歩け歩けベトナム②ダナン~ホイアンお小遣い編
明日からまたまた通常営業でどっぷり出張、まずは名古屋。
ざくっと来週は笠岡~福山、再来週は広島市内、最終週は東京を予定してる、しんどー。
すっかり秋になってしまったここ関西であるが、今思い出してもベトナムは暑かった。
そりゃー、快適に過ごそうとしたら日陰で何もせんか、ホテルに籠もれば良いんだが、そんなことしに行ってる訳じゃない。
腑抜けたことを言ってる場合じゃない、どんどん歩いて観光するのだ、歩け歩け!!!
【9月18日】
体内時計がいつものままなので日本時間6時半に毎日目が覚めることになる、ハノイでは4時半。しばらく目をつぶって5時過ぎに前日夜だったので全体像が掴めなかったホアンキエム湖を見に行く。ま、散歩やね、これからどんだけ歩くことになるかも知らずに、くっくっく。この湖は30分もあれば一周できる程の大きさ。それにしてもベトナムの人達の朝は早い。
ホテルのある路地から表に出た所にあるのがこのネオゴシック様式の大教会、早朝ミサでもやってないかと覗いてみたら案の定やってたので出て間もなくいきなり小休止。いかんいかん、もうすぐ雨が降りそうな空模様、とっとと行こう。
ホアンキエム湖だけではなかったが、朝からジョギングしたり、音楽流してフィットネスしたり、ベンチで腹筋したり、もちろんただの散歩の人も居たり、湖で釣りしてる人も居たりと様々。しかしフィットネスへの関心は高いと見た。ベトナムの人のスタイルが良いと思われてるのも、案外こんな努力にあるのかもね。
パノラマ画像くっつけるが、やはり天気が悪いのがよく分かる。
朝フラフープする女性もおった、結構絵になってたのでシャッター押した。
3/4程回った所で雨が降ってきたと思ったら雷が近くに落ちて豪雨も豪雨。流石にバイクの人達も雨宿り、けどこっちの人達は慣れたもん。実際20分程で上がったし。
さて、6時45分くらいになったのでホテルに戻ってシャワー浴びて荷物まとめて朝ご飯、フォーにバナナやけどインクルードされてて1300円やったら安いと思う、古いけど一応エレベーター付いてたし。牛のフォー、フォー・ボーをいただく。
・タクシー:400000ドン(チップ13000ドン) タクシーは前払いで20ドルってことやった、ドルは持ってないのでドン払いだとお釣り13000ドンが返ってきた、要するに387000ドン。なのでホテルのフロントの兄ちゃんにチップ。何でタクシーで行ったかというと、10時の飛行機で早めに着こうと思ったらタクシーが一番確実やと思ったから。バスは1/10の40000ドンやったが、どっから出てるかなんて知らんし。小1時間くらい走って2000円じゃ安いだろ。
ここでハノイとはおさらば、昼過ぎに着いて朝に出るだけやったが、そこそこ満足。印象は道がやたらめったら分かりにくい、特に旧市街。何回迷ったか、とほほ。もっと田舎かと思ってたが、かなり都会。でも遊ぶならホーチミンの方がおもしろい、スケールが違う。
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11時にはダナンに着いた、ハノイでもタクシーに乗った頃からスカッと晴れてきてたが、ダナンはワタシのイメージはリゾート地だったので、まさにぴったりの抜けるような青空。しかし…とてつもなく暑い、こりゃ大変やぞー。
・タクシー:100000ドン ノイバイ空港からハノイの市街地へはバスでの行き方を調べてたが、ダナンではAPと街が近いので何で行ってもすぐ着くかと思った。ターミナル出たらバスが待ってる訳でもなく、案内役の兄さんに、予約してるロイヤルスターホテルまでと言ったら100000ドンと言われタクシーに乗せられてホテルに行ってもらった。街の印象は小じんまりしてるが、ハノイよりよほど近代的。どんどんビルやホテルも建つのであろう。
これが2泊した我がロイヤルスターホテル、かなり愛着持ってる、フロントの女性の一人にはとても親切にしていただいたのでなー。ホテルに荷物を置かせてもらおうとチェックインしに行ったら、部屋を使っても構わんと言うので、こりゃラッキーと荷物を置いて早速ダナンを拠点とした世界遺産巡りその1に向かうことにした。
