2014年讃岐うどん巡りその7①讃州製麺②さぬき麺輝屋 土器店③まごころ④多恵寿うどん⑤はなや食堂⑥宮川製麺所⑦めんや七福⑧亀城庵 志度店~
2015年はうどんから始める。
今年の仕事納めは恐ろしいことに12月29日、もうたまらんとばかりに翌日30日の6時半には出発、何だが高速のETC割引がいつもの休日扱いされないので、最低限だけ乗って行くことにした(世知辛い世の中や)。
明石海峡大橋まで下道で走って、舞子から高速乗ったんだが、思ったより時間が掛かってしまったので、徳島から高松道そのまま乗り続けたら、結構ええ値段になってもた。
高松でベタなセルフ店回るかと思ったが、やっぱ坂出~丸亀に行くかと坂出で降りた。
となると1軒目は「オビカ食品」さん、最近ご無沙汰やったし、2014年の最後の1軒目を飾るには相応しい店だと思ったんだが、ここ中部地方卸売市場がもう休みに入ってたようで、市場で働くの人の為のうどん屋さんであるこの店が開いてる訳もなかった。 ①讃州製麺:ぶっかけ(小)270円
「オビカ」さんが休みやったので浜街道を挟んで南に下りたここに来るんだが、ここんとこ3回は連続で来てるんちゃうか。それくらいにワタシのお気に入りの店でもある。JR宇多津駅から西へ少し行った所、ご覧の通りのフィットネスの1Fで駐車場はメチャメチャ広い。6時半くらいから開いてる豪の店なんだが、ワタシ的には何時に行ってもハズレた試しがない。ぶっかけを注文、冷やかけのように見えるが、お出汁はぶっかけ。麺は角があるビシッとした麺ではなく、丸い口当たりの優しい麺、お出汁も麺との馴染みが良く、つるりと胃の中に入っちゃう。何度でも行くぞ、ここは。 ②さぬき麺輝屋 土器店:かけ(小)190円→130円ちくわ90円
もうこのリレーは確立されてるな、道路挟んで斜め前、車で30秒やし。朝10時までに入ると190円のかけ(小)が130円になる、ギリギリセーフ。ここは剛麺なので熱いかけが丁度ええ、熱いお出汁なので天ぷら、次ゲソ天食べることにしてるのでここはちくわ。消費税が上がる前は一杯100円やったという凄いパフォーマンス、130円でも大概のこと許せるわ。①と真逆の麺、熱いお出汁で食べるならこれはこれでヨロシイ。 ③まごころ:小(1玉)220円ゲソ天120円
ホント何回来てるんやろ、でももう当分行かん。ここは麺のタイミングが実に難しく、作り置きが多い。お出汁が今では食べられない昔ながらの讃岐のセルフの味なので行ってるが、天ぷらも衣ばっかやたらでかくなってきたし、ワタシの食べたいうどんではなくなってきたので、行きたくなるまでしばらく止める。 ④多恵寿うどん:ざるうどん・細打ち(小)340円
丸亀駅前から少しだけ離れてるが、詳しいことをここで書いてもしゃーない。何故ならワタシが行った日が最終営業日でお店を閉められるとのこと。入ったのは久しぶりに行ってみるか、ってただの偶然であったが、今となっては必然やったか。ざるを注文しようとしたが、細打ちがあったのでそっちに代えて注文。細いからこその茹でたてやったと思われるが、この細麺が実に見事で、「百こ駒」さんのしこ麺か「三よし」さんの細うどんか、という所に割って入る麺であった。ああ、しかしもう店仕舞いされてるとはつくづく残念じゃ。なくなってから気付くとは、ほとほと情けない話であった。 ⑤はなや食堂:ざるうどん(小)200円
善通寺に行こうと車をほげーっと走らせてたら偶然店の前を通ったので、これこそメチャメチャ久しぶりに入ってみることに。しかーし、この日は30日ということもあって、揚げ物をやっておらずうどんのみ。なので名物の真っ黄ぃ黄ぃの衣を纏った手長ダコの天ぷらが食べれんかった。うどんは噛んだ瞬間、一瞬空気が抜けるような二重食感の麺で、ワタシの好み。このつけ出汁の器なんか全然変わってないやん、いやー、懐かしいわ。 ⑥宮川製麺所:小(1玉)140円
着いた時間は11時半、確かに混んでたが、ワタシはこの店はいつも〆立ての麺を出してくれる志の高いお店だと思ってたんだが、30日という日も悪かったか、大量に作り置きされてて、どんだけの時間置いたらこうまでカピカピになるのかという麺やった。お出汁のいりこはプリティーやったが、これはワタシは箸が進まんかった。正直、今回のメインはこの店やったのでがっくり肩が落ちた。次回行ってみて同じようだともう行かん。 ⑦めんや七福:ぶっかけ(小)270円 新規
高松市内に戻ってきた、「さか枝」さんで〆るかと思ってたが、何気に「竹清」さんの前を通ったら大行列に驚いた。スルーしてその角を北に上がって県庁斜め前にうどん屋さん発見、13時半過ぎてるけど行ってみるかとようやく新規開拓。結構固定客付いてるみたいで、うどんは常に茹で続けてる、なのでぶっかけは5分待ってくれとのことで、それは大歓迎。しばらくして出てきたその茹で立て〆立ての麺は、細めで少し平打ちっぽくあり、これがぬめっというかぬるっというか、所謂死んだイルカを噛んだような麺になっててビックリ(だから生きてるイルカも死んでるイルカも噛んだことねぇっつーの)。かけ出汁のようなぶっかけ出汁もサッパリと美味しく、この店は何食うても美味いと見た!!! かなり若い店主であるが、確実に世代交代は進んでると思う、この一杯であった。 ⑧亀城庵 志度店:ざる(小)270円
もう帰るんだが7軒で良いのかと自問自答してた(大げさなこと言うな)。しかし⑦が美味しかったので、中途半端な店で死んだ麺食べた日にゃあ、2014年のうどんが台無しになっちゃう。どっかええとこないかと志度まで来てこの店を思い出した。店は開いてたが時間は15時前、常識ではまともな麺が出てくるとは考えられんが、この店もワタシは変なの食べたことないので、祈るような気持ちで注文して出てきた麺はつやつやでぴかぴかに光ってる、やった~~~♪ 麺なんだけど餅なのよ、ここの麺は。伸びる伸びる、甘い香りと絶妙の食感、西が「峠」さんの加水率メチャメチャ高いぷるぷるうどんがざるの最高峰なら、東はここやね。これからは帰りにこの店を組み込むことにする。
12月30日:8軒・8玉・2天ぷら・1新規
2014年:65軒・76玉・8天ぷら・3卵・1きつね・1肉・20新規
うーむ、決して満足する数字ではないが、野球の打者で言うと2割8分・20本・80打点くらいか。
20新規は6月に久しぶりに東を攻めた際に8新規達成した貯金が生きた。
しかしなかなかうどん屋さん発見!!!って探し当てて入ることももうないのよなー。
今年の始動は来週からになるのかまだ決めてないが、去年より数字は落とさんように行くぞ、おー。
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