神戸deルワンダ料理「JICA関西食堂」7月のエスニック料理 ルワンダ料理720円 タンドリーチキンタルタルソース100円
昨日と今日で広島に行ってたんだが、昨日も今日も恐ろしく蒸し暑かった。
まさにこの暑さこそ東南アジア的、まだ先かと思っていたワタシの夏休みだが何と5日後にまで迫った。
まだ何にも見てないのでちょっとは勉強していかないと…なーんて思う訳あるかぁぁぁ!!!
こんなもんは当日の飛行機の中でガイド本でも読めばええんじゃ、と毎年侮っている。
ちゅーことで来週水曜からフィリピンはマニラに行くが、台風とか治安とか何かと実は心配、だけど相変わらず忙しいので考えてる暇がない。
とにかくまずは事前にフィリピンの味に馴染んでみようと、神戸ならばフィリピン料理が食べられるかと探してたら引っかかったのが今回のこの公共施設の食堂、だからカテゴリーはしやくそ食堂にも入れてる。 ・JICA関西食堂:7月のエスニック料理 ルワンダ料理720円 タンドリーチキンタルタルソース100円
フィリピンから何でルワンダになるわんだぁ???←ヲイ。
そもそもJICAって何やねん、HPから引用。
『JICAは、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。「すべての人々が恩恵を受けるダイナミックな開発」というビジョンを掲げ、多様な援助手法のうち最適な手法を使い、地域別・国別アプローチと課題別アプローチを組み合わせて、開発途上国が抱える課題解決を支援していきます。』、公の機関なのでコピペしても良かろう、楽チン♪
そういう開発途上国援助機関内の食堂なのでちょっと聞いたことがないような国の料理が食べられる訳だ、その中で3年程前にフィリピン料理もやってたらしい、そこがヒットした。
で今月はルワンダ料理、よく分からんがこれも何かの縁、行くしかあるまい。
一応、神戸でフィリピン料理も食べるつもりで居たので、移動は電車(呑む気満々)。
場所は阪神岩屋から歩いて10分、R43を更に南に下ってHAT神戸の辺り、県立美術館の隣。
こんなとこ来たことないから新鮮やった。
一般の方もウェルカムで年中無休らしい、公共食堂巡りがテーマのワタシとしては実に興味がある。
玄関のプレートを見る、略さないで言うと「独立行政法人国際協力機構」らしい。
ちょっと緊張しながら入館、1Fの奥突き当たりが食堂、やってるやってるルワンダ料理、ふふふ。
入っていきなりショーケース、もちろんルワンダ料理だけではなく普通のメニューもある。
分かりにくいが最上段はセットメニューで、主菜・小鉢・味噌汁orスープ、全てハラルである。
中段は左からフライドポテトにフライドチキン、ビーフソテーにビーフステーキ、ツナトマトスパにミートソーススパにチキンカレー。
下段は左からかき揚げうどんにざるそばにざるうどん、単品ご飯と味噌汁にドリンクメニューとなってる。
Weekly menuもあって、ワタシが行った先週の土曜日は定食1(ハラル)がサバフライタルタルソースで、定食2(ハラル)がチキン香草マスタード焼き、本日の丼1がチキンの唐揚げ丼、ベジタリアンメニューとしてゴーヤと厚揚げのチャンプル(ライス)であった。
そんでワタシが食べに来たのがこの33番のルワンダ料理、もちろんこれもハラル。
984kcalってあるが、この品数あればそんなもんか。
ちゅーかフライドポテトじゃなかったら200kcalくらい下がりそうやけどな。
この日は前の晩に名古屋で食べた焼肉の脂で胃がもたれてたので朝抜いてた、だからお腹が空いてたのでこれではボリュームが足らんと判断してSide dishでタンドリーチキンも食べる、だって100円やでぇ!!! タルタルソースが余計やけど(マヨ系は食べん、調味料ヲタのワタシだが、そもそもマヨネーズが家にない)。
とにかく神戸らしくODAらしく、本来ルワンダとハラルは何の関係もないが、外国人が多いのでハラルの認証も取っているのだねー。
ワタシの前の外国人はビーフステーキを注文してた。
流石にうどんは誰も頼んでなかったようだ、そりゃそーかもな。
システムとしては券売機のない食券制で、レジの向かいのテーブルにメニュー番号が書かれた食券があり、自分が食べたい番号を取ってレジでお勘定。
なのでワタシは33番のルワンダ料理720円と40番の小鉢からタンドリーチキン100円を選んだということになる。
セルフなので流れ作業でいただく、着いたのが12時半過ぎだったので混んではなかったが、食べ終わって店を出た後にはルワンダ料理は売り切れてたので早めに行くのが宜しかろう。
小鉢のタンドリーチキンを取って、出してもらったルワンダ料理一式、結構熱々であったのはナイス。
ドレッシングやタバスコやソースに醤油の各種調味料があり、何故か漬物もサービスで置いてあった所が国際色豊かな中でもおもしろい。
ちなみにコーヒー&紅茶は給茶器がありこれもサービスでいただける、ラッキー。
ではこれがルワンダ料理だ!!!
