歩け歩けベトナム③ダナン~コン市場~お小遣い編
今年最後の更新、日々忙しいことと、内心は面倒くせーことから伸ばし伸ばしにしてしまったが、「歩け歩けベトナム」の続編、完結編ではないんだなー、これが。
実は文章は日本に戻ってから1週間くらいで完成させてたが、画像加工したりはめ込んだりするのと、ワタシの書くことの裏を取る作業が手間で2ヶ月以上も放置してた。
今日は夕方から呑み出す予定なので、ぼらぼらと朝から作業を行う。
おさらいするがワタシがベトナムはハノイ~ダナンに行ったのは9月17日~21日。
17日はハノイ泊、18日は朝からダナンまで移動して、更に世界遺産ホイアンま足を伸ばし、夜は繁盛店であった焼肉店で豪勢に呑み食いした。
そんで夜に戻ったホテルで翌日の世界遺産フエに行くまでのチケット交渉をして、何とか行けそうだってことで終了、では最も歩け歩けした過酷な一日、行ってみよっか!!!
【9月19日】
またもや4時半に目が覚める(日本時間6時半)、意外とデリケートやったか、染みついた体内時計は数日では変わらん。
陽が昇る頃に出ていって、とりあえず既出のドラゴンブリッジまで歩け歩け、近そうに見えて結構遠いのよ、あれって。
またしても途中、音楽流してフィットネスやったり、腹筋したりウォーキングしたり、そゆとこはハノイと変わらん。
ところでこのドラゴンブリッジ、ついにギネス登録されたらしいので、また観光客増えそう。
ええこっちゃええこっちゃ、やっぱワタシってば持ってるわ~~~。
5時半くらいから7時くらいまで歩き倒してきた、ドラゴンブリッジまで渡って戻ってしたらそれくらい掛かるだろーよ。
まだこの時までは余裕やったんやが、ワタシは鉄人ではなかったようで。
・朝飯(フォー・ボー):20000ドン ホテルでシャワー浴びてからぶらっと出て屋台で食べてみることにした。ハノイとダナンはフォーでもブンって麺なのよねー、ワタシは茹でたてのピシッとした麺が食べたいんだが、このブン(と思われる)米の麺は、最初から茹でられてあるので、ぶよぶよなのである。ホーチミンではラーメンのような小麦粉の生麺もあったが、ハノイ&ダナンでは徹底的にブンやったな。でもスープはシンプルに美味いし、ライム搾って唐辛子入れて自分用にカスタマイズさせて食べるのは楽しい。
・朝飯2(バケットサンド):15000ドン これはホテルの近所の屋台、バゲットサンドの屋台はそこら中にあるが、卵を焼いてサンドしてくれるのがここやったのでここに決めた、卵大好き。香草と卵とハムとチリソースでサンド、これで75円は安すぎる。バゲットはパリッと、ソースはちょい辛、これでビール呑みたいくらいやが、だいたい朝に出る屋台なんよなー。
・水(1.5L):10000ドン フォーにパン食えば喉も渇くし、これからフエ行きのバス乗り場まで歩かないといかんしな。
・緑タクシー:100000ドン ここからワタシの行動予定にずれが生じる。ざくっと立ててた予定はこの日にフエ行ってグエン朝王宮を見てソッコー戻って、翌日最終日は午前出発のツアーでもう一つの世界遺産、ミーソンに行く予定であった。なんだが、この朝フロントのおねいさんが前の晩にチケット交渉したおねいさんと変わってて、昨日書いてもらった住所を見せて、ワタシの持ってる地図と照合してもらって、バスの乗り合い場所を特定してもらったんだが、このおねいさんが行けと言った場所は結果的に全然違う所で、言われた通り行って探してみたが当然何も見つからず。迷って着いたそこら辺の人に住所を見せたら全然違うからタクシーで行けと言われるハメに(それだけ結構な距離を歩いて歩いて探すのに費やしてもた訳だ)。結論から言うと乗り合いバスへはホテルを右に出てすぐを北に歩けば15分で着く一本道なんだが、おねいさん、右に出て橋で川越えて北に上がれと地図を差して説明してくれた。川越えてどうするんやっちゅーねん、後から言うとやけど。8時半に着くように出たので、本当の場所を聞いた時点で9時過ぎ、偶然にもすぐに走ってきたタクシーに乗り込んで、前日ホテルのおねいさんが書いてくれた正しい住所に行ってもらったが、既にバスは出発してて、もっと早く来ないと、とツアー会社のおねいさんに言われてしまった。出たものはしゃーないので、手持ちのチケットで明日乗れるように交渉した。あ、緑のタクシーはメーター制なので交渉する必要ないから安心して乗れると思う。しかし100000ドン=500円分の距離とは相当歩け歩けしたこっちゃ、早朝散歩もしてるのに、とほほ。
ちゅーことでバス乗り場から折り返してみたら、上述のように我がロイヤルスターホテルはほとんど一本道であったと判明した訳だ。
前夜のおねいさんがフロントに居ればこうはならんかったであろうに、ま、言うても詮ないこと。
