日本ダービー外れ馬券解説
5月末日とはいえ暑い。
こうも暑くてはこの先どうなるのか、暑いのが苦手なワタシはもはや憂鬱。
雨も嫌いやが、少し時間を戻してもらえるなら雨降って涼しくなって欲しいもんだ。
しかし天気予報ってのは当てにならん。
まぁ、今日は晴れてくれて良かったけどな、ダービーやから。
ちゅうことで今日も阪神競馬場に通ってた、エアコン利いてて誠に快適であった。
京都は最終開催にもかかわらず、芝は超速馬場で、ほとんどの馬が33秒台で上がるヤケクソ馬場。
メインなんて1400m戦で1分19秒0だと、呆れた。
来週の阪神開催は良識を持って臨んでくれることを祈るのみ。 さて、日本ダービー。
先週のオークスと言い、雨予報が裏切られてとにかく嬉しい。
グチャグチャ馬場で実力以外のファクターで勝負が決まるのも困るからな。
京都までの極端な前だけのチョッパヤ馬場ではないが、東京も結構速い。
8Rのダービーと同距離の2青嵐賞で2分25秒4やから、この時点で2分23秒台突入は予測できた。
逃げ馬が外枠に揃った今回のレース、結構速い流れになりそうなので、狙いは差し。
しかし内突きで前が詰まるのは避けたいので、ポジションは獲りたい所。
◎リアルスティール:先行しろとは言わんが、スタート決めて2番手集団の中くらいで辛抱させて、直線早め抜け出してゴール、イメージとしてはディープブリランテのダービー。
〇ドゥラメンテ:リアルかこっちかどっちかでしょ。ワタシはユーイチJにダービー勝って欲しいからリアルを上に取ったが、しかし、リアルの安定感とこの馬の不安定さを較べたらあっさり勝つのはこっちかもしれんが、飛びそうなのもこっちのような気がせん??? 出遅れの可能性もある訳やし。
▲レーヴミストラル:青葉賞の時計は遅いが、JRAの馬場はそういうもんなので、時計に余り意味がないのは周知の事実。3連勝の勢いと、青葉賞獲らせてもらったからここも。
△ミュゼスルタン:NHKマイルは前残りの馬場やったから、末脚は確実なので位置取りのみ。距離を考えて後ろから行き過ぎたら当然届かんが。
△アダムスブリッジ:未知の魅力に賭けた、決め手は強烈なんよねー。
×サトノクラウン:何か皐月賞で底が割れたような、来て3着までか。
サトノラーゼン:内枠の岩田Jは恐い、けど京都新聞杯で当初本命からこねくり回して外したから買わん。
タンタアレグリア:立ち回りが上手いくらいでは勝てん。
コメート:無謀な挑戦。
グァンチャーレ:追い切りメチャメチャ良かったけど、やっぱり距離適性が違う。
ダノンメジャー:ホントどうしちゃったんやろね、この馬。
ポルトドートウィユ:まだ早い、良くなるのはもっと先。
ベルラップ:紛れで京都2歳S勝っちゃっただけ。
コスモナインボール:最近ビリヤードなんかせんなー(何だそりゃ)。
ミュゼエイリアン:また好き勝手乗って逃げちゃったりして(ホンマに逃げちゃった)。
スピリッツミノル:当初雨予想の段階ではここから買おうかと思ってた。とにかく何が何でもこの馬が行くであろうから、溜め逃げにはならず流れが速くなる、と予想したけど違ってた、てへ。
キタサンブラック:母父バクシンオーではどうにもならん、よく皐月賞3着粘った。
タガノエスプレッソ:前走負けすぎに大外では。
馬券はリアルスティールから馬単、押さえで7枠買い、3連複も3連単も相手はドゥラメンテ。