あ、いやその前にルワンダのうんちく、暇な人は読んでクレイ。
ざっとさわりだけ、ルワンダ共和国は、中部アフリカに位置する内陸国で、西にコンゴ民主共和国、北にウガンダ、東にタンザニア、南にブルンジと国境を接しているそうだ。
首都はギガリと言ってアフリカで最も人口密度が高いらしい。
うーむ、ここまで言われてもピンと来んなー、アフリカは守備範囲外や。
農業が主要産業で慢性的な貿易赤字で経済構造は脆弱なんだと。
んでJICAは①経済基盤整備(広域インフラ)②農業開発(高付加価値・ビジネス化)③社会サービスの向上(安全な水の供給)④成長を支える人材育成(科学技術教育・訓練)、これらを中心に経済基盤の強化を支援してる、とある。
ワタシはJICAの回し者ではないが、珍しい物を食べさせてもらったので出血サービスや。
食文化としては基本は豆・ジャガイモ・サツマイモ・プランテンバナナ・キャッサバ・ウガリ。
肉はヤギが一般的らしいが牛や鶏も食べるそうだ、ここでヤギ出されたら食べにくいと思うので鶏で正解や。
湖ではティラピアも食べられるってあるが、基本豆と肉になるんやろな。
マンゴーやパパイヤ等のトロピカルフルーツもたくさんあるんだって!!!
ルワンダの食事のスタイルは5~10種類の料理をワンプレートに盛りつけて食べるビュッフェスタイルのランチが定番だそうだが、お代わり禁止なので一皿にいっぱい盛ろうと気合いが入ってる、とのことである。
とさんざ引っ張っておいてドン!!!
なかなか美しい盛り付けになってる、流石神戸と言っておくか。
では手前右のメインから、ギサフリヤ/サツマイモと鶏肉の煮込み。
うんちくから引っ張るが、現地では青バナナを入れるらしいが、サツマイモで代用、そんで鶏肉。
あっさりトマトベースとの話であったが、ワタシ的にはトマトの酸味よりココナッツミルクの甘みの方が際だった。
スパイス感はないのでカレーとは違うんだが、甘ったるくなくこれはイケます。
時計回りにその隣が生野菜ケチャップ和え、これもそんなにケチャップケチャップしてなくて、程良い酸味で玉ねぎがいくらでも食べられる。
インド系ではないのでスパイスを使ってないから割と誰でも食べられるんじゃない???
手前一番左がこれはデザートでバナナのトマトピーナッツ和え。
これも青バナナを使って本来はおかずとして食べるそうだが、今回は黄色バナナでデザート仕様、このバナナとトマトの出逢いはワタシにとって初めての体験、おもろー。
そんで上段左が別メニューで頼んだタンドリーチキンタルタルソース、つってもワタシは上で言ってるようにマヨ嫌いなのでチキンだけ食べたけど、これはタンドリーで焼いてる訳でもスパイスでヨーグルトに漬け込まれてる訳でもない、カレー味のチキンなので普通、100円やからそれなり、文句言うのは野暮の極み。
ほてからウガリ&ライス、ウガリはトウモロコシの粉で作られたアフリカではメジャーな主食。
クスクスより粉っぽい、そのままスプーンですくってギサフリヤに浸してスープカレーみたいに食べるようだが、、塩振って食べるのもありかと思った。
ライスは普通、ちゅーか、朝抜いてたのでお代わりくれと言いたい。
最後に右上がルワンダ風豆の煮込み、黒豆にひよこ豆にトマトに玉ねぎ、サッパリしてるよなー。
まぁ、食堂の在り方から言って老若男女でワールドワイド、どうしても塩分控え目になるんだろうけど、個人的にはもちょっと塩が欲しい所。
でもそれはワタシだけの話なので、大勢はこれで良いのであろう。
最初は見た目からスパイシーなのかと思ってたが、一切そんなことはなかった。
なのでちょっと肩透かし、自分で作るならあれやこれや入れたくなっちゃうな。
特にギサフリヤは最初に鶏肉にニンニクすり込んでフライパンに油とクミンで香り出して炒めちゃう、どうしてもカレーっぽくなっちゃうな、ははは。 いやー実に興味深かった。
お客さんの1/4くらいは外国の方で、とにかく国際色豊、当たり前やけど珍しい光景はやはり神戸のなせる業。
ルワンダ料理なんて一生食べることないであろうから、貴重な体験であった。
ちなみに8月はアフガニスタン料理だそうだ、当然行かせてもらいまーす、無事帰ってきたらね。
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