新宿deラーメンはしご「すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館」さんのすごい煮干ラーメン820円大盛り100円&「若月」さんの自家製麺ラーメン(並)480円
先週はぎっくり腰から始まり、風邪をもらって半死。
今もちょっとも回復しとらんし、熱こそ引いたが咳と鼻水が止まらん。
このキーボード叩くという行為も実は相当辛い。
今週はついに仕事で新潟に行くことになり、日本全県制覇することとなるんだが、JRで行っても5時間掛かる、もう今から腰が壊れそうや。
さておき、先々週は東京~埼玉~東京の2泊3日の出張に行ってたことは何度か述べた。
そこでたまには旧いとこばっかじゃなくて、今の人気店を訪れてみようと、社内のラーメンフリークに新宿でどっかないかと尋ねた所、ここが人気店だと言う。
ただし煮干しが苦手なら止めた方が良いとのことであった(正しくは「魚系が苦手な人はご遠慮下さい」)。
この時は朝家出て東京昼着だったので、ちょっと早めに出て空いてる内に食べようかと。
新宿ゴールデン街も流石に11時過ぎでは人は居るまい。 ・すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館:すごい煮干ラーメン820円大盛り100円
すごい煮干ってよりまずは凄い店やな。
こういう古くて新しいってのが最近の流行か、まぁ、使い回すのは大いに結構。
混んでる時は路上にずらっと行列が出来るというが、果たして。
がらっと扉を開けるとそこはいきなり階段、なるほど2階のみが店舗か。
しかし家の階段並の急さよ、あ、家か。
壁にはうんちくが語られてる。
一杯につき50gの煮干を使ってるだの、麺は自家製だの、まずはスープから行けだの、極太の一反も麺だとか、太麺を食べてネギで箸休めせよ、とかなんとか。
あー、もう好きに食べさせてくれ、って好きに食べるけど。
そんで上がった所が券売機、メニューはすごい煮干ラーメンとつけめん。
この店の規模(カウンターにテーブル7席程)でそんな数多い味は作れんし、今は一点突破主義やから、これだっ!!!ってのに惹かれていくパターンの典型やな。
先客が一人、出ていって食べ始めた頃に一人入ってきたから、水曜の11時半くらいなら並ばずに食べれまっせ(誰もそんな時間に行きません!!!)。
しかし年中無休の24時間営業やねんからお腹さえ空いてりゃいつでも行ける訳やからそれも凄い。
出てくるまで店内画像とこだわりをパシャリ。
とにかくこだわってるらしい、読むの疲れたわ。
お好みに合わせて作ってくれるってことやったが、麺だけかた、スープ濃くして食べれんかったら見も蓋もないからな。
そうして10分程度で出てきたラーメンがこやつ、じゃ~~~ん。
ほー、見た目からインパクトあるなー。
レンゲ入れた画像が実色に近いんだが、後の画像は光の加減と反射で色が違う、補正はしてるけど分かりにくい。
まずは上に載ってるのは韓国料理のおかずのお供、ピリ辛じゃこのよう、これだけでご飯食べれそう。
かけられてるのはラーメンタレか、そんででろんとしたチャーシューにでろんとしたワンタンのような一反の麺。
スープから頂いてくれとあったが、悩むこともなくガン無視で麺から掘って食べる、ぞぞぞ~~~。
ああ、こういう大袈裟な麺って今の流行やね、太麺の平打ち麺で縮れてびらびらしたの。
こんだけごつい麺やからスープも濃いってか。
そのスープは何倍濃縮してんねん、ってくらいな濃厚な煮干の風味、煮干しごっついのでスープがキラキラしてるかのように見える。
しかしこれってかなり油ギッシュでっせ。
味の好みも言えるんだが、麺かただけにしといて良かった、味濃いめ油多めとかやったらこうも美味しくは食べれんかったやろう、という迫力重視のジャンキー系。
ワンタンのようなものは見た目以外に何の効果があるのやろう、濃い味に染みたら美味いってか???
しかしワタシ的に一番美味しいなと思ったのは実はチャーシュー。
これは口の中でとろける旨味、側が甘いのでラーメン屋さんの技法ってより中華の技法やな。
しかーし、どこまで食べてもワタシ的にクドすぎ。
ターゲットはおそらく20代~30代のこれが新しい味や!!!って言って欲しいナウなヤングだと思われる。
そうじゃなかったらここまで馬鹿みたいな味にする必要がない。
これが本当に美味しいと思う人が通えばいいと思うので、ワタシは一度食べてご馳走様でした。
大盛食べたものの、何か釈然とせん、お腹もやが満足感も。
じゃぁ、どういうのが食べたいのかってことで、「すごい」を普通に質素にした一杯を食べに行くことにした。
今度はゴールデン街から西口の思い出横丁に移動、煮込みで一杯呑みたい衝動に駆られるが、まだ真っ昼間なので自重(当然)。 ・若月:自家製麺ラーメン(並)480円
既出ネタではあるが、この思い出横丁中にある店は東京に行った際に同級生とここで呑んだ後によく〆る。
こここそワタシは毎日使いしたいラーメン。
ラーメンと焼きそばの店だが、やはり昼から酒呑んでるオッサンも居た、ラーメン目当ての客も居り、後から外国人客も来てた。
その時用か知らんがちゃんとメニューがある。
前は450円やったから30円上がったか、それでもここで480円は本当に踏ん張ってるよなぁ。
おかあちゃんもお客を見ながら実にナイスなタイミングでラーメンを作っていくんだが、その采配もお見事。
上の店もそうやけど麺が細麺ではないので茹で時間がそれなりに掛かる。
ちゅーことで10分近く待って出てきたのがこれ、シンプルの極み~~~。
さ、麺から食べてみよ、ちゅるり。
別に贔屓の引き倒しをしてる訳ではないが、ワタシはこっちの麺の方が小麦の甘さを感じた。
それとこっちは麺カタって言ってなかったので、これはこれで角がなくてくにゅっとしてておもろかった(だから何でも麺かたじゃいかんってこと、ワタシは九州系ラーメンなら必ず1玉はやわにする)。
そして見かけ通りのあっさりスープは本当に鶏ガラが素朴でそんで煮干の香りもふわっとする。
チャーシューとメンマは普通でそりゃ上と比べたら劣るがそれはワタシにとってそれ程重要な問題ではない。
ラーメンはあくまで嗜好品というならば、ワタシは「若月」さんの方が断然好きー。
ということで図らずもハシゴしてしまったのだが、要は今はドーピングが主流だってことか。
何でもマシマシで味もどんどん濃く強くなって、それが個性ならワタシは没個性で結構。
毎日食べられるもんが一番ってことかな。
それにしてもこの思い出横丁の入口に喜多方ラーメンの有名チェーン店があるんだが、お昼時満員で外に並んでるのを見て驚いた。
人の口は様々ってことやね。
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