・昼飯(プレートランチ・おかず5品):35000ドン 16~17世紀には日本人町があったというホイアンに行こうとしてるんだが、まずは腹ごしらえ。お客さんの多い食堂があったので入ってみることに。野菜とアジみたいな魚と目玉焼き(玉子好きじゃぁぁぁ)にモツの煮込みみたいなんと、小さいしじみを煮たようなの5品で30000と5000の疑似札をくれて後払い。お米はおこわでもなければ長米種でもないが、おかずがどれも美味しいのでご飯がススム君。後ろの客は途中でご飯継ぎ足してもらってた、そんなんありなんや。
・ホイアン行きバス:50000ドン ホイアンへ行くバスがダナン大聖堂前から出るというのは前もって調べてた。10分程待ってたらバスが来たので乗り込む。しばらくすると目つきの悪い兄ちゃんが料金を徴収しに来る、20000ドンを出したら、50000ドンだと言われてしまった、むむう、仕方あるまい。小1時間の小トリップとなる。ここでドラゴンブリッジを発見して、翌日行く訳だ。
・トイレ:2000ドン 観光地とかでは有料のトイレは多い、ほとんど2000ドン=10円。小なら問題ないが、大だと怖いトイレも中にはある。ここはバス乗り場のトイレね。
・水(1.5L):10000ドン トイレも行ったし、これからしっかりどえりゃー暑い中歩け歩けするし、ってことで同じくバス乗り場の売店で購入。
・バイクタクシー:15000ドン 世界遺産の町並みはこのバスターミナルからそうは遠くないんだが、初めての人には当然ながら行きにくい。なのでバイクタクシーの客引きはしつこい。当初、イランイランと言ってたが、ワタシが反対側に向かって歩いて行ったのを見過ごせなかったようで、一応親切ながら乗っていけというので、値切って15000ドンにしてもらった。バイクだと5分程度で着いちゃう、けど歩いて行くには分からんからな。帰りはいろいろあったので歩くんだが、遠いと思って覚悟したが、拍子抜けするくらい近かったので笑った。
・ホイアン共通入場券:120000ドン 写ってる奥のチケット売り場で買う。この小さな世界遺産の町の建築物に入るのはタダではない。5枚綴りで120000ドン=600円、高っっっ。そんなたいして見るとこなんてないのに120000ドンも取るんか、くそう。ワタシが行った中でここと近い印象はマレーシアのマラッカ、マラッカ海峡のマラッカね。あそこはアジアとヨーロッパが混在してる町並みでとても小じんまりしており、そこが世界遺産になってるんだが、ここにはヨーロッパ色はない。旧日本人街ってことがポイントなんか??? 全体的に可愛らしい町並みはええけんど、何でも観光地価格で高い。町ぐるみで儲けようとしてる雰囲気がひしひしと伝わってくる。欧米人はこういう古くて懐かしいアジア的な町好きなんやないかなー、ワタシはチャチな観光地としか思わんかったが。
・虫養い(カオ・ラウ):30000ドン ホイアン名物の麺料理。ワタシの古いガイドブックには日本の伊勢うどんがルーツかも、みたいなことを書いてあったので、是非とも食べたかった。超暑いホイアン(ホイアンに限らずどこでも暑いが)、15時くらいにおやつで食べた。麺はうどんと言うよりビーフンのきしめんみたいなので加水率が低い少し固めの麺。そこにチャーシューとパリッとしたワンタンの皮ともやしに貝割れにレタスにミントが載ってる、タレは魚醤をスープで割ったようなの。これを混ぜ混ぜして食べる。伊勢うどんのもっちもちとは対局の麺だが、これはこれで悪くない。途中、つゆの追加が来たので、つけ麺風にしてみた。たぶんホイアンでつけカオ・ラウが今頃流行ってるんちゃうかなー(つけ麺嫌いなくせによう言うわ)。
・トイレ:2000ドン 福建会館の中のトイレ、まだきれかった。
・水(1.5L):15000ドン 15000ドンもするんかい、観光地価格やなー。
・バゲット:3000ドン ベトナムは旧フランス領、なのでパンが美味しい国。偶然にもパンを焼いてる所を発見したので1つ買ってみた、まさに焼きたて。ここは卸専門だと思われるが、快く分けてくれた。そのパンはパリッパリではないが、サクッとして中はもちっ、焼きたてやもん、そりゃ美味いわなー。塩気控え目でいかにも具材挟んで食べたら美味しいやろうってパンやった。
えーっと、ホイアンから帰り歩いて帰った理由とは、上の行きに乗ったバイクタクシーは商魂たくましく、帰りは16時に迎えに来ると宣言してたが、しばらく待ってみたが来そうにないのでしゃーなし歩いてみたら、15分ほどでバス乗り場に着いちゃったってこと。帰ってみればあっけない程の距離、しかし初めて行った土地なら分からん、ましてや外国。帰りならまだしも行きくらいはバイクタクシーで行くことをお勧めしよう。そんでバス乗り場に着いたら、バイクタクシーのオッサンはメシ食うてて、ワタシと目が合い、申し訳ないって素振り。ま、儲からん客より金払いの良い客を捕まえる方がヨロシイ。