これで明日はフエに行くから当初行く予定やった別の世界遺産、ミーソンがなくなった訳だが、その代わりにダナンを制覇しようと前向きに考える。
まぁ、この程度のトラブルは日常茶飯事、何とかなるさぁぁぁ。
そうしてホテルに戻ってくるそのすぐそこにこんな木があった。
なんかぼこぼこに瘤ができてるんだが、その中の一つに豚みたいな瘤があった。
「けいおん!」に出てくるスッポンもどきの「とんちゃん」にそっくりだったので、ほっこり見入ってしまった、余談。
・ロッテリア(ペプシMサイズ):10000ドン いきなり休憩かい。いやー、この時間で10時半前くらい、午前だけでもクソ暑い中4時間は歩いたんちゃうか、足が痛くて休憩兼ねて水分補給(特に炭酸水)の為に入った。結構ロッテリア多くて、ダナンだけでもワタシは3店見付けた。中には画像のようにケンタと隣り合わせてる店もあった。やはり学生が多く、安価なセットも多かった。ちなみにコーヒーは10000ドン、ソフトクリームは3000ドンであった(15円のソフトクリームって安っっっ!!!)。
またまた道中、訳の分からん遊具発見。
これは前日の晩に見てたのですぐ分かったが、夜は保育所??? か、子供の夜の遊園地 みたいなスペースがあって、電飾と共に回ったり動いてる。
昼見たらこんなB級どころかC級のヒーロー物やったとは、クスリと笑った。
・昼飯(プレートランチ・おかず5品):20000ドン ロッテリアはホテルをだいぶ追い越してるので、ホテル方面に戻ってこれはホテルの並びで焼き肉食うた店の隣くらいで早めのランチ、そういう時間。ここも繁盛店やったので入ってみた。価格は取った物によって当然変わってくる。この時はやっぱ卵に日本にもあるようなピリ辛じゃこに茹で卵、もつ煮込みに菜っぱに魚に豚の角煮か、スープももちろん付いてくる。この店もお茶はコーン茶であった、これって美味しいよなー。しかしどこの店でも何食うても美味しいわ。これで100円やったら家でご飯作らんぞ。
小1時間程時間潰して少し復活した所で、再度ドラゴンブリッジを見に行った。
途中、「Tokyo cakes」というたい焼きの店発見、しかしイメージキャラクターはドラ〇もん、ちょっと違うな、惜しい。
上でも述べてるがドラゴンブリッジは遠いってのに、もう朝の優しい陽射しではなく、容赦ない直射日光、暑いっちゅーねん。
この辺になると逃げ場がないのでひたすら耐えて歩くのみ。
ドラゴンブリッジからも一本南のこれまた最近できたらしい橋をパシャリ、この川はハン川と言うが、これからこの東西両岸はどんどん開発されて発展していくと思うぞ。
ダナン、行っちゃって行っちゃって~~~。
・チャム彫刻博物館:40000ドン ミーソン遺跡から出土された物が主に展示されてるようであった。翌日行く予定やったのに、とほほ。でもこのミーソンの赤土の遺跡って、去年カンボジアのアンコール遺跡群でこれでもかって見たからええか、と強がる。やっと館内という日陰に入ったが、汗が噴き出る噴き出る。扇風機回ってるからそこそこ涼しいが、いかんせんそれまでが歩け歩けしすぎたもんな、ひぃぃぃ。
・水(1.5L):25000ドン 博物館内売店で購入も25000ドン!? ワタシは驚いたね、これぞ観光地価格の超ぼったくり。だから安い所では8000ドンで買えたくらいやねんから、冷えてるとはいえ高すぎる。しかしこんだけ暑くて汗掻いてたので染み入るくらいに美味かったと言っておく。
・MOLLY'S COFFE(アメリカン・アイス・ビッグ):30000ドン 所謂ベトナムコーヒーだね。苦くて甘い。お洒落なカフェかと思って入ってみたが、お洒落ではあったが、学生の溜まり場。ま、だらけるには丁度良かったけど。ベトナムコーヒーは濃いので時間を掛けてゆっくり氷を溶かして飲む。その間、足の疲れを癒す。ちなみに足指にはテーピングが巻かれてる。
・5000円→925000ドン お土産買うにはちょっとドンが不足してるかと思いチェンジマネーしようとずっとこの日は思ってたんだが、ダナンの銀行やホテルでは大概円からの換金はNG。何軒目かに近くの「Vietcombank」で換えてくれると教えてくれたので、行ってみたら昼休憩。なので時間潰すのと疲労回復もあってカフェで休憩してたのだ。ここってホテルにまだ近いので、昼飯後にドラゴンブリッジ・博物館~BK~カフェ~BKと歩け歩けしてる訳だ、ホントによく歩いてる。
さーて、財布も膨らんだので、また歩くか。
ハン川の西側にハン市場というのがあったが、前日見ただけではショボい。
なのでハン市場から西に1km弱、「Vietcombank」からも同様、1km近く歩いた所にコン市場というダナン最大の市場があるというので、夕方前に行くことにした、足痛いっちゅーねん。
