曜の朝はご飯に豆腐と油揚げのお味噌汁に納豆にもろみに目玉焼きにコロッケであった。
日本の食卓よ、これが。
濃いもん食べたら日本食が恋しくなるのは必然やねー。
余談ながら、隣に年齢不詳やが(25歳くらい???)、一人でワタシより先に食べに来てる兄ちゃんが居たんやけど、この兄ちゃんの食べ方はさながら大食い選手権であった。
板みたいな身体してるんやが、全然お腹が膨らまんのよねー。
そんで食べてはジャンプして胃に落とし、料理を取りに行ってはまた食べてジャンプし、これをしつこく繰り返してるのには驚いた。
ワタシは第三ターンでかなりげっぷ状態になったが、兄ちゃん、平気な顔してまたでかい皿にライスとカレーたっぷり持って来ちゃって、普通に食べちゃう。
見た感じも変人ぽかったけど、やっぱり変人やったか、凄い人は居るもんだ。
ワタシが普通人に思えたのでラッキーやった、うんうん。
という訳で10月も行きます、まずは神戸に愛するラオス料理食べに。
そんで中米・カリブ海も行く、探求心は尽きないのである。
| 固定リンク
コメント