山形は大石田de10割そば「そば処 ふうりゅう」さんの板そば800円大盛り150円
先週はメチャクチャな日程の出張であった。
水曜は朝から名古屋に行って、夜に東京に移動、木曜に秋田の手前の山形の奥まで行かなければならんかったから。
そんで3時間程滞在して(その間仕事ね)折り返して山形途中下車、ラーメン食べて、また新幹線に乗って東京へ、金曜に静岡に行かねばならんかったから。
ほいで静岡の仕事を終えて名古屋で一件商談してミッション終了、長過ぎるっちゅーねん。
しかし東京ってのは流石やと思わせるのがJR東京駅。
ホームも20本以上あるし(あったよな???)、特に壮観なのはありとあらゆる新幹線が居るってこと。
これは別に撮り鉄でもなんでもないワタシですら写真撮っちゃったもんな、東北新幹線E6系&E5系。
この連結してる部分なんて普段見ることないもんな。
話題の(もう話題じゃないか)北陸新幹線も当然居る。
カッコええかどうかは個人の主観。
ワタシは500系新幹線が一番好き、あの先端の鋭さは他にはない。
今ののぞみなんてデザイン上では後退してるんちゃうかと思わせる。
まぁ、今はエアロやから美しさは求めてないのかいな。
500系なんて山陽新幹線のこだまになっとるから乗ることすらめったにないもんな、余談。
さて今回乗ったのは東北は山形新幹線つばさ、画像は目的地で撮ったもん。
顔は尖ってもないし、カモノハシでもない、ちょっと普通感が惜しい。
上りから下りになる際に、シートがどうひっくり代わるのかと見てたら、時間差で内側
にぐるりと回るのね、画像は分かりにくいが感心した。
さー、ここから山形の大石田まで3時間半の長旅じゃ。
福島って1時間くらいで行けるのね、競馬場まで新幹線では行かんと思うが、結構近いのかいな。
そこから分かれて山形新幹線コースになったら米沢辺りではかなり高地を走るようで、道中雪が積もってた。
そんでスピードも遅いのねー、ワタシが毎日乗る阪急電車くらいのスピードやん。
そりゃ3時間半掛かるわな、とほほ。
とはいえそこは新幹線、シートは豪華でのぞみなんてチャチくて話にならんわ。
ようやっと目的地大石田であるが、上でも述べたが秋田の手前、どえらいとこまで来たもんだ。
前もって情報収集してたが、何もないとのことであったが、新幹線が停まる駅だから何かあるだろと思ってたが、本当に何もなかった。
この建物は階段状になってて、てっぺんまで上がれる、昇って東側と西側を撮ってみた。
東側は何もない、西側は整備はされてるがコンビニもどきがあるくらい。
ご飯はどこで食べたらいいのかという話には、駅の構内に10割の手打ちそば屋さんがあるのでそこで食べるしかない、との話であった。
ちなみに道路案内板を入れて撮ってみた。
この地名見てなるほど、と思う人はまず居ないであろう。
そもそも山形の方でこれ見てくれてらっしゃる方手を挙げて~~~、って居ないって。
と自虐的に言ってみたが、さぁ、お昼を食べよう。 ・そば処 ふうりゅう:板そば800円大盛り150円
だからこういう感じで駅と合体してる。
がらっと入って靴脱いで店内へ。
まさにお昼時であったが、お客さんはまばら。
だって新幹線から降りる人自体が数人やったもんな。
店内にはこういうポスターが貼られてる、「うまいぞ、大石田。」。
何でも男の人はフランスの陶芸家でこの町に魅せられて移り住んで15年なんだそうだ。
女性の方は生まれも育ちも大石田だが、現在は東京の女性誌の副編集長をやっておられるらしい。
で、コピーが「魅せられてしまう“うまい!”がここにあります。」。
言っちゃ悪いが小さな町でも町興しや、やって損はない、やっちゃってやっちゃってー。
現にワタシがここで見てるし。
さぁ、座ってお品書き確認、するのと同時にそば茶とそばの揚げたお通しが出てくる。
パリポリ食べるんだが、これだけで酒が呑めてしまいそうや。
そのお品書き、基本は板そばみたい。
ではその板そばとは???
調べてみたら山形県内陸部で広く食べられるそばの一つで、昔は大きな長い板や木箱にそばを盛り付け、農作業や集会の後に振舞ったのが由来なんだと。
ま、だいたい想像の範囲だわ。
お酒メニュー、やはり日本酒やわな、お客さんとこに行くタクシーの運転手さんの話ではやはり日本酒は美味しいとのことであった。
ついでに言うと、そばも山形の市内よりはこちらの方が美味しいそうだ、そういうことにしておこう。
10分も経たずに出てきた板そば大盛りじゃじゃーん、
おお、浅く盛られてるからやろうけど、凄いインパクトに映る。
でもこれくらいやたらちゅるっと食べちゃうんやろうなー、ははは。
じゃ、そばをたぐってみよう、ぞぞぞ~~~。
ふんふん、ワタシはそばを語る言葉は持ってないんだが、10割そばってぼそっとしてるようなイメージがあるが、こちらのは角がピシッとしてて思ったより細麺で、茹で加減もええ塩梅で歯応えがあって喉ごしもヨロシイ。
おつゆは鰹々した濃いお出汁に濃口醤油、なんだけど意外と甘い、へぇへぇへぇ。
特に美味しく感じたのはわさび、この薬味のわさびはそのまま食べたら最初ふわっと甘く感じるんだが、その直後に脳天に来る辛さ。
そばはわさびに付けて食べるんだが、なるほどこれは薬味だわ(何を当たり前のことを)。
大盛りでももちょっと食べたくなるが、そば湯でお腹を満たす。
そう言えば隣のテーブルの先客も後客もお品書きにあるげそ天付きの得々セット1050円を食べてたが、何でここでげそ天なのかは謎、山菜じゃなくて海の幸げそ(笑)。
とにかくげそ天なり揚げ物で満足・満腹ってか。
ちなみに実は駅前にご飯を食べれる所はもう一軒あって、「ふうりゅう」さんから北に50m程度の所に「長作」さんというラーメン屋さんがあった。
覗いてみたらサラリーマンがぽつぽつ入ってた、そりゃ1000円のそばは食べんし足らんわな。
しかしせっかくそば処山形まで来たのにラーメンではワタシが寂しすぎるので断念。
ハシゴしようと思わんかった訳ではないが、そうすると夕方に胃袋が空かないのでやっぱ止め。
もう来ることはないと思うが、あれば今度はここで(笑)。
次回、山形の有名なあのラーメンを食べに行く。
明日から1泊2日で岡山&広島、明日の朝は笠岡で朝ラー「坂本」さんで、お昼は「一久」さんで大御所二軒ハシゴと心に決めてます、イエイ♪
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