大須deざるきし「七福堂」さんのざるきし460円
たまには名古屋の話もしないと、行ってるんだよ、月に2回くらいは。
流石に新規開拓する店がなくなってきたので言わないだけ。
先週であるが、仕事が終わって夜に名駅のスタンディング山ちゃん(要は立ち呑み山ちゃん)で手羽先とビールを一杯やっつけた。
その日はホテルが栄だったので、流れで「味仙」さんに出撃。
とにかく夜の「味仙」さんはサラリーマンの巣窟、よくもまぁ、これだけの数がこのニンニク&唐辛子の食べ物をもぎゅもぎゅ食べてるもんだと圧倒された。
翌日仕事になるんかいな??? は大きなお世話なのであろう。
そんで次の日は珍しく大須に行った、半ば遊びのような面もあったが。
すると「○○はじめました」と書いてあるではないか、そりゃー行くでしょ!!! ・七福堂:ざるきし460円
今や大須はトルコ人を初め、ブラジル人、イタリア人、もちろん中国人や台湾人に韓国人等、人種のるつぼ。
古びた大須のシャッター商店街を何とかしようとおそらく解放したんであろう。
結果、食べ物だけで言えば日本食は探すのが難しく、ほとんどケバブや鶏の丸焼き、台湾唐揚げの店だらけ。
辛うじて安価な持ち帰りのお好み焼き(250円くらい、イートインも出来る)やたこ焼きが生き残ってるくらい。
あ、あと「スガキヤ」さんね。
いや、あるにはあるけど、それくらい異国の食べ物が反乱してるってこと。
初めて行く人は絶対驚くと思うぞ。
そういう場所で仁王門通にある甘味処さんよ、普通ならスルーするー所やが、「ざるきしはじめました」と書かれたら食べんとおれん。
ちゅう訳でランチメニューこんなのだが、ざるきしにミニぜんざいとかミニあんみつが付いてくる、ゴメンナサイ。
辛うじてざるきしに冷やっこのセットやけどこの組み合わせもよう分からん。
なのでざるきしのみ注文することとして入店。
時間は13時前であったので少し空きがあったが、老舗なのでお客さんは付いてると見た。
出てくるのにどれくらい時間が掛かるかでうどん屋さんの実力を見定めたりするが、ここは甘味処、何だが割と時間を要してる。
ふふふ、茹で立て〆立てってことか、イエーイ。
ということで10分くらいで出てきたざるきしがこちら!!!
おおおー、きしめんがてかてかに光ってとても美しい!!!
これは不味い訳がない、冷凍じゃないきしめんなんて久しぶりかも(名駅の立ち喰いでよく食べてるってことです)。
ではどんな麺かなー、ずずず~~~っと。
はっはっは、きりっと冷えた麺は何とも言えん食感で口の中をピチピチ跳ねる。
このくらいの薄さでも弾力性ってのはあるもんで実に不思議。
つけ出汁は鰹感の濃いお出汁で醤油も濃く、しかしかなり甘め、そこは甘味処か(そうかぁ???)。
とにかくこの薄い帯のような麺と言っていいのか分からん麺が実に美味い。
「ざるきしはじめました」と宣言するだけのことはある。
ざるきしのみだといくらかと思ったら、何と460円であった、大盛にすりゃ良かったか。
商店街は古臭い日本であるが、内実はカオスになってるここ大須。
しかし日本の味と文化をしっかり伝える店があったことは瞠目に値する(たいそうな)。
またしばらく来る機会はないが、夏の暑い時分にきりりと冷たいざるきしを食べに来たい。
もちろん甘いもん好きな人も是非どうぞ。
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