・ダナン行きバス:50000ドン 帰りはもっと安く乗ったると思ったら、行きと同じ目つきの悪い兄ちゃんに当たってしまい、やっぱり50000ドン。ここも商魂たくましいわ。
ちゅーことでダナンに戻ってきたらもう17時、ホイアンへの道中に五行山って観光地があるんだが(行きは車内で撮影、先に見える山、帰りは夕方になっとるね)、ワタシは山登りとか全く興味ないのでスルーした。全く後悔はない。
・フルーツ(カスタードアップル・マンゴスチン・ランブータン):100000ドン ハン市場の前のフルーツ屋さんで購入。現地ではマンカウと言うらしいが、このカスタードアップルなんて初めて知った。おばちゃんがお勧めしてくれた、大仏さんの頭の螺髪(イボみたいなのね・不遜なことを)のような皮をむしると中が白い身になってて、これが柔らかくて実に上品な甘さでバニラのような香り、ちょっと驚いた。ガイド本見たらカスタードアップルと載ってて、なるほどと納得。マンゴスチンもメチャメチャ高貴な甘さやけど、これも劣らぬ美味さであった、ハマるわこれ。ちなみに長期の保存と運搬に向かない理由から、日本にはほとんど輸入されてないらしい、ザンネーン。
・歯ブラシ・歯磨き粉・水1.5L:50000ドン ハン市場内で売ってたので買った、それぞれ20000ドンであったようだ。水だけ10000ドンね。ここの市場より中心地にもっと巨大でおもろい市場があるので、絶対そっちの方が楽しいと思う(19日編で)。
・晩飯その1「ベトナム」(ステーキ&ポテト・スイカ・ハイネケン2缶):140000ドン
ここってワタシの持ってる本にはシーフードが美味いって書いてあった。けんど行ったらお客さんが入ってなくて、従業員はメシ食うてて、ワタシが入ると皆でワタシにサービスしだしたので、こりゃ参ったと。最初は海老を注文してたんだが、意志の疎通が上手くいかなくなり、何故かステーキになってしまった(苦笑)。肉は噛み応えはあるが決して不味くない。デザートで最後スイカが出てきたんだが、ベトナムでもスイカに塩、どころか唐辛子まで付いてくる。これが結構イケルのだよ、甘いと辛いで引き締まるのだねー。
・酒:80000ドン だから缶ビール2本じゃ全く足りないんだって。高級な洋酒とか売ってる店があって、小さいボトルの酒はないかと尋ねたら、この酒を持ってきてくれた。韓国の酒で度数も程々で味も悪くない、これが残り2泊の寝酒となる。
・晩飯その2(焼肉・ビール小瓶5本):19万ドン だから何で立て続けに肉食うてんだよー。しかも今度は焼肉ってか。ホテルの4・5軒くらいの並びにやけに流行ってる店があった。歩道にまでテーブル出して、焼肉とか鍋を盛んに食べてた。それ見たら食べたくなっちゃったのだねー。付き出しにごませんが出てきてちびりちびり呑ってると出てきましたよ、焼肉セット一式。チープな鉄板いや、アルミ板みたいなので焼く。最初の脂がまった凄い。んで肉のボリュームが結構あんのよ、食べても食べても減らん。そんで蒸しっと暑いからビールが止まらん、ぐいぐい呑んでしまった。タレは醤油に魚醤を合わせたのに唐辛子、シンプルやけど美味しいね。決して肉汁溢れるとかではないが、肉食った感は強く残った豪華な金曜の晩ご飯。
・フエ行きバス:200000ドン ホテルに戻ってフロントのおねいさんに翌日の世界遺産の町フエに行くツアーバスのチケットをお願いした。泊まってるこのホテルはどうするのかと訊かれたが、明日行って帰ってくると言ったら驚かれた、1wayじゃないのかと。だから最初100000ドン払ったが、帰りの100000ドンを追加で払った。おねいさんは運行するツアー会社に連絡して行きと帰りを押さえてくれた様子。拾ってくれるバス乗り場と帰りのフエ発のバス乗り場の住所を書いてもらって明日朝8時半に行けと言われた。ここまでは良かったのだが、後からいくつもすれ違いが生じることになるとは、この時は思いもよらんかった。
という所までで9月19日に続く、いつか(っていつかかーい)。
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