・コン市場①(辛味噌):5000ドン 最近ようやっと食べたが、かなり甘くて少し辛い味噌、焼肉にこれつけてサンチュ巻いて食べたら美味しいと思う(持って帰って来んなっつーの)。
それにしてもこの市場の活気は半端じゃなかった。広さもかなりあるので、ワタシならば一日楽しめる。
衣料品から調味料に酒にインスタント食品に野菜に魚に果物に米に香辛料に訳分からん雑貨品にと、何でも揃うと言っても過言ではなかったな。
以下、テケトーに貼っておくので興味のある方は見てクレイ。
夕方やったので、早めの晩ご飯を食べてる人も多かったが、ワタシもここの人達に混じって食べたかったんだが、この時は全くお腹空いてなかったのよねー。
一つ解説しておくと、この黒緑の産毛が付いた種みたいなものはタマリンド、今回ダナンではよく見かけた。
小・中学校の前に買い食い用の屋台がいくつも出てた、皮をむいて甘酸っぱい実を食べるんだが、日本の梅干しとまでは言わんが、懐かしのソウルフードであると言える。
日本でもタマリンドのペーストとか売ってるし、カレーの酸味に使ったりするので、意外と馴染み深いとも言える、豆知識。
・コン市場②(ココナッツミルクキャンディー):80000ドン これは市場の結構奥、何故かここの一区画のおばちゃん達ととても仲良くなってしまった。日本人が珍しかった??? 1つ20000ドンを4つ買った、翌日フエから戻ってきて土産モン買う時間ないと困るから先に。
・コン市場③(ココナッツミルクキャンディー):67000ドン これは市場の入口、買い足らんかったかと思い追加購入。値段の差は何か分からんし、3つで何で67000ドンなのかも不明。
ベトナムはバイクが多いし、建築ラッシュで埃っぽいのでバイクに乗る人は大概マスクしてる。
そのマスクを売る店もやっぱりある、ドラえもんマスクもあった。
・BIGC(お土産各種):366500ドン 暗くなっちゃってるが、コン市場の大きな交差点の丁度斜め向かいの百貨店、地下がゲーセン、1Fはブランド物、2Fはケンタも入ってるフードコート、そんで3Fがベトナムで初めて見たスーパー。万引き防止か、店に入る際には手荷物はロッカーに預けなければならないので、店内画像はない。何でも売ってるが、特にパン売り場には焼きたてパンが勢揃い。かなり充実した売り場になってる。肉も魚も野菜も売ってるし、あらゆる調味料も売ってる。ただワタシが呑みたい酒はなかった。ここで昼間食べたピリ辛じゃこを売ってたので買って帰った(ヲイ)、家で食べたが大変美味くてご飯がススム君であった。
レジでとても上手な日本語を喋るベトナム人女性と出会い、この人は日本語向上の為に明日はどこか案内したいと言っくれてたが、明日はダナン~フエ~ダナンの弾丸ツアーなので丁寧に断った。
彼女もお金目当てと思われるのが心外だったので、お金は要りませんと盛んにに言ってたが、そんなことはあなたの顔を見れば分かりますって。
結局買ったのは激辛の調味料とかカレー粉とか、フォーのスープの素とか、ドレッシングとか、そんなんばっか。
結局、買って帰った物の誰も食べなかったのでワタシが引き取ったが。
このコン市場はホテルからだとゆっくり歩いて30分、重い荷物が増えて重くなって、足もだるいし(朝の5時半からほとんど歩きっぱなし)マメは出来て痛いし、足取りの重いこと重いこと。
しかし自分でここまで来たから自分で歩いて帰らんといかん、歩け歩けー。
・晩飯(ビーフステーキ・ビール小瓶7本):180000ドン 内訳はたぶんステーキ70000ドンにTigerビールが1本15000ドン、ごませんが5000ドンくらいかよう分からんが。とにかくステーキ食うて、ビール7本呑んだってこっちゃ。疲れてホテルの近くまで帰ったらベトナム時間で20時、今夜が最後の晩餐。何でまたステーキやねん、ワタシも謎や。適当な呑み屋が発見できなかったからとも言えるし、ホテルが近いから酔ったとしてもバイクに轢かれる可能性もないと考えたとも言える。しかしステーキかい、ははは。肉は前日同様、決して柔らかい訳でもないが、噛みしめる喜びがある。オレ今肉食ってんぞって。ソースはソースじゃなく醤油に魚醤混ぜたような物に激辛な唐辛子、こんなシンプルで良いんだよ。いやー、盛大に食うて呑んだよなー、我ながら。
・水(1.5L):10000ドン 夜中喉渇くし、寝起きに冷えた水は絶対要るやろ。
まさにこの日こそが歩け歩けベトナム、本当に歩きすぎて精も根も尽き果てた。
ハンパないベトナムの暑さで我ながらよう歩いた。
さー、翌日こそはフエに行けるのか!!!
続きは来年(文章はだから9月末には上がってるんだけどめんどくさいのでつい…)。
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