スタートは横一線みたいな感じやったが、二の脚付かんかったのがポルトドートウィユと何とスピリッツミノル、がびぃぃぃん。キタサンブラックとタガノエスプレッソが内に切れ込んでハナを主張するが、ノリJの自由な騎乗でミュゼエイリアンが逃げた、これはこれでレースを流してくれるのでOK。しかしもっと大きな誤算、ドゥラメンテがリアルスティールより先に1角に入ったこと、ヲイヲイ。結局ミュゼが先頭を獲りきり、キタサンが続き、コメートに遅れて先頭に取り付いたスピリッツミノル、それにタガノで先頭集団形成。2番手集団先頭がコスモナインボールにベルラップ、その後ろに何とドゥラメンテ、ちゃうちゃう、そこにリアルスティールやねんてば!!! このポジションで折り合ってたし早くもやられたと思った。半馬身後ろにサトノラーゼンがインベタで追走、恐い恐い。1馬身半離れてグアンチャーレとレーヴミストラル、更に1馬身半離れて外からリアルスティール、中ににアダムスブリッジ、インにダノンメジャー。また1馬身半離れてサトノクラウン、その後ろにミュゼスルタン、前で競馬すると思われたタンタアレグリアにポルトドートウィユが最後方。1000mは58秒8でかなり速い、しかし馬が速いのではなく馬場が速いのでケツからやと厳しいな。4角回り終えた所でやっぱり大外に振られたドゥラメンテであったが、直線に入って吼えるミルコJのゴーサインに応えて末脚爆発。内から上手くスペースを見つけて外に出した岩田Jのサトノラーゼンと馬体を併せる形になったがあっさり振り切り直線を独走して1馬身3/4差を付けてゴール、強いわ。2着にしぶとくサトノラーゼン、岩田Jの真骨頂を見た。ハナ差3着に上がり最速の33秒8で迫るも道中後ろに構えすぎたか、しかし距離はこなしたサトノクラウンであった。そっから2馬身離された4着にリアルスティール、今日は自分の競馬じゃなかったかな。前にドゥラメンテとは想定外、せめて枠がもっと内やったら、は鱈とレバー。3/4馬身差の5着にあっと驚く16番人気のコメートが粘り込み、ひでぶっっっ、無謀な挑戦と言って失礼致しやした!!! ミュゼスルタンもかなり良い脚使ってたが、後ろから大外回っては6着が精一杯。7着タンタアレグリアは最後締められて蛯名J追えず。レーヴミストラルは直線でちょこちょこ他馬に寄られたりで青葉賞みたいに伸びず9着、やっぱ時計が早すぎたか??? 逃げたミュゼエイリアンは10着、迷走するダノンメジャーは走るのが嫌かのように11着に沈み、ポルトドートウィユは最後方から為す術もなく12着、キタサンブラックは14着、穴で狙ったアダムスブリッジはやはり急仕上げであったかブービー、しんがり負けがスピリッツミノル、あーぁ。
ダービーレコードっつっても目黒記念でも2分30秒切る怪時計が出てるからあんまり意味はないが、ドゥラメンテの強さだけが際だったレースであった。
勝利騎手インタビュー。「超嬉しいです。ネオユニヴァースよりもっと強いみたいな感じ。皐月賞より今回の方がテンションが高く、1角と2角でちょっと掛かったがポジションは丁度良かった。直線は凄い切れ味でタイムレコード、凄い強い馬でした」。
コメント。岩田J「この馬の力は出している、勝った馬が強かった」。ルメールJ「スタートで出遅れた、直線で凄い脚を見せてくれたが、勝った馬は強かった」。ユーイチJ「スタートは良かったが、1角でポジションが悪くなった。あの馬一頭だけ目指して勝負したが、あっという間に突き放された、残念」。
と、ここでもドゥラメンテには脱帽であったよう。
もう凱旋門行っちゃって行っちゃって!!!
しかし2・3着馬もよく走ってたので、条件なり、成長度合いなりで何かしら逆転できる可能性もなくはなかろう。
だけどしばらくドゥラメンテ時代は続くな、素直に参りました。
今週は木・金と名古屋、あんスパでも食べて気分転換してこよう。
ちょっと今週はダービーで頭使いすぎたからな、やれやれ。
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